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 作文教育の言葉の森が、公立中高一貫校対策の全教科学習クラスを始めます――中学生は公立高校入試対策。5月4週説明会 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
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作文教育の言葉の森が、公立中高一貫校対策の全教科学習クラスを始めます――中学生は公立高校入試対策。5月4週説明会 as/3710.html
森川林 2019/05/08 16:42 

■どんな勉強をするか――小1、小2は、暗唱、読書、対話、自然、計算

 小1から小2にかけては、学力の準備をする段階です。
 この時期に、小学校低学年の時期に最も得意となる暗唱力をつけます。
 暗唱の力がつくと、学年が上がったときに教科の知識を覚えることが苦にならなくなります。
 読解力、表現力の基礎となるのが、読書と対話です。
 読書には説明文も取り入れ、対話には抽象的な話題も取り入れます。
 理科の学力の基礎は、自然との触れ合いです。
 星の観察、虫捕り、生き物の飼育など、遊びの中で自然との接触を楽しみます。
 公立中高一貫校入試の算数は、早い計算力があると有利です。
 算盤も含めた計算練習に力を入れていきます。
 小学1、2年生は、問題集を解くような勉強はせず、生活の中で学力の土台を作っておく時期です。

■小3、小4は基礎学力

 小3から小4にかけては、全教科の自主学習の習慣をつけ基礎学力をつけます。
 この時期に、学習塾の一部で行われている難問を解く練習は必要ありません。
 小4までの基礎学力がついていれば、難問は受験期の1年間で間に合うからです。
 ただし、基礎学力の中で最も重要なのは、知識ではなく思考力や語彙力です。
 大量の宿題をこなすのに時間をかけるのではなく、考える力や書く力を重視した自主学習を行います。

■小5からは1年間先取り学習

 小学5年生から抽象的な思考力が育ってきます。
 この時期に、小学6年生までの学習を先取りして行います。
 なぜ先取りするかというと、小学6年生で受験に特化した勉強をするためです。
 特に、差のつきやすい算数は、受験に対応した難問を解く練習をしなければ対応できません。
 算数の先取り学習が小学5年生の重点です。

■小6は受験対応学習

 小学6年生の最後の1年間、特に夏休みからは受験に対応した集中学習をします。
 過去問を分析し、定期的に模擬試験を受け、弱点を補強しながら勉強を進めます。
 入試は総合点で決まるので、得意を伸ばすよりも苦手を直す方が効率がよいからです。

■合否に関係なく実力さえつけておけばよい

 試験は水物です。
 特に、公立中高一貫校の入試は、難問を含めた大量の問題を限られた時間内に解かせることで差をつける試験になっているため、必ずしも生徒の実力を反映したものになっていません。
 だから、合否の結果は重要ですが、もっと重要なのはそれまでにつけた実力です。
 実力さえあれば、その後の人生で何度でも逆転の機会があります。

■公立高校入試は、中1から先取り学習で

 公立高校入試対策も、大事なことは全教科の基礎学力をつけておくことです。
 そして、高校入試の場合も、中学3年生の最後の1年間は受験に特化した集中学習を行う必要があります。
 そのために、中2の終わりまでに自主学習で数学の先取り学習を行います。
 また、定期テスト前の1週間は、集中的に試験対策を行います。
 今後の入試は、思考力と記述力が問われるようになります。
 だから、教科の勉強と並行して、毎日の読書は必ず続けていく必要があります。

■オンラインの全員対話型学習で意欲的に学習できる

 言葉の森のオンライン学習は、顔の見える少人数で全員が対話に参加できます。
 一斉指導や個別指導では受け身の勉強になりがちですが、この対話型学習では誰でも主体的に学習できるようになります。
 また、オンラインなので家庭にいながらにして勉強できるとともに、必要に応じていつでも先生と保護者との話し合いができます。
 中学受験、高校受験では、先生と生徒と保護者の連携が必要になるので、このオンライン環境が役に立ちます。

■全教科自主学習の勉強の流れ

 生徒は、授業の時間にZoomの会場に入ります。
 それぞれの生徒が、今行っている勉強の報告、今日行う勉強の予定を報告をします。
 そのあと、演習を行います。
 生徒が自分で問題を解き答え合わせをし、わからないところをメモします。
 先生が生徒ひとりずつ勉強のチェックを行います。その際、勉強の方向なども相談します。
 生徒がわからないところで、説明に時間がかかる場合は掲示板で対応します。
 生徒全員のチェックが終われば授業は終了ですが、生徒はそのまま会場で勉強を続けられます。
 学習の定着度を確認するために、定期的にテストを行います。
 先生と保護者が学習状況を共有するために、定期的に保護者面談を行います。

■5月4週に全教科自主学習クラスの説明会

 5月4週に、小学1年生から中学3年生の保護者の方を対象にした「全教科自主学習クラス」のオンライン説明会を行います。
 この説明会には、言葉の森の生徒の保護者以外の方も参加できます。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=hog201905

■全教科自主学習クラスの時間帯

 全教科自主学習クラスの時間帯は、月曜から金曜の18:00~18:45、19:00~19:45、及び金曜の20:00~20:45です。
 全員が参加するコアの時間は45分間ですが、自主学習はそのままそのクラスに残って勉強を続けることができます。
 また、早めにクラスに入り、自分で先に勉強を進めていることもできます。
 全員対話型の少人数クラスなので、定員は6名程度になります。
 参加希望者が増えれば、クラスを分割し、学力別のクラス編成にしていきます。
 
1800~
1900~
2000~××××


■費用は週1回45分間で月額3.240円という低価格

 全教科自主学習クラスの受講料は、週1回45分間で月額3.240円です。
 全員対話型の密度の濃い授業でありながら、料金をこのように低価格に抑えたのは、どなたでも参加しやすくするためです。
<受講形態の例>
 作文クラス自主学習クラス合計週合計受講料
例1週1回なし週1回8,434円
例2週1回週1回週2回11,674円→おすすめ
例3週1回週2回週3回14,914円→おすすめ


 作文クラスと合わせて週6回の授業を受けても、合計受講料は24,634円です。
 自主学習は、日常的に行うことが習慣になれば実力が確実につきます。

■作文クラスと全教科自主学習クラスで理想の学力を

 作文力は、これからの社会でますます必要になります。
 それは、作文を書く力が、読解力や思考力や語彙力を含めた日本語の総合的な学力になるからです。
 その作文力とともに、全教科のバランスの取れた学力をつけることが、これからの子供たちの理想の学力となります。

■発表学習クラスで更に高度な創造的な学力を

 発表学習クラスは、身近な経験を学問に発展させ、その学問を更に創造にまで発展させることを目標にした高度な学習クラスです。
 作文の勉強と全教科自主学習の勉強のほかに、更に余力のある人は、この発表学習の勉強に参加するといいと思います。
 ここでは、決められたカリキュラムのようなものはありませんから、ある意味で受験勉強の先を行くような学習も行なえます。
 この発表学習クラスの学力の先にあるものが、東大推薦入試型の学力です。
<発表学習クラス参加も入れた受講形態の例>
 作文クラス自主学習クラス発表学習クラス合計週合計受講料
例1週1回なしなし週1回8,434円
例2週1回週1回なし週2回11,674円
例3週1回週1回週1回週3回14,914円→おすすめ
例4週1回週2回週1回週4回18,154円→おすすめ


■オンラインの学習教育とリアルな合宿教育

 子供たちのバランスの取れた成長に必要なものは、学習という情報処理だけでなく、リアルな自然や友達との関わりです。
 情報は抽象化された一面しか持っていませんが、現実は無限に多様な側面を持っています。
 その多様な現実に対応する力をつけるのが合宿教育です。
 今年の夏休みは、言葉の森の那須合宿所で、日数と日程が選択できる作文読書国語算数合宿を行います。
 これまでの合宿は、外遊びが中心でそこに読書と作文が加わる形でしたが、これからは、作文読書ともに国語算数という午前中の学習にも力を入れていきます。
 那須合宿所は、保護者の方も参加できるので、子供の勉強に関する懇談会も充実させていきます。
 また、将来言葉の森の講師を目指している方も、この合宿に参加して子供たちの勉強の様子に接すると参考になると思います。
https://www.mori7.net/stg/201907ns/


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

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森川林 2019年5月8日 20時14分  
 作文教育を37年間続けてきた言葉の森が、公立中高一貫校対策、公立高校入試対策の全教科学習指導を行います。
 受験は実力で合否が決まるわけではありません。勉強の重点の置き方が最も大切です。
 現在の受験のコツは、算数数学で高得点を取ることです。
 そのためには、受験期の半年か1年ほど前までに算数数学を先取り学習で済ませておき、受験期には受験向けに特化した難問を集中的に取り組むことです。
 その取り組み方のコツは、自分でこれと決めた問題集を1冊、できないところが1問もなくなるまで徹底して繰り返すことです。
 このやり方で、算数数学の得点は数か月で急上昇します。
 だから逆に、低中学年のころは時間をかけて難問などをやる必要は全くありません。
 低中学年のころは、基礎学力をしっかりつけるだけで、あとは読書と多様な経験と幸福な生活を送ることなのです。


nane 2019年5月8日 20時27分  
 受験にはコツがあります。
 しかし、多くの人は、学習塾や予備校に言われたとおりのことをやるだけで、自分で工夫することをしません。
 だから、長時間の詰め込み勉強になるのです。
 作文がよく書けて、考える力のある子でも、そういう受験勉強の方向までを決めることはできません。
 だから、言葉の森が、無駄のない受験勉強のコツを教えることにしたのです。


森川林 2019年5月9日 5時33分  
 小学1、2年生の項を追加しました。
 公立中高一貫校対策として小1から取り組むものは「勉強」ではありません。
 高学年での勉強の基礎となる姿勢を作っておくのです。
 例えば、メダカなどの生き物を育てることが、将来の理科好きの基礎になります。
 日常生活の中で楽しくできるものが、低学年の時期の勉強なのです。


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