ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 315番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
マインドマップ風構成図の意義と方法(まず意義から) as/315.html
森川林 2008/11/22 04:13 
マインドマップ風構成図


音声
2倍速

文章
 マインドマップというのは、創案者であるトニー・ブザン氏の商標です。
 ここで説明するのは、マインドマップの手法ではありません。私(森川林)が、マインドマップが日本に紹介される前から、独自に行っていた発想法です。ただ、枝分かれをする外見がマインドマップに似ているので、マインドマップ風の構成図という名前で説明しています。

 では、マインドマップ風構成図の意義と方法を説明します。
 これから、中学生以上の生徒のみなさんは、このマインドマップ風構成図を書いてから作文を書くという形で勉強していく予定です。

 まず、意義を簡単に説明します。
 脳の中には、たくさんの情報があります。このたくさんの情報を、人間は短期記憶を使って考えています。
 短期記憶というのは、7つぐらいのものを覚えておく記憶です。例えば、初めて聞く電話番号は、その場でしか復唱することができません。そういう記憶が短期記憶です。記憶には、このほかにいろいろな種類がありますが、今はあまり関係ないので説明しません。
 短期記憶は短い時間しか覚えていられませんが、いくつかの記憶単位を一つのまとまりにすると覚えやすくなります。これをチャンク化と言います。例えば、√5を2.2360679と覚えるのではなく、「フジサンロクニオームナク」と覚えるようなやり方です。一つ一つの数字を覚えるのではなく、数字のグループをひとまとまりの意味をもったものとして覚える覚え方です。
 さて、人間は、7つぐらいの短期記憶という狭い筒を通して脳の中の多数の情報を見る、という形でものを考えます。だから、筒が見ているところは思考の材料になりますが、筒が通り過ぎたところやまだ見ていないところは、思考の材料になりません。短期記憶の枠からこぼれてしまうのです。
 そこで、作文を書くときに、少し文を書くと少し考える、また少し文を書くと少し考える、という書き方をするようになります。つまり、書きながら考える、又は考えながら書くという書き方をしてしまうのです。
 このために、文章を書くのは、とても時間のかかる作業になります。また、書きながら考えるので、構成がうまくまとまらない場合も出てきます。言わば、書き上げてみないと、どういう作文になるかわからないというという書き方です。
 ところが、マインドマップ風構成図は、とりあえず頭の中にある情報をすべて紙の上に並べることができます。これは、ブレーンストーミングやKJ法などの考え方と似ています。
 書き上げた材料を眺めると、それは自分の脳の中にある材料を眺めていることと同じです。全体を眺めているうちに、無駄のない構成ができてくるのです。

 したがって、マインドマップ風構成図を活用した新しい作文の書き方は、次のようになります。
 マインドマップ風構成図は思考する作業だけを分担します。作文は表現する作業だけを分担します。作文を書きながら立ち止まって考えるような書き方は、もうしません。このように思考と表現を分離することで、能率をアップすることができるのがマインドマップ風構成図の特徴です。
 更に、これは能率を上げるだけではなく、新しい「知」を創造するということにも結びついていきます。
 以上が、マインドマップ風構成図の意義です。


四行詩
 これまでは、狭い筒の中から、ものを見ていた。
 これからは、ものをいったんすべて並べて、広い視野でものを見ることができる。
 すると、大事なことは、並べる手法ではなく、並べる中身の方になってくる。
 並べる材料が少なければ、筒から見ても広げて見ても、見え方は変わらない。

笑い
「人間がものを考えるときの記憶は、短期記憶なんだよ」
「それで、怒りやすいんだね」
「それは、短気記憶」
「じゃあ、のんびりしている人は、のんき記憶だね」あのなあ。


 この記事は、森川林のブログにも掲載されています。
http://ameblo.jp/kotomori/entry-10168002141.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 314番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
明日、「マインドマップ風構成図の意義と方法」アップロード予定 as/314.html
森川林 2008/11/21 20:59 
 もう構成図も、音声入力も済ませましたが、明日原稿をアップロードする予定です。
 できれば、来春1月から、中学生以上の生徒には、マインドマップ風構成図の書き方をマスターしてもらいたいと思います。
 普通の作文の書き方よりも3倍から10倍能率がよくなります。しかも、疲労度はぐんと減ります。
 明日をお楽しみに。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 313番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/2
ホームページのアクセス直りました as/313.html
森川林 2008/11/18 15:29 
 18日15:30ごろ、ホームページのアクセスが回復しました。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。

コメント331~340件
……前のコメント
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習