音読をしていると頭がよくなります。そのことを食べ物との対比で考えてみます。
食べ物は、よくかむと消化しやすくなります。たとえば、肉を食べると、たんぱく質からアミノ酸へと分解されていきます。よくかむことによってサイズが小さくなり、酵素が働きやすくなることによって分解されるようになります。食べ物は、分解されて初めて自分の体内に吸収されます。
文章も同じです。よく読むことによって、表面上の言葉の理解からより深い理解に進んでいきます。
表面上の理解とは、概要を理解して、それを自分の生活に役立たせるような理解の仕方です。文章を読んで理解して、そこに書かれている内容を自分のアクションに結びつければ、それでその文章の役割は終わります。これを使い切りの文章と言ってもいいかもしれません。私たちが通常読む文章は、ほとんどこういう読み方です。
これに対して、何度も繰り返し読む文章では、それぞれの言葉の背後にある、言葉の持つ文化も含めて理解できるようになります。
たとえば、「出口のないトンネルはない」という言葉があります。これを何度も反復して読んでいると、出口にもいろいろな出口があるということが思い浮かんできます。また、トンネルにもいろいろなトンネルがあるということが感じられてきます。さまざまな出口とさまざまなトンネルがあるということが、自分の経験や社会の文化の蓄積から、豊富な枝葉を伴って理解されてくるということです。
このような理解の仕方をすると、文章が生きた言葉となり、自分の血や肉となって吸収されていきます。
ところが、このように何度も繰り返して読む深い理解の仕方の勉強は、なかなか続けることができません。なぜかというと、音読や暗唱そのものが自己目的化しているような勉強の仕方では、その単純な勉強に飽きてくるからです。
言葉の森では、暗唱、音読した文章を作文や小論文に生かすという形で発展させていくことができます。音読によって、頭がよくなったということが、作文によって確かめられるという仕組みになっているのです。
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言葉の森の代表である森川林の個人ブログをスタートしました。
これまであちこちにあったブログはそのままにして、新たにアメーバブログで教育と未来に関する記事を中心に書くことにしました。
ここで、マインドマップ風の構成図と音声入力と四行詩とユーモア表現の実験をしていく予定です。
タイトルは、「詩と思索と笑いの日々」です。
http://ameblo.jp/kotomori/
目標、毎日更新。
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10月27−29日にかけて、配線工事のため、夜間の留守番電話が使えない状態になっておりました。
この間にお電話をくださった皆様、申し訳ありませんでした。
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小1の9.4週の読解問題8番で、選択肢の3と4が逆になっていました。
正解は、「いちばん大きいメスのクマノミが死ぬと、次に大きいオスがメスになる」でした。
11.1週の山のたよりで点数を修正しています。小1のみなさん、ごめんね。<(_ _)>
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11月から、港南台の通学教室で、長文暗唱400字の自習を始めることにしました。
自習の仕方が軌道に乗ってきたら、通信教室でも実施できるようにしていきたいと考えています。
今回は、その暗唱の方法を説明します。このあと続けて、暗唱の意義、暗唱の成果、今後の展望を説明していく予定です。
また、港南台の通学教室では、中学生以上に、マインドマップ風の構成図を書いてから作文を書き出すやり方を実験しています。このくわしい方法、意義、成果なども、このあと説明していく予定です。
では、まず長文暗唱の方法から。
毎日の自習として、次の週の課題の長文を1ページ音読するというのは、これまでどおりです。
しかし、1ページの音読は、5分程度で終わると思います。生徒のみなさんの中には、国語的な勉強は、この音読だけで、読書などをほとんどしていないという人もいます。これでは、国語の力はなかなかつきません。
長文暗唱は、この1ページの音読のあと、長文の一部をもっと密度濃く読むようにしたものです。
課題の縦書き長文は、小2までは1行約20字、小3からは1行約30字です。この長文の約4行程度のきりのよいところまでが1日の暗唱の範囲です。
タイマーなどで10分間をセットしておき、長文4行(約100字)分を音読します。
この場合の読み方は、自分の声が自分に聞こえる程度にということだけが条件です。早口で読んでも、歩きながら読んでも、一切かまいません。むしろ、句読点などであまり区切らずに早口で読んだ方が覚えやすいでしょう。また、歩きながら読む方が読みやすいという人も多いと思います。
普通の人は、最初の4、5分で、長文をいちいち見ないでも読めるようになるでしょう。そうしたら、長文を見ずに、学校に行く支度をしたり、シャワーを浴びたり、ラジオ体操をしたりしながら読んでいくこともできます。10分間のタイマーが鳴ったら、音読は終了です。
暗唱というのは、新しい頭の使い方をすることなので、人によっては眠くなることもあります。そのときは、短い時間でも寝てしまった方が記憶に定着しやすくなります。
さて、1日目の暗唱をこのように終えて、次は2日目です。2日目の暗唱は、同じ長文の続きの4行(約100字)分を音読します。つまり、長文の100−200字目の100字分を暗唱するということです。これも、同じように10分間音読をして暗唱します。2日目の100字を暗唱するとき、1日目の100字はもうほとんど忘れていると思います。それでもかまいません。
3日目は、同じ長文の次の4行(約100字)分を音読して暗唱します。つまり、長文の200−300字目の100字分を暗唱するということです。2日目までの長文は、もうほとんど忘れていてもかまいません。
4日目も、同じように次の4行(約100字)分を音読して暗唱します。これで、4日間を通算すると400字の長文を暗唱したことになりますが、4日目に覚えているのは、その日に読んだ300−400字目の100字分だけでかまいません。
さて、いよいよ5日目です。今度は、4日間で読んだ400字分を全部続けて音読します。文章が長いので、4、5分では暗唱できないかもしれません。しかし、10分間音読を続けていると、次第に暗唱できるようになってきます。
6日目も同じように、5日目に読んだのと同じ400字分を10分間音読して暗唱します。
7日目も同じです。
このような形で音読をしていくと、400字分の長文が暗唱できるようになります。
ここで、音読を近くで聞いているお父さんやお母さんに注意しておきたいことは、決して読み方の注意などをしないということです。子供の音読を聞いていると、普通の大人の人はつい注意したくなります。子供の読み方がうまくなかったり、つっかえて読んだり、区切り方が不適切であったりすることが多いからです。しかし、読み方を注意すると、そのことによって読むことが負担になるというマイナスの方がずっと大きいのです。
もし、いい読み方を教えてあげたいのであれば、子供に注意するのではなく、お父さんやお母さんが代わりに読んであげてください。しかし、その場合も、「だから、このように読みなさい」とは要求しないことです。お父さんやお母さんの読み方を何度も聞いているうちに、子供の読み方も自然に上手になっていきます。
注意をせず、よいところを褒めるだけで、自然に上手にさせるというのが勉強の基本です。
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10月から体験学習をされた小3の生徒の長文のレイアウトが少しくずれていました。
読むのに差し支えはありませんが、空白部分が多いので、おかしい感じがされた方もいらっしゃると思います。
これは、文字の大きさが小3の学年サイズなのに、長文が小2用の大きい文字として設定されていたためです。
該当する生徒のコードは、下記のとおりです。(順不同)
かりひ きいや きうみ おとそ ききほ たにし きかい ひたか かめら じおん まさみ きいい きいけ きうす こうこ
申し訳ありませんが、今学期はこの形のまま読んでくださるようお願いいたします。
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月曜日と火曜日火曜日と水曜日の生徒の「山のたより」に、賞状がついていませんでした。
印刷担当者との打ち合わせが不充分だったために二週続けて賞状が漏れてしまいました。
火曜日と水曜日の生徒のみなさん、許してね。来週は必ず入れます。
ウェブの山のたよりで、「賞状を表示する」にチェックを入れると見ることができます。
https://www.mori7.com/oka/iyama.php
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不況の深化により、生徒のみなさんのご家庭で、倒産や失業まで行かなくても給料減少などの問題が今後起きてくることが考えられます。そこで、言葉の森では、受講料の支払が負担になった場合、奨学生制度を設けることを検討しています。
不況は、長期化するといっても10年程度だと思われますで、その期間だけ受講料の納入を保留していただき、不況から回復して余裕ができてからその期間分の支払をしていただければよいという形です。これは、勉強の機会均等を保障するための措置です。
ただし、コストはできるだけかけないようにしたいと思いますので、奨学生の場合、山のたよりや言葉の森新聞はウェブで見ていただくようになると思います。また、奨学生の場合は、作文の添削もウェブで見ていただくような形になると思います。したがって、奨学生となった方は、インターネットの接続だけは確保していただくようお願いします。(学期ごとの教材の郵送や、毎週の先生からの電話は、これまでどおり)
事態はまだそれほど差し迫ってはいませんが、いつ大きな問題が来てもいいように、準備だけは進めておきたいと思っています。
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