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言葉の森の作文の勉強はなぜ長続きするのか as/2664.html
森川林 2016/09/11 15:10 
修 削


 言葉の森では、小学校2、3年生から勉強を始める子が多いです。
 本当は、小学1年生から始めた方がいいのですが(それは、作文に合わせた音読や対話という家庭学習の習慣ができるからです)、小学3年生ぐらいまでに始めると、作文を書くという勉強が毎週の習慣のようになってきます。

 そして、いったん毎週作文を書くことが習慣になると、学校の勉強や部活などが多忙になっても、作文を続けていこうとするようになるのです。
 作文教室というものは、言葉の森以外にもあると思いますが、ほかの教室では、小学校低学年から始めて高校生まで続けるようなことはまずありません。そこまでの指導カリキュラムがないということもありますが、もしあったとしてもそのように長期間勉強を続ける生徒はまずないのです。

 この継続率は、作文の提出率などにも表れてきます。
 ある作文講座では、月2回ぐらいのペースで、作文の課題もカラフルでわかりやすいものになっていますが、提出率は80パーセントということです。
 言葉の森では、月4回の課題で(うち1回は清書)、作文の課題は感想文も含めたかなり難しいものもありますが、小学1年生から中学3年生までの合計の提出率が94パーセントです。
 この提出率の違いは、そのまま継続率の違いになっていると思います。

 言葉の森で小学校低学年から作文の勉強を始めた生徒も、中学受験があったり、中学で部活が忙しくなったり、高校受験があったりすると、途中でやめることがあります。
 しかし、やめたあとも、また作文や国語の勉強が必要になると、数年間のブランクのあと再開するという生徒がとても多いのです。

 大学入試に向けた小論文の勉強では、予備校などでも講座が用意されていると思いますが、そういう予備校の小論文講座ではなく、言葉の森の作文の勉強を思い出して、「小学生のときに教わった○○先生に、また習いたいのですが」というような問合せがよくあります。

 なぜ、このように長く続ける生徒が多く、またいったんやめても、必要があると再開する生徒が多いかというと、いちばんの理由は、担任の先生の毎週の電話指導があるからだと思います。そして、もうひとつの理由は、言葉の森独自の褒める指導を中心にしているからだと思います。

 もちろん、中には、言葉の森の勉強をしても、あまり軌道に乗らず途中でやめてしまうという人もいるかもしれません。しかし、その理由の中には、家庭のフォローの不足もあるのです。

 というのは、作文の勉強というものは、勉強の中でいちばん心理的負担の大きいものだからです。これは、大人の人が実際にやってみるとわかりますが、ほかの勉強に比べると作文の勉強は始めるときに一大決心のようなものが要るのです。

 こういう負担の大きい作文の勉強を続けるためには、先生の電話指導だけでは不十分です。
 課題に合わせて親子で対話してくるという事前の準備や、子供の書いた作文には直すところに目を向けるのではなくよいところを認めて褒めてあげるような配慮や、毎日の音読と読書を気長に続けるような家庭学習の習慣というものが必要になってくるのです。

 こういう家庭での対話や読書や褒め言葉があれば、毎週の指導でどの子も必ず上達していきます。
 ただし、作文の勉強は、国語力という大きな土台が下に隠れている氷山のようなものですから、勉強してすぐに成果が出る子もいますが、なかなか成果の出ない子もいます。しかし、長い目で見れば、どの子も必ず上達します。
 だから、作文の勉強はまず長く続けられることが大事なのです。



コメント欄

kira 2016年9月12日 9時9分 52 ▽
 幼稚園から小学校、大学に進学するまで、ずっと担当する生徒さんもいます。自然に、作文が成長します。

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言葉の森の作文の勉強はなぜ長続きするのか 森川林 20160911 に対するコメント

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