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勉強の目標は、社会に出て仕事をすること as/2895.html
森川林 2017/03/28 14:14 


 受験の状況は毎年のように変わってきます。
 去年はこういう傾向だったが、今年はこういう傾向になったという話がよくあります。
 そして、2020年度には、大幅な大学入試改革と高校の学習の改革があります。

 こういう変化の中にいると、保護者はどうしても不安になります。
 そして、ここはやはり専門家に任せておいた方がいいと考えてしまうのです。

 しかし、人間の成長の基本は、昔から何も変わりません。
 そういう小手先の、新しい傾向がどうなったかというようなことは些細なことです。

 いちばん大切なことは、自主的に勉強に取り組むということです。
 人に言われて従うだけの勉強では、一時的には効果があるように見えても、長い目で見ると大きな成長は望めません。
 多少無駄な回り道があったとしても、自分なりに考えて勉強に取り組むことが大事なのです。

 小学生だったら、自分で決めた勉強をやっていくことです。
 中学生や高校生だったら、志望校の過去問を自分で分析してみることです。

 そして、勉強の目標は、大学に合格することではなく、その先の社会に出て仕事をすることだということを、親子でいつも確認しておくことです。

====
中学生になっても言葉の森を続けた方がいいかどうか
https://www.mori7.com/index.php?e=2110

 「中学生になっても言葉の森を続けた方がいいかどうか」という質問がありました。それは、もちろん続けた方がいいのです。

 中学生で学習する意見文の3種類のパターンは、そのまま大学入試の小論文に使えます。

 その小論文の最も基本になる構成の仕方は、小学6年生で学んでいます(そういう自覚のある小6生は少ないと思いますが)。それが、複数の実例と一つの意見(一般化の主題)です。

 この形さえ知っていれば、どんな課題でも、一応しっかりとまとめることができます。あとは、読書や経験や思索によって、構成の中身を埋める材料のレベルを上げていけばいいのです。

 だから、構成を知っているだけでは、車の両輪の片側しかできたことになりません。もう片方の車輪は、読む力をつけることによって作られていきます。その読む力のもとになるのが、言葉の森の課題の長文です。


 最近の高校入試は、記述重視(場合によっては作文重視)になっています。この傾向は、公立中高一貫校でも、大学入試でも、就職試験でも表れています。

 その一つの象徴が、東大や京大でこれから行われる特色入試です。特色入試では、高校生に時代に自分の興味のある分野をいかに深めたかということが問われます。学力については、センター試験の8割が取れればいいということで担保されています。

 つまり、学力は、普通にしっかり勉強している程度でよく、それ以上の重箱の隅をつつくような知識やテクニックは必要ないということです。大事なのは、その生徒の個性と意欲と読む力と考える力と書く力なのです。


 ただし、中学生は、部活や定期テストで忙しいということも事実です。だから、定期テストの10日前は、音読などの自習は休んでもよいということで柔軟に取り組むことが必要になります。

 中学生時代の部活はそれなりに楽しいものですが、部活が多忙で土日も休めないとなると本末転倒です。中学生時代は、勉強が幹で、部活は枝葉だということを再確認しておく必要があります。
====



コメント欄

森川林 2017年3月28日 14時18分 1 
 最近の受験の状況などは、親は詳しくはわかりませんが、社会に出てからの仕事については親は子供よりも何十年も先輩です。
 そして、勉強の目的は、受験に合格することよりも、その先にある社会に出てからの仕事です。
 親は、そういう大きい視野で子供の勉強を見ていけばいいのです。



nane 2017年3月28日 14時30分 1 
 春休みは、うちで遊ばせておくのももったいないから塾にでも行かせようかと思う人は多いと思います。
 それは、それでもちろんいいのです。
 しかし、うちの場合、二人の子供は、長い休みの間遊び放題でした(笑)。
 受験勉強に本当に力を入れるのは、受験の年になってからで十分です。
 それまでは、普通にのんびり生活していればいいのです。
 もし自分が当の子供だったら、休みの日にまで塾に行って勉強するというようなことは耐えがたいと思ったからです。
 しかし、もちろんそれは、それぞれの家庭の方針でどちらでもいいのです。


namura 2017年3月29日 5時55分 10 
勉強の目的は、自分の良き人生のためにあることをしっかり把握しておきたいですね。

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勉強の目標は、社会に出て仕事をすること 森川林 20170328 に対するコメント

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