ログイン ログアウト 登録
 注意して直す作文では上手にならない――ハイパー作文コースの再開 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
作文検定 | 言葉の森 | 作文教室・サイト 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室
記事 3737番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/8/6
注意して直す作文では上手にならない――ハイパー作文コースの再開 as/3737.html
森川林 2019/05/28 07:01 

 昨日の保護者説明会で、小5の保護者の方から質問がありました。
 これまで、言葉の森で作文のよく書けていた子が、塾の作文では欠点を指摘されるばかりだと言うのです。

 その理由は簡単です。
 これまでよく書けていたのは、事実中心の生活作文で、これから受験に必要になるのは意見中心の論説文になるからです。

 ところが、塾は、その論説文の書き方を教えずに、ただ作文を書かせてそれを直すという指導をしているのです。

 実は、この「書かせて直す」という教え方が、これまで学校でもずっと行われてきた方法で、そのために多くの子が、作文が上手にならないばかりか、作文を書くことが嫌いになっていったのです。
 だから、作文指導に熱心な先生のクラスほど、作文嫌いの子が増えるという状況が今もあるのです。

 その塾は、従来の学校と同じ教え方をしているのです。
 しかし、これはその塾だけの問題ではなく、聞くところによると、多くの塾がそういう教え方をしているようです。

 今、塾で作文を習っている子のお母さんは、試みに、作文の勉強が好きかどうか子供に聞いてみるといいと思います。
 もし、作文の勉強が嫌いだったら、それは、その子が悪いのではなく教え方が悪いのです。

 子供たちは、受験という目標があるので、そういう教え方でもついていこうとしますが、受験が終わったら、もう二度とそういう作文の勉強をしたいとは思わないでしょう。
 教えられて、上達しないで、嫌いになって、というのでは、どうしてそういう勉強をしているのかわかりません(笑)。
 しかし、塾によっては、その作文講座が必修になっているようです。

 言葉の森の作文の教え方は、学校や塾の「書かせて直す」という方法とは正反対のものです。
 それは、書かせる前の事前指導のカリキュラムが小1から高3まであるからです。
 だから、子供は、誰でも迷わずに書けて、しかも書いた結果を褒められるのです。

 塾で何度も直されて、上手にならずに、作文を嫌いになった子が、言葉の森で教えられるとすぐに上手に書けるのは、この事前指導があるからです。
 これは、オーバーな話ではなく、実際によくある話です。

 生活作文が上手に書けていた子は、もともと実力がありますから、論説文の書き方の事前指導があれば、論説文もすぐに上手に書けるようになります。
 だから、受験作文については、全く心配は要りません。
 それよりも、受験については、過去問の研究と、問題処理の時間配分の方がずっと重要です。

 さて、言葉の森では、小6の後半に受験作文コースを始めますが、これまで、もっと早く受験作文の勉強をしたいという声がありました。
 そこで、以前作っていた「ハイパー作文コース」を、小5の6月又は7月から始められることにします。

 これは、受験作文の書き方を、授業の動画で説明し、その説明をもとに作文を書くというコースです。
 通常の小5、小6の課題をやるかわりに、このハイパー作文コースの課題をやってもいいということにします。(受講料の変更はありません。)
 通常の小5、小6の課題も、感想文のもとになる長文はいずれも中学入試の説明文のレベルですから、学習の難易度は同じですが、事前指導がより受験作文的になります。

 作文指導をする先生は、今の担当の先生のままです。
 違いは、作文の予習を、課題フォルダの解説を読むのではなく、授業の動画を見て行うようにするということです。

 授業の動画は、「鳥の村」の「資料室」の「ハイパー作文コース」のページにアップします。

 ハイパー作文コースの課題は、以前は、公立中高一貫校の実際の過去問にしていましたが、ここで先に過去問をやってしまうと、受験作文コースに入ったときに課題が重複してしまう可能性があるので、過去問ではなく、市販の問題集にしました。

 受験作文のいろいろな問題集を検討しましたが、やはり自分が書いたものがいちばんいいと思い、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版) を教材にすることにしました。
 この本は、言葉の森の保護者で購入されている方が多いと思うので、その活用も兼ねて行えます。。
 この本の作文の章だけでなく、読解の章や記述の章の文章ももとに、受験作文の書き方を説明していきます。

 なお、ハイパー作文コースの課題の項目は、今、作文指導を受けている構成や項目や字数とは別にします。
 これは、そのつど授業の動画の中で説明しますが、勉強の目的は、項目に◎がつくように書くことではなく(これは実力をつけるための方法です)、合格する作文を書くこと(これは勝負に勝つための方法です)になるからです。



コメント欄

森川林 2019年5月28日 7時17分  
 言葉の森で作文を教えられれて、作文が嫌いになる子はまずいません。
 嫌いになるのは、親が注意するからです。
 又は、褒めずに苦い顔をして見ているだけだからです(笑)。
 作文は長く続ければ、必ず上達します。
 早く上達させようと思い、注意するから、続かなくなって下手なままやめてしまうのです。
 しかし、その注意する親と同じ教え方をする先生がいます。
 それが、多くの塾で行われている教え方です。
 苦しい勉強は長続きしません。
 楽しい勉強だから上達するのです。

nane 2019年5月28日 7時23分  
 注意したり直したりして作文が上手になるのであれば、日本中の子供はほとんどが作文が上手になっています。
 それがそうなっていないのは、注意したり直したりする方法が、作文の間違った指導法だからです。
 しかし、単に褒めるだけでも、作文は上達しません。
 大事なことは、書いたあとに直すことでも褒めることでもなく、書く前に事前指導をすることなのです。

コメントフォーム
注意して直す作文では上手にならない――ハイパー作文コースの再開 森川林 20190528 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
のはひふ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「のはひふ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
ハイパー作文コース(0) 
コメント1~10件
森林プロジェク かじかわ
改めて考えよう。所得の超過累進課税制による、資本主義と社会主 8/5
記事 1496番
作文自動採点ソ なっつ
母の過去から学んだ      令和の闇に負けない社会   8/3
記事 89番
作文検定で作文 森川林
評価サンプルはこちら。 6/25
記事 5538番
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
「到知」に谷川 森川林
 意外な表紙に驚いた。  澤穂希(さわほまれ)さんとの対談 8/4
森川林日記
英語の教科書も 森川林
 最近の英語の教科書も、誰におもねっているのか知らないが、会 8/3
森川林日記
アフターゾロリ 森川林
 アフターゾロリ云々という人は、ゾロリをちゃんと読んでいない 8/3
森川林日記
井の中の理三 森川林
東大理三は日本で毎年100人、金メダルは世界で4年に1人。 8/3
森川林日記
推薦図書掲示板 森川林
 推薦図書検定のプラットフォームができた。 https:/ 8/2
森川林日記
2時間以上本を 森川林
 東洋経済オンラインで、1日の読書時間が10~30分までは成 7/25
森川林日記
2026年7月 森川林
◆◆振替連絡、欠席連絡のエラーについて  7月 7/22
森の掲示板
歴史は、ひとり 森川林
 歴史は、ひとりの人間の確信によって動く。  なぜ、そのひ 7/20
森川林日記
ヨンデミーとか 森川林
 ヨンデミーとか、グリムスクールとかは、小学校低中学年か、読 7/19
森川林日記
APIはアピ、 森川林
 APIをエーピーアイというのは言いにくいから、アピと言って 7/19
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン