ログイン ログアウト 登録
 書く力、読む力の基礎は、幼児期の話す力、聞く力 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
作文検定 | 言葉の森 | 作文教室・サイト 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室
記事 4424番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/13
書く力、読む力の基礎は、幼児期の話す力、聞く力 as/4424.html
森川林 2022/02/17 20:53 


●動画:https://youtu.be/snLI3_qQRI4

 作文を書く力、文章を読む力のそもそもの土台は、幼児期の話す力、聞く力です。
 それは、どうやって身につくかというと、身近なお母さんが子供と話をすることによってです。
 昔は、今のように本も豊富にはなかったので、親は自分の知っている昔話の桃太郎などを何度も聞かせていました。それが、読み聞かせの代わりになっていたのです。

 この方法は、今でも使えます。
 子供に読み聞かせをするというのは、親にとって負担の大きいものです。
 特に、子供は、同じ本を何度も読み聞かせしてもらおうとします。
 親が読むのに飽きている本を、何度も聞きたがるのです。

 そのときの対応法のひとつは、親がアドリブでオリジナな作り話を話してあげることです。
 私がよくやったのは、「おもしろい話」です。「あるところに、真っ白な犬がいました。……その犬は、耳も白い、鼻も白い……」という話です。
 何度、聞いていると、子供はそのオチがわかるので、途中でいろいろなつっこみを入れてきます。
 すると、こちらも、話の展開を変えて、「しかし、尾だけは黒かったのです」などと話を急に変えるのです。
 こういう読み聞かせなら、親も子も飽きません。

 中学入試や高校入試で、面接や集団討論のあるところが増えてきました。
 子供たちの中には、どんなことを聞いても、自分なりに考えて答える子がいます。
 一方、すぐに、「わからない」と言ってすませてしまう子もいます。
 この差は、かなり大きいと思います。

 現在の入試は、結局知識の詰め込みで優劣が決まります。
 考える問題であっても、考え方の方法をどれだけ詰め込んでいるかで差が出ます。
 しかし、その考えの中身は、パズルのようなもので、それが何かの役に立つということはありません。
 ただの頭の体操のような面白さなのです。

 だから、いずれ今のような知識詰め込み型入試に対する見直しが起こります。
 その見直しのあとにくるものは、面接による口頭試問と作文小論文になると思います。
 その方が、本人の実力がはっきりわかるからです。

 ただし、口頭試問はある程度時間をかける必要があります。
 作文小論文は、1本だけの試験ではなく、複数のテーマで複数の作文の試験をする必要があります。
 そうでないと、誤差が出てくるからです。

 しかし、今の試験制度では、こうい時間をとることは難しいと思います。
 そこで、使えるのが森リンという自動採点ソフトです。
 数秒で採点するので、時間の負担ということはありません。

 アメリカでは、すでにe-raterという自動採点ソフトが、高校生の作文評価にかなり広範に使われています。
 しかし、こういうのを見ると、必ず批評する人が出てきて、この場合も、AIで高得点を取るが無意味な文章を綴る装置を開発した人がいたという話が出ていました。

 ところが、これは、文章の自動採点というものを誤解しているのです。
 森リンやe-raterが評価しているのは、作文ではなく、作文力です。
 もし、無意味な文章を高得点で綴ることができる人がいたら、その人は、その作文の中身とは別に、かなり作文力があるということがわかります。
 自動採点が評価しているのは、作文という作品ではなく、その作文を書いた人の作文力なのです。

 いずれ、日本でも、こういう自動採点をベースにした評価が出てくると思います。
 そのために大事なことは、受験のためのパズルのような知識を詰め込むことではなく、自分の個性を生かし、多様な読書をし、思考力を深めていくことなのです。



コメント欄

コメントフォーム
書く力、読む力の基礎は、幼児期の話す力、聞く力 森川林 20220217 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ふへほま (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ふへほま」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 
コメント1~10件
作文自動採点ソ 森川林
なっつさん、投稿ありがとう。 でも、ここでは森リンの採点は 8/8
記事 89番
森林プロジェク 森川林
かじかわさんへ、投稿ありがとう。 しかし、もとの記事と関係 8/8
記事 1496番
森林プロジェク かじかわ
改めて考えよう。所得の超過累進課税制による、資本主義と社会主 8/5
記事 1496番
作文自動採点ソ なっつ
母の過去から学んだ      令和の闇に負けない社会   8/3
記事 89番
作文検定で作文 森川林
評価サンプルはこちら。 6/25
記事 5538番
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
【重要】ZOO 森川林
 ZOOMの有料版の契約をしていますが、アメリカからの請求な 9/9
森の便り
言葉の森新聞2 言葉の森事務局
言葉の森新聞2026年9月2週号 通算第1914号 文責  9/9
森の便り
森の便り9月7 森川林
●作文の進級テストの締切は9月7日(月)  作文の今学 9/7
森の便り
教育改革 森川林
自分の目的は、日本を守り発展させるために、 現在の詰め込み 9/7
森川林日記
中学1・2・3 森川林
 中学1・2・3年生の確認テストは、これまで標準新演習が中心 9/3
森の便り
図書検定、9月 森川林
 図書検定は、9月から問題の出し方を変えるため、一時工事中に 9/2
森の便り
「口頭検定、改 森川林
「口頭検定、改めスピーチ検定に」 https://www. 9/2
森の便り
作文の森リン点 森川林
言葉の森のホームページの記事を更新しました。 「森リン 9/2
森の便り
暗唱検定、口頭 森川林
 暗唱検定とスピーチ検定で、iPhoneから音声入力するとエ 9/1
森の便り
言葉の森新聞2 言葉の森事務局
言葉の森新聞2026年9月1週号 通算第1913号 文責  9/1
森の便り

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン