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 どんな本を読んだらいいか(その1) 言葉の森 | 作文国語教室【公式】
 
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どんな本を読んだらいいか(その1) as/456.html
森川林 2009/04/17 11:41 
修 削
 小学生の生徒のお母さんから、子供にどんな本を読ませたらいいかという質問がありました。
 読書については、二つの方向で考えることができます。まず一つは、何を読むかということです。もう一つ、もっと大事なことは、如何に読むかということです。

 まず何を読むかということについて考えてみます。小学生が読んで、ほぼ全員が必ず面白いと感じ、一気に最後まで読んでしまうような本は確かにあります。例えば、「宇宙人のいる教室」(さとうまきこ著 フォア文庫)は、内容的にもすぐれたもので、しかも面白いので、ほとんどの小学生の子は夢中で読んでしまいます。
 何を読むかということについて、四つの点で考えたいと思います。
 まず第一は、有名な本かどうかということを基準にしないということです。一般に、親の感覚で有名な本だから読ませたいと思う本は、子供にとっては、難しいものであることが多く、また、つまらない本であることが多いようです。例えば、ミヒャエル・エンデの「モモ」や「はてしない物語」は、小学校高学年以上の読む力のある子にとっては、感動的な内容の本ですが、小学校中学年までの子にとっては、たとえ読み終えてもかえって浅い読み方を早めにしてしまうのでもったいないような気がします。私が大学生の終わりごろ、丸山真男の「日本の思想」を読んで感動したことがあります。言葉の森を始めるようになってから、高校生の本を読む子にその本をすすめました。すると1、2週間で、あっさり「読みました」と特に何の感動もないように持ってきました。たぶん、その年代では心に響くものがなかったのだと思います。年齢によって、本の感動の深さは違います。有名だから、又は親がある時期に感動したからということが、必ずしも子供の感動には結びつかないということです。
 何を読むかということの第ニは、シリーズ化された本は安心して読むことができるということです。例えば、「フォア文庫」「講談社青い鳥文庫」「偕成社文庫」などです(ほかにもいろいろあります)。これらの新書版サイズの本は、これまで人気のあったよく読まれている本を編集したものです。こういう本は、だいたいどれを選んでも読みごたえがあります。しかしここで大事なことは、題名や表紙で読む本を選ばないということです。必ず中身をパラパラとめくって数ページ読んでから本を選ぶようにしてください。
(つづく)
(この文章は、構成図をもとに音声入力した原稿をamivoiceでテキスト化したものです)
マインドマップ風構成図
 記事のもととなった構成図です。

(急いで書いたのでうまくありません)



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