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 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
記事 2086番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/26
盛りだくさんの言葉の森の企画(その2) as/2086.html
森川林 2014/02/13 17:32 
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 昨日、簡単に紹介した記事の続きです。

 第四に、プレゼン作文発表会です。
 これは、作文を発表する機会を作るためのものですが、単に作文を読むだけの発表ではなく、その作文に関係のある画像や音楽とセットにして発表するという企画です。
 これからの表現は、文字による情報だけでなく、文字以外のビジュアルな情報で物事を伝えていくことが必要になります。
 そして、みんなに理解してもらい納得してもらうために書くという作文の本楽の目的をはっきりさせることによって、作文を書くための動機を持たせたいということです。
 今の子供たちは、点数化されることに慣れているので、点数がつけられない勉強に意欲を持てない傾向があります。点数以外の動機として、みんに発表するという要素を取り入れていきたいと思っています。

 第五に、寺子屋オンエアです。
 全国の学力テストで毎回上位県にある秋田県、福井県などの特徴のひとつは、家庭が3世代同居で、子供が学校から家に変えると、祖父母が待っているという環境があることです。
 多くの家庭では、学校から帰るとすぐに宿題や家庭学習を済ませ、それから遊びに行くという生活のパターンができています。このため、どの子も、日常的な学力が高く保たれているのです。
 これに対して、都会では、核家族と共働きの環境が一般的なので、子供は家に帰っても、その場ですぐに勉強するということができません。そのため、学校から帰るとすぐに習い事に行くという形になりやすく、家庭学習の習慣がなかなか作れません。
 そこで、言葉の森では、子供が学校から帰ってすぐに、家庭で学習ができるようなネットワークの仕組みを考えています。それが、寺子屋オンエアです。祖父母が家庭でにいるだけでなく、友達も家庭に来ているという感覚で、ネットワークを使って家庭学習を行えるようにしたいと考えています。

 第六に、オンエア機能を利用した公立中高一貫校講座です。
 公立中高一貫校の受験対策は、教科書や教科書に準拠した参考書をもとに、家族との対話や実際の経験で思考力をつけ、読解力と記述力をつけるというのが基本です。
 受験直前には、これに加えて、問題の難易度を判断し時間内に解くための時間配分をするという工夫も必要になってきます。しかし、いちばんの基本は、思考力、読解力、記述力です。
 公立中高一貫校講座は、いろいろな学校の過去問をもとに、家庭で考えるための素材を提供する形で進めていく予定です。

(つづく)

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盛りだくさんの言葉の森の企画(その1) as/2085.html
森川林 2014/02/12 08:34 
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 言葉の森は、作文の専門教室です。ところが今、作文から発展する形で、新しい企画を次々に行っています。

 第一は、自習検定です。
 これは、長文暗唱の自習に目標を作るためにスタートしたものですが、家庭で他の自習も行っている人も多かったので、長文暗唱以外の自習検定も行うようにしました。
 それが、漢字読み、算数問題、英語暗唱です。今後、作文検定、読解問題検定、問題集読書検定なども行っていく予定です。

 第二は、学力テストです。
 これは、外部の模擬テストですが、小学校低中学年のうちから、客観的に自分の学力を把握しておいた方がいいので開始しました。
 今は、年に数回学力テストを行っているだけですが、今後は成績が悪かった教科に対するアドバイスなども行っていく予定です。

 第三は、実行課題集です。
 これは、小学校低中学年の作文の課題を、家庭での遊びや行事の取り組みを通して探してくるという企画です。
 まだスタートしたばかりですが、体験とセットになった作文は、子供たちのいい思い出になると思います。

(つづく)

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合格速報 as/2084.html
森川林 2014/02/11 16:11 
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 現在までの合格情報です。(順不同)

兵庫県立芦屋国際中
都立白鴎中
佐賀県立致遠館中
芝浦工大中
都立豊多摩高校
香川県立高松北中
京都府立園部高校附属中
福岡県立輝翔館中
静岡県立清水南高附属中
聖心女子学院小
静岡大学教育学部附属浜松中
長野県立屋代高校付属中
学習院中
明治学院大 社会学部
慶應義塾大 理工学部

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森川林 20140212  ▽
 KRさん、桐朋女子中に合格。
 おめでとう!

森川林 20140213  ▽
 HMさん、慶應女子高、山手学院高、豊島岡女子学園高に合格。
 おめでとう!

森川林 20140213  ▽
 TAさん、田園調布学園中に合格。
 おめでとう!

森川林 20140214  ▽
 KHさん、横浜隼人高に合格。
 おめでとう!

森川林 20140220  ▽
 NAさん、お茶の水女子大学附属高校に合格。
 おめでとう!

森川林 20140220  ▽
 TH君、国際基督教大学高校(ICU高校)に合格。
 おめでとう!

森川林 20140226  ▽
 IAさん、慶応義塾大学環境情報学部に合格。
 おめでとう!

森川林 20140227  ▽
 HTさん、慶応義塾大学経済学部に合格。
 おめでとう!

森川林 20140301  ▽
 ST君、川崎市立川崎高附属中に合格。
 おめでとう!

森川林 20140301  ▽
 HNさん、神奈川県立湘南高校に合格。
 おめでとう!

森川林 20140301  ▽
 KNさん、都立白鴎高校に合格。
 おめでとう!

森川林 20140305  ▽
 NTさん、都立国分寺高校に合格。
 おめでとう!

森川林 20140308  ▽
 HH君、神奈川県立横浜翠嵐高校に合格。
 おめでとう!

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記事 2083番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/26
受験の教育から、文化の教育へ as/2083.html
森川林 2014/02/10 20:56 
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 facebook記事より。

====

 教育とは、受験に合格するためにあるのではなく、人間として成長するためにあるものです。

 だから、成績さえよければ、ほかのことをどうでもいいというのではなく、ほかのことをまずきちんと育てていく必要があります。
 それが、身の回りの整頓だったり、弱い人への思いやりだったり、いざというときの勇気だったりするのです。

 日本の社会のよさは、そういう教育が文化の中で自然に培われてきたことにあります。
 これを更に意識的なものにしていく必要があると思います。

====

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記事 2081番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/26
寺子屋オンエアのモニター募集(言葉の森の小中学生の生徒対象) as/2081.html
森川林 2014/02/10 15:03 
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 寺子屋オンエア(略称寺オン)という新しい企画のモニターを募集しています。(10名程度)
 期間は、2月~3月の間の1ヶ月程度を予定。
 モニターをしてくださる方は、言葉の森事務局までご連絡ください。電話0120-22-3987(平日900~20:00)

◆寺子屋オンエアの趣旨

 最も能率のよい勉強法は自学自習です。また、自学自習の経験のある生徒は大学入試などでも自分なりに工夫した勉強ができます。(自学自習の経験がないと、塾や予備校にすべてお任せするような勉強になり、学年が上がるほど能率が悪くなります。)
 しかし、子供が家庭でひとりで自学自習を続けるのは難しい面がありました。それは、小中学生の場合は、誰かと一緒でないと意欲が低下することが多かったからです。(高校生になると、ひとりでも自覚して勉強できるようになります。)家庭での勉強は居間でやるのがよいというのは、同じような意味です。
 江戸時代の寺子屋は、大勢の生徒が一か所に集まってそれぞれ自学自習をするという形態でした。この寺子屋方式を、家庭にいながらにしてネットを利用して行うというのが今回の寺子屋オンエアの企画です。

◆寺子屋オンエアの参加の条件

 言葉の森の通信又は通学で授業を受けている新小1~新中3の生徒(※1)。
 2月~3月の1ヶ月程度、月曜日から金曜日の週2日以上(※2)、17:00~18:00の間で(※3)、1日15分以上(※4)、ネット経由で、家庭で自習を行います。(自習の内容は、長文暗唱、算数数学問題集、漢字暗唱、英語暗唱、読書など自由。途中の退室可(※5))

(※1)参加者が多い場合は、低学年の生徒を優先させていただくことがあります。
(※2)当初週3日以上としていましたが、最初は敷居が低い方がいいので、週2日以上としました。(参加日を増やすのは随時自由)
(※3)当初17~19時としていましたが、夕食前の時間帯で、できるだけ参加者が重なった方がいいので、時間の範囲を短くしました。
(※4)当初30分以上としていましたが、低学年の生徒もいるので、15分以上としました。(参加時間の上限はオンエアの時間中)
(※5)新しい試みのため、実際にやってみないと続けられかどうかわからないと思います。そこで、途中退室可としました。

◆寺子屋オンエアのためにご家庭でご用意いただくもの

 ご家庭でご用意いただくものは、下記のとおりです。
1.インターネットに接続できるパソコン。(スマホやタブレットでもできます)
2.ウェブカメラ(今はパソコンに付属しているものも増えています。カメラがない場合は、言葉の森から、MR360という機器をモニター期間中貸出することもできます。)
3.google+のアカウント(アカウントの取得資格は13歳以上。gmailのアドレスがあればすぐに作れます)
4.ハングアウトと行う場合、事前に無料のアプリが自動的にダウンロードされインストールされます。
5.最初のうちは、設定の仕方がわかりにくいと思いますので、保護者の方も見てあげてください。

◆寺子屋オンエアの方法

 生徒は自習をする時間に、言葉の森のgoogle+アカウントのハングアウトオンエア(という機能)に参加し、先生と打ち合わせをしたあと自習を始めます。自習をしている間、自習に参加しているほかの生徒の自習の様子や先生の様子が見られます。画面を共有することで勉強の意欲を持てるようにします。生徒は自習が終了した時点で先生に報告し、質問などがあれば、あとで先生から保護者に連絡します。
 場合によっては授業のようなことをする可能性もありますが、基本は自学自習の共有です。
 この寺子屋オンエアの環境を利用して、随時保護者懇談会(&宴会)などを開くことも考えています。

◆寺子屋オンエアで取り組む自習の内容

 寺オンで取り組む自習の内容は、各家庭で独自に決めてくださって結構です。
 特に決まったものがない場合は、長文暗唱、算数問題集、漢字暗唱、英語暗唱、問題集読書、読書などから無理なくできるものを選んでください。

◆関連する記事
(ホームページの記事「ネット教育のマイナス面と新しい可能性」より)

====
 ネット教育のマイナス面は、四つあります。
 第一は、ネットで面白く学べるような教材は、低学年のレベルの低いものが中心になるということです。ネットを使わなくても十分にできるものを、わざわざネット経由で学ばせるという面があります。
 第二は、子供の学力が身につくのは、教わっているときではなく、自分ひとりで教わった内容を反芻しているときです。ところが、ネット教材の多くは、教えることに重点を置きすぎています。
 第三は、ネットを使った面白さが、人間の感覚性や衝動性を助長する傾向があることです。それは長い目で見ると、人間性の成長にとってマイナスになります。
 第四は、ネット教育の提供者が、今のネット通販やネットゲームのように、世界で数社に絞られていくだろうということです。それは教育が親や地域の手から離れていくということです。

 ネットを利用した教育は、今あるネット教育のマイナス面を克服したものにする必要があります。
 そのためには、ネットで教わったり、ネットで学んだり、ネットで調べたりするのではなく、自ら学ぶことにネットを利用することです。

 ネットの利点は、いつでも、どこでも、誰とでも繋がれるという点にあります。だから、ネットを使えば、子供が家にいても、つまりわざわざどこかに行かなくても、自宅で自由に学べます。
 しかし、どこかに行くというのは、気分が転換できるということ以上に、他人との関わりが持てるというプラス面があります。この他人との関わりが、ネット教育の利点です。

 教材は、既に紙ベースでの蓄積が豊富にあります。それをわざわざより感覚的なものに加工してネットに載せる必要はありません。ネットに載せるとしても、テキストと普通の画像で十分です。つまり、学ぶための素材は、もう既に手元にあります。
 ネットを利用するのは、誰かと一緒に学ぶためです。そのためにはもちろん、何をどのように学ぶかという内容が別に用意されている必要があります。しかし、大事なのは、ネットで学ぶのは、「何を」ではなく「誰と」なのだということです。

 子供たちがこれまで学校に行っていたのは、教えてくれる先生がいたからではありません。一緒に学べる友達がいたからです。
 だから、ネット教育で、ネットを利用して家庭にやってくるのは、先生や教科書ではなく、まず第一に友達なのです。
====

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ネット教育のマイナス面と新しい可能性 as/2080.html
森川林 2014/02/09 05:19 
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 ネットを利用した教育は、今あるネット教育のマイナス面を克服したものにする必要があります。
(過去の記事「ネット教育に必要なのは、ITテクノロジーではなく教育についての哲学」※)
 そのためには、ネットで教わったり、ネットで学んだり、ネットで調べたりするのではなく、自ら学ぶことにネットを利用することです。

 ネットの利点は、いつでも、どこでも、誰とでも繋がれるという点にあります。だから、ネットを使えば、子供が家にいても、つまりわざわざどこかに行かなくても、自宅で自由に学べます。
 しかし、どこかに行くというのは、気分が転換できるということ以上に、他人との関わりが持てるというプラス面があります。この他人との関わりが、ネット教育の利点です。

 教材は、既に紙ベースでの蓄積が豊富にあります。それをわざわざより感覚的なものに加工してネットに載せる必要はありません。ネットに載せるとしても、テキストと普通の画像で十分です。つまり、学ぶための素材は、もう既に手元にあります。
 ネットを利用するのは、誰かと一緒に学ぶためです。そのためにはもちろん、何をどのように学ぶかという内容が別に用意されている必要があります。しかし、大事なのは、ネットで学ぶのは、「何を」ではなく「誰と」なのだということです。

 子供たちがこれまで学校に行っていたのは、教えてくれる先生がいたからではありません。一緒に学べる友達がいたからです。
 だから、ネット教育で、ネットを利用して家庭にやってくるのは、先生や教科書ではなく、まず第一に友達なのです。


※
「ネット教育に必要なのは、ITテクノロジーではなく教育についての哲学」
https://www.mori7.com/index.php?e=2072

 ネット教育のマイナス面は、四つあります。
 第一は、ネットで面白く学べるような教材は、低学年のレベルの低いものが中心になるということです。ネットを使わなくても十分にできるものを、わざわざネット経由で学ばせるという面があります。
 第二は、子供の学力が身につくのは、教わっているときではなく、自分ひとりで教わった内容を反芻しているときです。ところが、ネット教材の多くは、教えることに重点を置きすぎています。
 第三は、ネットを使った面白さが、人間の感覚性や衝動性を助長する傾向があることです。それは長い目で見ると、人間性の成長にとってマイナスになります。
 第四は、ネット教育の提供者が、今のネット通販やネットゲームのように、世界で数社に絞られていくだろうということです。それは教育が親や地域の手から離れていくということです。

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毎日の短文穴埋めドリルのような勉強で作文力がつくか as/2079.html
森川林 2014/02/08 06:48 
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 小学校低学年の生徒のお母さんから質問がありました。
「これまで、『毎日少しずつでも書いた方がいい』ということで、簡単な文の穴埋めドリルのようなことをしていましたが、そういうものは、やはりした方がいいのでしょうか」

 そういうことは、全く必要ありません(笑)。

 毎日文章を書くという勉強は、形が残るので、子供も親も先生も、何かしっかりやっているような印象を受けます。しかし、それはただそういう印象がするだけです。
 文章の穴埋めドリルのようなことをいくらしても、まとまった文章を書く力はつきません。

 そのかわり、そういう毎日の穴埋めドリルのような勉強には、大きなマイナスがあるのです。
 それは、時間がかかることと、面倒なことです。

 一般に、書く勉強は、読む勉強の5倍は時間がかかります。
 だから、文章を1回書き写すような時間があれば、同じ文章を5回音読できます。又は、5倍の量の読書ができます。
 どちらの方が力がつき、どちらの方が楽かというと、もちろん1回書くよりも、5回や5倍読む方です。

 ところが、読む勉強は形が残らないので、初心者の先生ほど、つい形の残る書く勉強をさせたくなるのです。

 作文の勉強は、まず毎日読むことです。
 それは、ひとつには、自分の好きな本の読書です。もうひとつには、ちょっと難しい文章の音読です。
 この、多読と精読によって読む力をつけると、自然に書く力の土台ができます。

 そして、週に1回のペースで作文を書き、読んだ力を文章に定着させていくのです。

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森川林 20140208  ▽
 毎日何かを書くという勉強は、長続きしません。
 長続きさせるためには、簡単な文の穴埋めドリルのようなものさせることになります。しかし、それでは何の力もつきません。
 そういうところで苦労するよりも、楽しく読む勉強をしていればいいのです。
 読む力のある子は、すぐに書く力もつくからです。

 それなのに、なぜ小学校低学年で日記のような書かせる勉強が多いかというと、低学年の子は親や先生の言うことを素直に聞くからです。
 しかし、そういう時期こそ、読む勉強の習慣をつけておく必要があるのです。

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記事 2078番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/26
早期英語教育の弊害に警鐘――小3以前の英語学習は日本語にマイナス as/2078.html
森川林 2014/02/06 22:25 
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 英語の早期教育の論議が起きています。
 小4又は小5から英語教育をスタートするというのは、賛成です。
 中1から知識的な英語を始めるよりも、小4から英語に慣れる練習をしていく方がよいからです。
 しかし、それによって、小4以前に先取りの英語教育をする親や塾が出てくるところに問題があります。

 それは、小1から小3というのは、日本語脳が形成される重要な時期だからです。
 このころに英語を集中的に学習すれば、英語を母語のように使えるようになります。その結果、日本語脳が破壊されるのです。

 英語を使える人というのは、世界で何億人もいます。得意になったからといってそれがアドバンテージになるわけではありません。
 英語が得意になった代わりに、日本語が苦手かせいぜい普通でとどまっていては、仕事の役には立たないのです。

 そのかわり、日本語が使える人というのは、世界でたった1億2千万にしかいません。
 だから、日本語が得意だということは、きわめて優れたアドバンテージになります。
 日本語が得意であれば、英語はあとからの勉強でいくらでも普通の水準まで学習できます。
 それで全く問題ないのです。

 楽天の三木谷さんのように、成人になってからの英語の必要性を感じた人が、成人の世界だけの視野で児童の教育を論じているところに大きな問題があります。
 教育を論じる場合は、教育の世界のことを研究しておく必要があります。
 そのための必読図書のひとつが、「日本人の脳」(角田忠信)です。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J8RC2W

 幼児や低学年から英語の勉強を子供にさせようとする親は、多かれ少なかれ英語で苦労をしています。
 しかし、大人の視点で子供の教育を考えると、最も大事な子供の成長というものを見落とします。
 子供は大人を小さくしたものではなく、子供でしかできない成長をしているのです。

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村本 滋 20140207  ▽
日本では、英語ができる、というのが少なからず重要なステータスになっていますね。カッコイイ、スゴイ、などなど。実に馬鹿らしいと思います。英語圏に赴任した人や赴任中の人が一変してやたら横文字使いたがるのに接するとその得意気さや下手くそさに嫌気がさします。英語ができることと人格とは全く無関係です。そこを多くの人が履き違えていることも、様々な局面で弊害が生じているのだと思います。
国際社会に対応して大人になる前から英語に接することは決して否定しません。しかし文科省が、小学校での英語教育の開始を高学年から引き下げ1年生から、しかも、英語塾に幼少から通っている児童らと英語力に差があるから、能力別?の教育も導入しようと考えています。学習経験がないだけで能力が低いと評価された児童の心痛如何ばかりか。

批判は切りがないのでこのくらいにして、質問です。
特にヨーロッパでは他国との国境近くの人は、幼少の頃から複数の言語に触れながらも、大人になってもしっかり使い分けができている例が多く見受けられます。
小学校低学年から英語教育をすると、日本語脳が破壊されるというのは、「日本人の脳」(読んでおらず恐縮ですが)特有のことなのでしょうか。


森川林 20140208  ▽
 村本さん、ありがとうございます。

 英語は、単にコミュニケーションのツールです。
 それに対して、日本語は思考と感性のツールです。もともとの役割が違うのです。
 それを同じコミュニケーションのツールのように考えるから、今の英語教育のようにやりすぎる方向に行くのだと思います。

 という批判はさておき(笑)、ご質問に対して。

 幼児期から複数の言語で生活しているという例は、世界に数多くあります。
 しかし、日本語の場合は、それが難しいようです。
 日本語(それからポリネシアの言語、そしてたぶんアメリカインディアンの言語もそうかもしれません)は、世界のほかのあらゆる言語と異なる脳の使い方をする言語だからです。

 今の研究によると、小1から小3のときに育った場所が日本なら日本語脳になり、そうでなければ日本語脳にならないという調査結果が出ています。
 しかし、こういう理系の研究を、文系の専門家は受け入れないので、この話が広まっていないのだと思います。

バムセ 20140209  ▽
「日本人の脳」を是非読んでみたいと思います。他にもお勧めの本がありましたら教えて下さいませんか?

あるブログに量子物理学を研究するには、論理で考える英語よりも、情緒を語る日本語が有利、
量子物理学関連のノーベル賞分野では、湯川、朝永、江崎、小柴、小林、益川、南部氏などが受賞していることでも明らかと書かれていました。
未来を担う子供達に日本語をしっかり身につけてもらうことの重要性を考えさせられました。

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小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

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●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
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●国語力は低学年の勉強法で決まる

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●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

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