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未来の社会と教育(補足)——思っただけで伝わるコミュニケーション as/455.html
森川林 2009/04/16 20:03 
 将来、人間の科学は、フリーエネルギー、フリーマテリアル、フリーコミュニケーションなどを実現すると思います。
 なぜ、そういうことが可能かというと、既にそれらは自然界で再現性のある現実として実現しているからです。
 例えば、太陽は、ほぼフリーエネルギーです。地球の自転や公転も、エネルギー源として活用できれば、フリーに近いエネルギーになります。既に、地球の周りを回る人工衛星のような物体の運動と地球自体の磁力を利用して電気を発生させる仕組みが考えられています(フレミングの左手の法則の応用です)。また、日本列島の近くを流れる親潮と黒潮の流力を利用すれば、単純な仕組みで莫大なエネルギーを得ることができます。
 フリーマテリアルということで言えば、植物は光合成という身近な現象で新しい物質を生成しています。牛や馬は草食動物でありながら、食べたものからたんぱく質を生成しています。
 核エネルギーは、物質の変化をエネルギーに利用したものですが、大規模な設備を必要とします。それに対して、生物は小さな体で酵素反応を利用して、新しい物質生成を行っています。この仕組みが解明されれば、人工的に希望の物質を創造することは将来可能になると思います。
 フリーなコミュニケーションということに関して言えば、インターネットによる情報取得がまず考えられます。しかし、さらにそれ以上の情報取得の可能性もあるのです。大村恵昭(おおむらよしあき)教授は、米国でO−リングテストの特許を取得しています。これは、人間の筋肉が意識にのぼらないような外界の情報を取得できることを示しています。第六感の存在は、だれでも多かれ少なかれ感じていますが、はっきりした再現性がないために今はまだ科学の対象にはなっていません。しかし、今後、再現性のある意識以外の情報取得の仕組みが解明されれば、それを実生活で活用することができるようになると思います。
 動物の世界では、群れで狩りをする動物は、言葉の力に頼らずに二手に分かれて待ち伏せするような行動がとれます。日常的にそういう行動がとれるということは、科学による再現可能性があるということです。
 このように考えると、フリーなエネルギーとマテリアルとコミュニケーションは、近い将来必ず科学の俎上にのり、いったん科学的に追求されるようになった課題は、必ず科学的に解決されるようになると思います。
 そして、これらの技術が実現した世界では、これまでの人間の価値観や文化も大きく変容します。しかし、ある意味でそういう時代から人間の歴史が本当に始まるのです。

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未来の社会と教育(その8) as/454.html
森川林 2009/04/15 04:36 
 現在の無知と貧困に基づく支配と被支配の関係は、将来大きく変わる可能性があります。
 その理由はひとつには、資源やエネルギーの画期的な技術革新によって、貧困が根本的に克服されるような社会が来る可能性があるからです。今はまだ夢物語のように思われかもしれませんが、人間の科学は将来必ず物質やエネルギーを人間の力で生み出すようなレベルにまで到達すると思います。自然界に存在する資源やエネルギーをただ利用するだけでなく、科学の力で資源やエネルギーを創造することができれば、貧困は根本的に解決します。
 また、もう一つの理由は、無知もまた将来根本的に克服される可能性があるからです。現在すでにインターネットによって、あらゆる知識が自由に手に入る社会が生まれつつあります。
 人間どうしのコミュニケーションは、現在では音声や文字つまり耳や目に頼らなければ成り立ちません。しかし、将来の科学の発達によって、思ったことがそのまま相手に伝わるというような仕組みが考えられるようになると思います。思っただけで相手とコミュニケーションが取れるような技術が開発されれば、知識による差はほとんどなくなります。
 この無知と貧困の克服は、科学の方向からだけではなく、人類の進化という方向から考えることもできるでしょう。しかし、そのような話になると空想の域を出ないので、やはり科学の力で根本的に無知と貧困が解決されやがて支配と被支配の関係がなくなる社会が来ると考えるのが現実的な展望になると思います。
 科学の進歩は現在ますます加速しているので、ここに述べたようなことが決して遠い先の話ではなくかなり早い時期に実現するのではないかと私は考えています。
 そう考えるとますます、勉強の目的は、未来の自由な社会に対応した自己の向上ということになってくるのではないかと思うのです。
(おわり)


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