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国語読解クラスの勉強は、読書の記録、国語問題集の読んできたところを聞くこと、読解問題の×のところの説明をすること(その1) as/5092.html
森川林 2024/06/07 06:20 

クチナシ 八重咲き



 国語力とは、つまるところ読解力です。
 漢字を書く力とか、文法とか、古文とか漢文とかいう力は、知識の力ですから、国語力の本質とは少し異なります。
 難しい文章を読みこなせて、質問に的確に答えられるというのが国語力です。


 ただし、漢字を読む力は、読解力との相関が高いです。
 漢字を書く力は、漢字の書き取りの勉強をすることによって身につきます。
 しかし、漢字を読む力は、読書力のある子であれば、自然に身につくのです。

 将来、社会人になって必要なのは、漢字を書く力よりも漢字を読む力です。
 書く力は、今は、漢字変換ですぐに出てきます。
 しかし、読む力は、その言葉の意味がわからないということですから、国語力という点ではより重症です。

 試みに、中学生の子に、中学生用の国語問題集の問題文を読ませてみるとわかります。
 ほとんどの子に、漢字の読み間違いがあります。
 それは、そういう漢字のある文章を読んだことがないからです。
 つまり、難しい文章を読んだ経験がないということです。


 昔、「術語集(岩波新書)」という本が、高校生によく読まれていたことがありました。
 術語という言葉の意味は、「学術上、特に定義して使う専門語」です。
 要するに、難しい語彙の解説の本です。

 例えば、その中に「恣意的(しいてき)」という言葉がありました。
 これは、中高生の難しい国語の文章にはよく出てきます。
 しかし、「恣意的」という言葉の読み方も意味もわからないという中学生高校生は多いと思います。
 それでも、そのような語彙のある文章を読んでいると、大体のニュアンスはわかってきます。
 術語として覚えるよりも、文脈として理解することが大事なのです。


 現在、この「術語集」に似ているのは、語彙力の本です。
 検索すると、「語彙力図鑑」とか「語彙力アップ」とかいう本がいろいろ出てきます。

 もちろん、こういう語彙力の本を読むのはいいことです。
 しかし、語彙力の本を読んで、語彙力がつくわけではありません。
 語彙力は、知識として身につけるものではなく、文章を読み、その文脈の中で身につけるものです。


 ことわざなども、「ことわざ辞典」などでの意味は仮の知識です。
 本当のことわざの理解は、日常生活で、お父さんやお母さんが、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが普段の会話の中で使うことわざとして身につきます。

 国語力の根底には、読書と対話があるのです。


 だから、家庭でできることは、子供の読む本に、説明文や意見文の本を取り入れること、親子の対話で高度な話をすることです。

 高度な対話は、小学5年生からの感想文の課題に合わせて、親子で話し合う機会を作れば、自然にできます。
 小学5年生からの作文は、抽象的なテーマが出てくるので、急に難しくなるからです。
 小学5年生以降の作文の勉強は、親子の対話とセットにして進めるといいのです。
 その対話は、子供にとってだけでなく、親にとっても楽しい時間になると思います。
(つづく)

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森川林 20240607  
 国語力は、知識として身につけるのではなく、国語力を育てる生活の中で身につけるものです。
 国語力は、漢字の書き取りとか、語彙力の本とかではなく、読書と対話の中で自然に身につきます。
 対話については、小学校高学年の作文のテーマに関して、親子で楽しい話をすることが最も効果的です。

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国語力はテクニックでつける前に、読む力をつけることが大事。そもそも何のために勉強しているのかという原点を考える as/5091.html
森川林 2024/06/06 03:49 

ナンテンのつぼみ



 学校で行われる国語の問題は、易しいものが多いです。
 難しい面があるのは、国語の問題が先生の趣味で出されている場合があるからです。

 受験の国語は、長文を読ませるものが多くなります。
 学校の国語とは、レベルが違います。

 その受験の国語を解くテクニックというものが紹介されていました。
====
「国語ができない子ども」他の科目も伸び悩む根拠
英語・社会・数学…国語はすべての科目に通じる
https://toyokeizai.net/articles/-/757205?page=7
(読む必要はないです。)
====

 タイトルはいいのですが、中身は、単なる解き方のテクニックです。
 例えば、こういう説明です。
====
選択肢の中に「絶対」「例外なく」「必ず」なんて表現があったら、それは断定的な表現なので、×になることが多いです。
====
 このようなレベルで解ける国語の読解問題というのは、「ちょっと難しい」という程度の国語問題です。
 こういうテクニックを覚えても、国語の力はつきません。


 もうひとつ、こういう記事もありました。
====
【超人気国語講師が教える】子どもの「国語力」をあげるために親がすべきことベスト・1
https://news.yahoo.co.jp/articles/05647ab61955a56a8132aa5dbeefd17973f18114
(これも、読む必要はないです。)
====

 この記事には、こういうことが書いてあります。
====
 ちなみに、「本を読まない子」でも中学受験の国語は突破できます。
 お子さんが読書をしないということで心配される親御さんが多いのですが、中学受験の国語に関しては、「教材」をしっかり勉強すれば充分合格できます。
 中学入試では「1万字を読む力は必要」とされていますが、これはおよそ新聞の1面に相当する文字数です。
 さきほどお伝えした「言葉に触れる環境作り」でこのレベルにまで到達していれば、「中学受験の国語」を戦う土台はあると考えてOKです。
 あとは講師がしっかりテクニックを教えれば結果はついてきます。
 「1万字を読む力」は育むべきですが、「数万字の本を1冊読み切る力」はマストではありません。
 お子さんが読書することはもちろんよいことですが、読書体験を重ねることが国語力アップの最短ルートではないという点は意識したほうがいいでしょう。
====

 この記事を書いている人は、国語力不足に悩んでいるお母さんやお父さんを安心させてあげたいという気持ちで書いていると思うので、いい人だとは思います。


 しかし、私がいつも疑問に思うのは、子供が何のために勉強するのかという原点が、「成績を上げるため」や「受験に合格するため」になっていることです。

 大事なのは、子供が人間として成長することです。
 その途中の過程で、成績を上げることや合格することが目標になります。
 もちろん、受験のときには、それは当然目標になっていいのです。

 しかし、本当に大事な国語力とは、考える力をつけること、感じる心を育てること、表現する力をつけることです。
 これらの国語力が、国語以外の、数学、英語、理科、社会の勉強にも生きてくるのです。

 そのためのいちばんの近道は、読書と対話と作文です。
 そういう近道が遠回りだと思って(変な言い方ですが)、解き方のテクニックを先に考えるのでは、道の行く先が違ってきます。

 解き方のテクニックなどは、ほんの数時間で身につきます。

 私が昔、高校3年生の子供たちに、大学入試共通テストの解き方を説明したときは、数時間の説明で、次の週からほとんどの子が、平均点から満点近くになりました。

 中学3年生の国語が苦手という子に、国語の解き方も教えたときもそうでした。
 その子は、そのうち国語がいちばん得意と言うようになりました。

 しかし、本をあまり読んでいない子は、解き方のテクニックを教えても、ある程度の点数までしか成績が上がりません。
 解き方のコツがわかっても、もともとの読む力がないと、ある段階までしか成績が伸びないのです。

 では、読む力をつけるためには、どうしたらいいかというと、それは難しい説明文や意見文の本をばりばり読むことなのです。

 「読書をしなくても国語の成績は上がる」というのは、少しは上がるかもしれない、ということです。
 こういう安易な記事に惑わされずに、本道の勉強をしていくことが大事です。
 本道の勉強とは、難しい文章をしっかり読むことです。


 もうひとつ、面白い記事がありました。
====
子どもの読解力は家族との会話の中で養われる
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/06/post-104669_3.php
(特に読まなくてもいいです。)
====

 対話と国語力には、幼児期や小学校低中学年の時期には、特に高い相関関係があります。

 小学校低学年の子供たちの作文課題は、自由な題名です。
 小学校中学年の子供たちの作文課題は、身近な事実文です。
 この時期に、その作文の準備として、親子でたっぷり話をするのです。

 その話とは、親の体験談をおもしろおかしく話してあげることです。
 だから、お母さんやお父さんの小学校時代の失敗談などを話してあげるといいのです。

 この親子の対話の中で、子供たちの語彙力と思考力が育っていきます。
 それが、その後、中学生や高校生になってからの子供の読書力につながっていくのです。

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森川林 20240606  
「国語力をつけるために、特に読書をする必要はない」という耳あたりのいいことを言う人がいます。
 その国語力とは、結局、国語の成績を上げたり、受験に受かったりするためだけの国語力です。
 そんな国語力は、社会に出てから、何の役にも立ちません。
 本当の国語力は、難しい本をしっかり読むことでつくのです。

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リアルな通学教室とオンラインクラスの違い――これからの教育は、教える授業から発表する授業へ。そのために必要なのは、少人数の固定したオンラインクラス as/5090.html
森川林 2024/06/05 07:28 

ヤマアジサイ



 対面式の教室とオンラインの教室の違いということを聞かれることがあります。
 しかし、その対比は、もう古いのです。

 2020年のコロナ禍のとき、即席で作られたオンラインの教室は、古い時代のオンライン教育でした。
 それは、授業をただ動画で流すようなオンラインだったからです。
 また、双方向性をうたっているところでも、先生がみんなの顔を見えるとか、生徒が先生に質問をすることもできるという程度の限られた双方向性でした。
 これが、レベルの低いオンライン教育です。


 しかし、言葉の森のオンラインクラスは、違います。
 まず4人から5人以内の少人数で授業をしています。
 また、そのクラスは、固定したメンバーと固定した先生です。

 更に、生徒全員に発言する機会があります。
 先生が生徒に一方的に教える授業ではなく、生徒が発表する授業を目指しているのです。


 そのため、小学校低学年から同じクラスで勉強していると、友達のような関係ができます。


 通学式の塾でも、子供たちの楽しみは、行き帰りの道で友達とお喋りをすることです。

 オンラインの教室でも、楽しさの中身は、自分が発表し、その発表を通して友達の質問や感想を聞く機会があることなのです。


★そこで、言葉の森のオンラインクラスは、今後、授業の中だけでなく、授業の前後にも生徒どうしが自由にお喋りを楽しめるようにしたいと思います。
 お喋りは自由ですから、気の合った生徒どうしで話をしたいときに話をするということです。

 ただし、時間制限として、授業の前の15分以内、授業のあとの15分以内とします。
 それは、時間制限をしないと、惰性で話をしてしまうことがあるからです。


 授業の前は、メインルームに入り、先生の授業が始まるまでは自由にお喋りをしていいです。

 授業のあとは、ブレークアウトルームがいくつかできていますから、その中の使われていないブレークアウトルームに移動しお喋りをしていいです。

 ただし、繰り返しますが、いずれも時間は15分以内です。
 この時間制限がないと、互いに相手に遠慮して、だらだら話してしまうことがあるからです。

 お喋りを始める前に、「じゃあ、私は、今日は○分までいるからね」というようなことを予め言っておいてもいいと思います。


 大人の中には、子供たちをブロイラーのように教育することが能率的な教育だと思っている人がいます。
 真面目な大人の人は特にそうです。

 しかし、子供は生き物です。当たり前ですが。
 時々は息抜きをしながら、しかし、集中するときには集中するというムラのある生き方をするのが人間の自然な生き方です。


 以前、子供がパソコンで勉強しているときに、YouTubeを見ていたというので、子供を叱って、もうパソコンは使わせないというお母さんがいましたが、そういう脱線は、どの子もやっています。
 むしろ、そういう子の方が人間らしい生き方をしています。


 言葉の森の昔の通学教室でも(今は、通学教室はすべてオンラインに切り替えたので通学教室はありませんが)、中学生や高校生の生徒は、自分の席に着くと、パソコンに入っているゲームをひとしきり楽しんでから、と言っても数分ですが、それから勉強に取り組んでいました。
 人間は、ニワトリではないのです。


 今、YouTubeやゲームに熱中している子供もたくさんいると思いますが、それは、その子が、YouTubeやゲームに対する免疫を獲得する時期だからです。
 やがて、YouTubeやゲームの遊びはほどほどにやっていればいいのだという感覚が生まれます。
 それが免疫です。
 そういう免疫の感覚が生まれるまでの期間は、熱中しすぎるということは誰でもあります。


 では、免疫を早めに獲得するにはどうしたらいいかというと、それは読書です。
 伝記や歴史の本を読むと、自分の生き方をより大きい視野で見ることができるようになります。
 すると、目の前の興味に夢中になっていることが、軽いことのように思えてくるのです。


 子供の教育法は、「△△をしない」ということではなく、「○○をする」ということで進めるといいのです。
 「漫画を読まない」ということではなく、「いい本を読む」ということです。
 「ゲームをしない」ということではなく、「自分でプログラミングをする」ということです。


 子供が普通に成長していれば、親は、その子の自然な成長力を信頼していればいいのです。

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森川林 20240605  
 未来の教育は、対話型の少人数オンラインクラスの教育になります。
 しかし、まだ、オンライン教育を、授業動画を見せるだけの教育と思っている人が多いです。
 大事なのは、オフラインかオンラインかではなく、生徒どうし、及び、生徒と先生の対話があることです。
 人間は、人間との関わりの中で成長します。
 AIテクノロジーでも成長はできますが、その成長は機械的な成長です。

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クリティカル・シンキングよりも、クリエイティブ・シンキング。ディベートよりも共感の対話を as/5089.html
森川林 2024/06/04 11:24 

モジズリのつぼみ



 少し前に、ディベートをいう勉強法がはやったことがあります。
 しかし、これは普及しませんでした。

 当然です。
 日本には、論争するという文化がないのです。

 必要に応じて論争することはできますが、その論争で勝っても負けても、面白くも何ともありません。
 あとに、虚しさが残るだけです。
 それは、論争が何かを生み出すわけではないからです。


 同じような言葉に、クリティカル・シンキングがあります。

 欧米には、弁証法的な思考法があり、それは、ある意見に対する反対意見があると、それらを止揚して新しい意見が生まれるという考え方です。

 言葉の森の中学生の作文の課題も、複数の意見→総合化の主題ですから、こういう弁証法的な考え方の練習です。

 これは、頭の体操としてはいいのですが、日本人は普通、批判を通して総合化するという考え方をしません。


 では、どうするかというと、まず共感するのです。
 相手の意見に、とりあえず共感したあと、自分だったら更にどうするか考えるというのが、日本的な思考法です。

 このときに必要なのは、創造的に考えるということです。
 批判を通して創造的に考えるのではなく、共感を通して創造的に考えるということです。


 言葉の森のオンラインクラスの授業の中では、読書紹介や、発表会や、一人一言の発言という時間があります。

 不思議なのは、それらの質問感想の時間のときに、相手の言っていることを批判するような意見を言う子がひとりもいないことです。
 文字どおり、ひとりもいません。

 別に、先生や親がそうしろと言ったわけでもないのに、どの子も、相手のいいところを認めるような発言をします。
 これが日本文化です。


 では、そこからどういう創造が生まれるかというと、自分とは異なる他の意見に共感した子は、自分がその意見を受け入れたあと、自分の中で新しい創造を始めるということです。
 批判を通しての創造ではなく、共感を通して自分の中で創造するです。


 だから、学校教育でのやり方としては、相手の意見を聞いたあとに、批判するところを探すのではなく、まず共感するところを探すことです。
 その共感の上に立って、自分だったら更にどうするかと考えるのが創造的な考え方です。

 言葉の森の意見文には、反対理解、複数の実例、複数の理由、複数の方法、複数の原因、複数の対策などのいくつかの項目があります。

 ある人の意見に対して、共感しつつ、別の反対理解、別の実例、別の理由、別の方法、別の原因、別の対策などを考えることはいくらでもできます。

 それは、単に相手の意見を批判することよりもずっと頭を使う創造的な考え方になるのです。


 さて、全然関係ない歌ですが、みんな、いい顔をしてい歌っているなあと思ったので紹介します。


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森川林 20240604  
西洋には、批判を通して新しい考えが生まれるという弁証的な発想があります。
日本には、そういう文化はありません。

日本では、共感を通して新しい考えが生まれます。

なぜ西洋で弁証法が広がったかというと、語彙が貧困だったからです。
貧困な語彙のもとでは、新しい発想は、論争でしか生まれません。

だから、日本は、今更ディベートとかクリティカル・シンキングとかいうことをやる必要はありません。
これまでの共感の対話で十分なのです。

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記事 5088番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/13
自習室の利用の仕方 as/5088.html
森川林 2024/06/03 09:54 

オルレア



 子供が自習室を利用しようとする場合、お母さんは、つい、たっぷりやらせてしようと思いがちです。

 それが、いちばんよくないことなのです。

 犬を飼っていて、面白い遊び、例えばボール遊びをしてやると、犬は喜んで遊びます。

 しかし、遊ばせすぎると、犬はやがて飽きます。
 そして、ボール遊び自体をしなくなります。
 単に飽きるのではなく、その遊び自体に飽きるのです。

 犬がまだ遊びを続けたいと思っているときにこそ、切りのいいときにその遊びを止めて「また、明日ね」と切り上げることが大事なのです。


 子供の勉強も同じです。
 子供は、時に、勉強に熱中するときがあります。
 算数の面白いプリントを何枚もやろうとしたり、作文の字数を長く書こうとしたりするときです。

 そのとき、近くで見ているお母さんは、子供が「まだやり続けたい」と思っているときにこそ、「また、明日ね」と止めておくのがいいのです。

 これが、勉強を続けるコツです。

 ということを、これまで何度も書いてきましたが、理屈の上ではわかったように思っても、実際には実行できないお父さん、お母さんがほとんどです。

 これは、親が、子供の気持ちになれないからです。
 親は、長い間、親の人生観で生きてきたので、子供に合わせた人生観になれないのです。

 だから、少なくともそういうことを自覚して、子供に接するときは、子供の立場になって考えようとすることが大事です。


 具体的には、自習室の利用の仕方は、
・毎日同じ時間に、
・短い時間で済ませる、
・つまり、やらせすぎない、
ということです。

▽自習室
https://www.mori7.com/teraon/js.php

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記事 5087番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/13
答えのない勉強――創造発表クラスの授業の様子 2024/5/22 as/5087.html
森川林 2024/06/02 12:33 
答えのない勉強――創造発表クラスの授業の様子 2024/5/22

キンシバイ



 創造発表クラスは、答えのない勉強です。
 作文クラスも、プログラミングクラスもそうです。

 答えのある勉強は、100点を取った人は、みんな同じ100点です。
 個性も何もありません。

 しかし、勉強の中には、答えのない勉強もあります。

 それが、創造発表クラス、作文クラス、プログラミングクラスなどの勉強と、読書紹介です。

 これからの世の中で必要になるのは、この答えのない勉強に楽しく取り組める力です。

 身近な例で言えば、大学入試の総合選抜の基準は、個性と思考力と表現力です。

 与えられた知識を覚える力より、自分らしい問題を創造する力た求められるようになっているのです。


 言葉の森は、もともと「創造性を育てる作文」という目標でスタートしました。

 しかし、作文以外にも、創造性を育てる勉強はあります。
 そのひとつが創造発表で、もうひとつがプログラミングです。


 答えのある勉強は、AIテクノロジーの時代には、技術を補助的に使えば誰でもできるようになります。

 例えば、計算練習のかわりに電卓を使ったり、漢字の書き取りを思い出すのに検索エンジンを使ったり、英文の翻訳をするのに翻訳サイトを使ったりすることです。
 人間がクイズ番組で優勝しても、もう誰もあまり感心しません。

 人間がやることは、機械のやることとは違います。
 その違いが、個性と思考力と表現力です。


 水曜日19:00の創造発表クラスには、中学生が多く参加しています。

 創造発表クラスの授業は、発表に頭を使うばかりでなく、質問や感想を言うこともかなり頭を使います。
 この自分なりに考えて表現する力がこれから重要になってくるのです。

 ただし、学校のカリキュラムの決められた勉強も、ひととおりはやっておく必要があります。
 それをするのが、基礎学力クラス、総合学力クラス、全科学力クラスなどです。


 5月の創造発表クラスの発表を2つ紹介します。

 カメラをオフにして発表してもらっているので、発表者の顔は出てきません。

 学校の答えのある勉強を物足りなく思っている人は、この創造発表クラスの勉強に参加してください。

▽マレーシア航空370便


▽スピンランチ

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国語の得意な子、算数数学の得意な子 as/5086.html
森川林 2024/06/01 13:13 

モジズリ(ネジバナ)
 陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに
乱れそめにし われならなくに



 国語と算数数学は、頭の使い方が少し違います。
 国語は、問題文を読んで実感として感じられることが大事です。

 長い物語文でも、読んでいるうちにその文章に感情移入ができるので、その後の設問にもすぐに答えることができます。

 設問を先に読んでから、問題文を読むというのは、感情移入が苦手な人の場合です。

 読書好きな子は、普通に問題文を読んで、それから選択問題を選びます。


 しかし、算数数学はそうではありません。
 例えば、
・分数の割り算はひっくり返して掛けるとか、
・比の問題で内項の積と外項の積は等しいとか、
・未知数の数だけ複数の等式があればその未知数は解けるとか、
・a2-b2=(a+b)(a-b)
とかいう因数分解の式などは、実感でとらえることはできません。

 それらをもし実感で捉えることができるとしたら、その人は数学の天才です。
 そういう人も、もちろんいます。
 確か、昔、インドにいたと思います。

 二次方程式の解の公式は便利な式です。
x=(-b±√b2-4ac)/2a

 しかし、私は、昔の人がよくそういうことを考えついたと思います。
▽ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%BC%8F


 ところで、ほとんどの数学の得意な人は、算数数学の問題を、実感の学問ではなく操作の学問として解いています。

 国語は、実感で考えていいのですが、算数数学は操作として解くと割り切っていくのです。

 その算数数学のいちばんいい勉強法は、1冊の問題集を5回繰り返して、できない問題が1問もなくなるまで解くことに慣れるということです。

 これは、数学で赤点を取った本多静六が一念発起して編み出した勉強法で、清六はその後すぐに、先生から数学の天才と呼ばれるよになりました。


 一方、国語の勉強法は、問題の解き方を理詰めに解く方法を身につけることですが、それ以前に、ほとんどの人は、難しい文章を読むことに慣れていません。
 だから、まず読書、特に説明文読書をすることが大事です。


 算数数学の勉強法は、1冊の問題集を決めて、それが100%解けるようにすることです。
 しかし、多くの人は、ある問題集が8割から9割できたらそれでやめて、次の問題集に移るような勉強をしています。

 学校や学習塾などで渡される大量のプリントも、そういう8割から9割の勉強法を助長しています。

 算数数学は、解けなかった問題が解けるようになることが大事で、解ける問題をいくら数多く解いても力はつきません。


 このように考えると、勉強の方法は簡単です。

 しかし、実際に、子供たちにとって勉強が簡単でなくなっているのは、学校や塾が、子供たちに差をつけるために、解きにくい問題を出しているからです。

 その根源には、受験勉強が、受験生に差をつけるために行われているという事情があります。

 実生活では、普通の問題が普通に解けることが大事で、間違えやすい問題を間違えずに解けることはほとんど必要ではありません。

 やがて、将来はオンライン少人数教育が広がり、受験勉強自体がなくなります。

 合格者の人数を絞って選別しなければならないのは、リアルな教室の机の数や先生の数に物理的な制約があるからです。

 というのは、ちょっと先の話ですが(笑)、子供たちは、まともな国語の勉強と、まともな算数数学の勉強をしていってほしいと思います。

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4月の森リン大賞――力作が多くて感心しました as/5085.html
森川林 2024/05/31 12:23 

白蝶草(ガウラ)



 4月の森リン大賞を発表します。
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

 森リン点の点数が高い作品であっても、要約の部分が多いものは森リン大賞の対象にはなりません。

 それは、要約の部分が多いと、森リンの点数が上がるからです。

 4週目の清書は、要約の部分をそのまま書くのでなく、要約を省略するか、自分なりの状況実例にして書いていってください。

 なお、対象に選ばれた作品の中で、固有名詞があるものは、匿名にしておきました。

 森リン大賞の作品の中のいくつかを紹介します。

▼小5の部

 実例も個性的ですが、感想の部分が長く書けているので、考える力があります。
 小5以上の生徒のみなさんは、この作文のように、第四段落の感想を長く書く力をつけていってください。
 そのために必要なのは、親子の対話と読書です。
====
   思い出の品
          みさ
 みなさんは、整理整頓は得意だろうか。私の友達は、みんな掃除が好きなのかどうかは知らないが、少なくとも下手でないのに部屋が汚いよ。とみんなして言う。友達の家でなんどか遊んだことがあるが、全て綺麗なのだ。そんなものを見せられたら自分の家なんか到底見せられないと思う。因みにわかると思うが、私の家庭は「捨てる」ということが苦手だ。もう使わない物だし、価値も無いものなのに可愛いから、珍しいからと何でも取っておいてしまうのだ。私が言えた事じゃないが、特に姉の部屋は散らかっている。よくこんなところで生活できたものだと毎度、姉の部屋を見るたびに思っている。

 私も、「捨てる」ということが苦手だ。そのせいで引き出しがまるで会場のように混雑している。母はいつも
「バーゲンセールみたいに混んでいるね。」
と冗談めかしていう。しかし全然笑いごとではない。最近は、意を決して要らないものを処分している為、結構綺麗になった。要らない物を捨てるだけで家は新品の様に綺麗になったことに少し驚いている。母は、床に物を置かない方がいいのよといつも言っていた。私は半信半疑だったが、それが本当だったので、疑っていたことを少し申し訳なく思った。

 比較的私達より整理整頓が上手な私の母にも捨てられないものがあるそうだ。それは、この話にも関連している、くずかごのことだ。母が結婚した当時、私のお父さんの方のおばあちゃんに良かったら使ってくれないと貰ったのが、今あるくずかごだそうだ。母は
「結構使ったし少し見た目もイマイチだし可愛いのに買い替えたいね。」
とだいぶ前から話しているが、一向に換えようとしない。母は、忘れているのだろうか。やはり、くずかごはどんなに汚くても気になりもしないものなのかもしれない。それに、家具屋にいってもくずかごは他の魅力的な家具にセンターを奪われ、端っこの目立たない所にちょこんと座っている。

 私は、捨てる決心が大切なことがよく分かった。けれどまだ必要ではないはずなのに捨てられない物がたくさんある。少し言い訳っぽいが、多分その物の中には素敵な思い出が残っているからだと私は勝手に思っている。だから要らないからといって捨ててしまうのではなく少しは思い出を取って置いて欲しい。私の勝手な妄想だが、将来大人になってから思い出の品が無いのは少し寂しいと思う。他の思い出のとり方も色々あるが、一個でもいいから一番の思い出の品を取って置いて欲しい。

====

▼中3の部

 実例が個性的です。
 また、自分なりに調べた社会実例も入れているので、題材の幅がひろがっています。
 結びの意見も、前向きです。
 意見は、このように自分の問題として考えていくことが大事です。
====
   時間に操られる自分
          なおや
 紀元前3000年前から時計の歴史は始まる。この日時計が発明されてから、人類は時間とともに生きている。今、現代人は時間に追い立てられるように生活しているが自然と調和している人たちは、時間を意識することなく生活している。また、今現在この世では、水原通訳が保釈金約400万円で保釈されるなど、金で物事は解決できる方向にある。だが金で買える幸せには限界がある。私は時間にとらわれない生き方をしたい。

 第一の方法としてあまり時計を見ないように常に心がけることだ。僕はあまり時間に厳格ではない。そのため、塾帰りの電車で予定の時刻に間に合わなくなってしまうことが度々ある。実際少し、時計を確認していなかった自分を恨んでしまうが過去に戻ることは僕でさえもできない芸当である。しかし、次の電車で素敵な女性が乗っていて、そのとなりに座ることができれば、素敵なひとときを10分間過ごせる。そして、その日は必ずハッピーな夢を見られる。確かに時計を見ずに生活するのは現代人にとっては無理な話かもしれない。だが、偶然を装い、一期一会の素敵な出会いを大切にしたい。また、家でも僕は時計を一切見ない。そのため、夜は寝るのが遅くなってしまうのだが比較的まったりと過ごせる。反対に朝は友達との集合時間に間に合わなくなり、朝ごはんを残してしまうこともたまにある。その都度、母を苛立たせる。時計を見ない生活スタイルを取り入れれば、時間を意識する必要がなくなり、何かやらなくてはいけないことなど、自分に降りかかる問題に慎重に対応する事ができるだろう。

 第二の方法として時間に対してもう少しルーズに接していくことだ。僕の祖父は田舎で農業を営んでいるが時間を意識する概念がないように思える。朝、6時に起きるのではなく朝頃に起き、12時に昼食を食べるのではなく昼頃に食べ、夕方頃に仕事を引き上げて一日が終わるのだ。彼ら、田舎者は素肌で自身の時間基準を作っているのだ。すべての国が時間にルーズだという訳では無いがよくインドやイタリアは約束の時間を守らないということで有名だと思う。特にインドは人口が多いのもあり、電車が遅れ、「時間通りにいかないのが当たり前」という感覚を持つ人が多いのだそうだ。地中海に住むとある老人は手帳に日記を記しているのだそうだが、その手帳は年数が10年前のものだったそうだ。彼にとって、グリニッジ標準時は意義を持たず、彼自身が時間の基準なのだろう。このことから、様々な解釈ができると思うのだが、この老人の時間を超越した考え方に深く感動してしまった。海外の人は良い意味でも悪い意味でも時間にルーズなのだ。アメリカの偉人、ベンジャミン・フランクリンは卓越した外交交渉能力を備えた政治家でもあり、雷の中に電気があるのを発見した科学者でもある。しかし、彼はこの偉大な生涯に似合わず、仕事に関して会食のとき以外はスケジュール通りにこなすことは一切なかったようだ。僕はベンジャミン・フランクリンのように、社会に調和しながら生きていきたい。

 確かに、時間とともに生きることは、ことをスムーズに進ませたり、時間に対して「分」という基準が定まっていると相手との誤解が減る。しかし、「悪書を読まないことは、良書を読むための最初の条件である。」というように、人は時間を的確に読むことで本来の自分の生き方を忘れてしまっているのではないだろうか。今、わたしたちの住む世界では至るとこに時計が電子機器に内蔵されている。私達はテレビを見ていると隅に表示されている時計から視線を感じてしまってならない。この社会で分単位の世界から秒単位の世界になった時、リラックスとはなんなんだろうと疑問を問うようになってしまう未来が果たしてきてしまうのではないだろうか。したがって僕は時間に支配されることなく自分自身が主体となってこの世界を堪能していきたい

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この記事に関するコメント
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森川林 20240531  
 大学生や社会人になった元生徒の子供たちが、自分が中学生だったころの作文を読んで、「すごくレベルの高いことを書いていたんですね」と言うことがよくあります。  うーん。  それだけ、大学生になってから、あまり進歩していなかったのかなあ(笑)。

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