ログイン ログアウト 登録
 明けましておめでとうございます。 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 1389番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/5
明けましておめでとうございます。 as/1389.html
森川林 2012/01/01 07:34 



 曇りかけていた空が静かに晴れてきました。

 今日も、おだやかないい一日になりそうです。



 今年は、文字どおり新しい年になるでしょう。

 日本も、世界も、いい方向に大きく転換するのが今年2012年です。



 目の前にある困難は、大きな山や広い川のように行く手を阻んでいるように見えますが、それらが見えたということは、克服する道もこれからの人間の英知で開けていくということです。



 言葉の森は、今年、森林プロジェクトという新しい企画の運動を広げていきます。

 これからの社会は、ひとりひとりが自分の手で、本当に自分が求めているものを創造し、それを互いに共有することで豊かになっていく社会です。

 これまでの、ゼロサムの果実を互いに奪い合う自己中心の競争が世の中を引っ張ると思われていた社会は、やがて静かに終息していくでしょう。



 新しい時代のキーとなる概念は、人間の創造性を生かすということです。

 植物が生まれつき光合成という能力を持っているように、人間はだれでももともと創造性という力を持っています。

 その創造性は、人間が、ある意味で不自由な身体と言葉とを持っているところから来ています。



 ここからは、頭の中の思考だけの話になりますが、もし人間が、自分の身体を自由に超越できていたとしたら創造性は必要ありませんでした。

 例えば、遠くに欲しいものがあったとき、手がマジックハンドのようにビヨヨーンと伸びてそれを取ってこられるとしたら(笑)、人間は、交通や流通の手段を発明する必要性すら感じなかったでしょう。

 だから、この不自由な身体、寒いときには服を着て、暑いときには日陰に入り、ころんでけがをしたときにはバンドエイドを貼るような不自由な身体が、創造性の不可分の前提となっています。



 また、人間が思ったことを百パーセント相手に伝えられるとしたら、今日の何十万語もある言葉そのものを発明しなかったでしょうし、その言葉の組み合わせ方でよりよく伝わる工夫もしなかったでしょう。

 更に、言葉と言葉を組み合わせて、本来ないものを表現する方法、例えばダジャレや冗談なども思いつかなかったでしょう。人間が笑える動物であるというのは、この言葉を通して世界を見ることと深く結びついています。



 しかし、これまでの工業社会では、人間は自分の身体と言葉を、あたかも道具であるかのように使ってきました。

 手足は、重いものを持ち上げたり、書類を書いたりするための道具でした。言葉は、向こうのものをこちらに伝える正確なモールス信号のようなものでした。そして、頭脳は、言われたことをしっかり記憶して必要なときに再現できるコンピューターのようなものでした。



 人間の身体と言葉と頭脳は、そのようにももちろん使えますが、その使い方にとどまっていては、本来の使い方を発揮したことにはなりません。

 本来の使い方とは、身体と言葉と頭脳を、新しいものを創造するための土台として使うということです。



 未来の教育は、この人間の創造性を育てるということを最も大きな目的として新しく作り直されていくでしょう。

 今年は、その新しいことがいろいろな形で日本中に生まれてくる年になると思います。



 2012年(平成24年)が、みなさまにとってよりよい一年になりますように。



コメント欄

コメントフォーム
明けましておめでとうございます。 森川林 20120101 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
つてとな (スパム投稿を防ぐために五十音表の「つてとな」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
言葉の森サイト(41) 森林プロジェクト(50) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2月分 よこやまりょう
高校二年生の読解検定について質問です。 問1と問2がわかり 2/4
国語読解掲示板
Glitchの 森川林
https://hnavi.co.jp/knowledge/ 1/22
森川林日記
2026年1月 森川林
●作文について  忙しい中学生高校生が作文を能 1/22
森の掲示板
読解検定のやり 森川林
====読解検定のやり方 1.オンラインクラス一覧表の「全 1/16
国語読解掲示板
小4の12月の 森川林
問3 ○B すずめは、見慣れみな ないものが立っている 1/9
国語読解掲示板
2025年12 森川林
 12月8日から、中根が休講してしまい、いろいろな連絡が遅れ 12/22
森の掲示板
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン