ログイン ログアウト 登録
 2025年6月保護者懇談会資料 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 5346番  最新の記事 <前の記事  2025/6/24
2025年6月保護者懇談会資料 as/5346.html
森川林 2025/06/23 11:33 


●サマーキャンプ、8/14満員、8/15ほぼ満員。
 今回のサマーキャンプは、お盆近くという不便な日程にもかかわらず、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
 今回、日程を絞ったのは、久しぶりのサマーキャンプなので、プログラムの手直しが多いと思われたためです。しかし、プログラムは特に問題なく手続きが進められました。
 また、車で移動する際の運転手は、新たに現地の方2名がやってくれることになったので、来年からは、もっと幅広く日程を設定できると思います。
 言葉の森のキャンプは、午前中は読書や感想文や勉強ですが、午後からは安全な川遊び、夕方は自由な部屋遊びとしているので、のびのびと過ごせると思います。

●推薦図書検定の特許申請スタート
 推薦図書検定のプログラムを特許申請しました。
 AIを使った独自のアルゴリズムで、読書評価をできるようにしています。
 申請が完了していないので、まだ詳細は明らかにできませんが、いずれ具体的な図書検定のお知らせをします。

●作文検定スタート。日程は、7/26(土)又は7/27(日)朝8:00~10:00。その後毎月実施。
 新たに開発したAI森リンをもとに、作文検定を始めます。
 作文検定は、ずっと昔にもやっていましたが、当時はまだテキスト入力できる人が少なく、手書きの作文を、検定委員がテキスト化するような仕組みで行っていました。
 現在は、テキスト入力をできる人も多くなり、また、手書き作文では、OCRのオシロンを使って対応することができるようになりました。
 この作文検定は、一般に公開します。
 受検料は、個人受検2,800円、団体受検2,200円です。
 言葉の森の生徒、元生徒、ご家族は団体受検扱いになります。
 申し込みフォームはこれから作成しますので、しばらくお待ちください。

●暗唱検定もAIで自動化する予定。
 小学校低学年からの暗唱練習は、大きな効果があります。
 しかし、検定委員の対応が難しい面があったので、あまり広げることができませんでした。
 今後は、この暗唱検定もAI化をする予定です。
 これで、作文検定、図書検定、暗唱検定のすべてがAI化できるようになります。

●「遅刻しない」「欠席は連絡する」などの基本的なルールを子供のうちから
 言葉の森の生徒のほとんどは、クラスの開始時刻に間に合うように会場に入ります。
また、欠席の場合は、事前に連絡を入れてくれます。
 しかし、ごく一部に、いつも少し遅れて入る子や、連絡をせずに欠席をする子がいます。
 将来、子供たちが社会生活を送るときに、日本の社会では、遅刻や無断欠席は絶対にしてはいけないことだと教えておく必要があります。
 これは、勉強よりも大事なことです。

●小2までの素直に言うことを聞く時期に、勉強ではなく生活習慣を作る。小3からは、親の決めたルールに従わせるよりも、少しずつ本人の自主性を尊重する
 小2までの子は、親や先生の言うことに素直に従います。
 この時期を活かすためには、勉強をさせるよりも、毎日の生活習慣をつくることです。
 その習慣とは、人に会ったら挨拶をする(朝起きて家族に言う挨拶も同じ)、身の回りを整頓し掃除をする(たとえ汚れていなくても)、毎日読書をする(読み聞かせでも可)、一定の勉強をする(ただしできるだけ短時間に)、などです。
 しかし、小3からは、子供が自主性を発達させてきます。
 その時期になっても、親のコントロールのとおりに動くようにしていると、親は気分がいいかもしれませんが(笑)、いずれ子供に反動が来ます。
 小3からは少しずつ本人の自主性を活かすような工夫をしてください。

●読書のレベルを引き上げることが必要
 読書は、本を読んでいればよいというのではなく、その本の中身が重要です。
 ただし、読書好きな子は、漫画やくだらない本も好きです。
 どちらも読んでいるというのが、正常な読書習慣です。

 小学校低中学年の子は、絵本や漫画ではなく字の多い本を読む必要があります。
 子供が自分から進んで読めない場合は、親が読み聞かせをすることです。

 小学校高学年の子には、面白そうな本がいろいろあります。
 しかし、親が中身を見てアドバイスをすることが必要です。
 「会話だけで話が進んでいる本」「短編が集まっているだけの本」「すぐに殺人事件で始まるような本」「軽い物語の本」は、単なる娯楽の本です。
 人間に娯楽は必要ですが、それは読書には値しないということを教えておく必要があります。

●勉強よりも将来のビジョンを
 言葉の森の生徒には、勉強のよくできる子が多いです。
 勉強がよくできると、子供もそれでいいと思い、親もそれでいいと思いがちです。
 しかし、勉強だけで人生を考えていると、成績をよくして、いい大学に入り、いい会社に入り、そこで出世して……」というゴールしか思いつきません。
 ところが、多くの子が、いい会社に入ったあと、又は、いい仕事についたあと、しばらくして「その仕事をやめたい」と思うのです。
 既存のレールに乗るのではなく、自分らしい人生を送るためにはどうしたらいいかということを考えておく必要があります。
 しかし、このことを実際に考えられるようになるのは中学3年生ぐらいからです。
 それまでは、その前に、普段の親子の対話の中で、いい人生とはどういうものかを話し合っておく必要があると思います。


 創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 

コメント欄

コメントフォーム
2025年6月保護者懇談会資料 森川林 20250623 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
かきくけ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「かきくけ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 
コメント1~10件
暗唱の仕方のコ 森川林
意味不明。 6/21
記事 3793番
暗唱の仕方のコ いやー
広告消して 6/21
記事 3793番
掛け声だけでな 森川林
 あおさん、ありがとう。  読書会、確かにいいですね。 6/12
記事 5344番
掛け声だけでな あお
読書会っていいと思います。私は2年ほど前から地域の読書会に入 6/10
記事 5344番
【合格速報】東 ののはな
東北大学へのご入学、おめでとうございます。 晴れ晴れとした 4/10
記事 5324番
【合格速報】東 とうこ
Yちゃん、ご入学おめでとうございます! 嬉しいご報告を、あ 4/10
記事 5324番
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2025年6月 森川林
●サマーキャンプ、8/14満員、8/15ほぼ満員。 6/23
森の掲示板
推薦図書検定の 森川林
推薦図書検定のキャラクター、「森ファン」 森のエレファント 6/1
森川林日記
作検のキャッチ 森川林
覚える学習から考える学習へ AI作文検定 AIが測定する 6/1
森川林日記
作検のキャラク 森川林
作検の新しいキャラクター、作シカくん。 5/31
森川林日記
「世界秩序が変 森川林
 「失われた30年」は、「雇用を守る」という日本自らが選んだ 5/27
森川林日記
2025年5月 森川林
●夏季休業の予定(8/11月~8/17日は休み宿題、 5/22
森の掲示板
何千年も続いて 森川林
何千年も続いてきた天皇制を 人気投票にするな。 おまえら 5/18
森川林日記
桃太郎と犬と猿 森川林
桃太郎が、犬と猿と雉に出会ったのは、 桃太郎が歩いていたか 5/18
森川林日記
AIの遠い未来 森川林
生成AIが生まれるまでの歴史を 感動を持って語れる、 そ 5/18
森川林日記
Re: 中1 あかそよ
ありがとうございました。 なんとなく、分かりました。次の中 5/16
算数数学掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習