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記事 122番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
森リンの点数修正中 as/122.html
森川林 2007/02/19 14:00 
 みなさんの作文の実力が上がってきたために、森リンの点数の基準にしている数値が次第に実態に合わなくなってきていました。
 そこで、2月19日から新しい基準で再採点することにしました。
 これまでの点数に比べて総合点が全体に下がっていますが、総合点よりも下の作文検定の級との対応を見ていくと実力がわかりやすいと思います。
 順位の表示は、小学1年生より下から高校3年生より上までの幅広い年齢層の中での順位です。
 このあと、学年別の順位も並べて載せるようにしたいと思います。

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ケヤキ2.2週のお米の読みは「おべい」ではなく「おこめ」です as/121.html
森川林 2007/02/15 11:11 
 ケヤキの2.2週の長文で、「お米」のルビが「おべい」とふられていました。もちろん、ただしくは「おこめ」です。
 茶筌(ちゃせん)というソフトを使って、自動的に学年別にルビをつけるようにしており、それを最終的には人間がチェックするようにしています。そのチェック漏れです。
 どうもすみませんでした。(*_ _)

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記事 120番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
最強の教材、入試問題 as/120.html
森川林 2007/02/13 08:38 
 どういう問題集や参考書がいいのですか、という質問を受けることがあります。実は、どの問題集や参考書よりも価値のあるものは、入試問題そのものです。
 なぜかと言えば、入試に合格することを目標としているのであれば、入試問題以上に優れた教材はないからです。現在は情報量が多いので、こういう当たり前のことが忘れられがちです。
 国語の勉強にいちばんよい教材は、全国の昨年の国語の入試問題です。国語という科目はその時代を反映した内容の文章が載るので、最近の入試問題の方が役に立ちます。問題集や参考書に収録された形になっている入試問題は、古いものが多いので、教材としては昨年の入試問題よりも劣ります。
 これは、ほかの教科についても同様です。高校2年生の今からの勉強の基本は、当然全教科の入試問題です。春休み中に、志望校の過去問を答えを書き込みながら解いてみてください。高校2年生のうちから問題を自力で解くというのはまだ負担が大きいので、答えを最初に書き込んで、それを見ながら解いていくのです。1年間分の過去問をこのように解いて(読んで)みると、自分がこれから勉強していく方向がはっきりとしてきます。これが、勉強の基本戦略です。
 このことを、毎年同じように、高校2年生の人に言っていますが、みんな、なるほどと納得した顔をするだけで、実際に過去問を解く人はほとんどいません。その理由は、まだ早いから解けない、できないのが怖い、もったいないから最後までとっておく、などです。たぶん、全国の高校生のほとんどが、そういう考え方だと思います。ですから、高校2年生の春休みに過去問を解いてみる人は、それだけでかなり有利なスタートを切ることができます。
 これは、中学生でも小学生でも同じです。中学受験の塾によっては、受験直前に過去問を解かせて、合否の可能性を見るというところがあります。そのために、早めに過去問を解かないように指導しています。これも一つの方法ですが、私が親だったら、まず最初に過去問を解く勉強をさせます。
 塾や予備校の勉強は手段です。何の手段かと言えば、入試に合格するための手段です。合格という本当の目的をいつも考えながら勉強していってください。
 もちろん、勉強の目的は、入試に合格することではありません。自分自身を向上させることです。この大きな目的も忘れずに勉強を続けていってください。

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記事 119番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
オープンソース長文プロジェクト as/119.html
森川林 2007/02/06 05:10 
 言葉の森では、現在、オープンソース長文プロジェクトを考えています。
 言葉の森の長文は、これまで主に、市販の図書から作成してきました。
 最初のころは、著作権の問題があるので、学期ごとに生徒1人につき図書を1冊購入し、その一部を教材として利用するという形を取っていました。
 しかし、図書の寿命は短く、利用したい本が次々と絶版になっていくので、図書を利用するという方法は難しくなってきました。また、図書によっては、内容は優れているものの、表現が今一つであるようなものもありました。何よりもネックになったのは、小中高生が読むのにふさわしい、説明文や意見文の優れた本が少ないということでした。

 そこで、現在考えているのは、教材となる長文をオリジナルに作成していくことです。
 既に、前学期と今学期の小学1・2・3年生の読解マラソン用の長文は、言葉の森の講師が作成しました。作成する長文の条件は、勇気と知性と愛とユーモアです。読んでいて明るくなるもの、科学的なもの、愛情に溢れたもの、面白いもの、ということです。
 作成の仕方は、既にある優れた内容の本や記事を参考に、作成者が内容も表現もすべて新しく組み立てなおして書くという形です。今のところは、現代のものが中心になっていますが、日本には優れた内容の古典で埋もれているものが数多くあります。将来は、それらの古典も現代的な内容と表現で再生したいと思っています。日本語の文章は、日本文化のローカリティを反映したものであるべきだと思うからです。これは世界中のどの言語にとっても同様です。

 さて、オープンソースと名づけたのには、二つの理由があります。
 一つは、読者の声を聞きながら、常に内容や表現を改善していくということです。これまでの本の著作権は、作者のもので、作者の同意がなければ、文章を変更することはできませんでした。しかし、書かれた文章の本来の権利は、読み手にあります。特に言葉の森の長文は、読解マラソンなどで子供たちが音読することが多いので、その子供たちが喜んで読めるようなものに日々改善していけるようにしたいと思います。これを、ウェブを利用した公開された場で行っていく予定です。
 オープンソースのもう一つの理由は、これらの長文をだれもが自由に利用できるようにするということです。現在、学校や学習塾が、国語の教材や国語の問題として日本語の文章を利用しようとするときにネックとなっているのが著作権の問題です。文章を書く人の権利は尊重されなければなりませんが、言葉の森の長文に関しては、そういう堅いことは言いません。だれでもフリーで利用できるものにしたいと思っています。
 また、この長文をもとにした国語問題もオープンソースで作っていきたいと思っています。

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記事 118番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
国語力物語(その1) as/118.html
森川林 2007/01/29 09:47 
 「子供」と「子ども」とどちらが正しい書き方なのかという質問を受けました。
 しばらく前までは、昭和25年の文部省の基準で「子どもという仮名書きが望ましい」となっていたために、「子ども」の方が一般的な表記でした。しかし、その後常用漢字表の中でも「子供」の例が挙げられるようになり、現在では、「子供」の方が一般的な表記になっています。グーグルによる検索でも、「子供」は「子ども」の倍以上使われています。私(森川林)自身も、昔は「子ども」を使っていましたが、今は「子供」を使っています。
 したがって、答えは、「子供でも子どもでも、そんなことはどちらでもいい」です(笑)。大事なのは、文章の中身であって、その中身を伝えやすくするために違和感の少ない書き方をした方がよいということです。

 さて、本題。
 子供の成長を願わない親はいません。ところが、この成長ということ自体がわかりにくいために、親はつい成績=成長と考えてしまいます。成績と成長は関係の深いものですから、大体はこの考え方が通用します。しかし、成績と成長はもちろんイコールでは結べませんから、時に、成績のために成長が阻害されたり、成績にも関わらず成長するという状態が生まれます。

 登場人物は、森男(もりお)君と林子(りんこ)さんです(同名の人がいたらごめんなさい。しかし、最終的に二人ともハッピーエンドになりますから、安心して読んでいってください。ただし、ストーリーは森男君と林子さんが社会人になるまで続く予定です)。
 森男君と林子さんは、小学校1年生です。二人とも、学校の成績はどの教科もよくできています。特に家や塾で長時間勉強をさせているわけではありません。むしろ、同年代のほかの子よりものびのびと遊んでいますが、成績はいいのです。楽しく遊んでいて、勉強もよくできる。理想的な小学1年生です。
 しかし、低学年のうちの成長は、成績では評価できません。一見どの教科もよくできているその背後で、大きな変化が進行しているのです。

 森男君のお母さんと林子さんのお母さんは、それぞれ、何か習い事でも始めようかと考えました。今のままでも問題はありませんが、この先学年が上がって、勉強が難しくなったときにも対応できるように、将来役に立つ習い事をさせておこうと思ったのです。
 そして、森男君は言葉の森で作文の勉強を始めることになりました。林子さんは英語と算数と国語の教室に通うようになりました。さて、二人はそれぞれ楽しく勉強をしていきます。(つづく)

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記事 117番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
受験直前の作文小論文 as/117.html
森川林 2007/01/23 09:42 
 今回は、受験直前の取り組みの説明です。
 まず、作文小論文の試験では、どういう課題が出るかわかりません。ここがいちばん不安なところです。この不安をなくすには、次のように考えることが大切です。「運がよければ、いい課題が出るだろう(笑)」。
 書きやすい課題が出れば自分の普段の心がけがよかったからだと考えます。しかし、書きにくい課題が出たときは、「こんなに書きにくいのだから、ほかの人もみんな苦労しているだろう。だから自分は自分のベストを尽くせばいいのだ。ラッキー」と思えばいいのです。
 さて、直前までの勉強の中心は、これまでに書いた自分の文章です。どんな参考書よりも自分の書いた文章がいちばんの財産です。書いたものを何度も読み直し、自分なりによく書けているところに赤ペンで線を引いていきます。それを試験の直前まで続けていってください。よく書けているところとは、切れ味のいい表現、感動のあるエピソード、味のある会話などのあるところです。
 試験の当日には、自分の書いた文章のファイルと1冊の本を持って出かけます。本は、空いている時間などに読みましょう。小説よりもノンフィクションの方がいいでしょうが、自分の好きなものでかまいません。これは、面接のときも同じです。何気なく手に持っていった本が、作文試験や面接のときに意外と使えることがあるります。
 試験の会場でも、時間があれば、これまで自分が書いた文章のいいところだけを読んでおきましょう。
 試験が始まったら、課題を見て、これまでに書いた文章の使えそうなところを簡単にメモします。作文に、その使えそうなところが三つも入れば大成功です。もちろん、使えそうなところが何もなくても大丈夫です。これまでに書いたものが頭に入っているので、書いている間に自然に続きが出てきます。
 書いたあとは、もちろん読み返し。1、2文字の訂正なら消しゴムで、それ以上の長い訂正は消しゴムを使うと汚くなるのでなるべく訂正をしないように工夫していきましょう。原則として消しゴムは使わないつもりで書いていきます。これは普段の練習のときも同じです。
 試験までにまだ時間があり、もう少し書く練習をしたいという場合は、自分がこれまでに書いたものと同じテーマで同じ内容を時間内に書く練習をしていってください。新しい課題に取り組む必要はありません。書く時間が取れないときは、頭の中で構成を考えるだけでも練習になります。
 それでは、試験まで、これまでに書いたものを何度も読み返してがんばってください。

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記事 116番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
合否の先にあるもの as/116.html
森川林 2007/01/15 20:00 
 今、受験に取り組んでいる人は、目の前の試験で頭が一杯だと思います。しかし、当たり前のようですが、親は、合否の先にあるものを見ておく必要があります。
 受験が過酷であればあるほど、親はつい、「合格さえすれば、あとはどれだけ遊んだっていいんだから」というような励まし方をしてしまいます。しかし、たとえ言葉の上でであっても、こういう発想をしてしまうと、子供はそれを真に受けてしまいます。
 受験は、確かに人生の一大イベントですが、この先に、将来社会に出て活躍するというもっと大きなイベントが待っています。いい学校に合格するかどうかということは、登山口に差しかかったというところで、まだ本格的な登山はこれからです。
 親が長期的な視野でものごとをとらえて、折に触れてそういうことを話していれば、子供も自然にそういう長期的な視野を身につけます。
 先のことは合格してから考えればいいという人は、人間の心理の仕組みをよくわかっていません。貝原益軒は、「予め」ということを教育論の骨子にしていました。まだものごとが差し迫った課題になるずっと前から、予めそのものごとについての捉え方を考えておくと、実際にそのものごとが生じたときに、スムーズに対処していくことができるのです。
 例えば、禁煙教育などは、子供が中学生や高校生になってから始めても手遅れです。子供が遊び半分でタバコを吸い出したころに禁煙教育を始めても効果がないのです。タバコなどに全く縁のない小学生のうちに「予め」しておく必要があります。合格も同じです。合格後のことは、合格する前に考えておくか、少なくとも合格してすぐに考えることが大事です。
 子供は、よく冗談で、「合格したら、たっぷり遊ぶぞ」と言います。親も、微笑ましくうなずきます。しかし、実際に、たっぷり遊ぶのは二、三日もあれば十分です。それ以上、何週間も遊んでいると、だんだん精神が堕落してきます。遊ぶ喜びよりも、もっと深いものは、自分を向上させる喜びです。
 親は、いつも一歩先を見て行動しておく必要があります。それが、子供よりも年をとっている親の責任になると思います。

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記事 115番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/1
創造性を育てる作文 as/115.html
森川林 2007/01/09 12:15 
 新年にあたって、勉強の方向を考えるために、今回はちょっと難しく作文の意義について書いてみます。
 書くことは、最初はただ自分の現実を表すことにすぎません。「今日の朝ごはんは納豆と玉子焼きでした」というような文です。
 しかし、多くの経験を積み、多くの本を読むことによって、自分の現実そのものが次第に豊かになってきます。また、自分の使える言葉も、次第に豊かになってきます。
 書くことと現実の間には、もともと小さな隙間があります。それは、作文は現実の一部分しか表すことができないからです。朝ごはんの納豆にはカラシやしょうゆもついていたはずです。しかし、その調子で細かく書いていくときりがありません。
 しかし、現実と表現の両方が豊かになるにつれて、やがて、作文と現実の間に新しい隙間ができてきます。それは、書くことによって、まだ現れていない現実を明らかにするような意味での隙間です。このとき、書くことは、現実を表すことから一歩進んで本質を表すことにつながっていきます。
 作文が創造的であるというのは、このような意味です。それは、表現の創造であるとともに、あるべき未来の創造でもあります。豊かな創造を生み出すためには、経験や読書という自分の現実そのものも豊かにしていく必要があります。その上で、書くことを通して、自分の現実をより一層豊かにする方向を見つけていくのです。
 今年も、大きな展望を持って言葉の森の勉強をがんばっていきましょう。

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小学生、中学生、高校生の作文
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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

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