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これからの教育に必要なもの―学力向上の先にあるもの 4 as/1522.html
森川林 2012/04/17 19:12 


 教育の基本は学力を高めることです。しかし、現代はそこだけが肥大化しているように見えます。その結果、かえって学力も十分につかない状況が生まれています。

 学力の低い子は、早めにあきらめてしまう結果、低学力を続けるようになり、学力の高い子は、周囲との比較の中で小さな満足を得る結果それ以上の向上を目指さないようになります。

 なぜそういうことが起きるかというと、求められているものが中身の学力というよりも外見上の学歴であることが多いからです。


 今の親の世代は、ほとんどの人が自分の人生に満足していないのではないかと思います。毎日朝起きるのがうれしくてたまらないという人生を送っている人はほんのわずかです。豊かな社会では外見上の刺激はたくさんあるので、毎日忙しく面白く暮らすことはできますが、本当に自分の人生に満足して生きている人はあまりいないと思います。

 その漠然とした不満の漂う人生の原因を、多くの人は自分の学歴のせいだと考えるのではないでしょうか。そして、その学歴の原因は、自分が勉強を開始するのに遅れたからだと考えます。その結果、親のマイナスを繰り返さないように、子供には早めに勉強させて、いい学歴を獲得し、いい人生を送ってほしいと考えるのです。


 しかし、学歴というのはひとつの土台です。大事なことはその土台の上に何を建設するかということで、その建設するものが生きがいの中身です。

 大人が自分の人生に漠然とした不満を感じているのは、土台がなかったからではなく、建設するものがないからなのです。


 だから、子供の教育と考えるとき、まず外見上の学歴よりも中身の学力を考えることが大事です。次に、学力の土台の上に、何を建設するかということを考えることが大事です。

 その建設の中身は、人生の中身と同じです。だから、人生の目的を考えることが、そのまま教育の目的を考えることになるのです。


 人間の生きる目的を一般的に言えば、幸福、向上、創造、貢献だと思います。教育の目的も、同じように、幸福に生きるための教育、向上するための教育、創造するための教育、社会に貢献するための教育と考えることができます。

 向上の一部の学力の、そのまた一部の受験科目の点数だけにとらわれるのではなく、人間の全体の向上と、その向上と同じように大切な幸福や、創造や、貢献を教育の守備範囲として考えていく必要があるのです。

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4月3週の授業の動画 as/1521.html
森川林 2012/04/17 06:33 



 4月3週の課題は、小3、小4の生徒には初めての感想文になります。「授業と予習の掲示板」や「授業の渚」などを参考にして書いてください。

「授業と予習の掲示板」
https://www.mori7.com/okajg/
(4月16日にアップロードした動画は音量が小さかったので新しくアップロードし直しました)

「授業の渚」
小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3

「facebookの学年別予習室」も参考にしてください。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
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