ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3185番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/10
作文は高校3年生からうまくなる as/3185.html
森川林 2018/02/14 07:10 


 作文を書く力は、年齢によって急に変わる時期があります。

 最初は、小学3年生になるときです。
 それまで、自分のしたことをただ書くことに喜びを感じていた小学2年生が、3年生になると読む人を意識して書くようになります。

 作文に書く題材についても、単純に今日のことをそのまま書くのではなく、自分なりに面白い話を選んで書くようになります。
 また、表現も工夫して書くようになっていきます。

 この小学3年生から小学4年生にかけてが、小学生の作文が最も子供らしくのびのびとしたものになる時期です。

 小学5年生になると、考える力と構成する力がついてきます。
 5年生になると、作文に自分の内面的な心の動きが出てくるので、身近な人に作文を読まれることを嫌がる子も出てきます。

 小学生新聞などに入選して心から喜べるのは小学4年生までで、5年生になると喜ぶよりも恥ずかしがるような面が出てくるのです。

 この小学5年生から中学2年生までが、子供が作文をいちばん書きにくく感じる時期です。
 それは、読む力と書く力の差が出てくるからで、読む力のあとから書く力が伸びるために、自分の書く作文が物足りないと感じるようになるためです。

 中学1年生になると、言葉の森の作文の課題がそれまでの事実文や説明文から意見文に変わってきます。

 意見文になると、事実や実例を書くよりも、自分の考えを中心に組み立てることが必要になるので、その意見文に応じた語彙力が必要になってきます。

 生活作文の場合は、日常に使っている言葉と作文に使う言葉の差がそれほどないので、作文を書くことにあまり苦労はしません。
 しかし、意見文になると読書によって語彙力をつけていることが作文の語彙の土台になるので、読む勉強を伴わないと作文が書けなくなるのです。

 中学3年生になると、それまでの勉強の蓄積と、年齢的に物事を社会的に考える力がついてくるために、意見文を書く力が自分なりにコントロールできるようになってきます。
 したがって、中学3年生からが、安定した文章の書ける時期です。

 作文を大人並みに書く力は、この中学3年生のころの作文の勉強で身につくのですが、実はこのあとに更にもう一度進歩する年齢があります。
 それが高校3年生です。

 高校3年生になると、社会的な意見文や論説文を書く力が一段上に上がります。
 ですから、本当はこの高校3年生から大学生にかけてが、難しいテーマの文章を読んだり書いたりすることに最も力のつく時期なのです。

 ところが、この時期は大学入試の勉強に追われ、大学に入ればそれまでの受験勉強とは打って変わってあまり勉強もしないし本も読まない生活になってしまう人が多いのです。

 本当は、この大学生の時期に古典を読むことができれば、その人の考える力の基礎は確実に身につきます。
 古典というのは、古今東西の名著で、物語文よりも説明文に属する本で、気合いを入れないと読めないような難い本のことです。

 大学生で、自分の実力を確実に身につけたいと思う人は、こういう読書を学生時代にしていくといいと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180214 1 
 学生時代は、自分も遊んでばかりいたのであまり人のことは言えませんが、いちばん大事なのはやはり難しい本を読むことです。
 すぐには役立たないように見える読書が、あとになると生きてくるのです。
 そのためには、中学生、高校生時代に、読書の習慣を絶やさないことです。
 そして、そのためには、小学生のうちに説明文の読書の面白さを感じられるようになっておくことです。


nane 20180214 1 
 言葉の森の教材は、本当は大学生、社会人になっても続けられるようになっていますが、メンテナンスが大変なので、今は高校3年生の課題で卒業ということにしています。
 いずれ、大学生・社会人の課題も復活させたいと思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 

記事 3184番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/10
【合格速報】東京学芸大学附属国際中等教育学校、三田国際中学、八雲学園中学    as/3184.html
すずめ 2018/02/13 14:05 
東京学芸大学附属国際中等教育学校、三田国際中学、八雲学園中学  
T.Kさん

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3183番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/10
【合格速報】長崎県立諫早高等学校附属中学校 as/3183.html
すずめ 2018/02/13 11:38 
長崎県立諫早高等学校附属中学校 H.Mさん

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 
コメント331~340件
……前のコメント
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●思考力を育てる作文教育
●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。

●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育
●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です

●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。
●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)

●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)
●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)

●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)
●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)

● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)
全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森

●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく

●志望校別の受験作文対策
●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法

●父母の声(1)
●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)

●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)
●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集

●大学受験作文の解説集
●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強

●小学1年生の作文
●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準

●国語力読解力をつける作文の勉強法
●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策

●父母の声(2)
●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策

●父母の声(3)
●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導

●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信
●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準

●国語力は低学年の勉強法で決まる
●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から

●いろいろな質問に答えて
●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで

●父母の声
●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1

●作文の勉強は毎週やることで力がつく
●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応

●作文の通信教育の教材比較 その2
●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート

●森リンで10人中9人が作文力アップ
●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習