ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 336番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/5
小学1年生から始めるいちばんいい勉強は何か(その2) as/336.html
森川林 2008/12/17 19:26 
 芸術、音楽、スポーツなどの習い事は時間がかかるので、どうしてもやりすぎる傾向が出てきます。更に、スポーツに関しては試合があるために、更にやりすぎる面が出てきます。
 もちろん、これは、芸術、音楽、スポーツの習い事を否定するものではありません。柱にする習い事は知的なものにして、周辺の習い事として芸術、音楽、スポーツに取り組んでいくということです。
 知的な習い事について、順に述べていきたいと思います。
 まず、英語は中学生になってからでも十分に間に合う勉強です。小学生のころの英語の勉強は、遊びのようなものです。実際に、中学生、高校生、大学生で英語の得意な子が、小学生のころは英語の勉強を何もしていなかったという例はたくさんあります。
 次に、算数数学は、普通の力があれば大丈夫です。つまり、学校で普通に勉強していればいいということです。たとえ算数数学が苦手であっても、短期間集中して取り組めば成績は必ず上げることができるからです。これも、数多くの実例があります。
 最近流行っている理科実験教室などは、おもしろい勉強だと思います。しかし、流行に過ぎない感じもあります。長い歴史の試練に耐えていないものは、勉強の柱にはしない方がよいでしょう。これは、速読教室や読書教室についても同様です。歴史的な伝統がないので、まだ評価できない習い事です。
 では、何が柱になるかというと、いちばん大事なのは、日本語を駆使する力です。(つづく)
(この文章は、構成図をもとに音声入力した原稿をテキスト化したものです)
 
マインドマップ風構成図(再掲)
 記事のもととなった構成図です。


ブログ
 森川林のブログを更新しました。
「新国連」
http://ameblo.jp/kotomori/entry-10179129558.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 335番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/5
日本と世界を救う政治経済政策 as/335.html
森川林 2008/12/16 14:33 
 これは、森川林のブログに掲載したものです。
 作文の勉強と直接の関係はありませんが、これから予想される政治経済危機に対して生活と教育をどうしていくべきかという大きな提案としてお読みください。

====
 トータルな政治経済政策を提案します。

 第一は、政治です。インターネットによる投票を全面的に採用します。それによって、志のある人が前に出て、志のない人は後ろに回ってもらうようになります。

 第二は、国防です。軍備を持たない非暴力非隷属の宣言をします。そして、世界に向かって新国連を提案します。自衛隊は、新国連に寄付します。だから自衛隊員は新国連の職員になります。

 第三は、教育です。幸福、向上、創造、貢献を目的とした教育を行います。家庭、地域、ネットワーク、自学自習を中心とした教育を編成します。

 第四は、いちばん重要な経済です。経済政策がすべての要になります。

 経済政策の根本は、ふたつあります。一つは、衣食住とエネルギーがすべての価値の原点となることです。もう一つは、人々の真のニーズに基づいた価値を通貨で表せるようにすることです。

 まず、衣食住とエネルギーと雇用をいかに生み出すかということです。世界的なことで考えれば、途上国のTVAや途上国のアウトバーン建設を国際的に行うことです。それぞれの国や地域の特性に応じた食料やエネルギーの増産のための公共投資です。具体的な政策は、その地域の実態に熟知した人のアイデアで立案します。
 日本に関しては、広い領海を利用することがカギです。領海内の島の周辺にメガフロートを浮かべます。例えば、八丈小島にメガフロートを係留するというイメージです。
(1)ここで、潮力発電や太陽発電によってエネルギーを生産します。
(2)完全栄養食品と言われる牡蠣を養殖し食料を確保します。海の近くに住む縄文時代人はかつて牡蠣を主食としていました。もちろん魚釣りで生計を立てる人がいてもかまいません(笑)。
(3)メガフロートに住む全住民に住居を確保します。タグボートで引っ張れるので、台風が来たら一時別のところに避難することができます。もちろん地震や津波にも影響を受けません。
(4)メガフロートの建設という巨大な公共投資によって雇用を創造します。従来の公共投資は、既にある土木業界のコストに吸収されるだけで新たな創造を生み出すほどの乗数効果はありません。公共投資は、もっと創造的で、もっと莫大なものでなければ、恐慌によって失われつつある雇用を再創造することはできません。
 このメガフロートによって一挙に広がる国土を利用したさまざまな経済的アイデアがこれから考えられると思います。このメガフロート案をポッカリポンポン島構想と呼びます。(というのはどうでもいいことですが)

 次に、新しい通貨についてです。今流通している通貨は、生活や生産に必要なリアルな経済を回転させるために必要な部分と、金融バブルによって毀損された部分とが分かちがたく結びついています。バブルが吹き飛ぶことはやむをえないことですが、リアルな経済まで道連れにすることはできません。しかし、例えば、サブプライムローンの手数料によって得たバブルの収入によって、自動車というリアルな商品のローンを払っているという場合、バブルが吹き飛べばリアルも当然吹き飛びます。
 そこで、人間が生きるための本当に必要なリアルな価値に立脚した新通貨を作り、リアルな経済だけは確実に回転させておく必要があります。新しい通貨の基準を金や銀や石油などの資源に基づいた供給量のコモディティバスケットとして考える人もいますが、本当の基準は人間の生存に必要な需要量です。それぞれの人に必要な需要量を、年齢に比例したものとして計算すれば、年長者を尊敬することにもつながります。体重や身長も基準になりますが、たぶん問題が起きるでしょう(笑)。例えば、56歳の人には、毎月56万ニーズをディジタルマネーで支給するというような形です(仮に「ニーズ」という通貨単位にした場合)。このディジタルマネーで、日々必要なリアルな決済をしていきます。例えば、預金封鎖で現金が引き出せない、失業で給与がない、ハイパーインフレで食料品が高すぎて買えないというような場合も、人間は毎日食べ物を購入しなければなりません。その決済手段として毎月全国民に平等に支給されているニーズを使うということです。ですから、食料品には、円表示とニーズ表示の両方の値札がつきます。現金がある人は現金で買えばいいし、現金のない人はニーズで買えばいいということです。
 この新通貨によって当面の生活を回転させることができれば、あとは経済が安定するにつれて、新しい通貨に基づいたより高度な経済が作られていきます。つまり、新通貨が回転することが国民全体の信用になれば、新通貨による金融や投資や新しい文化創造なども行われるようになるということです。
 今の政治に求められることは、日本に住んでいる人を一人もホームレスにしないという決意です。そして、更に余力があれば、その決意を世界に向けて提案していくことです。

マインドマップ風構成図
 記事のもととなったマインドマップ風構成図です。

====

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 334番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/5
課題フォルダの縦書き長文が左右見開きに as/334.html
森川林 2008/12/16 11:47 
 1月からの課題フォルダを12月15日、16日に発送しました。
 この課題フォルダの課題の長文の中に、縦書きの長文が左から右への見開きページとなっているものがあります。

 言葉の森では、今学期10月の課題フォルダから、縦書きと横書きの文章を混在する形にしました。縦書きの長文が2ページにわたる場合は、見開きにならないように表裏のページになるようにしていました。

 しかし、1月からの課題フォルダは、読解マラソン集を自動組み込みにしたため、約4分の1の生徒に、縦書きの長文が見開きになってしまうページが出てきました。

 この形だとページを移るときに、縦書きなのに目の動きが左から右へとなります。

 通常、こういう読み方はしないので読みにくいと思いますが、これは、2枚に分かれている原稿を順に読むというように考えてください。

 つまり、2枚に分かれている原稿がたまたま左右に並んでいるという考えです。


 4月の新学期からの対策としては、全体のページ数が偶数か奇数かによって調整し、縦書き長文は表裏のページになるようにします。
 しかし、今回の1月からの教材は、既に印刷し発送してしまいましたので、誠に申し訳ありませんが、この形で読んでくださるようお願いいたします。
 ただし、現在、編集は完了していますので、ご希望の方には縦書き表裏ページの課題フォルダを再送いたします。(525円送料含む)
 以上、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

構成図
 記事のもととなった構成図です。



ブログ
 森川林のブログを更新しました。
「日本と世界を救う新経済政策」
http://ameblo.jp/kotomori/entry-10178683885.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。

コメント151~160件
……前のコメント
「大学進学者の 匿名
ただ、環境を選ぶことは学友や学校生活の質、という意味もありま 8/2
記事 4808番
優しい母が減っ ゆきこ
ネコさん、大丈夫ですか。私も二人の女の子の母ですが、NHKラ 8/1
記事 979番
優しい母が減っ 森川林
 英語なんて、もうやらなくていい時代になります。  大事な 7/23
記事 979番
優しい母が減っ ネコ
お母さんこわい勉強いやだえいごもうききたくない 7/23
記事 979番
夏休みは自習室 森川林
 不登校で学校に行っていない子も、自習室を利用するといいと思 7/11
記事 4797番
受験作文の印象 どんどこ
理解する語彙と使える語彙の違い、なるほどと思いました。 受 7/8
記事 3601番
自習記録28件 森川林
 自習記録34件、読書記録829件。  今日、見てみたら、 7/6
記事 4790番
優しい母が減っ Koya
怖いお母さんと言うか易しすぎるお母さんも何だかな…という感じ 7/5
記事 979番
作文用紙の廃止 森川林
 新たに記事を追加しました。  小学5、6年生の生徒にも、 6/19
記事 4771番
作文用紙の廃止 森川林
 記事を追加しました。  なお、7月からの新学期については 6/19
記事 4771番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
画像送信テスト 森川林
回回回 11/2
森川林日記
Thunder 森川林
https://www.thunderbird.net/ja 10/29
森川林日記
この忙しいとき 森川林
この忙しいときに、というかいつも忙しいけど、今は特にというと 10/28
森川林日記
もう二度とGm 森川林
 Gmailが突然、大量のPOP3は受信できないようにした。 10/28
森川林日記
2025年10 森川林
△ミズヒキグサ ●紙ベースの勉強が基本。デジタルの 10/22
森の掲示板
3I/Atla 森川林
それは、いい結果になるだろう。 10/2
森川林日記
SDGsとかL 森川林
SDGsとかLGBTQとかいう新しい言葉を使う人は、考えの浅 9/27
森川林日記
千葉県立千葉中 森川林
受験生に点数の差をつけるためだけのテスト。 横浜市立南 9/25
森川林日記
2025年9月 森川林
●家庭学習の習慣を  小学生のうちから家庭学習 9/22
森の掲示板
OCRのオシロ 森川林
今からOCRのオシロンの作り直し。 これまでgoogl 9/20
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習