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AIによる作文評価で大事なのは、悪いところを直すのではなく良いところを伸ばすこと。そして、揺れのある評価ではなく固定した評価であること as/5492.html
森川林 2026/04/04 09:22 



https://youtu.be/Iq2if4gW0Zo

●AI評価の得意分野とその限界

 AIを使えば、作文評価は簡単にできます。
 特に間違いを指摘したり、悪いところを直したりすることはAIの得意分野です。
 なぜなら、間違い直しや欠点探しは、AIがこれまでに習得した知識が答えとして豊富にあるからです。

 難しいのは、良い文章をより良くするためにどうしたらいいのかという評価をすることです。
 なぜなら、より良い文章というのは答えがないからです。

●欠点の修正より長所の伸長が重要な理由

 間違いを直すとか欠点を直すとかいうのは、小学校低学年の作文や外国人の日本語作文に当てはまることです。
 普通に文章を書く実力のある中学生や高校生には、欠点を直すという評価自体が不要です。

 中学生や高校生の文章で大事なことは、欠点を直してもらうことではなく、良い文章を書くためにはどうしたらいいかということについてアドバイスしてもらうことです。



●AI評価の揺れとブラックボックス問題

 また、AIによる作文評価の弱点は、常に多少の揺れがあることです。
 同じ作文を別の日に評価させたとしたときに、全く同じ評価ということはありません。
 また、異なる人間が同じような作文を書いた場合も、その評価は微妙に異なります。

 そして、更に重要なことは、その評価の背景がブラックボックスになっていることです。
 これは人間が行う作文評価と同じで、評価される側はなぜその評価になったのかがわからないまま評価されているのです。
 これは、教育ではありません。単なるランク付けです。

●作文検定の評価の特徴と意義

 言葉の森の作文検定は、作文の模擬試験や添削サービスとはこの二つの点で異なります。

 第一は、欠点を直すことよりも長所を伸ばすことを中心に評価していることです。
 普通に文章力のある生徒であれば、直すような欠点などありません。

 第二に、評価の基準を、AIではなく独自のアルゴリズムによって行っていることです。
 そのために評価の理由がオープンであり、また評価そのものが固定したものになっているのです。

 独自のアルゴリズムとは、作文中の語彙を品詞や働き、表現の種類ごとに分類し、その出現頻度やバランスをもとに文章の質を評価する仕組みです。
 人間の評価と高い一致度を持つことが確認されており、その手法は特許を取得しています。



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 教育現場では評価のしやすさから知識中心の指導が広がっています。
 しかし、これからの時代に求められるのは思考力であり、その育成には作文学習の日常化が有効です。
 言葉の森は、AIによる内容評価と特許取得済みの独自アルゴリズムによる語彙力評価を組み合わせた「日本語作文検定」をリニューアルし、教師の負担軽減と生徒の作文力向上を同時に実現します。

■背景:作文教育が広がらない二つの壁

 作文教育には長年、二つの課題がありました。
 一つは評価の主観性です。評価の根拠がブラックボックスになりがちな指導では、生徒の学習意欲が続きません。
 もう一つは教師の負担です。添削・講評には多くの時間がかかるため、日常的な作文指導に踏み出せない現場が少なくありません。

■解決策:二つの評価が作文教育を変える

 作文検定は以下の二本の柱で構成されています。

 第一に、AIによる内容評価:生徒の作文の内容を丁寧に読み取り、温かみのある講評を返します。

 第二に、独自アルゴリズムによる語彙力評価:作文に用いられた語彙力を客観的に数値化します。(特許得済み)
 語彙力評価は、これまでに103,000件以上の評価実績があり(当社データベース調べ)、人間による評価と相関が高いことが明らかになっています。

 この二つの評価により、教師は添削作業から解放され生徒の作文を深く読む指導が可能になります。
 生徒は客観的なフィードバックによって学習の方向が明確になり、作文学習に意欲的に取り組めるようになります。
■今後の展望

 言葉の森は、作文教育の普及こそが、日本の教育を知識偏重から思考力重視へと変える鍵であると確信しています。
 日本に作文教育を広め、知識偏重から思考力重視への教育転換の一助となるよう取り組んでいきます。

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