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なぜ小学1年生から作文の勉強を始めるのがよいか as/760.html
森川林 2010/02/01 05:50 


 日本の伝統的な教育法では、習い事は6歳の6ヶ月目から始めるのがよいとされていました。このころから始めたものは、生涯続く習慣となることが経験的にわかっていたからです。スポーツ然り、音楽然り、そして勉強もまた然りでした。

 言葉の森でも、小学1年生から作文の勉強を始めた生徒は、小学校高学年になり学校の勉強が忙しくなっても、また中学生や高校生になり学校で作文の勉強をしなくなっても、言葉の森を続ける傾向があります。もちろん、途中でやめたくなったり中だるみの時期があったりするのは、だれにもありますが、それでも長い間勉強をしていると、必ず言葉の森の勉強が大きなプラスになったということを実感できるときが来ます。

 しかし、6歳6ヶ月から始めるのは、決して先取りの勉強なのではありません。幼少期に先取りした勉強は、あとですぐに追いつかれます。学年が上がってからできることは、その学年になってからやれば十分です。小学1、2年生のときにする勉強は、先取りの勉強ではなく、よい習慣作りのための勉強です。

 小学1年生から言葉の森の勉強を始めると、毎週作文を書く習慣ができます。そして、更に大事なことは、この時期は音読や暗唱の自習がきわめて容易にできるということです。最初はたどたどしい読み方であっても、十数回繰り返し読んでいると、すぐにすらすら読めるようになります。この自習にかける時間はわずか10分です。この作文と音読と暗唱の習慣があとで大きな力となります。

 小学1、2年生の作文を見ると、字数も少なく、直すところも多く、わざわざ教室で習ってまで勉強する必要がないように見えます。親でも十分に教えられる内容の作文のように思えます。また、この時期は学校でも作文指導がよく行われていて、毎日の日記指導なども盛んです。音読や読書の指導もよく行われています。

 しかし、言葉の森で勉強する意義は、小学1、2年生の作文の勉強がそのまま高学年になったときの説明文や意見文の勉強につながっていることです。更に、小学1、2年生の勉強が中学生や高校生になったときの論説文の勉強にも結びついていることです。

 よく学校で作文や読書をしているからいいのではないかと言う人もいます。しかし、作文や読書は実は生活の中に位置づけて行うのが本来の姿です。小学校低学年のときに学校で作文や読書の指導があることは確かですが、そのように読書や作文を学校で勉強するものだと考えてしまうと、やがて小学校中学年や高学年になり、作文や読書の指導が次第になくなっていくと、そのまま子供の作文や読書の生活がなくなってしまうのです。

 現在、中学で作文の勉強を行っているところはほとんどありません。夏休みに感想文の宿題が出るくらいがやっとです。それは現在の教育体制ではやむをえないことだとも言えます。中学で作文指導を日常的に行うのは、担当の先生の負担が大きすぎるからです。

 また、高校入試でも作文や小論文の試験は採点に手間がかかるのでほとんど行われません。子供たちの学力よりも、試験や授業の能率を優先せざるを得ないという事情があるかぎり、今後も中学、高校で作文指導が盛んになる可能性は低いでしょう。ですから、中学生や高校生で文章を書く機会のある子はきわめて少ないのです。

 言葉の森の作文の勉強の特徴は、小学1年生の作文の勉強を、高校3年生まで続くものとして教えているところです。言葉の森で小学1年生から作文の勉強を始めることは、1年生の間にももちろん成果はありますが、それ以上に、あとになってから本当に価値ある勉強として生きてくることなのです。

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メディアに取り上げられた言葉の森 as/759.html
森川林 2010/01/31 06:38 


 これまで言葉の森が掲載された記事などを紹介します。

■北海等カーナビラジオ 2010年1月15日
 北海道カーナビラジオの「情報ハイウェイ」で作文の書き方についてのインタビューを受けました。

■日本経済新聞 2010年1月15日
 日本経済新聞の「学ぶ」欄で、作文の書き方の取材を受けました。
 構成図を書いて作文を書く方法と、文章を暗唱する方法を提案しました。


■プレジデントファミリー 2009年4月号
 プレジデントファミリーの特集「勉強意欲に火がつく教材」で作文教材の紹介をしました。

■学研「頭のいい子の育て方」 2009年4月号
 学研の「10歳までに決まる! 頭のいい子の育て方」に作文の書き方の記事が載りました。


■プレジデントファミリー 2008年9月号
 プレジデントファミリーの特別教材付録になりました。「作文、読書感想文のテクニック」。
 特別付録の小冊子は全33ページで、小学生から中学生高校生までの作文、読書感想文の書き方を載せた画期的なものでした。


■産経新聞 2008年7月15日
 産経新聞の「論理的に書く力を養う」というコラムで、言葉の森が紹介されました。
 通学教室の風景がわかる写真も載っています。


■日経Kids+ 2008年6月号
 日経Kids+で「作文の通信教材」として紹介されました。
 他社の多色刷りの教材と比べると、言葉の森の教材はモノクロでいちばん地味でしたが(笑)、「理想的な指導法」だと評価されました。


■週刊ダイヤモンド 2008年4月5日
 週刊ダイヤモンドの教育特集で、言葉の森が「ネットと電話で全国カバー」と紹介されました。
 作文の褒め方の見本写真が載っています。


■プレジデントファミリー 2007年9月号
 プレジデントファミリーの特集になりました。「作文嫌いも入選する読書感想文の書かせ方」。
 この特集を読んで感想文が上手に書けるようになったという子が続出しました。


■プレジデントファミリー 2007年3月号
 プレジデントファミリーの特集「名門校の生徒が通う進学塾の年間費用」で、全国どこでも受講できる通信作文教室として紹介されました。




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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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●本当の国語力は作文でつく
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●国語の勉強法
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●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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