ログイン ログアウト 登録
 遊びと組み合わせた小学校低学年の作文の勉強 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1881番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
遊びと組み合わせた小学校低学年の作文の勉強 as/1881.html
森川林 2013/07/22 07:59 



 言葉の森では、小3からは、題名課題が出てきます。「がんばったこと」「いたかった思い出」などの題名です。
 小5からは、感想文課題が中心になります。「○○を読んで」という課題です。
 中学生、高校生と学年が上がるにつれて、感想を書くもとになる長文が難しくなっていきます。

 課題が決まっていたり、感想を書くもとになる長文が決まっていたりすると、最初のうちは書きにくいのですが、予習のコツがわかってくると、かえっていい文章が書けるようになります。
 次の週の課題を書くために、長文を何度も音読したり、お父さんやお母さんに似た話を取材してきたりすることができるからです。
 (でも、たまに、何も準備せずに、先生の話だけ聞いて書こうとする子もいます。特に、中高生(笑))

 こういう予習と組み合わせた勉強ができるのが課題作文のいいところです。
 ところが、小学校1年生と2年生は、与えられた課題では書けないことが多いので、これまで自由な題名の作文が中心でした。
 なぜ、低学年で課題作文が書けないかというと、人生経験が短いので課題に合った話が出てこないことと、課題などなくても毎日が新鮮な出来事なので書くことに困らないからです。

 しかし、中には、先週も、今週も、毎回、サッカーの話やゲームの話で同じ話題になってしまう子もいます。
 そこで考えたのが親子の遊びです。

 親子の遊びというと、わざわざどこかに連れていくようなことを考えがちですが、もっと簡単に家庭でできることがたくさんあります。
 男の子だったら、科学の実験のようなこと、女の子だったら、料理を作るようなことが、家庭で特別の準備もなくできます。
 しかし、その遊びの持ち駒が、どの家庭でも意外と少ないのです。

 そこで、親子の遊びを、小学校低学年の作文の課題に結びつけて提案したり交流したりする場を作ればいいと思いました。
 ちょうど、facebookに「親子で遊ぼうワンワンワン」などのグループがあるので、ここで紹介された遊びを、作文の課題として生かしていくことを考えました。

 親子の対話が大事になってくるのは、小学校高学年のころからですが、高学年になって突然対話を始めるというのも難しいものです。
 子供がまだ小さい小学校1年生、更にはもっと前の幼児期から、親子がひとつのテーマを共有して話し合うことができれば、高学年になってからの対話も自然にうまくいくのではないかと思いました。

 今、その遊びと組み合わせた作文の勉強を考えているところです。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 教室の話題(26) 

コメント欄

コメントフォーム
遊びと組み合わせた小学校低学年の作文の勉強 森川林 20130722 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ちつてと (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ちつてと」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 教室の話題(26) 
コメント1~10件
コメントは24時間以内に表示
【合格速報】東 ののはな
東北大学へのご入学、おめでとうございます。 晴れ晴れとした 4/10
記事 5324番
【合格速報】東 とうこ
Yちゃん、ご入学おめでとうございます! 嬉しいご報告を、あ 4/10
記事 5324番
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
優しい母が減っ 森川林
あきろあさん、コメントありがとうございます。 子供は、もと 2/13
記事 979番
優しい母が減っ あきろあ
森リン先生の投稿をみて、母は甘やかしていいんだと、初めて気付 2/7
記事 979番
中根の担当する 森川林
YKさん、ありがとう。 私が子供にさせたいと思っていたのは 1/27
記事 5267番
中根の担当する YK
創造発表クラス面白くなりそうですね!イギリスの私立学校のカリ 1/27
記事 5267番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
推薦図書検定の 森川林
推薦図書検定のキャラクター、「森ファン」 森のエレファント 6/1
森川林日記
作検のキャッチ 森川林
覚える学習から考える学習へ AI作文検定 AIが測定する 6/1
森川林日記
作検のキャラク 森川林
作検の新しいキャラクター、作シカくん。 5/31
森川林日記
「世界秩序が変 森川林
 「失われた30年」は、「雇用を守る」という日本自らが選んだ 5/27
森川林日記
2025年5月 森川林
●夏季休業の予定(8/11月~8/17日は休み宿題、 5/22
森の掲示板
何千年も続いて 森川林
何千年も続いてきた天皇制を 人気投票にするな。 おまえら 5/18
森川林日記
桃太郎と犬と猿 森川林
桃太郎が、犬と猿と雉に出会ったのは、 桃太郎が歩いていたか 5/18
森川林日記
AIの遠い未来 森川林
生成AIが生まれるまでの歴史を 感動を持って語れる、 そ 5/18
森川林日記
Re: 中1 あかそよ
ありがとうございました。 なんとなく、分かりました。次の中 5/16
算数数学掲示板
Re: 四月の 森川林
 お返事遅れて失礼しました。  よく考えて質問をしているの 5/16
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習