ログイン ログアウト 登録
 国語力、読解力をつける作文教室――勉強の意欲は人と人との関わりの中で育つ Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 2809番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/5/2
国語力、読解力をつける作文教室――勉強の意欲は人と人との関わりの中で育つ as/2809.html
森川林 2017/02/01 07:12 


 言葉の森は、作文専科の作文教室を35年間続けてきました。だから、作文指導の難しさというものがよくわかっています。

 最近、受験に作文が増えてきたために、学習塾や通信教育で作文講座を開くところも増えてきました。
 しかし、そういう新しい作文教室は、言葉の森がもうとっくに通り過ぎてきたところに力を入れているように思えるときがあります。

 その一つは、作文の大切さを力説していることです。例えば、考える力がつく、入試で記述力が問われるようになる、などです。
 もちろん、大切さを説くのはいいのです。しかし、本当はもっとその先を行く必要があるのです。

 では、その先はどこかというと、それは、意欲的に作文の勉強を続けさせる工夫です。
 作文の大切さということをいくら言っても、作文の勉強のように苦しいことは子供はなかなかやりたがりません。
 入試に作文試験があるという場合は、子供も意欲的なので教えやすいのですが、そういう目標がないところで、小中学生に作文を教えるというのはかなり工夫が必要です。

 その工夫の一つは、先生との関わりを強めることです。それが毎週の電話指導です。電話指導をきっかけに作文を書くスタイルができれば、提出が滞るということは少なくなります。

 また、近年は、電話指導以外に、オンラインで先生やほかの生徒との交流ができる企画も並行して行っています。それが、オンエア講座やプレゼン作文発表会です。
 また、このオンラインの講座を生かして、国語力以外に子供の学力の重要なもう一つの要素である理数力の指導も受けられるようにしています。

 新しい作文教室が力を入れて宣伝しているもう一つは、小学校低中学年の子供たちの成果を強調することです。
 例えば、スラスラと書けるようになった、いろんな知識が身についた、などです。もちろん、低中学年で成果が上がるのはいいのです。しかし、本当はもっとその先を行く必要があるのです。

 小学校低中学年の成果の先にあるものは、真の実力をつけることです。
 真の実力とは、小学校高学年、更には中高生になってからの高度な説明文、意見文、論説文を書く力です。

 そのために、言葉の森では、作文指導の土台となる国語力、読解力の育成に力を入れています。
 その一つが、暗唱検定や音読の自習や国語問題集読書などで読む力をつける指導です。

 また、オンエア講座などでは、作文の予習のやりやすくするために、次の週の作文の解説を行い、それをもとに家族で作文の課題についての対話ができるような工夫をしています。


 このような工夫をしている結果、言葉の森の作文課題の提出率は現在94パーセントになっています。小学生から中学生までの生徒の毎週の作文課題の提出率ですから、通信教育のわりにはかなり高いと思われると思いますが、本当はこれでも不十分です。
 提出率は、風邪や旅行で休んだ以外はすべて100パーセント提出できるのが本来の姿です。

 誰でも経験があることだと思いますが、人間は、一度でもさぼると、あとはずるずると全部さぼってしまうという傾向があります。
 だから、課題提出率が90パーセントを切っていたら、それは10回に1回は提出しなかったといことですから、親が言わなければやらないレベルに近づいているということです。

 言葉の森では、今後、この課題提出率を100パーセントにすることを目指して、これからの指導に取り組んでいきたいと思っています。



コメント欄

森川林 2017年2月1日 7時28分 1 
 作文指導が難しいのは、教えるところではありません。
 子供に意欲的に書かせるところが難しいのです。
 だから、ここで、子供と先生やほかの友達との人間的な関わりが必要になるのです。


nane 2017年2月1日 7時34分 1 
 作文の課題提出率は100パーセントが基本です。
 もちろん、風邪で休んだり、旅行で休んだりしたときは休んでいいのです。
 しかし、うやむやのうちにやらなかったという日が1日でもあると、あとはずるずると休み続けるとなることが多いのです。
 だから、課題提出率が80パーセント程度というのは、親が口うるさく言ってやっとやらせているレベルです。
 ちなみに、言葉の森は94パーセント。まだまだ不十分です。


namura 2017年2月2日 4時24分 10 
楽しく書くからこそ提出率も高いのですね。中高生でも忙しい中、しっかり提出している生徒さんが多いです。

コメントフォーム
国語力、読解力をつける作文教室――勉強の意欲は人と人との関わりの中で育つ 森川林 20170201 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ゆよらり (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ゆよらり」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
言葉の森の特徴(83) 作文教育(134) 国語力読解力(155) 読解力・読解検定(0) 
コメント1~10件
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 読解検 森川林
 これは、その言葉があるかどうかではなく、文脈として読み取る 4/28
国語読解掲示板
読解検定小5の みきひさ
読解検定 小5 4月について3問教えてください。 どうぞよ 4/27
国語読解掲示板
茨木のり子さん 森川林
 茨木のり子さんが晩年に書いていた言葉、 「倚(よ)りかか 4/27
森川林日記
軽くて意味のな 森川林
軽くて意味のない広告の文面を書いていたのでくたびれた。 嘘 4/27
森川林日記
Re: 例えば 森川林
 この歌の本質は、「言えない」又は「言わない」というところに 4/27
森川林日記
例えば、敷島の 森川林
 本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」は、 4/27
森川林日記
AIに文章を直 森川林
 AIに文章を直してもらうと、  詩的な文章が散文的になる 4/27
森川林日記
雨は龍のメッセ 森川林
 雨は龍のメッセージ。  晴れは太陽のメッセージ。  ど 4/27
森川林日記
五月の薄曇りの 森川林
 五月の薄曇りの空の下をゆっくりと歩く。  自分の心の中に 4/27
森川林日記
走水神社 森川林
 走水神社に行ってきた。  神社の横の山の途中に、弟橘媛( 4/24
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン