ログイン ログアウト 登録
 子供たちに必要なのは発言と交流の場――創造的な学力を育てることがこれからの教育の目的 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
作文検定 | 言葉の森 | 作文教室・サイト 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室
記事 4482番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/8/12
子供たちに必要なのは発言と交流の場――創造的な学力を育てることがこれからの教育の目的 as/4482.html
森川林 2022/06/16 05:36 


●動画:https://youtu.be/jAixgriTBRE

 先日から、授業の修了時に、子供たちに何かひとことを言ってもらうことにしました。
 「このあと、何をするか」でもいいし、「今日、学校であったこと」でもいいし、「将来の夢」でもいいし、「自分の趣味」でもいいし、要するに何でもいいからひとことを言うということです。

 すると、担当している子供たちは、全員何かひとこと、それなりに面白いことを言うようになりました。歌を歌ってくれる子もいました(笑)。時間は、全体で5分もかかりません。

 子供たちは、自分が主体的に参加できる場が好きです。しかも、その中で他の生徒との交流も生まれればなお楽しくなります。
 読書紹介の場合も、時間があるときは、紹介のあとの質問感想を言ってもらうと、それぞれいいことを言います。そして、参加している生徒どうしが知的な交流を通して親しくなります。ただし、これは学年が同じぐらいで、質問や感想を言いやすいクラスの場合です。

 今の学校や塾では、生徒が自ら発言する機会はほとんどありません。
 先生が一方的に喋り、生徒はたまに答えさせられるだけです。

 未来の学校は、言葉の森のように少人数のクラスで、全員に発言する機会があるものになっていきます。

 勉強の中心は家庭学習、授業は生徒が発表と交流をする場、講師は教えるのではなく生徒の進捗状況と理解度をチェックし、必要に応じて保護者との連絡をとる、というスタイルの学習がこれからの新しい教育の形になります。

 小、中学生、高校生の子供たちの成長に影響があるのは、親や先生ももちろんそうですが、それ以上に同じ世代の子供たちです。

 言葉の森では、今、「講師の部屋」という、講師それぞれの掲示板を作っています。
 これは、まだほとんど活用していませんが、将来は、先生と生徒の連絡の場だけでなく、生徒どうしの交流の場にしていく予定です。

 すると、そこで、卒業した生徒も時どき立ち寄り、先生に現状報告をしたり、後輩にアドバイスをしたりするようになります。
 ちょうど、通学教室に、卒業生がたまに遊びに来るような感じです。
 夏のサマーキャンプも、将来は、卒業した生徒も含めた同窓会のようなものにしていく予定です。

 子供たちは、同世代の子供たちとの交流の中で成長します。
 そのためには、その交流の場としてのオンラインクラスで、全員の発言の機会があることと、勉強の中身が創造的であることが重要です。
 創造的な勉強という要素が特に強いのは、作文クラスと創造発表クラスですが、そのほかの国語読解、算数数学、英語などのクラスも、工夫によっては、創造と発表の学習になります。

 例えば、国語読解クラスでひとつの問題文の内容についてディカッションをするとか、算数数学クラスでオリジナルに作った問題を発表するとか、英語クラスで英語のスピーチをするとかいうようなことです。
 そういう創造的な勉強を行うためには、その土台としての学力も十分についていなければなりません。

 学力は勉強の最終目的ではなく、より創造的な学力を作るための土台です。
 それは、子供たちの勉強のゴールが、大学入試に合格することではなく、その先の実社会で自分らしい仕事をすることだからです。

 こういう子供たち一人ひとりの個性を生かし創造性を育てる教育を行っていきたいと思います。



コメント欄

森川林 2022年6月16日 9時41分  
 子供たちの多くは、学校や塾の勉強に退屈しています。
 それは、生徒が主体的に参加する勉強になっていないからです。
 先生の話を聞いて、テストを受けるだけの勉強なら、家庭学習で十分間に合います。
 ただ、家庭学習だけでは不安だから、みんな、とりあえず学校や塾に行っているのです。
 本当は、教育の仕組みを根本的に変える必要があるのです。


コメントフォーム
子供たちに必要なのは発言と交流の場――創造的な学力を育てることがこれからの教育の目的 森川林 20220616 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ちつてと (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ちつてと」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 
コメント1~10件
作文自動採点ソ 森川林
なっつさん、投稿ありがとう。 でも、ここでは森リンの採点は 8/8
記事 89番
森林プロジェク 森川林
かじかわさんへ、投稿ありがとう。 しかし、もとの記事と関係 8/8
記事 1496番
森林プロジェク かじかわ
改めて考えよう。所得の超過累進課税制による、資本主義と社会主 8/5
記事 1496番
作文自動採点ソ なっつ
母の過去から学んだ      令和の闇に負けない社会   8/3
記事 89番
作文検定で作文 森川林
評価サンプルはこちら。 6/25
記事 5538番
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
読書感想文の意 森川林
 読書感想文は、書く意味があるかどうかではなく、書かせる場所 8/7
森川林日記
「到知」に谷川 森川林
 意外な表紙に驚いた。  澤穂希(さわほまれ)さんとの対談 8/4
森川林日記
英語の教科書も 森川林
 最近の英語の教科書も、誰におもねっているのか知らないが、会 8/3
森川林日記
アフターゾロリ 森川林
 アフターゾロリ云々という人は、ゾロリをちゃんと読んでいない 8/3
森川林日記
井の中の理三 森川林
東大理三は日本で毎年100人、金メダルは世界で4年に1人。 8/3
森川林日記
推薦図書掲示板 森川林
 推薦図書検定のプラットフォームができた。 https:/ 8/2
森川林日記
2時間以上本を 森川林
 東洋経済オンラインで、1日の読書時間が10~30分までは成 7/25
森川林日記
2026年7月 森川林
◆◆振替連絡、欠席連絡のエラーについて  7月 7/22
森の掲示板
歴史は、ひとり 森川林
 歴史は、ひとりの人間の確信によって動く。  なぜ、そのひ 7/20
森川林日記
ヨンデミーとか 森川林
 ヨンデミーとか、グリムスクールとかは、小学校低中学年か、読 7/19
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン