ログイン ログアウト 登録
 新しい未来の教育――言葉の森で行う勉強の展望 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 5260番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/31
新しい未来の教育――言葉の森で行う勉強の展望 as/5260.html
森川林 2025/01/15 11:14 



https://youtu.be/QrsJ4cDr5-M

●受験のための勉強から、社会に出てから活躍する実力をつけるための勉強へ

 昔は、いい学校に入ることが、いい仕事につくことにつながり、いい仕事につくことがいい生活につながっていました。
 しかし、今は、そうではありません。いい仕事というゴール自体が、年々変化しています。
 受験のゴールは一見魅力的に見えますが、本当のゴールは社会に出てから活躍することです。
 勉強の目的は、そのための実力をつけることです。

●大事なのは、競争に熱中することではなく、思考力と創造力を育てること

 スポーツでも、音楽でも、勉強でも、競争があれば誰もが熱中します。
 特に、小中学生のころは、競争に熱中する時期です。
 また、社会全体が、競争を必要以上に持ち上げる傾向があります。
 しかし、大事なことは、競争の熱中から一歩距離を置き、自分の本当の実力となる思考力、創造力を育てることなのです。

●思考力を育てるのは読書と対話、創造力を育てるのは作文と創造発表

 思考力を育てるのは、学校の勉強ではなく、読書、特に難しい説明文意見文の読書を続け、必要に応じて対話をすることです。
 創造力を育てるのも、学校の勉強ではなく、作文を考えながら書き、自分の興味のある分野で研究や調査や実験や発表をする創造発表の時間を作ることです。

●小学生時代の生活の基本は、読書と暗唱と作文と対話と友達とお手伝い

 小学生、特に低中学年のころは、生活と勉強の方向を決める大事な時期です。
 この時期には、既成の宿題やテストや学校の成績に追われるのではなく、読書と暗唱と作文と対話と友達作りと毎日のお手伝いの習慣をつけることです。
 それが、あとからの勉強と生活の基礎になるのです。

●勉強の中心となる場所は、学校でも塾でもなく家庭

 学校や塾での授業は、みんなが同じことを一斉に学びます。
 だから、できる子は退屈し、できない子は途中からわからなくなります。
 家庭で自分のペースでやる勉強であれば、無駄のない勉強ができます。
 勉強の中心は、家庭なのです。

●ChatGPTなどのAIを活用すれば、先生がいなくても勉強は進められる

 これまでは、わからないところがあれば、先生に教えてもらいました。
 これからは、ChatGPTなどのAIを活用すれば、先生以上に詳しく教えてくれます。
 先生に質問をすると、同じことを何度も聞けないとか、あまり初歩的なことは聞けないとかいう遠慮が出てきます。
 AIであれば、そういう制約はありません。

●言葉の森のオンラインクラスでは、毎回の読書紹介と一人一言の時間がある

 これからの勉強では、読書と対話の力が必要になります。
 毎回の読書紹介で、誰でも本を読む習慣ができ、読書のレベルも向上します。
 みんなの前で発表する時間があると、人前で話をすることに慣れます。
 この読書力とコミュニケーション力が、これからの学力になるのです。

●これから必要になる勉強は、国数英理社よりも、創造発表とプログラミング

 これまでの学校の勉強は、答えのある勉強でした。
 教えてもらって答えが合うようになればそれで勉強は完成でした。
 これからの勉強は、答えのない勉強です。
 創造発表やプログラミングで、自分にしかできない勉強をするのが未来の勉強です。

●国数英は、人に教わるよりも、AIを使って自分でやるのが最も能率がよい

 国語、算数数学、英語などの勉強は、AIに教わることのできる勉強です。
 人に教えてもらうよりも、AIに教えてもらう方が、より深く理解できます。
 わからないところがあれば、わかるまでさかのぼって教えてもらうことができます。
 これからの勉強は、AIを活用する勉強になるのです。

●小中学生の勉強は、進捗度をチェックする仕組みがあれば、家庭でできる

 小中学生のころは、子供がひとりで勉強すると、無駄な遠回りをすることがあります。
 そこで必要になるのが、勉強の進捗状況をチェックする仕組みです。
 自習の記録、自習室の利用、確認テスト、問題集をもとにした質問などがあれば、家庭での勉強も軌道に乗るのです。

●中学、高校、大学の受験はゴールではなく、本当のゴールは社会に出てから

 受験に合格することは、子供にとっては大きな夢です。
 しかし、合格はゴールではなく、社会に出て活躍することが本当のゴールです。
 勉強の目的は、自分自身を向上させることで、その結果のひとつとして受験があるのです。

●オンライン少人数クラスの教育は、対話と交流のある未来の教育

 オンラインの少人数クラスであれば、同年齢同進度の生徒が、少人数で交流しながら勉強することができます。
 人間の勉強は、単に知識を身につけるだけでなく、友達との交流の中で身につける必要があります。
 友達と一緒に学ぶことで、勉強以外の要素生まれそれが人間を育てるのです。

●小学1年生から始められて、高校3年生まで続けられる勉強が本当の勉強

 小学校低学年の勉強が、低学年の間だけで終わるのではもったいないことです。
 高校生の勉強が、高校生になってから始めるのであれば根の浅い勉強になります。
 作文の勉強を、小学1年生から高校3年生まで一貫したカリキュラムで勉強すれば、それが本当の文章力の実力になるのです。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

コメント欄

コメントフォーム
新しい未来の教育――言葉の森で行う勉強の展望 森川林 20250115 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
えおかき (スパム投稿を防ぐために五十音表の「えおかき」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
言葉の森のビジョン(51) 未来の教育(31) 
コメント1~10件
昔テレビで一億 森川林
最近の研究では、ゲームは頭をよくするということが言われていま 7/17
記事 2968番
昔テレビで一億 匿名
最新の医学研究でYouTubeを筆頭としたスマホコンテンツが 7/10
記事 2968番
掛け声だけでな 森川林
 あおさん、ありがとう。  読書会、確かにいいですね。 6/12
記事 5344番
掛け声だけでな あお
読書会っていいと思います。私は2年ほど前から地域の読書会に入 6/10
記事 5344番
【合格速報】東 ののはな
東北大学へのご入学、おめでとうございます。 晴れ晴れとした 4/10
記事 5324番
【合格速報】東 とうこ
Yちゃん、ご入学おめでとうございます! 嬉しいご報告を、あ 4/10
記事 5324番
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
「この世」と「 ゆめ
「この世」からは「あの世」がとっても高くて遠いところにあるよ 7/25
ゆめ日記
SBペイメント 森川林
 クレジットカード支払いの仕組みを探して、SBペイメントに頼 7/25
森川林日記
「作文検定」は 森川林
 現代用語研究会が、「作文検定」という名称を使っているので、 7/24
森川林日記
ゆめ。 森川林
 ゆめ。 「ありがとう。楽しかった。たまに怖かったとき 7/23
森川林日記
2025年7月 森川林
■1.夏季休業期間中の授業と夏期講習の記事を載せまし 7/22
森の掲示板
読書のためのだ 森川林
読書のための本選びで大切なことは、 ストーリーの面白さでは 7/21
森川林日記
Re: 第十番 森川林
B 休眠に入った虫は、厳しい冬をただじっと耐えて乗り切る × 7/17
国語読解掲示板
朝日中高生新聞 森川林
朝日中高生新聞7/13の「天声人語で200字作文」で紹介され 7/14
森川林日記
第十番 冬が近 あういと
問三のBと問4のBが分かりません。 教えてください。 7/9
国語読解掲示板
読書のレベルを 森川林
 変な本を読んでいる子がいたので、聞いてみると、「ビブリオバ 7/6
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン