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勉強も八分目で長続き(facebook記事より) as/1431.html
森川林 2012/02/07 08:19 



 食事も勉強も腹八分目。。
 一度にいっぱい詰め込むと、
 2、3日しか続かない。
 八分目なら365日。

 昔、「365歩のマーチ」という歌がありました。
 途中で数え忘れそうな歩数ですが(笑)、そういう毎日の積み重ねが、子供たちの本当の学力に結びついていきます。

 八分目は、遊びでも同じ。

 ペットの子犬とボールで遊ぶとき、子犬が十分に飽きるまで遊んでしまうと、もうそのボールに興味を持たなくなってしまいます。

 作文の勉強でも、最初の1日目、子供は初めてのことで面白いのでどんどん長く書きます。

 しかし、それがその子の普通の姿なのではありません。初めてなので、ついがんばってしまった姿なのです。

 それを親や先生が、その子の実の姿だと勘違いして同じことを次の日も次の日もやらせようとすると、子供はだんだん息切れがしてきます。

 そして、こういうことを学ぶのです。

「がんばると、それがあたりまえのようになる……。がんばらない方が得だ!」

 では、親や先生はどうしたらよかったのでしょう。

 子供の努力に合わせてどんどんハードルを上げていくのではなく、その子の実力を見て、その八分目ぐらいをはっきりした基準として示してあげればよかったのです。

 例えば、作文の字数なら小学生の学年の100倍から200倍というような基準です。

 八分目の基準をはっきりさせるから、子供は安心して勉強に取り組み、長く続けていけるのです。


 ということで、今日のテーマは、八分目。(勉強でも遊びでも仕事でも)

1、八分目についてひとこと、
 又は、
2、「はち、ぶん、め」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は、春一番というぐらい、強い風。

 でも、暖かいので、風に揺れる草木も何か喜んでいるようです。

 立春も過ぎて、春もそろそろ八分目。(と言うかなあ)

 もうすぐ来る百パーセントの春に向かって、今日もいい一日をお過ごしください。
 
 
 言葉の森のfacebookページ
 http://www.facebook.com/kotobanomori
 
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実力をつけるための勉強と合格するための勉強の違い(facebook記事より) as/1430.html
森川林 2012/02/06 08:58 



 実力をつけるための勉強は、
 低学年のとき。
 合格するための勉強は、
 受験生のとき。

 実力をつけるための勉強と合格するための勉強は、実はちょっと違います。

 実力をつけるための勉強は、基礎となる教材を反復して100%自分のものにすることです。

 受験に勝つための勉強は、志望校の過去問を研究してその志望校に合格するための勉強をすることです。

 これを逆にしている人がよくいるのです。

 低学年のうちから、テストでいい成績を取るために勉強させてしまうというのはそうです。

 低学年のころから他人と比較して勝ち負けを競う勉強をしていると、勉強は苦しいものだという気持ちができてしまいます。

 一方、受験生のなのに、志望校の過去問を受験する直前に腕試しのつもりでやる人がいます。

 過去問は、受験する1年前に研究して、受験勉強は過去問対策としてやっていくものです。(だから、いま高2の人は、この3月から過去問に取り組んでみることです)

 なぜ、そういことを教えてくれる人がいないかというと、あまり早めに過去問対策をされても、教える側が困るからです。

 低学年にも、受験生にも共通していることは、他人のペースではなく自分のペースで勉強していくことです。


 そこで、今日のテーマは、自分のペース。

1、自分のペースについてひとこと、
 又は、
2、「じ、ぶん、の」又は「ぺ、え、す」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は、西の空から雨模様です。

 芽生える前の植物たちのために、恵みの雨を降らしてあげようということなのでしょう。

 それでは、今日は、雨雲を眺めながら、自分のペースでいい一日をお過ごしください。


 話は変わって、ここのところ投稿やコメントのお返事ができなかった言い訳です。(^^ゞ

 言葉の森では、今、森林プロジェクトという名前で、お父さんやお母さんが、自分の子供(又は、その友達も含む)に、作文、読書、暗唱を教える教室を自宅で開くという計画を進めています。

 これまでの言葉の森の教室の仕組みと、その新しい森林プロジェクトの仕組みをシステム的につなげるためのプログラミング作業がずっと続いていました。

 ほぼ毎日、朝から晩までずっと同じ仕事。
「カタカタカタ、あ、またバグだ(笑)」

 なぜそういことを自分がやるかというと、システムの仕事は、全体のことを知っている人でないとなかなかできないからです。

 それがやっと今朝、最後の仕上げのところまで行きました。

 これから、たまりまくったメールなどに返事を書く仕事です。<(_ _)>

 ちなみに、森林プロジェクトの記事は、このあたりが参考になると思います。
https://www.mori7.com/index.php?e=1371

 まだ外見上直していないところがたくさんあるので、あまり問い合わせはしないでください(笑)。

 これからもっとわかりやすいページを作っていく予定です。

 それでは、今日も、みなさんにとっていい一日になりますように。


言葉の森のfacebookページ
http://www.facebook.com/kotobanomori

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ムーミン 20120206  
有難うございました。

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