作文を書く準備として、子供がお父さんやお母さんに似た話を聞くことがあります。
特に、感想文の場合は、子供だけの体験実例では材料が不足することが多いので、お父さんやお母さんにも話を聞くことが必要になります。
高学年の感想文になると、元の文章が論説的な文章ですから、似た例を子供の人生経験の中だけで見つけるのは更に難しくなります。
この、作文や感想文の似た例を子供に聞かれたときが、お父さんやお母さんが子供とじっくり話をするチャンスです。
お父さんやお母さんの体験談を聞く中で、子供は、人間の生き方も同時に学んでいきます。
また、お父さんやお母さんと話をすることで、自然にものごとを説明する際の語彙力が育っていきます。
子供に似た例を聞かれとき、面白い話ができるように、お父さんやお母さんは、ときどき子供が場勉強している課題フォルダに目を通しておくといいと思います。
ときどき、子供に似た話を聞かれたとき、あっさりと、「そんなのない」と言う人がいます。
「自分の勉強なのだから、自分で考えなさい」と言う人もいます。
また、ネットで検索して関連のありそうなページをプリントして渡すという人もいました。
それでは、せっかくの家庭での勉強の効果が生きてきません。
お父さんやお母さんが、できるだけ自分の体験をもとに話してあげることが大事なのです。
野口悠紀雄さんは、最近の著書「『超』独学法」の中で、これからは大人も生涯勉強する時代になり、その方法として独学が最も効果的だと述べています。
子供の場合も、この独学的な方法が最も効率がよいというのは共通しています。
更に、子供の場合は、この独学に、親子で学ぶ家庭での対話が組み合わさることで効果が何倍にもなるのです。
料理の世界では、「材料七分に腕三分」ということが言われます。
料理にはあまり縁のない人でも、このことわざの言わんとしていることはよくわかります。
それがもっとはっきりわかるのは、子供たちの作文です。
事前に課題の長文を読み、身近な人に取材をしたり、作文のテーマについて話し合ったりしている子は、やはり上達が早いのです。
作文の勉強は、書いたあとの添削よりも、書く前の準備で主に力がついていきます。
オンラインの授業ができるようになって、この準備の学習も子供たちどうしで共有できるようになりました。
▽発表学習コースで、作文の構想図を発表してくれた小5と小6の生徒の動画です(一部)。
https://youtu.be/payCSxxTuuQ
▽寺子屋オンラインの資料を郵送しています。
https://www.mori7.com/teraon/teraform.php