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思考力、創造力、共感力、学力とは何か as/4393.html
森川林 2022/01/02 10:58 


●動画:https://youtu.be/MixNMW4AFMg

 言葉の森の教育の目標は、子供たちの思考力、創造力、共感力、学力を育てることです。
 では、それぞれの力の本質は何でしょうか。

 思考力の本質は、難読力です。難しい文章を読み取る力が思考力です。小学生の場合は、難しい文章というよりも、説明的な文章を読む力です。説明的な文章とは、物事の因果関係がわかるような文章のことです。

 言葉の森は、昔、講師の協力を得て、小学1、2、3年生向けに、長文集をつくりました。オープン長文という名前です。なぜこういうものを作ったかというと、当時、子供たちが読むような説明文の面白い本がなかったからです。

 昔、私(森川林)が小学1、2年生のころ読んで熱中した本は、「せかいふしぎめぐり」という本でした。小学生の間に、その本を、何十回と繰り返し読みました。そういう子供向けの説明文の魅力的な本が、その後なくなっていたのです。

 説明文の本でも、単に知識の羅列のような本では、読む力はつきません。理由や方法や原因や対策という立体的な構造が書かれていて、しかも内容が面白く、文章の表現も美しいという本が必要だと思いました。

 オープン長文の基本方針は、低学年の子が読んで面白い内容で、説明的な文章で、美しい表現で、笑いがあることでした。その文章の一部が、今の読解検定の小学1、2、3年生の問題文になっています。
 この問題文は、説明的な内容の文章であると同時に、どこかに必ずダジャレが入っています。実は、文章の骨格を書くよりも、この最後の仕上げのダジャレを入れる方に時間がかかりました(笑)。

 さて、小学生のころの思考力は、こういう説明的な文章を読む力ですが、学年が上がり、中学生、高校生、大学生になると、説明的な文章の中でも、難しい文章や、古典と呼ばれるような文章を読むことが思考力につながります。
 中学生のころの説明文の本としては、ちくまプリマー新書や岩波ジュニア新書のような本が挙げられます。高校生のころは、中公新書や岩波新書のような本です。大学生のころは、岩波文庫の青帯や白帯のような本です。もちろん、こういう新書や文庫に限りません。要は、本物という意味で古典的な本を読むことです。

 ところで、今の子供たちの読書環境を見てみると、活字の多い本は敬遠され、ビジュアルな半分学習漫画のような本に人気があります。また、スマホやインターネットで、SNSの断片的なやりとりに時間を費やすことが多くなっています。YouTubeやゲームに費やす時間も多くなっています。

 思考力を育てる読書の時間を確保する前提として大事なことは、スマホやインターネットを禁止することではなく、時間を制限しコントールする力をつけることです。そして、説明文の本の面白さを知るために、小学校低学年のころから、説明文の本を読む力とつけていくことです。
 読書というものは、読む力がつけば面白くなります。だから、読む力をつけることが出発点です。そのためには、家庭学習の基本として、読書の時間を必ず確保しておくことです。

 ときどき、読書をしなくても成績はよかったという人もいます。学校の成績は、成績向けの勉強をすればそれだけで上がります。思考力というのは、その先の話です。
 読書をする習慣がないと、大学生や社会人になったあと、考えが進歩しません。高校生のころ、学校の勉強で身につけた知識や考え方のままでいることが多くなるのです。
 普通の人の日常生活では、それで特に不自由することはありません。しかし、責任ある立場に立って仕事をする人は、日々新しい知識や考え方を身につけていくために、社会人になっても読書の習慣を続けることが大切なのです。

 思考力の話だけで長くなってしまいました。
 続きは簡単に。

 創造力とは、比喩力のことです。
 共感力は、模倣力で、その模倣力の土台になっているものは文化力です。
 学力とは、記憶力と反復力です。

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森川林 2022/01/01 01:44 


●動画https://youtu.be/QS2P7ODHeOA

 言葉の森は、過去は振り返らないので、未来のことだけを書きます。
 過去を振り返らないのは、すぐ忘れてしまうからです(笑)。

 言葉の森の目標は、明日の日本を支える、創造力と思考力と共感力のある子供たちを育てることです。
 その前提として、子供たちの学力ももちろん育てます。
 学力とは、普通に受験に対応できる五教科の学力のことです。

 学力を高める学習の基本は、自主学習と家庭学習です。人に教わる学習ではありません。
 そして、自主学習だけでは、つまずいたときに時間がかかるので、先生による個別指導と、友達との交流があるオンライン4人クラスを運営しています。

 創造力、思考力を高める学習は、作文、創造発表、プログラミング、読書、暗唱などの学習です。
 大事なのは、個性を生かすことと、考えることです。
 これからの学力で大事なのは、この答えの決まっていない学力を育てるです。

 しかし、答えの決まっていない学力は、目標が見えないので、意欲が乏しくなりがちです。
 それを克服するために、客観的な評価のできる作文検定、読解検定、暗唱検定に力を入れていきます。
 また、今後、発表会やコンクールにも力を入れていきます。

 これまでの社会は、学歴や職業を基準にした、単線型の序列のある社会でした。
 しかし、これからは、各人が個性を生かす多様性のある社会になります。
 そのときに大事なのは、創造力と思考力と共感力と、その前提としての学力です。

 私は、いつも、未来はすぐに来るように考えています。
 そのために、空振りをすることも多いのですが、大きな方向は正しいと思っています。
 今年も、明るい未来のために、元気にやっていきましょう。

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森川林 2021/12/31 20:26 


 私が、よく、その意見を参考にしている30人ほどの人がいます。
 その中の20人ほどの人が、明確な否定派で、
 わずか数人ほどが肯定派でした。
 残りはまだ不明です。
 その肯定派の人は、結局、勉強不足なのだと思いました。
 ホリエモンとか、高橋洋一さんとか、他の分野ではよく考えているはずの人なのにです。
 (今は、考えを変えているかもしれませんが。)

 しかし、街に出てみると、ほぼ百パーセントが羊の群れのようです。
 そして、Googleも、Facebookも、Amazonも、YouTubeも、Twitterも、すべて、Googleの最初の標語どおり邪悪な存在になっていました。

 のちの歴史の教科書は、この現状を笑い話のように論じるでしょう。
 あまりの漫画的なバカバカしさに、笑うしかないという意味でです。

 では、自分たちに何ができるでしょうか。
 それは、もはや論ではありません。
 しかし、行でもありません。
 大多数の人間が眠りについている今は、論も行も意味を持ちません。

 唯一の解決策は、皆が眠りから覚めることです。
 それは、読解力を高め、思考力を深めることです。
 ほとんど子供と同じレベルです(笑)。

 それを論でも行でもなく、器(き)として進めること、これが少数の邪悪なメディアを克服する人間の大道になると思いました。

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