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2026年6月の森リン大賞 as/5553.html
森川林 2026/07/10 13:08 


 2025年6月の森リン大賞を発表します。
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

 選定のシステムを変えたことが原因で、2025年11月からの森リン大賞のベスト10正しく表示されていません。

 これから直しますが、とりあえず6月の森リン大賞をご覧ください。

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家庭学習にすぐ取り掛かれるようにするために――タイマーを使った勉強法と自習室 as/5552.html
森川林 2026/07/10 08:16 



https://youtu.be/bdvkaMmR9Z4

◆◆勉強は始めるまでがいちばん大変

 勉強をするときに、それが簡単なものや楽しいものであればすぐに取り掛かれますが、時間のかかるものであったり、あまり興味の持てないものであったりすると、始めるまでに時間がかかります。

 物理学では、静止摩擦係数は運動摩擦係数よりも大きいという話があります。

 人間の行動も同じで、何かをするときには、何もないところから一歩踏み出すよりも、小さく踏み出したところから二歩目を踏み出す方がずっと楽にできます。

◆◆ホップ・ステップ・ジャンプで始める

 それがホップ・ステップ・ジャンプという方法です。

 難しい勉強を始める前に、軽く足慣らしをすると取り掛かりやすくなります。

◆◆タイマーは勉強を始めるきっかけになる

 私がよく使っているのは、タイマーをセットすることです。

 そのタイマーにも使いやすいものと使いにくいものがあります。

 今までいろいろ試してきて、いちばん使いやすかったのがこの機種です。

「ドリテック(dretec) 勉強タイマー」



 どこが使いやすいかというと、ボタンの操作が10分、5分、1分、10秒と分かれているので、すぐに時間設定ができることです。

 できれば、現在の日時もどこかに小さく表示してもらえると、これ1台ですべてまかなえるのですが、それは他の時計で補っています。

◆◆時間を見積もることもホップになる

 さて、タイマーをセットする前にすることも、よくあります。

 それは、「何分ぐらいかかるか」という見積もりを出すことです。

 もうひとつは、その見積もりが妥当かどうか占うことです。

 占うと言っても簡単です。

 例えば、近くにある本を開いて、そのページの数を足して決めるということもできます。

 自分のやりやすい方法を決めておけばいいのです。

 10分で仕上げると占ってOKが出たら、10分にセットします。

 OKが出なかったら、15分とか、逆に5分とか設定を変えて再度占います。

 この占いが、ホップ・ステップ・ジャンプのホップに当たります。

 占ってGOサインが出たら、タイマーをセットしてスイッチを押します。

 これがステップです。

 すると不思議なことに、スイッチを押した瞬間から仕事や勉強を始めてしまうのです。

 これがジャンプです。

 時間の見積もりは、慣れてくるとだんだん正確に読めるようになってきます。

 初めてやることで、かかる時間の予測がつかない場合は、占いが役に立つことが多いです。

 どのぐらい長くかかるかわからないときでも、例えば30分とか1時間とかで占ってみて、OKが出たら自然にやる気が出ます。

 一応見通しを立てると、スタートすることへの抵抗がなくなります。

◆◆予定を立てるとさらに始めやすい

 さて、実はホップ・ステップ・ジャンプのホップの前にするといいことがあります。

 それは予定を立てることです。

 その日にやらなければならないことを10個でも20個でも書き出して、そこに取り組む順番に番号を振るのです。

 時間がかかる原因のひとつは、次に何をやるかを考えることなので、あらかじめ予定を立てておくと、次にやることにすぐ取り掛かれます。

◆◆作文は最も始めにくい勉強

 ところで、作文の勉強は、勉強の中で最も始めるハードルが高いものです。

 それはひとつには、やることが創造的なので、見通しがつかないからです。

 もうひとつは、時間がかかることです。

 字数が1200字の場合、書き上げるのに1時間半ぐらいかかるので、なかなか取り掛かりにくいのです。

◆◆作文も15分から始めればよい

 これをタイマーを使うスモールステップ法で対応していくとすると、次のようなやり方になります。

 まず、15分という時間をタイマーでセットして、その15分の間に予習メモを書き上げます。

 忙しいときは、その予習メモをアップロードしておしまいにしても構いません。

 作文の勉強の本質は考えることなので、最後まで書き上げられなくてもいいのです。

 しかし、予習メモを書くと、ついでに次もやっていこうかという気になります。

 そうしたら、また15分とセットして音声入力を始めます。

◆◆音声入力とAIで作文を仕上げる

 音声入力は、机の前に座ってやるよりも、ICレコーダーを使って歩きながらやった方が能率よくできることが多いです。

 今、いろいろなICレコーダーが出ていますが、私がいいと思って使っていたICレコーダーは、パナソニックとオリンパスの2つの機種でした。しかし、なぜか2つとも今では製造が終わっています。

 そのうち、いいICレコーダーを見つけたら、また報告したいと思います。

 ICレコーダーに予習メモをもとにした文章を口頭で録音したら、もうそれで作文は90パーセント完成したのと同じです。

 あとは、それをNottaに読み込ませて、誤変換のところを修正します。

 Nottaの場合、誤変換はほとんどありません。

 そして、完成した原稿をAIに渡して、「直したらいいと思うところを指摘して」と頼みます。

 文章を丸ごと直してもらうと自分の文章でなくなるので、直したらいいところを指摘してもらうだけです。

◆◆自習室もホップになる

 これで、取り掛かるのが難しかった作文の勉強ができあがります。

 いちばん難しい作文の勉強がこのようにできるのですから、他の教科の勉強はタイマーをセットする方法でもっと楽にできます。

 また、もし自宅でひとりで始める気分になれないというときは、自習室に入ります。

 自習室に入ることが、ホップ・ステップ・ジャンプのホップになるからです。

 勉強は、何しろ簡単にできることからやってみることが大事です。

 少しでも動けたら、次の動きは楽になります。

 とりあえずタイマーをセットして勉強するところから始めてみてください。

◆◆環境を変えると勉強は続く

 私は昔、「毎日1200字の文章を書く」と決めて実行していたことがあります。

 そのときは、ノートとペンだけを持って近所の喫茶店に入り、コーヒーを1杯注文しました。

 そして、1200字書き上げるまで、その店から出てこないと決めるのです。

 店の人には迷惑だったかもしれませんが、昔はそういうのんびりとした喫茶店があちこちにありました。

 この喫茶店の利用は、自習室の利用と少し似ています。

 「今日はこの勉強をする」と決めて自習室に入ります。

 「終わるまで出ない」と決めて取り組めばいいのです。

◆◆勉強時間を確保する仕組みを作る

 現在、よく自習室を利用している中学生の人がいます。

 学校が始まる前の朝、早い時間に勉強していることが多いです。

 その生徒の今回の期末テストの成績は、数学と英語がクラストップだったそうです。

 もちろん、成績が上がった理由は自習室だけではありません。しかし、自分から勉強を始める習慣を作れたことが、大きな要因だったと思います。

 中学生の勉強は、難しいことはありません。

 時間をかければ、誰でもできるようになります。

 その時間をかける仕組みを、自分なりに作っていくことが大切なのです。


※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007

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