ログイン ログアウト 登録
 頭を活性化させる対話と発表の学習 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 2995番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/18
頭を活性化させる対話と発表の学習 as/2995.html
森川林 2017/08/12 05:20 


 授業中、先生の話を聞いているうちに寝てしまう人がいます。
 また、難しい本を読んでいるうちに寝てしまう人もいます。
 昔、高校生の感想文授業で、「方法序説」の一つの章を読ませていたら、みんなそのまま寝てしまったことがありました。
 デカルトは難しいわけではないのですが、関心がない内容なので退屈だったのでしょう。

 しかし、友達とおしゃべりをしている途中に、寝てしまう人はあまりいません。
 また、自分が何かを発表しているときに寝てしまう人もいません。
 寝てしまうかそうでないかは、脳が活性化しているかどうかによるのです。

 受け身で聞いているときや見ているときは、脳があまり働かなるときがあります。
 しかし、自分から主体的に参加しているときに、眠くなるようなことはありません。
 頭をよくするためには、この脳が活性化するような機会をできるだけ持つようにすることです。

 ところが、子供たちの勉強の場面は、多くの場合、何十人かでまとまって一つの授業を聞いているか、あるいは家庭でひとりで黙々と自習をしているかというのがほとんどです。
 こういう学校での集団授業も、家庭でのひとり学習も、脳の活性化という点ではあまり理想的な勉強環境ではありません。

 ただし、受験直前で勉強に燃えているときは、ひとり学習のときの脳の活性化は、普段の勉強とは比較になりません。
 だから、受験の時期の1ヶ月は、それ以前の時期の何ヶ月分にも相当するのです。人によっては、何年か分にも相当することがあると思います。

 しかし、一般の勉強では、集団授業もひとり学習も、あまり脳が活性化する勉強にはなりません。

 これらの勉強の仕方とは反対に、少人数のグループ学習をするときは、自分が参加する度合いが高まるので、自然に脳が活性化します。
 最もわかりやすい例が、数人でひとつのテーマについてディスカッションをしているときです。
 ディカッションではなく、ただのお喋りの場合もそうです。お喋りをしながらあくびをするような場面はまずありません。

 人間がグループで交流をするとき、最も話がはずみやすいのが5人から6人の集団だと言われています。
 だから、子供たち勉強も、集団授業やひとり学習以外に、5人から6人の同じレベルの子供たちの交流という形で行う機会がときどきあるといいのです。

 そういう環境を可能にするのが、インターネットを使ったライブのオンライングループ学習です。

 言葉の森では今、自主学習クラスや思考力ラブというオンライン学習機会を作っています。
 このオンラインの学習は、少し工夫すれば、同じ学年または同じレベルの子供たちが活発に交流する場にすることができます。

 作文の勉強をはじめとして、これから子供たちが取り組む学習を、この頭脳が活性化するような仕組みを生かして取り組んでいきたいと思ってます。

 先日の小4~6の思考発表クラブでは、夏休み中でみんなに余裕があったせいもあると思いますが、授業が終わっているのにまだ子供たちが 名残惜しそうにおしゃべりをしていました。
 「それじゃあ、みんなまた来週ね」と何度か言っても、また次々に話が新しい始まるという感じでした。

 こういう全員参加型の勉強を、これから多くの人が取り組んでいく時代が来るのだと思います。



コメント欄

森川林 2017年8月12日 5時29分 1 
 私事になりますが、昨日は、本当はどうでもいいと思うような仕事をしていたので、ミスばかり。
 用紙を入れ間違えたり、宛先を貼り間違えたり。
 我ながら気合いが入っていないことがよくわかりました(笑)。
 しかし、この反対に、気合が入っているときの仕事は、一発で正確にできます。
 勉強もたぶん同じ。
 集中力の有無は、精神論では片付けられません。
 自然に集中してしまう環境作りが大事です。
 その環境の一つが、友達の存在と、自分が参加する機会があることだと思います。


nane 2017年8月12日 5時45分 1 
 少人数学級とか、複数担任制とかいう言葉がありますが、本当は生徒が5、6人で勉強し合うような場があればいいのです。
 しかし、それでは、継続的な運営はコスト的に成り立ちません。
 ここを工夫するのが、将来の教育におけるシェアリングエコノミー(共有経済)になると思います。
 ところで、もちろんシェアリングエコノミーは終着点ではありません。
 終着点となる目標は、創造教育で、その土台として共有型の教育があるのです。


コメントフォーム
頭を活性化させる対話と発表の学習 森川林 20170812 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ふへほま (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ふへほま」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
未来の教育(31) 発表学習クラス(0) 教室の話題(26) 
コメント1~10件
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
脱線の人生 森川林
 大学入試で千葉大学園芸学部を選んだのは、単純に花が好きだっ 4/12
森川林日記
語学の勉強の未 森川林
 語学は、社会科のひとつの章になる。  「言語による文化の 4/12
森川林日記
推薦図書検定の 森川林
 小学校低中学年の図書検定では、本の内容を読めている、読み取 4/12
森川林日記
日本の教育改革 森川林
 教育の目的の重要なものは、子供たちの学力を育てることです。 4/12
森川林日記
これからのロマ 森川林
 これまでのロマンは、悪い敵と戦うときのロマンだったり、 4/12
森川林日記
数学やプログラ 森川林
 数学が大事なのは、物事を考えるときに数学的に考えることがで 4/12
森川林日記
御木本幸吉の時 森川林
創造発表は、参考書に書いてあることではなく、 自分のしたい 4/12
森川林日記
ライブドアニュ 森川林
作文検定 https://news.livedoor.co 4/10
森川林日記
突然pcが使え 森川林
AIにきいても皆目わからないので、古いパソコンを使うことにし 4/9
森川林日記
Re: 2月分 よこやまりょう
> 2月分の問1と2は合っているので、どの月のどの問題の 4/8
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン