ログイン ログアウト 登録
 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
記事 3794番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/22
勉強はたくさんやるよりも毎日やることを優先して as/3794.html
森川林 2019/07/19 09:04 
修 削

 小中学生の勉強で最も大切なのは、毎日決まったことをする習慣をつけることです。
 よく、成績が上がらないとか、成績が下がったとかいう相談を受けることがあります。
 その最も大きな原因は、能力でもなく、勉強の仕方でも、塾の選び方でもなく、教える先生の問題でもなく、ほとんどの場合その子が毎日勉強する体制になっていないことだけです。

 小中学生の勉強は、入試問題を解く勉強以外は、難しいことは何もありません。
 しかし、勉強を、毎日ではなく宿題があるときだけやったり、塾のあるときだけやったりするような勉強の仕方だと、必ず学校で習った範囲でわからなくなるところが出てきます。
 それが積み重なって成績が上がらなくなるのですが、分からないところがある程度増えてくると、自分でもどこから手をつけていいか見当がつかなくなります。
 それが、成績が上がらなくなる原因なのです。

 そのときにやりがちなのが、ある日突然思いついて急にたくさんの勉強を始めることです。
 学力は毎日の積み重ねによってできるものなので、1週間分の勉強を1日でやって、あとの6日間は何もしないというやり方では学力はつきません。
 短い時間でいいので、毎日同じ時刻に、同じ勉強をする体制を作っておくことが大事なのです。

 勉強は、たくさんさせるよりも毎日欠かさずさせることを重点とします。
 ところで、子供によっては毎日たくさんの勉強をさせられている子もいます。
 受験期に本人が納得して行う「毎日」「たくさん」の勉強は全く問題がありません。
 むしろ、毎日たくさんの勉強することによって、短期間で急速に力をつけることができます。
 しかし、小学校低中学年のころに毎日たくさんの勉強をさせると、学年が上がるにつれてその反動がやってくることがあるのです。
 その反動の最もよくある兆候は、集中力の乏しい勉強を長時間やるような勉強習慣がついてしまうことです。

 お母さんは、子供が長い時間勉強していると安心し、短い時間で勉強を終わらせると不安になるものです。
 しかし、短い時間で勉強を仕上げる姿勢の方が、集中力のある勉強の仕方につながります。

 小学校低学年で親の話をよく聞く子供は、長時間の勉強を特に苦もなくやっているように見えることがあります。
 親は、それを見て満足するのではなく、早めに、「もう勉強やめて、あとは自分の好きなことをして遊びなさい」と言ってあげる必要があります。
 子供の本当の心は、親にそう言われるのを待っているのです。

 このような毎日の勉強の習慣をつけるのに役立つものが自主学習クラスです。
 先生が、家庭における子供たちの勉強の仕方を見ているとこ、おのずからその勉強の仕方のよい点とよくない点が分かってきます。
 親が単独で子供の勉強を見るよりも、また先生が単独で子供の勉強を見るよりも、親と先生が協力し補い合って勉強の仕方を見ていくことが毎日の勉強の習慣づくりにとって大切なことになるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20190719  ▽
 子供の勉強は、毎日同じようにやることが大切です。
 大人のように、日曜日は休みなどとしない方がいいのです。
 だから、旅行に出かけたときも、毎日の勉強道具(課題フォルダ、暗唱長文、読書用の本など)は持って、たとえ短い時間であっても旅行先で同じようにやっていくといいのです。
 しかし、どうしても例外が生じる場合があります。
 そのときは、うやむやのうちに例外を認めるのではなく、子供に、今日はこういう理由だから勉強はお休みにしようと、ちゃんと言葉として言っておくことです。


nane 20190719  ▽
 勉強の仕方でよくある間違いは、難しい問題集をやらせることです。
 難しい問題集をやって、できなかった問題が何問か残るというやり方では実力はつきません。
 できない問題が1問もなくなるまでやって初めて力がつきます。
 だから、問題集は普通の難しさで、たまに難しい問題があるぐらいがちょうどいいのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学校低学年(79) 自主学習クラス(0) 家庭学習(92) 勉強の仕方(119) 

記事 3793番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/22
暗唱の仕方のコツ――大事なのは繰り返しの音読だけ as/3793.html
森川林 2019/07/18 13:29 
修 削

 暗唱の仕方で大事なコツは三つあります。
 一つは、毎日練習をすることです。
 練習にかかる時間は10分程度です。
 毎日やるためには、朝ご飯の前などの毎日確実にできる時間帯を暗唱練習の時間と決めることです。

 もう一つは、すらすら読めるようになるまで、文章を見て読むようにすることです。
 文章を見ずに読んで、途中でつっかえたり、思い出して読んだり、読み間違えたりすると、そのつっかえたり思い出したり読み間違えたりしたところが癖になってしまうので、あとから直そうとしてもなかなか直りません。
 暗唱の初めのうちは、文章を見てゆっくり正確に読んでいくことです。
 正確に読めるようになったら、できるだけ早口読むように切り換えていきます。

 第三に、暗唱は覚えることを目標にするのではなく、回数を決めて音読を繰り返すことを目標とすることです。
 回数は30回が基準です。
大人でも、100字程度の同じ文章を30回繰り返して音読すると暗唱できるようになります。
 低学年のうちはもっと回数が少なくても暗唱できるので、その子に合った回数を決めて読むようにしてもかまいません。

 大事なことは、覚えられたからおしまいとするのではなく、決めた回数を音読したからおしまいというふうにすることです。
 なぜ、覚えることを目標にしないかというと、覚えることを目標にすると、難しい文章や長い文章になったときに、できないと言う子が出てくるからです。
 回数を繰り返すというだけなら、誰でも例外なくできます。
 覚えることが目標ではなく、音読を繰り返すことが目標とすることによって、その結果として自然に覚えていたという結果になるのです。

 ところで、低学年のうちは文章を読み取る力がないために、文章を繰り返して読むということがスムーズにできない場合があります。
 その場合は、最初から本人に読ませるのではなく、お母さんが音読するのを聴かせるだけでもいいのです。
 聴いているうちにだんだん真似をして言えるようになります。
 すると、やがて文章を目で追いながら音読もできるようになってきます。
 低学年のうちは、気長に、半分遊びのような感覚で続けていくことが大事です。

 幼稚園年長から小学2年生までは、暗唱の力が最も伸びる時期だと言われています。
 この時期に、子供が負担を感じないやり方で暗唱の力をつけておくと、学年が上がってからも暗唱のコツが分かるので、その暗唱力を語彙力や記憶力や表現力に活かしていくことができます。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20190718  ▽
 貝原益軒は、四書五経の教材で、毎日100字分を100回読むことを勉強の基準としていました。
 しかし、今の時代に、子供に100回読ませるというのは至難の業(わざ)です。。
 そこで、言葉の森では、暗唱の回数の基準を30回としたのです。
 30回音読をすると、25回めあたりから急に頭に入ってくるようになるからです。


nane 20190718  ▽
 今の子は、繰り返しの勉強に慣れていません。
 教材が豊富にあるので、1回やったらおしまいにして、次の教材に移るというような勉強の仕方をしている子が多いと思います。
 しかし、そのやり方では実力はつきません。
 暗唱は、繰り返しの勉強が役に立つということを実感する機会になります。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 
コメント341~350件
……前のコメント
子供はプログラ 森川林
 私は、プログラミングが好きです。  それは、新しい課題を 12/29
記事 4390番
言葉の森の作文 森川林
 久しぶりに作文発表会を行います。  日程は、1月29・3 12/21
記事 4385番
作文検定を実施 森川林
 作文検定を実施します。  今回は森リン点で進歩のあとがわ 12/20
記事 4384番
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習