https://www.youtube.com/watch?v=CY39UR4t5-Q
●作文で最も大切な準備の時間
作文の勉強で実際に使う時間は1時間半ぐらいですが、準備は15分程度です。
データを調べるようなことがあれば、また親と話す時間が長くなれば、準備の時間は長くなります。
中学生、高校生が書いた準備のサンプルを紹介します。
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●Sさん(中3)のメモ
①要約(読書に夢中になったことはあるだろうか。→読書は人生を変えてくれるものである。私も夢中になれるものをどんどん増やして充実した人生を送りたい)
②1(その第一の方法は、一回興味を持ったものにとことん向き合ってみることだ。鉱物の話)
③2(その第二の方法は、周りの環境や物事に一つ一つ心を配って生活することだ。「バイアス社会」を生き延びる→人間の脳の仕組みとして、「自分だけは無色透明のガラスを通して物を見ている」と思いがち。でも、その働きも大切なのではないだろうか)
④まとめ(確かに夢中になってばかりいては周りの声が聞こえず、自分だけが正しいと思ってしまう。だが、夢中になれるものがあるというだけで日々の生活がずっと楽しくなる)
●Mさん(高1)のメモ
1.要約+私たちは意識した時間の中で休息を見いだすべきである。
2.探究できるような趣味を持つこと。(デジタル機器から離れる)
3.拘束時間や効率を評価するのではなく、個人がどれだけ充実した時間を過ごせたかを見るべきだ。
●Hくん(高1)のメモ
1:人間は機械と似ている部分もあるが、毎日変化することができる点で、機械とは本質的に違うと考える。
2:人間には機械にはない「学びながら変化する力」がある。
3:人間は勉強や経験によって考え方や行動が変化し、成長していく。
4:最近のAIやコンピューターは、自分で学習して進化するようになってきているため、人間と変わらないと考える人も増えている。しかし、人間は機械にはないすごみがある。
●Kさん(中3)のメモ
1.要約→人間的なコミュニケーションを大事にするべき。
2.安さや利便性だけで判断しない。→通販サイトの話、父がとある国で両替した時の話。
3.直接人と関わる経験を大切にする。→母とよく買い物に行く話。
4.アリストテレスの「人間は社会的動物である」。
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課題の長文を読んで、どういう構成と実例と表現で書こうかと考えると15分はかかります。
しかし、この15分が作文の勉強で一番大事なところなのです。
●親子の対話が題材力と語彙力を育てる
小学生の場合は、お父さんやお母さんに似た話を取材することが一つの項目になっています。
ここで親子が話したことが子供の題材力をつけると同時に、大人と話すことによって語彙力も育ってくるのです。
ただし、お父さんお母さんがせっかくいい話をしても、子供はその話のどうでもいいところを選んで書くようなことがよくあります。
しかし、それはそれでいいのです。
聞いた話は子供の心の中に必ず残っているので、作文という形で現れなくても、その話は子供の人生にいつか影響を与えるからです。
●小学生のうちに親子の会話を豊かに
作文の勉強で大事なことは、この準備に力を入れることです。
小学六年生までは、お父さんお母さんが子供の作文課題フォルダを見て、次の週はどういうテーマの作文かということを把握しておくと、似た話の準備ができます。
中学生になると、子供は親の話を聞きたがらなくなりますから、小学六年生までの間にたっぷり親子の対話をしておくことが大事です。
●書き上げた作文は褒めることが基本
書き上げた後の作文については、褒めるだけにしてください。
親がたとえ善意でアドバイスしたとしても、子供はそのアドバイスを自分の書いた作文に対する批判のように受け止めます。
上手な作文を書くために大事なことは、読書を強化することであって、書いた作文を添削することではありません。
●受験作文だけは例外
ただし、受験作文コースの課題の時の作文はこの限りではありません。
この場合は合格することが目的ですから、お父さんやお母さんの判断で子供の書いたものを直していっていいのです。
その直された文章を何度も読むことによって、子供は受験作文の準備ができます。
ただし、直す場合もいつも褒めながら直すという明るい対応をしていってください。
受験作文の最も役立つポイントは、結びの五行に光る表現を入れることです。