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記事 1238番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/24
最近のブームにのった作文通信講座ではなく、30年の伝統のある作文指導(その6) as/1238.html
森川林 2011/04/18 12:05 

かわいそうな本に感動しながら↓感想文を書いているところ。


 言葉の森がスタートしたのは1980年代ですが、それ以前に言葉の森の前身となる作文教室は1970年代に始まっていました。

 当時は、もちろん作文教室などというものが何もなかった時代です。そのころに、既に作文教育の可能性を考えて創設されたのです。「作文教室」という名前で、当時の雑誌に広告を出したのは言葉の森が初めてでしたから、日本でいちばん古い作文教室だと言ってもいいでしょう。言葉の森は、今のように入試で作文試験や小論文試験が出されるようになってからそれに間に合わせる形で作られたのではありません。

 しかし、言葉の森は、ただ年数が古いというだけではありません。言葉の森が、日本の作文教育の骨格となる概念を作り上げてきた面もあるのです。

 今、さまざまな作文通信講座や学校や学習塾で行われている作文指導の中で、言葉の森が作ったものがかなりあります。例えば、夏休みの読書感想文の指導法は、言葉の森が雑誌でくわしく発表するまでは、系統的な指導というものはほとんどありませんでした。

 また、作文の要素を、構成、題材、表現、主題、表記などと分け、それぞれについて指導する項目を指定するという指導も、言葉の森が独自に考案したものです。

 また、作文の自動採点ソフト「森リン」を独自に開発して特許を取得し、それを中学生、高校生の作文指導に活用しているのも言葉の森だけです。



 こういうさまざまなオリジナルな方法によって、それまでのただ書かせて添削する指導から、事前に説明して書かせる指導に作文教育の指導法が向上しました。

 言葉の森は、このほかに、構成の仕方に関する工夫、表現の仕方に関する工夫、題材の広げ方に関する工夫など、多くのノウハウを開発しています。そして、今も独自の指導法を開発し続けています。例えば、暗唱の方法、付箋読書の方法、問題集読書の方法、四行詩の方法など、新しいノウハウを独自に開発して、だれもが使えるようにオープンに提供しています。

 言葉の森の特徴は、ほかの教室に真似されることはあっても、決してほかの教室の真似はしないというところにあります。この独創性を大切にする教室文化が、作文というやはり独創性を大切にする学習を30年間も継続して指導してきた要因になっています。

 作文の需要があるから作文教室に取り組むという経営的な動機ではなく、需要があってもなくても、自分の目指すことを続けるという路線で、これからも作文指導を通して日本の教育を支える仕事をしていきたいと考えています。

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言葉の森の特徴(83) 

記事 1237番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/24
顔の見えない赤ペン添削ではなく、親しみの持てる担任制の電話指導(その5) as/1237.html
森川林 2011/04/16 20:27 


 言葉の森の作文指導の特徴は、教える先生が担任として決まっていることです。そして、その先生が毎週生徒に電話で直接指導します。だから、子供の様子がよくわかります。

 先生というのは、生徒の書いた作文を意外とよく覚えているものなので、生徒が中学生になったときにその生徒を指導していてふと、その子が小学生のころ書いた作文を思い出すことがあります。すると、「ほら、小学生のときに、こういう話があったじゃない。それを実例として使えばいいでしょ」などという指導ができます。また、難しい課題を説明するときも、その子の理解度に応じて、易しくかみくだいて話したり、更に高度に話したりすることができます。こういうことが自然にできるのが、担任制の長所です。

 一方、学校や学習塾では、担任の先生がいる場合でもせいぜい1年か2年の間しか継続した指導しかできません。長期間継続してその子供の様子を見ることができるのは、親がもちろんいちばんですが、言葉の森の先生がそれについで長く見ているということもよくあります。

 言葉の森では、小学生のときに作文を教えた先生が、その子が中学生になっても、高校生になっても同じように教えることができます。

 他の作文通信講座では、よく有名な先生が教材を監修しています。しかし、それらの先生が、小学校1年生から高校3年生や社会人まで継続して作文を指導した経験があるかというと、そういうことはまずありません。ところが、言葉の森には、そういう経験のある講師が何人もいて、日々の指導にあたっています。

 言葉の森以外の作文通信講座では、担任という制度自体がないところがほとんどで、子供の実態を知らないまま、赤ペンだけがていねいに書かれてくるという形になっています。最初は、その赤ペンを見て参考にしようとしても、やがて、その赤ペンは書いている先生ががんばっているだけで、子供の実力の向上には結びついていないということがわかってきます。



 算数や英語の場合は、答えがひとつに決まっているので、赤ペン添削は効果がありますが、作文は答えがないので、赤ペンだけでは勉強を進めることができません。作文の赤ペンに意味が出てくるのは、その作文に対して事前の指導がある場合だけです。

 電話による直接の事前指導をもとに、その指導に沿ってできたかどうかを赤ペンで書くときに、初めて勉強が生きたものになります。その事前指導は、個々の生徒の実態に応じて行う必要があるので、一律の教材で指導することはできません。やはり担任の先生が直接電話でその子に指導するということが必要になります。

 では、そういう担任制の電話指導を、ほかの作文通信講座でできるかというと、よほど少人数の教室でないかぎりまずできません。言葉の森が、なぜこのようにほかの作文通信講座ではできない仕組みを作り上げたかというと、作文指導を形だけのものではない実質的な中身のあるものにしようとしているからなのです。

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