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記事 1414番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
苦労の多い感想文も生かし方で(facebook記事より) as/1414.html
森川林 2012/01/24 08:08 


 子供とたくさん話をしてあげよう。
 子供が難しいことを聞いてきたら、
 待ってましたとばかりに一緒に考えよう。
 大人は忙しいんだから考えるのは子供だけとは言わないで。

 言葉の森の感想文の勉強は、親子の対話が重要になります。

 もともと小学生の3、4年生までは、感想文を上手に書く必要はありません。

 まだ、そういう年齢ではないので、本は楽しく読んでいるだけでいいのです。

 しかし、なぜ感想文の練習をするかというと、夏休みの宿題が出たときに困らないようにと、そして、もっと大きな目標は、親子の対話を楽しむためです。

 子供にとってなぜ感想文が難しいかというと、まだ十年ほどしか生きていないから、似た例の材料が圧倒的に不足しているからです。

 そこで登場するのが、お父さんやお母さん。

 今週の課題は、小3はパスツールと微生物の話、小4はアメリカシロヒトリという帰化昆虫の話でした。(昔なつかしい)

 こんな説明文を読んで、似た例がどんどん出てくる小学生がいたら不思議です。

 そこでお父さんやお母さんと微生物の話や帰化昆虫の話をワイワイ楽しくお喋りするのです。

 でも、そういう準備ができていない子にも書く方法はあります。

 それは、似た例のかわりに想像した似た例を書くことです。

 もし私が微生物だったら、もしぼくがアメリカシロヒトリだったら(笑)。

 これで字数は何とか埋まります。

 子供たちにとって苦労の多い感想文、それだけに工夫をすればうまく生かせます。

 そして、たとえ上手に書けなくても、こういう苦労がその子の考える力のもとになっていくのです。

 ということで、今日のテーマは、感想文と苦労。

1、感想文と苦労についてひとこと、
 又は、
2、「かん、そう、ぶん」「く、ろ、う」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 空を見れば、やっとさわやかな青空!

 今日も、エンジン全開でいい一日をお過ごしください。


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記事 1413番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
教育にお金はかからない(facebook記事より) as/1413.html
森川林 2012/01/23 07:55 



 教育にお金はかからない。
 いい教材は、インターネットにあふれている。
 ただ、それをうまく使う方法がわからないので、
 今はまだ他人任せの教育になっている。

 お金の使い道は、そこにではなく、もっと新しい何かを創造する方に向けることです。

 例えば、親が自分の個性に合った資格を取って、その技を磨き、自分の仕事を新たに作り出すことなど。

 そして、インターネットの教材を上手に使う方法は、みんなでシェアしていけばいいのです。

 これが、自助と創造の社会のイメージです。

 世の中がだんだんこういう方向に動いていくような気がします。


 そこで、今日のテーマは、自助と創造の社会。

1、自助と創造でひとこと、
 又は、
2、「じ、じ、よ」「そう、ぞ、う」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 言葉の森で、保護者の方からいろいろな相談を受けます。

 例えば、「本を読まない」「作文が書けない」「音読を嫌がる」「漢字を使わない」「字がていねいでない」「塾が忙しい」などなど。

 それらの相談のほとんどは、これまでに何度も受けてきたものと同じなので、アドバイスも似ています。

 ということは、かなり多くの人が、子育てのごく基本的なことで悩んでいて、同じような遠回りをしながら試行錯誤で子供を育てているということでしょう。

 そして、何だかんだと言いながら、子供はやがて成長していき、自分の子育ての失敗や成功の経験は、親の中だけにとどまってしまうのです。

 それが、ちょっともったいない。
 そこで、言葉の森では、今いろいろ計画中。そのひとつが森林プロジェクトです。


 さて、昨日までの寒かった雨も上がり、今日は少し青空が……(と外を見たら)まだ見えない(笑)。
 おかしいなあ。夜中には星も見えたんだけど。
 しかし、いずれまた青空が顔を出すでしょう。


 それでは、今日も、やがて広がる青空を期待していい一日をお過ごしください。


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記事 1412番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
おもちのような日本の教育(facebook記事より) as/1412.html
森川林 2012/01/22 10:42 



 日本の教育の特徴は、だれでも例外なく
 ひととおりのことができるようにすることにある。
 競争によって勝者と敗者を分け、
 勝者が社会を引っ張るという仕組みではない。

 それが例えば匠の技と呼ばれるもので、求められているものは気紛れな天才ではなく、きちんとした仕事のできる人でした。

 ここには、人間はだれでも時間をかければ同じところまで行けるという考えがありました。

 更に言えば、そこには、教育というものが、人間の外側にある何かを身につけるものではなく、人間にもともと備わっている何かを磨いていくものだという考えがありました。

 だから、日本ではあることができる人が現れると、我も我もと同じことができる人が現れてくるのです(笑)。

 これから、個性を発揮して生きていく人が現れると、同じような人が次々と現れてくるでしょう。

 まだそうなっていないのは、個性を経済の世界に結びつける仕組みが整っていないからです。

 欧米の経済破局によって、日本はこれから大きく独立の道を歩み出すでしょう。

 そのとき、日本の指針となるものは、欧米の教科書ではなく(それはもうかなりマスターしてしまったので)、日本の過去の伝統です。

 日本の伝統を現代に復活させ、それを今ある科学技術の基礎のうえに、新しい日本の文化として作り出していくことがこれからの日本の進む道になっていくと思います。


 ということで、今日のテーマは、伝統の復活。

1、伝統の復活についてひとこと、
 又は、
2、「でん、と、う」「ふっ、か、つ」で五七五(「ふっ」で始まる言葉があるかなあ)
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 教育における伝統の復活が、寺子屋式勉強法です。

 言葉の森では、森林プロジェクトによって、この寺子屋の勉強を現代的に復活させていきたいと考えています。

 寺子屋というと、古くて時代後れの感じがする人もいると思いますが、この寺子屋の勉強法によって、日本は、明治時代を切り開いた錚々たる人材を生み出しました。

 その秘訣は、優れた教材の反復と、家庭と地域ぐるみの教育でした。


 それでは、今日も、日本の未来に思いを馳せながら、暖かな家庭で静かないい一日をお過ごしください。


(写真は「SOZAIjiten」より)
 早い遅いの違いはあるが、おもちはみんな同じようにふくらんでくる。
 これがたぶん、日本の未来の教育のイメージに近い(笑)。


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おのずから上手になる作文(facebook記事より) as/1411.html
森川林 2012/01/21 07:36 



 欠点を直しても、いいものはできない。
 いいものは、おのずからできる。
 おのずからできるようになるためには、
 何度も繰り返すことだ。

 赤ちゃんが立ち上がって歩き始めるときのように、人間はおのずからうまく歩けるようにできています。

 それをころぶたびに、「ほら、そこで右足を早く出さないからじゃない」などと注意していては、かえって歩く気をなくしてしまうでしょう。

 人間には、けがをしたときに自然に治る力があるように、よりよくなろうとする自然の力がもともと備わっているのです。

 その自然の力を引き出すコツは、いい見本を見せて繰り返すことです。

 子供の作文を大人が見ると、熱心な人ほど欠点を直したくなってきます。

 しかし、欠点を次から次へと直していって、すっかり欠点がなくなったときにいい作文になるかというと、そういうことはありません。

 いいものは、おのずから生まれてくるのです。

 そのための条件は、読書と対話と作文を繰り返すことです。(できれば音読、暗唱も)

 作文は、直すことによってうまくなるのではなく、書くことによってうまくなるのです。


 そこで、今日のテーマは、おのずから。

1、おのずからについてひとこと、
 又は、
2、「おの、ず、から」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 読書、対話、作文、音読、暗唱を繰り返すことか。なあんだ。単純。芸がない、と言われそうです。

 ところが、子供は、というか人間は、単純な繰り返しがいちばん苦手です。

 その理由はただひとつ。つまらないから。

 といって、目先の新しいことを複雑にやっても、面白い気がするだけであまり実力はつきません。

 単純なことを飽きずに続けさせる工夫が大事なのです。

 そして、毎日続けているうちに、ある日ふと、おのずから上手になっていることに気づくのです。


 それでは、今日も単純な基本を思い出して、おのずからいい一日になるようにお過ごしください。


補足説明

 正確に言うと、直すことは、自分が直したいと思ったことの一部にとどめておき、褒めることは、自分が褒めたいと思ったことの何倍にもするということです。

 そして、子供が向上心に燃えているときは、直す量はそれに比例して増やしていってもかまいません。

 だから、受験コースの子供の作文などは、ばんばん直していいいのです。

 しかし、受験の直前になったら、もう直さずに褒めるだけです。

 そして、受験が終わったら、その結果がどうであれ、それまでの努力をただ褒めてあげるだけです。

 ブレーキとアクセルを踏み間違えないようにね(笑)。


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たくましい自然の生き物たち(facebook記事より) as/1410.html
森川林 2012/01/20 08:34 



 雨の日も、
 風の日も、
 雪の日も、
 スズメたちはえさを待っている。

 自然の生き物たちは、小さな体で十分にたくましく生きています。

 それに比べると、人間は、やれ寒いだの、あれが足りないだの、これが足りないだの、文句が多い(笑)。

 与えられた境遇を当然のように受け止めて、その中でベストを尽くすスズメたちの姿を見習いたい。


 ということで、今日のテーマは、スズメのベスト(何だか羽毛ふとんみたい)

1、スズメやベストについてひとこと、
 又は、
2、「す、ず、め」「べ、す、と」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 と書いているうちに、雪が雨になっていました。

 今日はえさをやるのが遅れたので、スズメたちはほかの場所を探しに行ったようです。

 屋上の手すりにまだ雨に濡れたご飯粒が残っています。

 でも、たぶんお昼にはすっかりなくなっているでしょう。


 それでは、今日は、久々の雨を味わいながら、いい一日をお過ごしください。


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記事 1409番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
勉強の面白さは発見と創造の面白さ(facebook記事より) as/1409.html
森川林 2012/01/19 07:09 



 言葉の森のfacebook記事を更新しました。

====

 勉強の面白さは、
 テストでいい点を取る面白さではなく、
 新しいことを発見したり、
 創造したりする面白さだ。

 そういういちばんの前提を、まず大人が確認しておくことが大事です。

 勉強とか、テストとかいう言葉を聞くと、多くの子供は、「えー、やだー」などと言いますが(笑)、勉強やテストをそういうものにしているのは、今の社会です。

 テストとは、見方を変えれば、クイズやパズルのようなものです。
 「今日はどんな面白いパズルが出るのかなあ。わくわく」という感じでテストを待つことができればいいのです。

 そして、勉強の本質は、ゲームと似ています。
 「この条件Aとこの条件をBを組み合わせると……、あ、わかった。Cになるんだ!」というような感動が、勉強の面白さです。

 だから、大人が、点数で差をつけることを目的にするのではなく、子供たちに勉強の面白さを伝えることを目的にして勉強を教えれば、勉強嫌いになる子はひとりもいなくなるでしょう。

 差をつけて比較してがんばらせるのではなく、面白さを味わえるようにして自然に熱中できる工夫をするのが本当の教育です。


 そこで、今日のテーマは、勉強。

1、勉強についてひとこと、
 又は、
2、「べん、きょ、う」又は「す、た、でぃ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 勉強をつまらないものにしている原因のひとつは、大人が勉強をつまらないが我慢して取り組む苦しい作業のように考えているところにあります。

 そういう考えで自分自身が勉強してきたので、子供にもそういう考えで接してしまうのです。

 まず、大人が、勉強や仕事を楽しい発見や創造だと考えることが必要です。

 もちろん、途中には、時間のかかるだけの面倒な作業もありますが、それは、いい料理を作るために道具を磨いているような時間と考えればいいのです。


 まだ寒い日が続きますが、だんだん春が近づいてくるのがわかるような毎日です。

 道ばたに咲いている水仙のつぼみが、もう開きそうなほどにふくらんできました。


 それでは、今日も、発見と創造のあるいい一日をお過ごしください。


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記事 1408番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
物の流れとディジタル化の波(facebook記事より) as/1408.html
森川林 2012/01/18 07:42 



 言葉の森のfacebook記事です。

====
 情報のやりとりの時代から、
 物のやりとりの時代へ。
 その新しい流れが、
 ディジタル化の進行とともに起きている。

 例えば、読書は今後、ディジタルブック化が進行していくでしょう。日本の家屋は狭いので、本を買っていると、人の住むスペースがなくなってしまうのです(笑)。

 しかし、その一方で、文章を書く作業は、手書きからキーボードへ、そして今また、部分的に手書きに戻っています。

 手書きの方がしっくり来るのは、考え事をするようなときです。(言葉の森の作文の勉強では、構成図を書くとき)

 これからの学校では、プログラミング技術が必須の教養のようになるでしょう。

 しかし、それと並行して、物作りが新しい形で復活してきます。

 切ったり、折ったり、曲げたり、叩いたりという作業の価値が見直されてくるのです。

 どちらも本物の流れなので、その波の乗り方にその人の個性が現れます。

 この流れにうまく乗れば、合理的でありながら人間的である生活ができます。

 現代は、そういう不思議で混沌とした時代なのだと思います。


 ということで、今日のテーマは、波の不思議。(何だか科学の絵本みたい)

1、波についてひとこと、
 又は、
2、「な、み、のり」又は「ふ、し、ぎ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今日は久しぶりの青空です。

 やはり太陽がさんさんと照っていると、気分も更に明るくなります。

 世界の情勢もまだ混沌としていますが、どういう波が来てもうまく乗れるように、気持ちはいつも明るく持ち続けていきましょう。

 それでは、今日も乗りのいい一日をお過ごしください。

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記事 1407番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/24
暗唱の意義 as/1407.html
森川林 2012/01/17 18:18 

 現在、「学習の手引」を改訂中です。
 「学習の手引」の記事を簡素化するために、「暗唱に関するQ&A」はホームページの方に掲載します。
====

 暗唱は、文章に書かれている内容を言葉の意味として理解する方法ではなく、文章に書かれている内容をその表現ごと反復によって理解する方法です。

 小学校1、2年生のうちは、どの子も反復による暗唱ができますが、小学校3年生ごろから、反復よりも記憶に頼ろうとする意識が強くなりかえって暗唱しにくくなります。また、学年が上がると文章が事実文から説明文に変わってくるため文脈の流れがつかみにくくなり、更に暗唱しにくくなります。暗唱しにくい文章を暗唱するコツは、反復の回数を増やすことです。

 暗唱のコツは、できるだけ同じ読み方で声を出して読むとです。回数を決めると音読を繰り返しやすいので、できるだけ暗唱用紙を折って音読するようにします。

 暗唱は、途中でつっかえずに1文字の間違いもなく滑らかに読めるようになることが目標です。滑らかに読めないうちは、更に反復を繰り返してください。

 暗唱は、毎日続けることが大事です。朝ご飯の前など、毎日必ずできる時間帯(10分程度)を確保して続けてください。毎日はできないという場合は、不完全に暗唱の練習を続けるよりも、暗唱の練習はやめて、長文の音読(2、3分)だけをするようにしてください。

 小学校中学年以上で、暗唱をしたがらない場合は、子供だけにさせるのではなく、お父さんやお母さんも別の長文で一緒に暗唱の練習をしてください。

 暗唱を続けていると、文章の理解力だけでなく、発想力、記憶力、勉強力、表現力も身につきます。暗唱はやり慣れると楽しい勉強で、大人でも続けていくことができます。

 日本語での暗唱のコツがわかると、英語の勉強のときも同じように暗唱で英語力をつけていくことができます。



暗唱の意義


子「どうして、暗唱するの」
母「あーん、しょれはね」
^_^「……」

自分の音読した声が耳に入ると、

脳が、「これはのどと耳の両方から来ているから大事な言葉だ」と思う。

だから自分の言っていないことは、右から左に抜けることも多い。
母「勉強してるの?」

同じ言葉をくりかえしていると、言葉がイメージとなって脳の金庫に保管される。

しかも、イメージは、いくらつめこんでも大丈夫。
「パクパク」

母「そして、脳が丈夫になるのよ」
子「そうなのう」
 


暗唱すると

1、頭がよくなる
 思考力の骨組みとなる語彙や考え方が自分のものになるからです。

2、作文がうまくなる
 語彙や文のリズム感などの表現力が自分のものになるからです。

3、勉強ができるようになる
 複雑なものを覚えることが苦にならなくなるからです。

暗唱の成果はどんなところに

1、江戸時代の寺子屋教育の基本は暗唱

 寺子屋教育の基本は、百字の文章を百回読むことでした。この勉強法によって日本は当時世界一の識字率を達成していました。
(江戸時代の日本の識字率70?80%、同時代のヨーロッパの先進国の識字率20?30%)

2、ノーベル賞の湯川秀樹も小1から暗唱

 湯川秀樹と3人の兄弟は、それぞれ5、6歳から四書五経の素読をさせられました。そして、全員が学者になりました。
 そのときの勉強法は、論語を漢字のまま意味もわからないまま音読し暗唱するという方法でした。
(芳樹(兄、冶金学者、東大教授)、茂樹(兄、歴史学者、京大教授)、環樹(弟、中国文学者、京大名誉教授))
 しかし、湯川秀樹は後年、素読は役に立ったが、読めないし意味も分からない文章を読むのは苦痛だったと述べています。

3、暗唱を生かした著名人

 暗唱を自分の実際の勉強に生かした著名人には次のような人がいます。

□貝原益軒(1630-1714)……81歳のときに著した「和俗童子訓」で四書五経を毎日百字百回暗唱するという勉強法を提唱しました。益軒の影響は日本全国々に及び、江戸時代の日本の教育の大きな方向を決定しました。暗唱は子供だけでなく、大人にとっても価値があると述べています。

□塙保己一(1746-1821)……盲目でありながら当時日本全国に散らばっていた600冊以上の学術書を編纂するという偉業を成し遂げました。その伝記は、ヘレン・ケラーにも大きな影響を与えました。18歳のとき般若心経を毎日100回1000日間暗唱するという誓いを立て実行しました。また、晩年まで折に触れて暗唱をしていました。

□シュリーマン(1822-1890)……独学で十ヶ国語以上をマスターしトロイアの都を発掘しました。そのときの勉強法が、外国語を辞書にも文法書にも頼らず大声で音読し暗唱するという方法でした。生まれつき弱かった記憶力が、この勉強法で改善したと述べています。

□本多静六(1866-1952)……林学博士。暗唱の勉強法で東京農林学校(今の東大農学部)を首席で卒業しミュンヘン大学経済学博士号を取得しました。大学1年生のとき数学で赤点を取りましたが、一念発起し数学も丸ごと暗唱するという方法で学年トップになりました。子供時代、家の仕事を手伝いながら文章を暗唱するという勉強法をしていました。大学には作文の点数がよくて合格できたと述べています。

□野口悠紀雄(1940-)……経済学者。自身の中学高校時代の経験から英語の勉強法として音読暗唱を提唱しています。高校時代、英語は教科書をただ音読するだけで好成績を維持し東大工学部に合格しました。しかし、そのように単純な方法なのに実践する人が少ないと述べています。

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小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育
●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。

●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育
●小学1、2年生は作文を始める適齢期です

●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。
●高校入試につながる作文力を、中学生から

●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)
●学校のための日本語作文検定(学校向け)

●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)
●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)

●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)
全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)

●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。
●小1から始める作文と読書

●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策
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●国語の勉強法
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●学年別作文読書感想文の書き方

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●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)
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