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褒めて励ますことがあらゆる教育の基本 as/2953.html
森川林 2017/05/16 04:51 
修 削


 人間は、褒められれば自信がつきます。
 これは、子供だけでなく大人でも同じです。
 自信がつくとどうなるかというと、更に新しいことに挑戦したくなるのです。

 しかし、挑戦を続けていると、必ず失敗することが出てきます。
 その失敗を通して、人間はまた一回り成長します。
 だから、すべての出発点は褒めることなのです。

 最初から、細かいことに注意されて育った子は、その細かいことはしっかりとできるようになりますが、肝心の挑戦する自信というものが育ちません。
 だから、小さくよくできる子というだけになってしまうことがあるのです。

 大きく成長するためには、大きく失敗することが大事で、大きく失敗するためには、大きく挑戦することが大事で、大きく挑戦するためには、褒めて自信をつけておくことなのです。

 子供を育てるのは、明日のテストの成績をよくするためではありません。
 10年後、20年後の自立した人間として育てるためなのです。

====
勉強はのんびり気長にやるほど得意になる
https://www.mori7.com/index.php?e=2208

 小学校低学年の子は、作文でも、勉強でも、読書でも、遊びでも、みんな大好きです。生きていることがうれしくてたまらない時期ですから、どんなことも楽しく好きになるのです。

 ところが、小学校低学年のときに、何かが苦手になることがあります。ときどきあるのは、作文が苦手になるというケースです。
 その原因は、たったひとつ、早く上手に書かせようと思い、注意する量が多くなってしまうからです。

 親が、注意と思っていないような一言でも、子供にとっては注意と受け止められてしまうことがよくあります。
 だから、小学校低学年のころは、どんなに欠点があったり、不十分なところがあったりしても、ただひたすら褒めていればいいのです。

 そして、褒める一方で、気長に長文音読と読書と対話を続けていくことです。
 その音読と読書と対話も、やっているといろいろ気になることが出てきますが、全部そのまま認めて褒めてあげます。
 読み方を注意したり、話し方を注意したり、読む本を決めたりすると、やがて音読も読書も対話も苦手になっていきます。

 褒めるだけで上手になるのかといえば、そのとおりです。
 褒めていれば、みんな上手になり、得意になっていきます。早く上達させようと思い、注意すると、苦手になり、下手になっていくのです。

 人間は、繰り返していれば上達するようにできています。歩き方でも、走り方でも、喋り方でも、文章の書き方でも、続けていれば自然に上手になります。
 学年が上がると、アドバイスによって急に上手になるという場面も出てきます。しかし、その場合でも、それまでの長い蓄積があるから、一言のアドバイスで上手になるのです。

 だから、大事なのは、気長に続けていくことです。そのために、いつも気長に褒めていくことです。
 音読も、読書も、作文も、生活の一部となるぐらいに自然に続けられるようにしていくことが大事なのです。
====



コメント欄

森川林 2017年5月16日 4時57分 1 ▽
 褒められれば誰でも嬉しくなります。
 この嬉しくなることが大事です。
 嬉しくなると、もっとやってみようと思うようになります。
 叱られてもっとやらされるのと違って、嬉しくなってもっとやるのは全然くたびれません。
 そして、更に自信がついてくるのです。


nane 2017年5月16日 5時3分 1 ▽
 褒めるときは、いつでも小さくたくさん毎日が基本です。
 そして、たまに叱るときは、ドカンと大きく一発短く一瞬で終わるようにです。
 その逆が多い(笑)。


touko 2017年5月20日 5時44分 77 ▽
その通りですね!近い将来ではなく、本当の将来を見据えて考えたいです。

touko 2017年5月26日 18時13分 77 ▽
生徒への指導を横で聞いていた娘が、指導が終わると「どうして私にはああいう風にホメてくれないの?」と言ってすねていました。私自身は同じようにホメていたつもりでも、やはり「母」と「先生」の心持は違うのだと初めて気づきました。
こども側でも「母」にホメられるのと「先生」という他人にホメられるのでは、嬉しさがちがうのかもしれません。
「先生」としての仕事の意義を再認識すると同時に、娘にも「先生」という他人にホメてもらう場を与えた方がいいな、と思う出来事でした。

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