ログイン ログアウト 登録
 小学校1、2年生から始める作文――毎週作文を書くことが習慣になると作文の勉強が長続きする Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 4476番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/5/21
小学校1、2年生から始める作文――毎週作文を書くことが習慣になると作文の勉強が長続きする as/4476.html
森川林 2022/06/07 05:34 


●動画:https://youtu.be/HRHjk7KuxUk

 将来の入試の中心は、作文と面接になります。なぜなら、それがその生徒の個性と思考力、つまり将来の可能性を予測させる最も確実な指標になるからです。

 ただし、今はまだこういう作文や面接の試験は主流ではありません。それは、評価に時間と人員が必要だからです。
 しかし、近い将来、森リンのような文章の自動採点が普及するようになれば、時間と人員の問題は一挙に解決します。今でも、例えば、ある生徒に異なるテーマで3本、1200字の作文を書いてもらえば、その生徒の個性と思考力はほぼ正確にわかります。これは、ペーパーテストよりも確実な評価方法です。

 言葉の森の「森リンベスト」のページに、2022年と2021年の森リン点ベスト50の作品が載っています。森リンで90点以上を取っている生徒はほとんどが高校生ですが、中には中学生の生徒もいます。
 これらの生徒のほとんどは、小学生のときから作文の勉強を始めています。早い生徒は、小学1年生や2年生のときから作文を書いています。

 小学校1、2年生のころといえば、まだ作文は字数も少なく、たどたどしいことしか書けないのが普通です。
 しかし、この時期に毎週作文を書く習慣がつくと、文章を書くということが日常生活の一部になっていくのです。

 作文を書くということは、小学校高学年以上の生徒にとっては、精神的にかなり負担の多いものです。1200字の作文を書くのにかかる時間は、60分から90分ですが、毎週そういう時間を確保することも大変です。そして、作文は、他の勉強に比べると、書き出すときに大きな精神的エネルギーが必要です。よく作文や感想文の宿題が後回しになることが多いのは、そういう事情もあるからです。

 この負担の大きい作文の勉強を、小学校高学年、中学生、高校生と続けていけるのは、低学年からの作文を書く習慣があるからということが多いのです。

 小学校低学年から作文の勉強を始めるのには、もうひとつ大きな利点があります。それは、作文を通して親子の知的な対話が日常化することです。
 例えば、子供の書く作文に合わせて、両親が似た体験を話してあげることができます。小学校高学年になると、作文の課題も説明文の感想文が中心になります。そのときに、親子で作文の課題に関して話をする習慣があると、子供の思考力や語彙力が著しく伸びます。

 ところで、小学1年生の時期に作文を上手に書ける子は限られています。小学校受験などで作文の勉強をしてきた子以外は、作文はまだほとんど書けないのが普通です。
 しかし、この時期に作文を書く最良の勉強法があるのです。それが親子作文です。

 作文を書く力は、作文力として独自にあるのではありません。作文を書く力のかなりの部分は、文章を読む力に支えられています。だから、まだ本を読む量が少ないうちは、正しい表記自体ができないのが普通です。
 例えば、小学1年生の子に、「わとはを区別する」とか、「句読点をつける」とか、「会話にカギカッコつける」とかいうことを教えるには、普通かなり長い時間がかかります。それは、日常会話の中には、「わとはの区別」や「句読点」や「カギカッコ」などは出てこないからです。それらは、読書を通して身につくものなので、読書量の少ないうちは、理屈で説明してもなかなか身につかないのです。

 そういう低学年のうちに、どう作文の勉強をするかというと、それは、子供との対話をお母さん、またはお父さんが作文に書くことによってです。
 子供は、自分の話したことが、作文という形になることを知ります。そして、それを読んで発表するうちに、読書よりも密度濃く、作文の書き方を自然に身につけるようになります。
 やがて、子供が、自分でも1行か2行の文章を書くようになります。子供は、人にやってもらうよりも、自分でやってみる方がもともと好きだからです。そのようにして、次第に、子供が自分の力だけで作文を書くようになるのです。

 低学年の作文の目標は、正しく書くことと楽しく書くことです。しかし、正しく書くことを理屈で説明して子供の作文を直すような指導が中心になっては、子供は作文の勉強を面白いとは思いません。直すことがほとんどない状態で、正しい書き方を身に着けていくことが大事なのです。

 また、お母さんやお父さんが作文を書いている様子を見ていると、子供はそれを真似したいと思うようになります。低学年の時期は、模倣の時期なので、お母さんやお父さんが楽しそうに書いていれば、自分もそういうことをやってみたいと思うのです。

 この低学年の時期の作文体験が、その後の作文の勉強の土台になります。だから、作文は、子供が普通に文章を書ける小学校中学年や高学年になってからよりも、まだ十分に書けない低学年のころから始めていくのがいいのです。

 言葉の森では、小学1年生、2年生向けの親子作文クラス、作文クラスの体験学習を受け付けています。
 最初のうちは、親子作文クラスに参加していても、子供が自分で書く量が増えてくれば、そのまま作文クラスの指導に移行します。逆に作文クラスに参加していても、子供が自分で書くことにまだ負担を感じるようでしたら、親子作文として勉強を続けていくことができます。
 だれでも楽しく始められる低学年からの作文クラスにぜひご参加ください。



コメント欄

コメントフォーム
小学校1、2年生から始める作文――毎週作文を書くことが習慣になると作文の勉強が長続きする 森川林 20220607 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
やゆよら (スパム投稿を防ぐために五十音表の「やゆよら」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
親子作文コース(9) 小学校低学年(79) 作文教育(134) 
コメント1~10件
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 読解検 森川林
 これは、その言葉があるかどうかではなく、文脈として読み取る 4/28
国語読解掲示板
読解検定小5の みきひさ
読解検定 小5 4月について3問教えてください。 どうぞよ 4/27
国語読解掲示板
茨木のり子さん 森川林
 茨木のり子さんが晩年に書いていた言葉、 「倚(よ)りかか 4/27
森川林日記
軽くて意味のな 森川林
軽くて意味のない広告の文面を書いていたのでくたびれた。 嘘 4/27
森川林日記
Re: 例えば 森川林
 この歌の本質は、「言えない」又は「言わない」というところに 4/27
森川林日記
例えば、敷島の 森川林
 本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」は、 4/27
森川林日記
AIに文章を直 森川林
 AIに文章を直してもらうと、  詩的な文章が散文的になる 4/27
森川林日記
雨は龍のメッセ 森川林
 雨は龍のメッセージ。  晴れは太陽のメッセージ。  ど 4/27
森川林日記
五月の薄曇りの 森川林
 五月の薄曇りの空の下をゆっくりと歩く。  自分の心の中に 4/27
森川林日記
走水神社 森川林
 走水神社に行ってきた。  神社の横の山の途中に、弟橘媛( 4/24
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン