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記事 4421番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
作文は直して上手になるものではなく、膨らませて上手になるもの as/4421.html
森川林 2022/02/14 21:09 


 作文は、直せば、ほんの少しは上手になります。
 しかし、上手になるのは、元の作文の土台までです。
 土台以上に上手にする直し方はありません。
 だから、作文の勉強法は、赤ペン添削ではなく、土台を育てることなのです。

 土台を育てる方法は、第一に読書、第二に予習です。
 予習とは、与えられたテーマについて、自分の体験ばかりでなく、身近な両親に取材してみることです。
 取材をしっかりしてきた子は、文章を書くときの姿勢が変わってきます。
 この作文に取り組むときの姿勢が、上達の大きな要素になるのです。

 作文を、数学や英語の勉強と同じように考える人は、間違いを直せば正しい答えになると思いがちです。
 しかし、作文は、答えのない世界なので、数学や英語の勉強法はあてはまりません。
 逆に、作文の間違いを直され続けた子は、どんどん作文が苦手になっていきます。
 作文は、外側から間違いを直す勉強ではなく、内側からふくらませていく勉強なのです。

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記事 4420番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
【合格速報】千葉工業大学工学部 as/4420.html
言葉の森 事務局 2022/02/14 11:44 
千葉工業大学工学部 R.E.さん

<担当講師より>

 森リンで何度も一位を獲得している優秀な生徒さんです。

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記事 4419番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
基礎学力コースのオンライン学習で、友達と一緒にする勉強の楽しさを学ぶ as/4419.html
森川林 2022/02/14 07:24 


●動画:https://youtu.be/mTZY3N34hEE

 基礎学力コースは、幼長、小1、小2の生徒を対象にしたオンラインクラスで、現在、平日の17:00と18:00に開講しています。
 現在小2で受講している生徒は、小3になっても継続することができます。

 このクラスの特徴は、国語、算数、理科実験と発表、暗唱、読書など、小学生の学力のもとになるものを満遍なく学習するとともに、それを友達との交流の中で行うことです。

 この友達との交流や発表や質問感想ができるところが、オンライン4人クラスの利点です。
 例えば、一人ひとりが読書紹介をしたあと、それに対して他の生徒が質問や感想を言う時間があります。
 最初のうちは慣れないので、何も言うことがないという子もたくさんいますが、そういう子たちも、次第に自分から発言することに慣れてきます。

 ほかの人の話に対して質問や感想を言うためには、話を注意深く聞き、それに対して自分がどんなことを言えるか、頭をフル回転させる必要があります。
 もしこれが、先生の講義を聞いているだけの授業であったら、そのように頭を使うことはまずありません。
 この前向きに授業に参加するという姿勢が、勉強に取り組む姿勢全体につながってくるのです。

 今、アクティブラーニングという授業形態が話題になっていますが、本当のアクティブラーニングができるためには、1クラスの人数が5人かせいぜい6人以内である必要があります。
 10人や20人のクラスで、一人ひとりが発表と質問感想言うとしたら、1時間から2時間が必要です。
 それでは、勉強の中身がなくなってしまいます。

 低学年のころの勉強は、難しいことは何もありません。
 このころは、勉強そのものよりも、勉強に取り組む姿勢と勉強の習慣を作る時期です。
 また、勉強以上に大事なのは、毎日の読書の習慣を作ることです。
 毎回の読書紹介によって、どの子も、それまで以上によく本を読むようになります。
 この読書が、将来の学力のいちばんの土台になっていくのです。

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記事 4418番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
作文個別指導を受けている人は、オンラインクラスでの作文、国語、算数数学、英語などの体験を as/4418.html
森川林 2022/02/14 07:05 


 作文の個別指導は、担当の先生との一対一の話ができるというよい面がありますが、その一方で、友達との読書紹介などの勉強面でのやりとりがないという面があります。
 毎週の読書紹介の機会があると、それだけで読書の量も質も高まります。これが、友達と一緒に勉強する際の大きなプラス面です。

 オンラインのクラスでは、読書紹介があるとともに、みんなで一緒に45分間の授業に参加し、その中で作文を書くので、自然に意欲的に取り組めるようになります。

 現在、作文の個別指導だけを受けている人は、オンラインクラスでの国語や算数数学の授業を体験し、オンラインクラスの雰囲気を味わってみてください。
 また、作文個別指導の授業の振替をする形で、オンラインクラスの作文の授業を体験することもできます。

 現在、オンラインクラスでの無料体験学習を受け付けています。
 参加を希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。個別れんらく板からご連絡いただいても結構です。

 初めてオンラインクラスに参加される方には、平日又は土曜日の朝8:30からの初参加説明会で勉強の仕方を説明します。

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記事 4417番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
コミュニティの中で学ぶ――新しい教育のスタイル as/4417.html
森川林 2022/02/13 23:33 


 これまでの教育は、先生が生徒に教える教育だった。
 それは、決して普遍的な教育の姿ではなく、教材と、教場と、教師が限られている中で生まれた歴史的な教育の形態だった。
 しかし、それは、学校と教室と黒板と教科書とセットになっているので、あたかも教育の本来の形式のように思われていた。

 この集団一斉指導の教育は、無駄が多いので、それをカバーするために、宿題とテストと競争を必要とした。
 そして、やがて、教育は、子供の成長のための教育ではなく、テストのための教育になった。
 そのテストのための教育で最も恩恵を受けたのは、教師だ。

 集団一斉指導の効率の悪さをカバーするために生まれたのが、動画配信授業と一対一個別指導だった。
 動画を見る授業は、自分のペースでできるから、勉強の目的が明確な生徒であれば効果はある。それは、動画でなく、参考書による自主学習でも同じだ。
 一対一個別指導は、その場で勉強をせざるを得ないという意味で、誰にとってもそれなりの効果はある。問題は、多くの先生が教えすぎてしまい、子供に自分で考えさせる時間を持たせないことだ。これは、教えてくれるのが「いい先生」と考える親にも子にも原因がある。

 動画配信授業にも、一対一個別指導にも欠けているのは、勉強を通しての子供たちの交流だ。
 その交流とは、時々お楽しみ会をやるというようなものではなく(やってもいいが)、一緒に同じ問題を考えるとか、ほかの友達の答え方を聞くとかいう知的な交流のことだ。

 そもそも、小中学生の勉強は、それほど面白いものではない。それは、山登りの前の長い単調なアプローチのようなもので、その先に気持ちのいい尾根と山頂があるということは、話には聞いていても子供たちには実感がない。だから、往々にして、賞罰や競争が突出して勉強の意欲付けになる。

 それに対して、江戸時代の寺子屋は、なぜ、受験競争もない時代に、優れた教育を続けられたかというと、そこに子供たちの知的な交流があったからだ。
 この教育が、コミュニティの教育だ。

 コミュニティの教育の中には、作文の実例の一部を保護者に取材するという、家庭も含めたコミュニティもある。
 しかし、より大事なのは、一緒に勉強する子供たちどうしが、勉強を通して親しくなることだ。
 勉強の意欲は、親や先生の褒め言葉だけでなく、それ以上に、子供たちどうしの暗黙の交流の中で生まれる。
 例えば、ある子の読書紹介の翌週に、他の子が、その子が読んでいたのと同じ本を自分も読んだということ紹介する。そのとき、その二人の子供たちの間に伝わる連帯感は、学ぶことに対する感動とも言える。
 競争でも、賞罰でもなく、この感動が、勉強を続ける意欲になる。

 オンラインクラスで一緒に学んだ子供たちは、遠足やサマーキャンプで、自然に一緒に参加することが多い。勉強を通して知り合った子供たちだから、初対面でも気心が知れている。
 そこで生まれた学友意識が、卒業してからも続けられるように、ある先生のもとで学んだ子供たちが、いつでも好きなときに立ち寄れる場所を、それぞれの先生ごとにウェブ上に作っている。まだ、公開していないが(笑)。FacebookやTwitterやYouTubeのような既成のメディアは、もちろん使わない。

 人間の生きる目的のひとつは、幸福に生きることだ。
 そのほかに、向上すること、創造すること、貢献することがあるが。
 幸福に生きるための大きな要素が、コミュニティの中で生きることだ。
 言い換えれば、幸福な気持ちで勉強することが、コミュニティの教育である。

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