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総合学力クラスの勉強(2)――国語の勉強法 as/4534.html
森川林 2022/09/15 07:12 


https://youtu.be/iItWEmMi-08

 オンライン4人クラスの授業を、どう家庭学習に生かしていくかということについて説明します。

 家庭学習を主に親がコントロールできるのは、小学1年生から3年生ぐらいまでです。
 だから、この時期に、家庭学習の習慣をしっかりつけておくことが大事です。

 総合学力クラスの国語の家庭学習は、問題集読書の音読です。
 毎日2ページから5ページぐらいを目安に、問題集の問題文を音読します。
 ページの途中で文章が切れて、次のページに行っている場合は、その切れているところで止めてかまいません。
 人間の頭は、途中までしか読んでいない文章の続きを翌日読むことになっても、頭の中で前の文章と後の文章をつなげることができるからです。

 もちろん、最後まで読みたいという場合は、次のページまで読んでもかまいません。
 しかし、自習で大事なのは、やることがはっきり決まっていることですから、その日の文章の長さによってやることがまちまちになるよりも、決めたページ数まで読むとしておいた方がいいのです。

 音読については、近くで保護者がその音読を聞くことがあった場合、決して注意しないことが大事です。
 子供の音読を聞いていると、ほぼ百パーセント、親は何かひとこと言いたくなります。
 しかし、注意をすると、音読は上手になりません。

 ときどき、「読み間違いがあっても注意しないのですか」と聞かれますが、私は、いつも、「そうです」と答えています。
 注意するかしないかということよりも、親が注意しようとする姿勢で聞いていることに問題があるからです。

 親は、いつも笑顔で子供の音読を聞いていて、子供が読み終えたら、それがどんなに下手な読み方であっても、「読むのが上手になってきたね」とか、「難しいのよく読んでいるね」とか言って褒めていればいいのです。
 褒めていると、子供の音読は必ず上手になります。

 オンラインクラスの国語の授業では、先生は、その子がそれまでに読んだ範囲の文章について、どんなことが書いてあったか質問します。
 問題集読書で同じ文章を何度も読んでいる子は、もとの文章を見ないでも、どういうことが書いてあったかを言えます。
 文章を見て、先生に聞かれたことを探さないと答えられない子は、文章を読んでいません。
 問題集読書は、1冊を5回以上繰り返して読み、どの文章のことを聞かれても大体の内容を言えるようになることが目標です。

 このような問題集読書の復読という勉強法を家庭だけで独自にやることはまずできません。子供が飽きるからです。
 だから、ほとんどの子の国語の勉強法は、国語の問題集を解くことになるのです。

 国語の問題集を解くのは、一種の作業ですから、子供に任せておけば勉強をしているように見えます。
 しかし、問題集を解くだけでは国語の力はつきません。問題文を繰り返し読むことだけが読む力をつける方法です。

 家庭では、「来週の国語の授業のときに、先生にちゃんと答えられるように、問題集は毎日音読していこうね」という声掛けをして、子供の音読を続けさせ、音読が終わったら、「難しいのをよく読んでいてえらいね」と毎回褒めてあげるようにします。

 これが、国語の家庭学習の方法です。

総合学力クラスの勉強(1)――家庭学習のきっかけとして授業に出る
総合学力クラスの勉強(2)――国語の勉強法

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森川林 20220915  
 国語の勉強法でもあり、頭をよくする方法でもある「難読の復読」は、超簡単な勉強法でありながら、家庭で続けることが最も難しい勉強です。
 なぜ続けることが難しいかというと、第一は退屈な勉強だからであり、第二は成果がすぐには見えない勉強だからです。
 昔、読解マラソンという方法で、この「難読の復読」をやるようにしましたが、それでも長続きする子はいませんでした。
 しかし、今度は、オンラインクラスで問題集読書のチェックができるようになったので、子供たちの難読力は日に日に高まっています。
 もし国語の力がなかなかつかない子がいるとしたら、それは家庭学習での問題集読書が不足しているからです。


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森リン点の解説(5)――高得点の作文はどのようにして書くか as/4533.html
森川林 2022/09/15 06:41 


https://youtu.be/AWvaV9eqme4

 思考語彙、知識語彙について述べてきました。
 森リンの点数で、もうひとつ重要なのは、表現語彙です。ある意味で、これが最も文章力というものに関係していきます。

 表現語彙とは、語彙の多様性のことです。
 例えば、見本の作文では、表現語彙は、次のように集計されています。
 これを見ると、「プレゼント」という言葉が最も多く、13回使用されています。
 しかし、「プレゼント」だけではなく、同じ意味の「贈り物」も3回使用されています。

 このように、同じ内容を異なる言葉で表すことが語彙の多様性です。
 語彙力のある人は、ひとつの文章の中で同じ言葉を何度も使いたがりません。
 同じ言葉が近くにあって続いていると、あまり美しく感じないので、言葉を変えて書きたくなるからです。

 森リン点を上げるためには、できるだけ多様な言葉を使って書くといいのです。
 ただし、多様すぎると、バランス上の減点になることがあります。例えば、固有名詞をたくさん並べて書くような場合は、表現語彙だけが不自然に多くなるので、かえって全体の点数が低くなります。

 中学生以上の意見文では、書き出しの意見と結びの意見を対応させることが重要になります。そのことによって、文章に一貫性が出るからです。
 しかし、書き出しの文章と同じ言葉で結びの文章を書くと、文章全体の密度が薄くなります。
 同じ内容を違う言葉を入れながら、しかし、キーワードは生かして書くというのは、書き出しと結びを対応させるコツです。

 表現語彙の点数が高い作文を読むと、人間は、豊かに書いてある作文という印象を受けます。しかし、もちろん、なぜそう感じるかはわかりません。
 森リン点の表現語彙は、その人間の感覚を数値で表すものなのです。

【表現語彙】
プレゼント(0.8)13(0.44)8描い(0.83)7気持ち(0.35)4(0.29)4こもっ(0.82)4ジム(1.49)3お話(0.58)3贈り物(1.17)3伝える(0.62)2
覚え(0.47)2包む(1.24)2手段(0.72)2ことわざ(0.56)2言葉(0.28)2髪の毛(1.02)2大好き(0.55)2聞い(0.32)2(0.52)2特別(0.66)2
木の葉(1.2)2(0.62)2人間(0.18)2売っ(0.75)2特別大好き(6.08)2お金(0.56)2相手(0.42)2買っ(0.47)28歳(1.39)2似合う(1.16)2
答え(0.47)2物語(0.66)2感情(0.57)2宝石(1.02)2贈り(1.49)1(1.08)1時計(0.85)1喜ん(0.72)1きれい(0.5)1すれ違っ(1.23)1
買う(0.64)1思い(0.55)1(1.04)1(1.49)1クリスマス(0.86)1正直(0.73)1使っ(0.41)1かけ(0.46)1母いわく(6.08)1思い出し(0.63)1
伝わり(0.95)1迷っ(0.85)1伝え(0.55)1真心(1.39)1心温まる(1.49)1誕生日(0.86)1習慣(0.7)1贈る(1.23)1(1.04)1姫差(6.08)1
成長(0.47)1ささやか(1.17)1自慢(0.85)1たくさん絵(6.08)1ママ(0.85)1正直その頃(6.08)1存在(0.43)1金時計(6.08)1・ヘンリー(6.08)1見せ(0.65)1
共感(0.86)1個人(0.64)1表れ(0.88)1紙きれ(6.08)1祝い(1.34)1意味(0.37)11枚(1.14)1感謝(0.66)1立派(0.7)1意見(0.44)1
(0.66)1賢者(1.49)1夫婦(1.02)1驚い(0.68)1出せ(0.8)1旅行(0.72)1程度(0.75)1(0.9)1読ん(0.37)1似顔絵(1.31)1
家族(0.47)1裏紙(6.08)1(1.26)1たくさん人間(6.08)1バッグ(1.23)1結末(1.1)1


森リン点の解説(1)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(2)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(3)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(4)――高得点の作文はどのようにして書くか
森リン点の解説(5)――高得点の作文はどのようにして書くか

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