ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 5096番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/2
読書を阻むものは、肉体労働、スポーツ、くたびれる日々の生活。読書の習慣は、1日でも途絶えるとそのままなくなることが多い。何しろ毎日読むことを目標に。そのための方法として役立つタイマーと付箋読書 as/5096.html
森川林 2024/06/10 06:30 

ガクアジサイ



 子供たちの勉強の様子を見ていると、スポーツの好きな子は、あまり読書をしない傾向があるように思いました。
 もちろん、例外はたくさんあります。
 スポーツも読書もという人は多いです。

 しかし、そのとき思ったのは、肉体労働が続くと、本を読みたくなくなるという自分の体験でした。
 学生時代、アルバイトで、マンションの4階まで重い荷物をいくつも運ぶという仕事を何日もしていたとき、仕事が終わって下宿に戻っても、本を読む気が起きませんでした。
 時間はたっぷりあるのに、読書をしようという気にならないのです。

 「重力と恩寵」を書いたシモーヌ・ヴェイユも、工場労働の経験のあとに、確かそのようなことを書いていました。
 激しい肉体労働は、人間から、読むことや考える時間を奪うのです。


 もちろん、スポーツは、いいものだと思います。
 努力や向上心や目標など、人間の成長に役立つ面を持っています。

 しかし、今人気のスポーツは、競争で勝つことを目的にしているので、かえって人間の成長にとって歪んだ面を持っています。
 スポーツは、楽しくやればいいのであって、競争に勝つためにやるものではありません。


 そのスポーツに少し似ているのが受験勉強です。
 小学生時代に、よく本を読んでいていい作文を書いていた子が、受験勉強をしている間に本を読む時間がなくなり、その後、受験に合格したあとも本を読む習慣がなくなったということがありました。

 読書は、生活習慣のようなものですから、読まない日が何日か続くと、その習慣が途絶えることがあるのです。

 そして、本を読まないということは、考える時間がなくなるということです。

 次のような記事がありました。
====
週5フルタイムで働き、疲れ、本を読みたくてもSNSやYouTubeをぼーっと眺めてしまう、そんな生活おかしくないか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81348?page=3
(この記事は、面白いのですが、ログインを強制されるので読まなくていいです。私はここに登録したことがありますが、そのメールとパスワードが認証されませんでした(笑)。)

 正直、本を読む時間はあったのです。
 電車に乗っている時間や、夜寝る前の自由時間、私はSNSやYouTubeをぼうっと眺めていました。あるいは友達と飲み会で喋ったり、休日の朝に寝だめしたりする時間を、読書に充てたらいいのです。
 だけど、それができなかった。本を開いても、目が自然と閉じてしまう。なんとなく手がスマホのSNSアプリを開いてしまう。夜はいつまでもYouTubeを眺めてしまう。
 あんなに、本を読むことが好きだったのに。
====

 仕事に追われる人、勉強に追われる人、ほかの何かに追われる人は、本を読む時間がなくなります。
 そして、その空白な時間を、YouTubeを見たり、SNSでやりとりをしたりするようになるのです。

 YouTubeは、役に立つ情報も多いので、いいメディアだと思います。
 しかし、昔のテレビに似ています。
 テレビは、特に見たいものがないときでも、漠然とつける家庭が多かったのです。


 では、どうしたらいいかというと、具体的には2つの方法があります。

 第一は、タイマーをセットして、
「ちょっとYouTubeでも見て息抜きをしたいから、10分だけ見てみよう」
という時間制限をすることです。
 もちろん、面白い番組であれば、もう一度10分のタイマーをセットし直せばいいのです。
 大事なのは、タイマーをセットすることによって、本来の自分を取り戻すきっかけがつかめるということです。

 第二は、読書は、付箋読書で読むことです。
 説明文の難しい本は、読むきっかけがつかめないと、読みかけで終わってしまいます。
 しかし、読んだところまでに付箋をつけておくと、すぐに読み続けることができます。
 そして、ある程度読んだあとに、また付箋をつけておけばいいのです。


 人間は、身体を持っているので、手に触れる世界(タンジブルな世界)で生きています。
 例えば、時間というものは、本来はあるかないかわからないものですが、人類はその時間を触れることのできる時間とするために時計を発明しました。

 現在は、情報のメディアが次々に押し寄せてくるので、そのままでいると、情報に流されてしまいます。
 情報に流されないためのひとつの方法が読書で、もうひとつの方法が文章を書くことで、第三の方法が発明や発見という自分なりの創造です。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20240610  
暇なときは読書をすればいいのですが、今は、スマホで情報に流される時間を過ごす人が多いです。
大事なことは、自分で何かを作り出すことです。
勉強も、仕事も、他から与えられた時間です。
勉強や仕事のあとに、YouTubeを見たり、ゲームをしたりしていれば、一日中流される生活をしていることになるのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) 

記事 5095番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/2
国語の読解検定は、プリントした紙媒体でやってください。国語読解問題は、ウェブで見て適当に解いても力はつきません as/5095.html
森川林 2024/06/09 13:25 

モジズリあちこち



 国語読解クラスと、基礎学力クラスと、総合学力クラスの生徒は、特に読解検定の申込みしなくても、ウェブの問題を表示して、いつでも無料で解くことができます。
 また、14日までの申込みに間に合わなかった生徒も、ウェブの問題を表示して28日までに問題を表示して解くことができます。

 しかし、そのときの点数が、実は悪い生徒が多いのです。
 それは、ウェブで文章を読んで、ウェブで選択肢を選んで答えているからです。
 つまり、じっくり問題文に戻って読み直すことをしていないからです。


 国語読解の成績が伸びない生徒に共通しているのは、適当に解いていることです。
 適当に解いているので、結果がわかっても、「当たった」「外れた」で終わってしまうのです。

 国語読解問題は、100点を取ることが目標です。

 国語読解力のある生徒は、よく質問をしてきます。
「どうして、この問題がこの答えなのですか」
という質問です。
 また、お母さんが、子供と一緒に間違えた問題の解き直しをしていることが多いです。
 こういう生徒は、国語以外のすべての教科の成績が上がります。


 繰り返しますが、国語読解問題は、100点を取ることが目標です。
 少なくとも80点以上を取ることが必要です。
 平均点は60点ですから、最低でも60点は取らなければならないということです。


 学校の国語の読解問題であれば、適当な解き方でも◎になります。
 しかし、読解検定の問題は、大学入試の共通テストと同じような、緻密に解く解き方で解くようになっています。

 家庭で、ウェブの読解問題をやる場合は、必ず事前に印刷して取り組むようにしてください。
 家庭での印刷ができない場合は、14日までにその月の読解検定に申し込んでください。
 そうすれば、当日までに郵送で問題文が届きます。


 読解検定の受検料は通常は550円ですが、国語読解クラスと基礎学力クラスと総合学力クラスの生徒の場合は330円です。

 問題を適当に解いて悪い点数になっても、何も力はつきません。
 よく考えて解くことが大切なので、必ず紙にプリントした文章をしっかり読んで解くようにしてください。

▽読検ランキング
https://www.mori7.com/dokken/dk_rank.php

▽自分の点数は「学習グラフ」で確認してください。
https://www.mori7.com/gs/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20240609  
国語読解の問題は、適当に解いて「当たった」「外れた」と言っていても力はつきません。
100点を取ることを目標に、緻密に解いていく必要があります。
これまでに国語の成績の上がった生徒は、お母さんと一緒に間違えた問題をすべて解き直すか、それでもわからない場合は教室に質問してくるかした生徒です。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
国語力読解力(155) 読解力・読解検定(0) 
コメント331~340件
……前のコメント
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習