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記事 5366番  最新の記事 <前の記事  2025/9/17
これからの学力は、読書力、作文力、数学力 as/5366.html
森川林 2025/09/17 12:17 


 現在、子供たちが勉強している学力の中身のほとんどは、記憶力と忍耐力になっています。
 それは、入試がそういう試験を課しているからで、子供も親も学校の先生も、その入試に合わせるように勉強しているからです。

 しかし、将来、子供たちが社会に出て仕事をするときに役立つのは、記憶力と忍耐力ではなく、思考力と創造力と共感力です。
 ところが、それらの勉強は、評価する場がないので個人に任せられています。

 だから、家庭が、子供の将来にとって必要な教育を行う必要があります。
 では、どういう学力が将来役に立つ学力かというと、それは、読書力と作文力と数学力です。


 ただし、数学力は、物事を考えるときに数学的に考えることができるということであって、数学の計算問題ができることとは違います。
 つまり、物事を感覚的にではなく理詰めに考えることのできる姿勢です。
 そして、少なくとも数式が出てくる話を避けずに理解しようとする姿勢です。
 それは、プログラミングの勉強などにもつながっています。


 必要な学力の中で、いちばん大事なものは読書力です。
 人間は、母語の言葉によって思考します。
 その思考の材料を作るものが読書です。

 今、子供たちを取り巻く読書環境は、「豊富の中の貧困」という言葉で言えると思います。
 たくさんの本や本の代替となる情報が溢れていますが、その多くは、売れるために子供たちにおもねる作り方がされています。

 私が気になることのひとつは、人気のある小説でも、殺人事件を話のきっかけにするような始まり方が多いことです。
 又は、単純な善悪二元論で、悪い大人をやっつけるというような話の展開が多いことです。
 また、なぜか外国の人が書いた絵本のようなものを読む子が多いことです。
 日本人が書いたいい本がたくさんあるのですから、もっと日本発の絵本を読むのがいいと思います。
 また最近では、小さい子供向けには、おしりとかうんちとかいう下品なタイトルで子供を引き付けるものがあることです。

 私は、子供たちの読書紹介で、勉強のよくできるはずの子供たちがそういう変な本を紹介しているのを聞くとがっかりします。
 たぶん、友達どうしで話題になっているから読んでいるのだと思いますが、そのような読書はそのときに面白いと思うだけで、あとに何も残りません。

 昔の子供向けの本は、と一概には言えないかもしれませんが、もっと情緒のある話が多かったと思います。
 例えば、作者で、私が知っている名前で言うと、小川未明、新美南吉、芥川龍之介、鈴木三重吉、椋鳩十、宮沢賢治などです。


 読書教育は、以前、月刊誌「到知」で「読書立国」という特集を組んでいたように、多くの人がその必要性を感じていますが、これまでの取り組みはすべて掛け声だけで終わっています。
 私が唯一、掛け声で終わらない読書運動と思ったのは「朝の10分間読書運動」ですが、それもいくつかの学校では、「読書よりももっと勉強になる漢字の書き取りをやらせよう」などとなっているところもあるようです。


 毎年の読書感想文コンクールは、優れた企画ですが、AIの時代には、コンクールや宿題というものは教育としての効果はなくなります。
 例えば、すでに最近の優秀作品として選ばれたものの中には、AIを利用したものが多数入っているはずだからです。
 読書教育は、コンクールや宿題として行うものではなく、授業の中で授業として行って初めて意味あるものになるのです。


 言葉の森が、現在考えているのは、推薦図書検定という企画です。
 読書が、本当に役立つのは、子供たちが中学生、高校生、大学生になってからです。
 小学生の間は、そのための助走期間として、良書をたくさん読んでいけるといいと思います。

 推薦図書検定は、AIを利用した仕組みで、現在特許を出願しています。
 作文検定の仕事が一段落したら、推薦図書検定に取り組む予定です。


 さて、もうひとつは、読書力と並んで必要な学力である作文力です。
 作文を書くことによって、思考力と創造力が育ちます。

 言葉の森の小学校高学年、中学生、高校生は、毎週難しい課題で感想文の課題を書いています。
 ここで、子供たちの考える力が育っていることがよくわかります。

 また、小学校高学年の場合は、作文の課題に合わせて親子で対話をする機会が作れます。
 中学生や高校生も親子で対話をすることができますが、中学生になると年齢的に親子の対話がしにくくなります。
 この親子の対話の時間は、子供が親の人生観や世界観に接する貴重な機会になります。


 作文の学習は、意義あるものだと多くの人が思っていますが、問題はまともな作文教育が行われていないことにあります。
 入試でも、中学、高校、大学で作文試験を課すところが増えていますが、この場合も問題は正しい作文評価が行われていないことにあります。

 試みに、生徒が書いた作文の評価を聞いてみれば、読む人によってかなり評価が違うはずです。
 また、同じ人の場合でも、日によって評価が違うはずです。

 だから、ほとんどの場合、作文の評価は、誤字がないかどうか、字数がちゃんと書けているかどうかというレベルで行われています。
 しかし、その評価のために費やす時間は、人間が行うかぎり、例えば600字の作文について1本5分から10分かかります。
 だから、学校によっては短い記述問題でお茶を濁しているところも多いのです。


 作文教育が行われていない最も根本の問題は、作文の正しい評価ができないことにあります。
 このため、現在の教育は評価のしやすい○×式のテストが中心になり、記述や作文の教育はつけたし程度にしか行われないようになっているのです。

 この問題を解決しているのが、言葉の森の日本語作文検定です。
 作文検定の評価は2つの方向で行われます。

 ひとつは、指示された表現が使われているかどうかです。
 例えば、小学生では、「たとえ(比喩)を使って書こう」などという項目があります。
 中学生や高校生では、「自作名言を使って書こう」などという項目があります。
 項目があることによって、子供は作文が書きやすくなり、作文自体もよりよい表現になります。

 もうひとつは、その作文にどのような語彙が使われているかという評価です。
 語彙の中には、考える語彙、知識の語彙、経験の語彙などがあり、また語彙の多様性自体もひとつの評価になります。
 この語彙の評価があることによって、子供たちはより広い実例と、より深い知識と、より高い思考のある作文を書こうとするようになります。

 そして、この項目評価と語彙評価は、デジタル技術とAI技術により機械化し数値化できるので、人間が読むのはその作文の内容の個性、感動、共感などに絞ることができます。
 これが、新しい作文教育の方法です。

 現在、AIを使ったOCR技術は、かなり進歩しています。
 言葉の森が開発したOCRシステムでさえ、普通の手書きの作文をほぼ正確にテキスト化できます。
 今後は、子供たちが書いた手書きの作文をOCRでテキスト化し、項目評価と語彙評価を自動化する仕組みが作文教育の中心になると思います。

 すると、学校教育の場で、作文指導が日常的にできるようになります。
 その際、先生の負担はほとんど増えません。
 そして、数値化された作文評価によって、子供たちの作文を書く意欲が高まり、作文の学習の日常化によって子供たちの書く力と考える力が育つのです。


 言葉の森は、今後、推薦図書検定と日本語作文検定によって、読書教育と作文教育の基準を作っていく予定です。

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記事 5365番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
「読書記録」で友達の読んでいる本を参考に読書の質を高める as/5365.html
森川林 2025/09/09 09:51 


 オンラインクラスでは、生徒が毎週読書紹介をしています。
 これによって、読書習慣を維持している子が多いです。

 どんな本を読んだらいいかということは、「読書記録」の「学年」の欄をクリックすると、その学年の子が読んでいる本が表示されます。
 そこに並んだ本を参考にして、読む本のレベルを上げていくといいのです。
https://www.mori7.com/teraon/ds.php


 読書紹介で気になっていることが、いくつかあります。

 第一は、小学校低学年の子が、いつまでも絵本を読んでいることです。
 絵本には、確かに内容のいいものが多いです。

 しかし、大事なのは内容のよさを感じるとともに、その子の日本語力を育てるです。
 どんなにいい絵本であっても、断片的な文章が書かれているだけで、あとは挿絵で理解するような本では読む力はつきません。

 もちろん、絵本は読んでいいのです。
 また、漫画も読んでいいのです。
 しかし、それとは別に文章がしっかり書いてある本を読む必要があります。

 小学校低学年の生徒は、絵本ではなく、普通の本を読むようにしてください。
 内容が面白ければ、細かい字で書かれている本であっても、子供は興味を持って読みます。
 低学年ということを考えずに、内容の面白い本を読むようにしていくといいです。


 小学校中学年、高学年の本は、比較的充実しています。
 ですから、よく売れている本がいい本と考えてもいいと思います。

 ひとつの基準としては、過去に読書感想文コンクールの課題図書となったような本です。
 今年の課題図書ではなく、過去の課題図書です。
 どうして過去の課題図書かというと、中古で安く手に入ることが多いからです。
https://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/pastbook/

 また、小学生向けのシリーズになっている本は、良書が多いです。
・講談社青い鳥文庫
・フォア文庫
・偕成社文庫
など。


 ところで、本は、借りるものではなく買うものです。
 ブックオフを利用したり、アマゾンの中古を利用したりして、低価格でできるだけ本を買って読むようにするといいです。
 また、借りた本であっても、面白いと思った本は、別に買うようにするべきです。

 それはなぜかというと、本は繰り返し読むことによって読む力がつくからです。
 繰り返し読みたくなる本が手元にあるという子は、読書力がつきます。

 勉強は成績が上がるだけですが、そのような成績はやる気になればすぐに上がります。
 読書は、成績をよくするのではなく頭をよくします。
 だから、小学生時代は、勉強よりも読書優先にしていくといいのです。


 さて、中学生や高校生になると、勉強が忙しいからという理由で本をあまり読まなくなる子がいます。
 こういう生徒は、学年が上がるにつれて成績が伸び悩んでいきます。

 読書は毎日の習慣が大事ですから、たとえテスト期間中であって、一日に一度は本を開き、5ページでも10ページでも読むようにするといいのです。
 実は、読書好きの子は、テスト期間中でも、つい読みかけの本を開き続きを読んでしまうということが多いです。
 こういう子が、本当の学力のある子です。


 ところで、中学生や高校生になったら、物語文は単なる娯楽と考えておくことです。
 物語文をいくら読んでも、国語力もつかないし、学力もつきません。
 説明文意見文のできるだけ難しい本を、1日50ページを目標に読んでいくことです。


 中学生や高校生のときに、勉強が忙しいからという理由で本を読まない生徒は、社会人になったときも同じように、仕事が忙しいからという理由で本を読まなくなります。

 しかし、世の中には、仕事をするようになっても、毎日本を読み続ける人がいます。
 これが、あとになって大きな差になるのです。


 高校生が読む本の目安は、中公新書や岩波新書になります。

 更に、大学生になったら、岩波文庫の青帯白帯や講談社学術文庫などの本を読んでいくといいと思います。

 これは不思議なことですが、頭のいい子は、成長するにつれて自然にこういう本を読みたくなるのです。


 私の個人的な感覚ですが、小学校高学年で、ミヒャエル・エンデの「モモ」や「はてしない物語」を読んで感動するような子は、かなり読書力があります。
 しかし、本は、難しいものを早く読めるようになればいいというのではありません。
 大学生や社会人になってから読んで感動することもあります。
 そして、その方がずっと深く感動することも多いのです。

 宮沢賢治は有名ですが、ある程度の年齢になって初めてわかるようなこともあります。
 小さいころに読むと、ただあらすじを知っているだけという読み方になることも多いです。
 同じ理由で「小学生が読む名作選」のような本は、形だけの読書で、大したものは身につきません。


 子供の読書をどう見極めるかは、親の読書習慣によることも大きいと思います。
 読書好きな子は、よく親の本棚から本を借りて読書紹介をしていることがあります。
 親子で、それぞれ自分の好きな本を読むという習慣を作っていくといいと思います。

 ただし、親が子供時代に感動したような本は、全体に暗い話であることが多いです。
 現代の明るく感動する本を見つけていくように工夫してください。

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記事 5364番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
サマーキャンプの写真と動画をアップロード as/5364.html
森川林 2025/09/04 13:52 

 大変遅くなりましたが、サマーキャンプの写真と動画をアップロードしました。
 今回は5年ぶりのサマーキャンプということで、写真担当が特にいなかったので、中根が時間のあるときに撮影しただけです。

 写真と動画のページは、コードとパスワードで入れるようになっていますので、参加された方には、コードとパスワードを個別れんらく板からお知らせしています。
https://www.mori7.com/stg/2025/


 なお、参加費については、9月5日自動振替の受講料と合わせて引き落としさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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記事 5363番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
夏期講習の受講料について as/5363.html
森川林 2025/09/04 13:43 


 夏期講習にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 夏期講習の受講料は、下記のページでごらんいただけます。
 ご確認ください。
https://www.mori7.com/teraon/syuukeis.php

 夏期講習の受講料は、9月5日の受講料引き落としの際に合わせて引き落としさせていただきます。

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記事 5362番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
2025年8月保護者懇談会資料  as/5362.html
森川林 2025/08/22 07:18 


■1.夏期講習と夏期振替
 8月は夏期休業の期間があったため、午前中に夏期振替の時間を設定しました。
 また、(振替はできない)夏期講習の時間も設けました。
 今回の取り組みは小規模でしたが、希望があれば来年からはもっと本格的に取り組む予定です。

■2.2泊3日のサマーキャンプ
 8月のお盆の時期に2泊3日のサマーキャンプを行いました。
 あとで生徒限定の動画をアップします。
 参加者は、のべ約40名でしたあ。
 日程と集合場所の関係で、高学年・中学生の生徒の参加と、保護者同伴の参加が多かったです。
 那須の合宿所の近くにある那珂川は、安全な川遊びができるところで、浮き輪で川下りをするなど楽しく遊びました。
 勉強は、作文感想文はみんなしっかり書きました。
 勉強は、あまり進まなかったと思います。
 暗唱は、最初のところはみんなできました。コツが分かったのでこれから家庭で続けていくといいと思います。
 6年ぶりの合宿再開だったので、炊飯ができなかったりパソコンが使えなかったりといろいろトラブルがありました。
 しかし、現地で運転をしてくれる人や掃除をしてくれる人がいたので、次回からはもっと本格的にできると思います。
 オンラインクラスでも、生徒どうしの交流はありますが、実際にリアルで交流するとより親しくなる機会ができると思います。

■3.10月から作文検定を本格募集
 主に、外部生中心に、作文検定を10月から募集します。
 言葉の森の生徒も受検できます。
 当初、言葉の森の生徒の作文指導と同じように小6以上は1200字2時間と指定していましたが、初めての受検者にとっては基準が高いと思われたので、600字1時間としました。

■4.推薦図書検定を計画中
 小学生はよく本を読んでいますが、中学生・高校生は、読む本が軽い物語文の本が多い傾向があったので、推薦図書を決め、その図書の選択問題・要約・感想文を書くかたちの推薦図書検定を行う予定です。
 すでに、AIを利用した検定システムは特許申請しています。
 推薦図書の一覧についても原案はできていますが、今後多くの方の要望を取り入れていく予定です。

■5.勉強のデータの可視化
 勉強のデータは可視化・グラフ化する必要があります。
 以前、「森からゆうびん」で、作文や読解検定や自習の表やグラフを作成し送っていましたが、サーバー移転によりプログラムのあちこちが使えなくなっていたため、しばらくデータの可視化ができていませんでした。
 今後、作り直す予定ですので、しばらくお待ちください。

■6.小学校低学年は、字の多いしっかりした本を読む
 小学校低学年の生徒の読んでいる本を見ていると、以外に絵本のようなものが多いです。
 絵本は、中身はいいのですが、文章を読む量が少なくなります。
 「講談社青い鳥文庫」などは、全部の漢字にふりがながついています。
 子供は、ひらがなで文字さえ読めれば、普通の本でもどんどん読みます。
 低学年の生徒は、できるだけ本格的な本を読むようにしてください。

■6.2.小3までは日本語中心に
 小学3年生までに大事なのは日本語です。
 小3までに、日本語が母語として形成されるからです。
「日本人の脳: 脳の働きと東西の文化」角田忠信著
 幼児期から英語の勉強をするのは、遊び程度にやるのはいいのですが、本格的に英語の勉強をすると、日本語も英語もどちらも中途半端になる可能性があります。
 英語を勉強するのは、日本語が確立した小学4年生以降がいいと思います。

■7.小学校中学年は、親のコントロールを少なくし自主性を生かす
 小学校低学年のころから親がしっかり面倒を見てきた子は、読書力も学力も発表力もあります。
 しかし、子供が親の言うことを素直に聞くのは小学2年生のころまでです。
 小学4年生になると、子供は自立して自分の考えで行動するようになります。
 こういう年齢の変化を考えて、親は子供が小学3年生になるころから、コントロールを少なくし子供の自主性を生かすようにしていくといいです。

■8.小学校高学年は、親子の対話が充実する時期
 小学校高学年からの作文は、中学入試問題レベルの説明文の感想文が中心になります。
 作文を書く前の準備として、親が子供に似た例を話してあげると、子供の語彙力・思考力が伸びます。
 子供は中学生になると、親子の対話をしなくなりますから、小学5・6年生の間に、たっぷり対話をしてください。

■9.中学生は、勉強の中身を親が知っておく必要がある
 中学生になると、勉強面は本人にまかせてしまいがちです。
 しかし、親が子供の勉強の中身を理解しておく必要があります。
 定期テストなどのあとは、ただ点数を見るだけでなく、一緒に問題を解いてみると、子供がどういう勉強をしているかわかります。
 これは、中学1年生のころからやることが必要です。

■10.高校生は勉強だけでなく人生の話を
 高校生になると、大学入試の話が中心になります。
 しかし、これからは世の中が大きく変わります。
 どこの大学に入れるかということだけでなく、どういう人生がいい人生か、これからの社会はどうなるかというようなことを反す機会を作るといいと思います。

■11.YouTubeからAIになる可能性がある
 今は、YouTubeへの依存症が問題になっていると思います。
 今後は、AIへの依存症が生まれることが考えられます。
 AIは、聞きたいことの答えを的確に教えてくれます。
 しかし、大事なことは答えを聞くことではなく、自分なりの創造をすることです。
 子供には、いつも創造を考えて勉強するように伝えていくといいと思います。

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記事 5361番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
日本の教育を変える7つの提言(8.18記事追加) as/5361.html
森川林 2025/08/17 17:02 


 日本の教育には、多くの問題があります。
 そのひとつの表れが、増加する不登校の生徒です。
 また、多くの生徒は、夏休みが大好きです。
 それは、学校に行かなくて済むからです。

 もちろん、それぞれの先生は、熱心に指導をしています。
 また、それぞれの生徒も、熱心に勉強をしています。
 しかし、誰もが、目指すべき方向を勘違いしています。


 一方、現在の教育に関して、さまざまな提案をする人がいます。
 しかし、それらの提案の多くは、昔の懐かしい思い出に基づいたものです。
 又は、実践の伴わない抽象的な理想論です。


 言葉の森は、具体的な7つの提言をします。

 第一は、小中高一貫の作文教育です。
 知識の詰め込み中心の教育から、思考力を育てる読書と作文中心の教育に転換するのです。

 第二は、国語・数学・英語・理科・社会の教育は、個々の科目として教えるのではなく、すべてまとめた全学の教育として教えることです。
 教科の内容は、それぞれの生徒に合わせてAIがカバーします。
 先生の役割は、全体をコントロールすることです。

 第三は、創造発表をひとつの新しい科目として教育することです。
 現在の探究学習は、AIが使えるようになる以前に考えられた工夫です。
 何人かのグループで、何ヶ月もかけて研究を進め、何人もの人数で分担して短時間の発表をします。
 これを、一人が、一日で、一人の発言に十分に時間をかけて発表できる仕組みに変える必要があります。

 第四に、こういうことが可能になる教育形態は、オンライン少人数クラスの教育になるということです。
 少人数とは、4人から5人のことです。
 10人以上は、この場合の少人数ではありません。
 オンラインで、少人数で、同学年の同レベルの生徒が同じクラスで学習を続けるのは、オンラインだからこそ可能になります。
 そのオンラインも、動画配信のような一方向のオンラインではなく、生徒どうしが交流できる双方向の対話型オンラインである必要があります。

 第五に、オンライン少人数クラスの生徒どうしが、リアルに接触する機会が必要です。
 リアルな接触は、今の学校や塾のように毎日や毎週である必要はありません。
 年に数回又は月に数回で十分です。
 そのリアルな交流を行う場が、自然寺子屋合宿です。
 この合宿所が、全国に幅広く開設されている必要があります。

 第六に、読書教育を教育のひとつの柱として位置づけることです。
 そのために必要なのが、推薦図書検定です。
 これは、現在、言葉の森がプログラムを作りすでに特許申請をしています。

 第七に、暗唱教育を小中高の教育の一つの教科として成立させることです。
 そのために、暗唱検定を確立する必要があります。
 これも、現在、言葉の森がプログラムを作っています。


 以上の7つの提言は、すでに言葉の森がすべて小規模に実践しています。
 これまでの実践でわかったことは、どれもが全国的にもっと大規模に実践できるということです。


 これから、この7つの提言の最初の出発点として、作文検定を広げていきます。
 作文検定のような仕組みは、まだどこも行っていません。
 このアルゴリズムは、すでに特許取得済みです。
 作文検定によって、今後、多くの生徒が日常的に意欲的に作文の学習できるようになります。


 言葉の森で学ぶ生徒は、小1から高3までいます。
 大学生、社会人の生徒もいます。
 それら生徒の中には、小学生から高校生まで作文の勉強を続けている子もいます。

 この子たちが、高校を卒業し、大学生になり社会人になっても、やがて同窓生として交流できるようになります。
 その交流の場所は、「先生の部屋」というそれぞれの先生の掲示板のページです。
 小学生のころ、「かいけつゾロリ」を読んで盛り上がっていたような子どもたちが、大学生になり社会人になり、仕事のことや社会のことでさまざまな議論を交わすようになります。


 では、その子たちが、将来どのような社会人になるかというと、これからは、多くの子供たちが独立起業の創造的な人生を歩むようになります。
 与えられた枠組みで勝ったり負けたり上位を目指したりするだけでなく、誰もやらないようなことをそれぞれの子供たちが創造的に世の中に実現するようになるのです。


(2025.8.18追加)

 さて、この創造的な教育は、創造的な文化につながります。
 これまでの社会は、主に工業的な技術革新によって発展してきました。
 これからの社会は、文化的な創造によって発展します。

 例えば、千利休が創造した茶の湯の文化は、その文化によって経済の一つの裾野を形成しました。
 現在は、例えばスポーツの文化が、スポーツに関わる経済の幅広い裾野を形成しています。
 野球や、サッカーや、オリンピックは、それ自体がひとつの経済圏を持っています。
 この文化による経済の活性化を、これからは、新たに多様に作り出すことができます。

 日本では、文化は道の方向に発展する可能性があります。
 例えば、さかなクンは、「魚に関心を持つ」という新しい文化を生み出しました。
 その文化は、「魚への関心」というひとつの経済を生み出しています。
 そのさかなクンがこれから70代になり80代になったときに、それがどういう方向に発展するかというと、「魚道」のような方向に進むと思います。
 会社勤めは定年がありますが、自分で始めた仕事は定年がないからです。

 そのような新しい道の文化が、今はまだ何もないところから、日本でこれから次々に生まれる可能性があります。
 その創造的な道の文化が、日本のひとつの輸出産業になることも考えられます。

 今の子供たちの多くは、スポーツの選手に憧れるような、又はいい仕事につくような、既存の文化の枠組みで自分の夢を描いています。
 これが、新しい文化の創造者となることに憧れるような方向に向けば、学校で学ぶことも限りなく楽しくなるはずです。

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記事 5360番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/17
作文検定®を行う意義――知識の詰め込みの教育から、思考力創造力を育てる教育への転換 as/5360.html
森川林 2025/07/30 10:21 


■作文検定の意義

 現代の教育の大きな問題のひとつは、子供たちの学習が、生活や人生に必要なものを学ぶために行われているよりも、受験の競争に勝つために行われていることです。

 そのために、子供たちは、差のつく問題にいかに差をつけられないかということを中心に勉強しています。
 だから、一夜漬けに近い知識を詰め込むことが勉強の内容になっているのです。

 翻って、作文の勉強を続けている子供たちの作文を読むと、どの子も、自分の体験に根ざした自分なりの考えを書いています。
 作文を書く機会がなければ、考えなかっただろう知識や経験や感想を作文を通して創造しているのです。

 知識の勉強は、基本をしっかり身につけることを中心に行い、そのあとの勉強は一人ひとりの思考力、創造力、共感力を育てることを重点にするべきです。
 AIの時代には、教育の基本方向を決めることはますます重要になります。

 しかし、現状では、作文の学習はどの学校でもほとんど行われていません。
 特に、小学校高学年以降の中学生高校生の作文は、授業の中で行われるのではなく、夏休みの宿題のようなかたちで行われているだけです。

 それは、作文に対する客観的な評価の基準がなく、そのため作文の指導が説得力のあるかたちで行えないからです。
 また、作文指導のほとんどは、教師が赤ペンを入れ講評を書くことで進められます。
 この赤ペンと講評による負担の大きさが、作文指導が日常的に行われない大きな要因にもなっています。

 作文検定は、子供たちの作文を小学1年生から高校3年生までその学年に応じた基準で客観的に評価します。
 しかも、その評価はブラックボックスではなく、誰でも理解できるオープンなかたちで行われます。(特許取得)

 この客観的でオープンな評価の利点は、子供たちが作文を書くことに努力できることです。
 そのため、子供たちの作文力は、書くたびの努力によって上達します。
 それは、作文の表現力の上達だけでなく、思考力、創造力、共感力の上達につながります。

 教育の目標を、知識の詰め込み中心から、作文力の向上中心にする意義はここにあります。

 現在の作文指導の多くは、小学生どまりです。
 中学生、高校生の作文指導につながる方向はありません。
 一方、高校生の小論文指導は、小中学生の作文指導とのつながりを持ちません。
 小学生から高校生、更には大学生、社会人の文章力につながる客観的な評価と指導が必要なのです。


■作文検定の仕組み

 作文検定は、次のような仕組みで行われます。

 第一に、それぞれの学年に応じた項目指導があります。
 表現項目として「たとえを入れる」とか、構成項目として「複数の理由で構成する」とか、題材項目として「体験実例を入れる」とか、主題項目として「反対意見に対する理解を書く」とかいう指導です。
 これは、評価の項目であるよりも、作文を書きやすくするための項目です。

 第二に、作文に使われている語彙を分野別に評価します。
 考える言葉が使われているこを評価する「思考語彙」、自分なりの知識が使われいることを評価する「知識語彙」、多様な表現が使われていることを評価する「表現語彙」、具体的な経験が書かれていることを評価する「経験語彙」、そしてそれらの語彙間のバランスです。

 第三に、作文の内容と項目指導に基づいて、AIが書く600字程度の講評です。

 受検する級は、初回は学年相当よりも1学年下の学年です。
 中学生以上の生徒は、初回は小6相当の級で

 作文の課題は、小学1、2年生は自由な課題、小学3、4年生は題名課題、小学5年生以上は感想文課題で、学年に応じた難度になっています。
 
 字数は、学年に応じた字数で、小1は200字、小2は400字、……小5は1000字、小6以上は1200字です。
 その字数に達しなくても、評価を行うので、点数が高ければ合格します。

 時間は、どの学年も一律2時間です。
 作文は、手書きではなくテキスト化されたものを送信していいただきますが、低中学年の場合は、生徒の手書きの作文を保護者がテキスト化して送信するかたちになると思います。
 そのテキスト化にかかる時間も含めて2時間ということです。
 時間を超えた場合も、評価と点数は表示しますが、合格にはなりません。

 検定試験は、オンラインのZOOM会場で、毎月2日間、日時を指定して行います。

 検定料は2,200円で、団体受検の場合は銀行振り込み、個人受検及び海外からの受検の場合はクレジットカードによる支払いになります。

 作文検定の結果は、作文の送信後、数十秒で表示されます。
 検定結果は、郵送はしませんが、ウェブでいつでも見ることができます。

 作文検定の結果が、受験の評価として使えるかどうかは、受験される学校によります。
 作文検定の目的は、合格の結果を取得することよりも、定期的な受検によって作文力を向上させることにあります。
 1回ごとの合否の結果も大事ですが、受検した結果の履歴を残すことを検定試験の目的と考えていってください。
 定期的な受検とは、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年など、それぞれの判断によりお決めください。


■作文検定の日程

 2025年の年間予定は下記のとおりです。
 いずれも、その月の1日から募集を開始します。

8月30日(土)31日(日)8:00~10:00
9月27日(土)28日(日)8:00~10:00
10月25日(土)26日(日)8:00~10:00
11月22日(土)23日(日)8:00~10:00
12月27日(土)28日(日)8:00~10:00

※2025年7月の受検は終了しました。

 受検を予定される方の登録及び受検の手続きは、「AI作文検定の受検の仕方」のページをごらんください。
https://www.mori7.com/sk/setumei.php

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作文検定(4) 

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「この世」と「あの世」 as/5359.html
ゆめ 2025/07/29 07:59 


 「この世」からは「あの世」がとっても高くて遠いところにあるように見えるでしょ。
 ものすごい勢いをつけてひとっ飛びで行くか、長い長い階段をてくてくと登っていくかしないとたどり着けないようなところだと。

 私は、長い長い階段を登って、やっと「あの世」にたどり着きました。
 途中、息が切れそうになったけれど、もう少しというところになったら少し楽になりました。
 最後の方で楽になったのは、ママが、「もうがんばらなくていいよ。ゆめちゃんが心地いいのが一番だからね。」と言ってくれたからだと思います。
 その言葉を聞いたら、ふっと肩の力が抜けてゆったり呼吸ができました。
 そして、呼吸さえもしなくて平気になりました。

 やっと「あの世」にたどり着いて、少し前までいた「この世」を見てみたら、なんと、「この世」は「あの世」のすぐ近くにあったのです。
 近くというより、重なり合っていて、手を伸ばせばすぐに届く距離でした。
 これには本当にびっくりしました。
 あんなに苦労して登ってきたのに、着いてみたら、元いた場所に戻っているような感じでした。

 ただ、不思議なことに、「あの世」からは「この世」が見えるのに「この世」からは「あの世」が見えないみたいなのです。
 だから、「この世」にいる人たちはみんな、「あの世」が遥か彼方のとーっても遠いところにあると勘違いしているのです。

 どうやら、ママは「この世」と「あの世」の関係について、うすうす気づいているようで、以前と変わらず私に声をかけてくれるけれど、まだ確証はないみたいです。
(私の声は聞こえないからね。)

 私は、「この世」と「あの世」はそんなに離れていないんだということをみんなが早くわかってくれるといいなと思っています。


☆彡ゆめは、2025年7月23日午前9時37分に永眠しました。
16年3ヶ月間の犬生でした。
これまで「ゆめ日記」を読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
(また更新されるかもしれませんが。)☆彡

この記事に関するコメント
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かささぎ 20250818  
ゆめちゃん 亡くなられたのですね。
ゆめ日記好きでした。お会いしたこともありました。
この世 あの世は近し
保江先生が仰っていたような。
ゆめちゃん ありがとう!いつまでも見守ってくださいね。



匿名 20250821  
温かいコメントをありがとうございます。
ゆめもあの世で読んでいると思います。
「こちらこそありがとう! ずっとずっと見守っているから大丈夫だワン!」と言っている気がします。(笑)

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ゆめ(0) 
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温かいコメントをありがとうございます。 ゆめもあの世で読ん 8/21
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