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 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
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なぜ褒めることが大切か―褒め方のコツ as/879.html
森川林 2010/04/23 02:17 
修 削


 最初から話が飛びますが、量子の世界では、観察する人が観察される対象を変容させると言われています。意識が物質に影響を及ぼすということです。

 「レモン」という言葉を聞くと唾液が出るという仕組みは、意識が物質に影響する一つの例ですが、実はこういう簡単なことが、現在の科学ではまだよくわかっていません。

 しかし、実感として、意識は、ある範囲での物質的現象に影響を与えるということは、多くの人が感じています。

 昔、不治の病と言われたような病気も、明るい気持ちで漫才などを聞いていると快方に向かうというのが、真面目な研究として行われています。

 自分の意識が自分の身体に影響を及ぼすのと同じように、自分の意識は他人の意識にも影響を与えます。

 例えば、家庭で両親のどちらかが子供を叱ると、もう一方の親も子供を叱りたい気持ちになってきます。気分が伝染するのです。そういうときこそ、もう一方の親は優しく明るくカバーしてあげることが大切です。

 ある物や、ある人は、客観的に存在するだけでなく、意識ある存在から「見なされて」存在するという面を持っています。

 量子の世界で、エンタングルメントという現象があります。量子レベルの一つの小さな粒子が二つに分かれると、その二つはどんなに距離が離れていても、まるで一つであるかのようにふるまうというのです。これは、光速よりも速いものはないという原理と矛盾するようですが、そうではありません。離れた二つの粒子は、実は二つの粒子ではなく、一つのものの二つの現れに過ぎないと見なされているのです。

 このことは、褒めることにもつながります。(やっとつながった)

 子供が悪いことをしたり、又は悪い成績を取ってきたりしたときに、親が、「やっぱりこの子はダメなんだ」と思えば、その意識は量子レベルでその子の未来を変えます。

 集団の中であくびが伝染するように、「ダメなんだ」という意識が、子供の意識にも伝染していくのです。すると、肝心な場面で、子供は、「やっばり、自分はダメなのかもしれない」と思うようになります。

 オリンピックのような大舞台では、普段よりもよい記録を出せる人と、普段の実力が発揮できない人とがいます。その差は、実は、子供時代にあって、叱られたり注意されたりしたことが多い子は、いざというときに実力を発揮できないというのです。肝心な場面のときほど、わずかな意識の差が大きく出てくるということです。

 ですから、親の子供に対する見方は、常に、「この子は本当はよい子で、絶対に大丈夫」と思って見ることです。

 しかし、人間は身体を持った存在なので、ただ見るだけでは不十分です。褒め方のコツは、できるところまでやらせて、「ほら、大丈夫でしょう」と言ってあげることです。

 子供に苦手なことがあった場合、その苦手をそのままにして、親が、「大丈夫」といっても、その言葉には実感が伴いません。

 例えば、暗唱の場合、100字の暗唱が大変であれば、50字までに絞って言えるようにするとか、30回でできない場合は、親がつきっきりで40回でも50回でもやらせて、最終的に「できた」と言えるところまで持っていき、「ほら、大丈夫でしょう」と言う、ということです。

 作文が書けないときも同様です。字数の目標を、その子の学年の50倍ぐらい(小2なら100字、小4なら200字)にまで縮めて書かせるとか、それでも書けないときは、親が近くで文を言ってそれをそのまま書かせるという形で、何しろ書き上げさせるようにします。そして、「ほら、できたでしょう」と褒めれば、それが裏づけのある褒め方になります。

 ダメな子というのは、一人もいません。みんな、大きな可能性を持っています。周りの大人がその子の明るい未来に目を向ければ、その子は自然にそういう未来に向かって成長していくのです。え

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子育て(117) 

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3月の森リン大賞(小1-小6) as/878.html
森川林 2010/04/22 20:24 
修 削

 3月の森リン大賞が決まりました。
 学年は、3月時点の学年です。
 生徒のみなさんには、5.1週の「山のたより」に詳細を掲載します。





3月の森リン大賞(小1の部78人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●大阪城に遠足だききら6649742545884
2位●「マングローブは、どこ」リリア6396539436880
3位●わんちゃんをきゅう出クリーム6242341436095
4位●ともだちのたん生会木村一心6135739466281
5位●ガラガラなるガソリンの音とらたいがくん6145741516086
6位●お腹がいたくて学校を休んだじんか6055538475887
7位●にぎやかなコンサートトム6047243435479
8位●わたしのへやきせあ6026544434992
9位●「こわいよー」おばけやしきかろけ6044939434893
10位●チャボごやにはとがはいった?リリー5965643435483



3月の森リン大賞(小2の部120人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●さくせんせいこうはーちゃん6880937446896
2位●お別れ遠足レモネード6873839495884
3位●はっぴょう会のれんしゅうポッチャマ6642644446493
4位●スイミングのテストパルキア6642743436189
5位●お祭りワッショイきとり6545937477379
6位●村藤くんと遊んだブルールピア6535141506881
7位●へびを見たなかり6538442446797
8位●おわかれ会アーンドおいわいの会りすっぴ6572841536684



3月の森リン大賞(小3の部137人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●お父さんとお母さんの命が合体したぼくダイヤモンド7378951557387
2位●よく観るテレビ番組まめっち7280943636889
3位●いてぇ〜〜〜海太郎72111252446379
4位●あのころの私メゾピアノ7182948517287
5位●おもしろいイッテQひっプル7163043517083
6位●すきな番組 逃走中めがね70102648547783
7位●春を見つけたきはひ7054439556793
8位●大変だった犬の日記念日なっち7074839616683
9位●千回たっせい記念日ちょきんばこ7099739486395
10位●面白い大好きこの番組なるちゃん7069146486190



3月の森リン大賞(小4の部132人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●運動神経とDNAシャーロック・ホームズ7899353759586
2位●マウスピースとの出会いみっくまっく78127746658880
3位●ぼくの生まれた時もりや7778146568293
4位●やっとできた、二重とびかこちゃん77156547526686
5位●私が宝になった日ミント76113539598184
6位●初めてできた事じよう76112542558193
7位●負けたら味付けQちゃん7569942628192
8位●三年になってからのおつかいとなわとびトレジャーハンター7585347587879
9位●消えたローストチキンなぞのたびびと7584139617381
10位●初めてのコマ撮りきそふ7576743547293


※ 小5の1位の作品は優れていましたが、要約の部分がやや多く含まれていたので、代表作品としては掲載しませんでした。
 次回から、清書にする際は、要約は省略するか、自分の言葉に直して説明する形にしておいてください。(^o^)/

3月の森リン大賞(小5の部141人中)

私の記念日
スクラット

 私の記念日と言うのは、毎日のように感じます。おととい・昨日・今日・明日・あさってと言うようにどんどん日がたち、ついに誕生日と言うようになって来ます。三・四年前までは、すぐ誕生日だったのに今ではその誕生日から二年後に誕生日と言う感じに長く感じます。なぜ、そんなに長く感じるのかいつも不思議に思っています。でも、いろいろな記念日はすぐ来ます。

 たとえば・・・運動会で一位を取った日や初めてお料理をしたときなどが、私にとっての記念日です。特に印象が強いのは「初めてお料理を作ったこと」です。初めて作ったのは、おにぎりです。今、思うと「そんなの朝飯前だよ!」と思ってしまうほど進歩しました。成長した私は「オムライスもどき」ができるようになりました。今日も(ことばの森に行く前に)昨日もおとといも作り、おいしく食べました。でも、今日のは特別でお父さんにも作ってあげました。(いつもは、私の分と母の分です。)母に「おいしい。初めて作ったにしては上出来だね。すごい!」とたくさんほめられて、すこしだけ照れくさくなってしまいました。いつもそんなにほめられないので、料理については口をとんがらせて言う母に私は感げきしました。だから、私にとって料理は自分の成長の一部であり、のびる機会であり、上達する機会でもあります。

 ほめられたとき私は、自分が作ったときと同じ喜びを他の人にも分かってもらえると言うのがうれしかったです。これからは、人をよろこばせるようにしたいと思いました。他にも同じおもしろさを伝えたいと思いました。

 次に記念日にしたいのは「家族でどこかにでかけたとき」です。とくにおもしろかったのは、車でディズニーランドへ向かっている途中の高速道路の出口でカーブを何周も回ってやっと出られると思ったときに、もう一周ありビックリしたことです。そして、一瞬だけ目が回ってしまいました。もし、本を読んでいたり、ゲームをしたりしていたら大変なことになっていたでしょう。たまに車に乗って、どこかにドライブに行くとおもしろいことが待っています。たとえば、先ほどの高速道路のグルグルや、花が散ってゆくシーンを見られたり、日本の四季を感じることができたり(かれている木やまだつぼみがついている花)するのがとてもおもしろいです。逆に一番怖かったのは・・・冬で、すべての木に葉がついていないという所が怖かったし、気持ち悪かったです。

 このように、新しい体験するたびにそのことが私の記念日になります。だから私の記念日は、ものすごくたくさんあります。これからも、もっともっと私の記念日を増やしたいです。


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●私の記念日スクラット81108754627381
2位●私の記念日まぐろ8085743778889
3位●学説の移り変わりけん道少年8085544858893
4位●カレーを作ったことかねめ8092248818881
5位●まだわからない未来ともじろう80121148748689
6位●バレンタインデーかふた80119941698486
7位●時代によって変わる学説まりす80843447581100
8位●初めてできた数列けん太80125448727887
9位●創造の大切さサスケ8096451596989



3月の森リン大賞(小6の部126人中)

がんばるということ
きなろ

「もしもしー言葉の森です。」
毎週火曜日の夜、1本の電話が鳴る。なぜか、それは、毎週電話で作文教室があるからだ。

 (しかし、それは、いつはじめた。いつからなんだ。)それを始めたのは昨年、始めたきっかけは、友達がやっていたし、とても良いといっていたので入ることにした。僕は作文が嫌いだ。だから入ったのだと思う。作文が嫌い。なら入らなければ良いではないか、と思うが、僕は作文を得意にし、さらに、そのことを活かして、自分の生活全般にも使っていけるようにしていけたら便利だな、と思い入ったのだ。今は、もう作文を毎週やるのが当たり前になってきている。作文をやっていていやな気分ではない。かといって、いい気分でもない。不思議な気分だ。何故だろう。不思議だ。不思議なことを不思議と思う。謎、それを繰り返して作文は成り立っていく。そんなことが毎週ある日々。作文って言うものは偉大だなぁ。そう思ったこともある。だって、何万も、何十万も、何千万もある言葉というものをつなげ、書く。それだけなのに、感情を伝え、表現をすることができるのか。それを考えるだけでも、「謎」に包まれる。考えること、それが謎へと引き込む。作文で一番難しいこと。それは、文を書くこと。ではなくて、文を考えること。文を書くのは考えたことをそのまま写すだけで良い。考えるというのはやはり難しいのだ。いや、考えることが難しいのではない。考えて「文」にするのが難しいのだ。その難しい考えて文にすること、そして表現すること。それを将来に役立てたい。がんばったことは誰にだってある。ない人間など、いない。そういいきっていいだろう。生きていることは、がんばっていることなのだから。

 お母さんのがんばった例もある。2級建築士の試験を受けるまでだ。働くために、資格があったほうが便利だ、と思ってやったらしい。どうやって勉強したのかというと、会社の息と帰りの地下鉄で、問題集をひたすら解いたり、仕事が終わった後、家でも、たくさん勉強していたという。試験の形式は、1次は、普通の筆記試験だが、問題は、2次の試験。いつもはパソコンで、図面を描いていたが、実技試験。つまりは、図面を手で書くのだ。もちろんお母さんは、紙と鉛筆で図面を書くのは初めて。なので、ひたすら練習していた。しかも、図面を描くのがいやになるほどやっていたそうだ。本当に考えるのも、おなかがすくのも、泣くのも、喜ぶのもせずに。ただやっているだけ。その姿は、まるでコンピューターのようだ。あと、平日、普通に練習をしているとき、テレビで、奥尻島で大津波が起きたと報じたのだった。びっくりしながら、テレビを一晩中つけながら図面を描いたそうだった。その努力の結果、お母さんは見事に試験に受かった。

 人間にとって、がんばるとは、1度は苦を味わうものの、やり終わった後は超爽快な価値あることと分かった。
「ではまた来週、さようなら。」


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1位●がんばるということきなろ87120961767876
2位●漢字検定シャドウマリオ86127362667884
3位●昔話におまかせことのは85159358739287
4位●私の心のひびききぬこ85121052728087
5位●道闇の女帝84121963678979
6位●Fight!バービー84141752778383
7位●好きな物は才能となるリザードン81110152818692
8位●気持ちをこめて歌うマーブルチョコレート81140847698287
9位●よし!よっしー81106151627584
10位●滝を目指して織田信之助80114646799884



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港南台テント村で玄米5キロを無料プレゼント as/877.html
森川林 2010/04/22 16:33 
修 削



 非常用として言葉の森で備蓄していた2008年産玄米「コシヒカリ」5キロの真空パック150個をお1人1個無料でプレゼントします。
 4月24日(土)9:30-14:00
(雨天の場合は5月8日に延期)
 会場は、高島屋の道路をはさんで向かいにある広場です。
http://www.konandai.net/tent/index.html

 真空パックになっているので、ご家庭でもそのまま備蓄用として使えます。

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高3と社会人の4.4週の読解問題は、5.1週の「山のたより」に掲載 as/876.html
森川林 2010/04/22 16:29 
修 削

 高3と社会人の読解問題は、4.4週の「山のたより」ではなく、5.1週の「山のたより」に掲載します。
 ウェブの「山のたより」で見ることも出来ます。
https://www.mori7.com/oka/iyama.php

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小1で読解問題が難しい場合は、1番と2番だけでも可 as/875.html
森川林 2010/04/22 16:29 
修 削

 小学校1年生は、まだ文章を読むことに慣れていないので、読解問題は全部やらなくてもかまいません。
 問題の文章をお母さんが読んであげて1番と2番だけをやるという形など、お子様の現状に合わせて、無理のない範囲でやっていってください。

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子供が作文を書きたがらないとき―褒める、自習をさせる、迷わない、事前に注意をする as/874.html
森川林 2010/04/22 05:54 
修 削



 作文の勉強を学年で区切ると、小4までは楽しい作文です。小5からは勉強する作文になります。

 小5以上になると、作文の勉強は難しくなるので、書くことが負担になるということが出てきます。しかし、小5以上の子は勉強に対する自覚ができてくるので、易しい楽な課題をするよりも、その難しい課題でがんばる方を選びます。

 小4までは楽しく書ける時期なので、書くことが負担になるということはまずあまりありません。しかし、この時期に作文を書きたくないという子が出てくることがあります。それには原因があります。

 作文というのは、主体的で創造的な勉強なので、考えながら書くという点で負荷の多い勉強です。これに比べると、計算問題や漢字書き取りの練習は、退屈ですが作業的な勉強なので楽にできます。創造的な勉強が創造の喜びにつながるのは、まだずっと先になってからです。

 この大変な勉強をしているときに、書いた作文に注意されるようなことが何度があると、子供は、「こんなに苦労してやっているのに、注意ばかりされて割に合わない」という気持ちになってきます。小学校低中学年で作文を書きたがらない原因の最も大きいものは、書いたあとに直されたり注意されたりすることです。

 では、そういうときには、どうしたらよいのでしょうか。対策は、四つあります。

 第1は、書いたものは、必ずよいところを見て褒めてあげるということです。どのような作文にも、よい面を見つけることはできます。お母さんやお父さんや先生がよいところを見てあげると、子供の作文はそのよい方向に広がっていきます。

 第2は、作文の勉強を続けることを子供に確信させることです。子供が「本を読みたくない」「作文を書きたくない」と言ったときに、親が不安になると、子供は更に不安になります。嫌なことをさせすぎて嫌いになるというようなことはありません。親が、「これは大事な勉強だから続けていく」と確信を持って子供に接すれば、子供は迷わなくなります。

 第3は、褒める一方で、毎日の自習で読む力をつけていくことです。読書、暗唱、対話、課題を読んでの事前の準備(特に感想文の場合)などをして実力をつけていけば、書くことが楽になり自信がついてきます。褒めることと自習をさせることは、車の両輪です。

 第4は、注意する場合は、事前に自覚させて、○×のあるものに限って、行うということです。子供が自覚していないことや○×にならないものを注意すると、その勉強に対する苦手意識が生まれます。

 例えば、子供が楽しく歌を歌っているときに、「歌が下手ね」と言えば、子供は歌が苦手になるでしょう。子供が楽しく絵をかいているときに、「絵が下手ね」と言えば、絵が苦手になります。同じように、子供が苦労して作文を書いたあとに、「こことここが間違っている」という注意だけをしていれば、作文は苦手になっていきます。学校でも、家庭でも、こういう教え方で苦手になっている子がとても多いのです。

 しかし、事前に自覚したことで、○×のつく注意をされるのであれば、子供は傷つきません。例えば、作文を書く前に、「今日は会話とたとえを入れて、段落をつけることを忘れずに、300字まで書く」などという事前の項目指導があれば、それができていないときに注意して書き直しをさせても子供は負担を感じません。そして、事前に指導したことができていれば、そこを大いに褒めてあげることができます。

 作文を書いたあとの注意は、だれでもできます。大事なのは、書く前のわかりやすい注意と、書いたあとの褒め言葉なのです。

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学習漫画をどう位置づけるか―学習漫画、漫画、テレビ、ゲーム、ネット、メールと子供の教育 as/873.html
森川林 2010/04/20 20:46 
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 本は読まないが、学習漫画はよく読むという子がいます。確かに、知識は身につきますが、それはテレビで身につく知識と似ています。絵や映像の助けを借りているので、吸収しやすい知識ですが、読む力はつきません。これは、漫画も同じです。学力で大事なのは、読む力であって知識ではありません。読む力さえあれば、知識はいつでもつけることができるからです。

 もちろん、漫画にも字がありますが、漫画が読む力につながるのは、小学校1年生の文字を習い始めたころまでだと思います。

 しかし、漫画や学習漫画やテレビの問題点は、読む力がつかないことにあるのではありません。読む力がつかないことと言えば、ほかに、朝ごはんや散歩や入浴もそうです(笑)。問題は、読む力がつかないことではなく、それらが読書と競合するところにあります。

 普通の本と漫画が両方手元にあった場合、することがないからと、子供が最初に手にとるのは漫画の方です。ですから、漫画や学習漫画がよいか悪いかというのは二義的なことで、いちばん大事なのは、いかに本を読む生活をするかということです。

 本を読む習慣を作るためには、毎日読書を10ページ以上すると決めておくことです。自分で読む力が伴わない子の場合は、読み聞かせも並行して行います。どんな本を読むかというのは親が指定してよいのですが、親が選ぶ基準は真面目で難しくなりがちなので、どちらかといえば楽しくて易しいと思われるぐらいの本を選ぶようにします。

 毎日本を読んでいると、「することがないから本でも読む」という場面が出てきます。本の好きな子は、ちょっとした空き時間にも本を読むという形で読書量を増やしています。このわずかな時間の読書があるかないかということが大事なのです。

 漫画や学習漫画が普通の本の読書と競合しないようにするためには、漫画や学習漫画は、読んだら片付けるということを基本にします。もちろん、常時置いておいておきたいと思うような価値ある数冊の漫画や学習漫画は残しておいてよいのですが、基本的に家庭の環境として、たくさんの本と数冊のよい漫画又は学習漫画あるという状態にしておくとよいと思います。

 テレビも、これに似ています。テレビの場合は片付けるというわけにはいかないので、毎日見る時間を1時間などと決めて、見たい番組を選択するようにします。つまり、暇だからテレビを見るという惰性の見方をしないということです。そのためには、親自身がテレビをコントロールすることが必要です。

 ゲームは、魅力のある遊びなので、親でもなかなかコントロールしにくいものです。私(森川林)の家では、子供が小学生のとき、朝早起きして5時までならゲームをしてもよいというようにしていました。ロールプレイングゲームで盛り上がっているときは、結構早起きしてがんばっていました。ひとつは、このように時間帯で決めておくことです。こういう決め方をすると、たまに異常に早起きをして何時間もゲームをする場面も出てきます。そういうときは、「おお、すごいなあ」と感心していればいいのです。そういう無理は長続きしないので、自然に子供の生活時間になじむ形に落ち着いていきます。

 もうひとつは、早起きなどの特別の時間帯以外の1日のゲームの時間数を決めておくことです。これも私の家の例ですが、ゲームは平日は1日15分と決めていました。しかし、15分では物足りない場面もあります。そういうときは臨機応変に追加することもありました。この場合、大事なことは、しぶしぶやらせるのではなく、心から楽しくやらせることです。

 雨の日曜日で子供が退屈しているときなどは、「読書を50ページ読んだらゲームを15分」というように、読書とセットにしておくといいと思います。子供の生活で大事なことは、勉強することでも、遊ぶことでもありません。「よく学び、よく遊べ」という言葉のように、「よく○○する」ということ、つまり心からする状態を作ってあげることがです。

 インターネットと携帯のメールは新しいツールなので、まだコントロールの仕方が社会的にできていません。これも、基本は、本人が自分の力でコントロールできるように話し合いをすることと、インターネットやメールに埋没しなくても済むように、他の生活を充実させることになると思います。

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おはろ母 20100420  ▽
テレビゲームでも心から楽しくやらせることはどうして大事なのですか?テレビゲームしているそばで、「そんなにゲームばかりしていると目が悪くなる、とか、頭が悪くなるのよ。」とかいう親の発言は、子どもにどんな悪影響が考えられるのでしょうか?

森川林 20100421  ▽
 小言を言われながらやっていると、よけい目が悪くなったり、頭が悪くなったりします。
 どんなことでも、家庭での話し合いで一定のルールを決めて、その範囲で楽しくやるようにするといいと思います。

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記事 872番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/12
競争の教育から創造の教育へ as/872.html
森川林 2010/04/20 10:38 
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 これからの時代に求められる教育は、エキサイティングな教育、わくわくする教育です。人生は、好きなことをして生きるためにあります。その人生につながるものとして、勉強することがあります。勉強することは本来楽しいものです。

 高校生になると、だれでも勉強というものに対する向上心を持つようになります。しかし、自然に向上心を持てるようになるためには、小学校低中学年で、勉強を競争や賞罰だけのものにしないことが大事です。それは、勝ち負けの喜びに適応しすぎると、学ぶ喜びをかえって感じにくくなってしまうからです。

 スポーツには、勝ち負けがあります。しかし、それは、勝ち負けが成り立つようなルールの中でスポーツが行われているからです。スポーツは、人工的なゲームで、そのゲームの中で勝ち負けがあることによって技術の向上があるという仕組みになっています。

 勉強も、テストという人工的なルールの中で、競争が向上につながる面を持ちます。しかし、このテストというものの弊害は、ひとつには勉強が狭い範囲に限定されてしまうことです。例えば、テストに関係のない科目は手を抜くというような発想がどうしても出てきます。もうひとつの弊害は、テストによって、勉強というものが本来持つ向上心の喜びを感じることが遅くなるということです。

 学問は、もともと、テストのような人工的な枠に限定されたものではなく、無限の可能性を持つ自然のようなものです。すると、その無限に開かれた自然と関わる方法は、個性と創造性を発揮することです。つまり、勉強の究極の姿は、個性と創造性を生かして学ぶものなのです。

 その個性と創造性を開花させる土台として、小中学校、そして高校の教育があります。だから、この教育という基盤(インフラ)は、全員が全教科の満点を目指すものでなければなりません。しかし、現状は、教育というインフラにおいて、テストによって点数の差をつけることが目的になり、その目的を達成する手段が競争になっています。

 なぜ教育で競争が行われるかというと、それはこれまで、進学先の学校の入学者に定員があったからです。なぜ入学者に定員があったかというと、社会における職業の地位に定員があったからです。

 しかし、インターネットの時代には、定員というものは次第に意味がなくなります。勉強については、学校で勉強するという選択肢を超えて、インターネットを利用して自由に学び、自由に発信できる環境が生まれています。また、職業については、世の中が今よりも更に豊かになると、生活のために職業につくという選択肢を超えて、自分で自由に起業をするという生き方ができるようになります。そういう時代に必要な教育が、全員満点の教育を土台にした個性と創造の教育なのです。

 この教育は、三つの方向で考えることができます。

 第1は、すべての子供たちにトータルな基礎学力をつけることです。基礎学力をつける学び方の基本は、学ぶ対象を受け入れることです。したがって、小中学校の勉強の中心は、模倣の勉強になります。この模倣によって、全員が、早い遅いの違いはあっても満点をとるような教育をしていく必要があります。もちろん、ゲームのようなものとしてテストによる競争も生かす仕組みも残りますが、テストでよい点をとることは、勉強の目的ではなく、余興のようなものになっていくと思います。

 第2は、楽しいこと好きなことをして生きる力を育てることです。そのためには、自然、人間、社会、事物というリアルなものの中で生きていくことが大事です。バーチャルなもの、つまり、テレビ、ゲーム、本、インターネットは、人間の生活においてあくまでも二次的なものです。しかし、このバーチャルなものにおいても、自分から働きかけることのできるものはリアルな面を持ちます。例えば、絵をかく、作文を書く、プログラムを作るなどということは、バーチャルな世界におけるリアルな行動です。これからの教育に重要な要素は、受身で感じたり理解したりすることではなく、自ら作り出すことです。楽しく生きるために、実物の世界を中心に、作る教育を行っていくことが重要になります。

 第3は、創造性を発揮するということです。そのためには、創造や個性に対する前向きな評価が社会にあることが条件になります。そして、発表する場があることが大切です。つまり、これからの学習のスタイルの大きな特徴は、発表する勉強が中心になるということです。

 以上の、全員全教科満点、作る勉強、発表する勉強がこれからの教育のキーワードになっていくと思います。

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 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
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小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
■小1から高3まで、年間の作文指導と結びついた作文検定
●評価サンプル
●知識偏重の教育から思考力重視の教育へ
AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル


●【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします
●森からゆうびん2026年2月
●思考力を育てる作文教育

●本で最も進んでいるオンライン教育――少人数の対話と個別指導 無料体験学習 受付中。
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。小1から高3のオンライン少人数教育。
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育

●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習