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記事 1294番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
「大学生生活」グループ(facebookページより) as/1294.html
森川林 2011/07/08 05:49 



 「大学生生活を有意義に」グループでは、学生生活に関するさまざまな話題を取り上げていく予定です。

------------------------------------------------------------ 大学は、勉強して成長する場というよりも、友達と出会って成長する場だと思います。

 すると、ただ真面目に大学の授業に出ていい成績を取るだけでは、目的の半分しか達成したことになりません。

 大学1年生の人は、夏休み前までにサークル活動に入り、1年生の夏合宿で多くの人に出会うといいと思います。

 夏休み前と夏休み後では、大きな違いがあります。夏休み前にどこかのサークルに所属することが大事です。もちろん、嫌になったらやめればいいのですから(笑)。

------------------------------------------------------------

 大学生活はゴールではなく、その後の社会人生活の一歩手前です。

 だから、学生時代に、就職または仕事についての自分なりの展望を考えておくことが大事。

 ところで、現在、就活にfacebookを活用するようになっているようですが、企業の方も、今後、本人をfacebookで確認するようになると思います。

 すると、今のうちから、facebookで自分の実力を発揮しておくことが大事です。

 自己アピールするとき、facebookを通してこんなことをしていたということができると面白いと思います。

 サークルを作るとか、商売をするとか、アイデアはいろいろ出てきそう。

------------------------------------------------------------

 大学生のころに練習しておきたいことの第一は、リーダーシップを発揮する機会を作ることです。

 例えば、自分でサークルを作るとか、イベントを主催するとか、そういうことです。

 今は、子供時代もあまり子供どうしの遊びの機会がなく、ガキ大将の経験のない人が多いと思います。

 また、社会に出ると、普通は平社員から始めるので、やはりリーダーになる機会は先になります。

 大学生のころは、そういうチャレンジのできる時期です。

 私は、大学生のとき、よくダンスパーティーを主催してかなり儲けました。(でも、それは全部自治会の活動費にしてしまいましたが)

 そういう経験を通して、自分が意外とお祭り騒ぎが好きなのだということを発見しました。

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記事 1293番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
今日は、七夕 as/1293.html
森川林 2011/07/07 20:03 



 教室の廊下に置いた竹に、子供たちの書いた願い事が色とりどりに飾られています。

 現代は、願い事がかないやすくなっている時代のようです。もともと人間には、思ったことを実現する力がありました。その力が、更に強くなり加速しているのが現代のようです。



 では、自分の願ったことが必ずかなうとなったら、人間は何を願うでしょうか。

 自分の願い事がかないそうもないと思っているとき、私たちは小さな願い事を短冊に書くと思います。しかし、願い事が必ずかなうということになったら、たぶん多くの人は、もっと大きなこと、例えば世界の平和とかみんなの幸福とかいうことを願うのではないでしょうか。

 そして、これからの時代は、そういう大きな願いが、自然にみんなの口から出てくる時代になるような気がします。



 先日、この欄で取り上げた、玄海原発の再開は、その後見直しがほぼ決まりつつあるようです。

 この夏の電力確保とか、自治体の予算とか、電力会社の利益とかいうものも、確かに理解できる願いです。しかし、日本の安全という大きな願い事と両立して初めて誰もが納得する願いになるのだと思います。



 この、大きな願いを先に考え、小さな願いをあとに考えるという順序は、あらゆることに通じるものです。

 子供たちの作文でも、小学校低学年までは、事実の経過の順序どおりに書く作文ですが、高学年になるにつれて、先に感想や意見を考える書き方になります。最初に大きな目標を考え、その目標に合わせて個々の具体的な実例を考えていくのです。



 子供たちに勉強の意欲を持たせるときも同じです。

 今度のテストの間に合うようにがんばろうとか、誰々さんに負けないようにがんばろうとかいうのは小さな目標です。もっと大きな将来の目標を先に考える必要があります。

 しかし、その将来の目標についても、高収入の安定した楽にできる仕事につきたいというようなことだけでは、やはり小さな目標です。そういう目標では、困難に打ち勝って初志を貫徹することはできないでしょう。

 大人は、子供たちに、もっと大きな夢を伝えていく必要があります。それは、日本をよくするとか、社会に貢献するとか、みんなを幸福にするとかいうことです。子供たちは、そういうことを堂々と言ってくれる大人を求めています。

 わかりやすい小さな夢ではなく、わかりにくい大きな夢を持つ子供たちが育ってほしいと思います。



 と思いながら、近くの短冊を見てみたら、書いてある願い事は、「あしたとあさってがはれますように」でした。(小四の男の子)

 うーん。まあ、これはこれでいいことにしよう(笑)。

 大きな夢から、小さな夢まで、みんなの願いがこれからどんどん実現する世の中になっていくでしょう。

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教室の話題(26) 

記事 1292番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
「漢字」グループ(facebookページより) as/1292.html
森川林 2011/07/07 06:00 
 「漢字の糸」グループでは、漢字にまつわる話がt楽しめます。

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記念すべき最初の一文字はやはりコレ。「言葉の森」の「森」です。

「木」がいっぱいあるから「森」、なんてシンプル。(笑)

漢字を初めて習う子供たちにとって、これほど分かりやすく、面白いと感じられる仕組みの字はないのではないでしょうか?

こんな単純なことでもOKですので、皆様もお気に入りの一字や、秘蔵の薀蓄をご紹介ください。

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本日の一文字はコレ。作文の「文」です。

字体フォントを少し変えてみました。

「長文」「文章」など、字の羅列によって記されたもの、という意味だけではなく、「文化」「文明」といった“人間らしい理知的教養”についても示している一字。

これからの時代、「文」に強いことが必要だと思います。

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本日の一字は……出ました、いきなり難しい漢字!(笑)

「鸞」(らん)、空想上の鳥の名前を表す漢字だそうです。

私はこの字を小学生の時に書けるようになりました。

社会の授業で「親鸞」(浄土真宗を開いたお坊さん)という名前を習い、「馬鹿みたいに画数が多くて難しい字だけれども、“糸”“言”“糸”“鳥”がくっついているだけなら書ける!」と得意になって覚えた、という経緯があるのですね。

使いどころは少ないですが、思い出深く一生忘れないだろう漢字の一つです。

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今日の一字はこちら。「典」。

当グループの益々の発展のために、教室で漢字・四字熟語の「辞典」を計5冊も注文してもらいました。

これからバリバリ勉強の日々ですね。

私はこの字、形がはっきりしていて書きやすいのでわりと好きだったんですが、さっそく調べてみたところ「正しい」「整っている」という意味もあるそうです。

「典雅」(てんが)などという言葉もありますものね。

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本日の一文字は「紙」。

これも作文を書く時には欠かせないものですね。

新学期に発送する各用紙類の封入作業、事務局一同頑張っております。

“糸”が原料であった「まわた」を意味し、“氏”がそのまま「シ」の読みとなる形声文字だそう。

小学生時代、社会科見学について自作新聞にまとめるという授業があり、生意気にも「○○氏」という呼称を使いたくて、「あ、紙のこっちがわだ。だからシって読むんだな」と学習した覚えがあります。(笑)

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記事 1291番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
底辺を広げるだけの知識テストから、頂点も高くする論文テストへ(日本に、真のリーダーを育てるために) as/1291.html
森川林 2011/07/06 19:56 



 3.11の東日本大震災は、日本人の意識を大きく変えました。

 それは、3.11をきっかけにして出版された書物の多さにも表れています。

 ひとことで言えば、日本と世界と地球をよくすることが、多くの人にとって、自分自身の問題として改めてとらえ直されたということでしょう。自分の身近な問題より先に、日本全体の問題があるという集合意識が生まれたと言ってもよいと思います。

 ブログやtwitterやfacebookで、数多くの優れた意見やコメントが書かれ、考える力を持つ日本人の層の厚さがあらためて確認されました。

 しかし同時に、日本の大衆のレベルの高さと全く隔絶したかのようなリーダーのレベルの低さに、多くの人があらためて驚いたのも事実です。ひとことで言えば、戦略的な決断のできない人が、政治家や官僚や大企業のトップを占めていたことが明らかになったということです。

 これと全く同じ構図が、かつての太平洋戦争でもありました。日本が戦争に突入し敗北したのは、当時のリーダーが戦略的な決断をしないまま、ずるずると情勢に引きずられていったからです。

 リーダーが三流で大衆が一流という日本社会の構造が、戦前と同じように戦後もそのまま続いていたのです。



 この原因は、リーダーが選出される日本的な文化の仕組みの中にあります。

 日本人の特質は、平等意識と相手に対する思いやりが豊かにあることです。これは、庶民の日常生活のレベルでは、社会生活の質を高めるのに役立っています。

 しかし、同じ文化が、リーダー選出の際にも適用されると、異なる意見や立場を調整することにたけた人だけが、リーダーになるための階段を登る仕組みになるのです。つまり、AにもBにもCにも万遍なく目を配り、毒にも薬にもならない調整案を提示して全体をまとめられる人が、リーダーの候補として残っていくということです。



 組織のパワーを三角形の面積で表すとすれば、底辺は幅広い知識をカバーする人材になります。そして、高さは、独創性の点で突出した人材となります。つまり、底辺を漏れなくまとめることのできる官僚層と、創造的に時代を切り開くリーダーシップを持つ政治家が組み合わさって、その国の政治のパワーが決定していくのです。

 ところが、日本は、リーダーの選出過程が、調整型の人材が生き残るための減点法で行われることによって、底辺だけはやたらに広いが、頂点が著しく低いという組織が生まれやすかったのです。この傾向は、大きな組織になるほど顕著になり、その結果が、リーダー不在の日本を生み出す文化的背景となっていたのです。



 日本では、学問の世界でも、似たような文化が見られます。日本の学術研究では、関連資料を幅広く集め、それらの資料を数多く引用した人が優れた研究者と見なされます。学者の世界は、大きな組織と同じように外部から閉ざされているので、その組織の中で底辺を広げることだけに時間をとられ、肝心の創造的な研究にまで手が回らないという状況が生まれやすいのです。その結果、引用文献だけが多く、オリジナルな中身のない書物が量産されているという面があります。



 平等意識と思いやりの日本文化は、大衆のレベルを向上させることには有効でしたが、リーダーを育てる点ではマイナスの機能しか果たしていませんでした。

 では、どうしたらいいのでしょうか。

 優れた人材がリーダーになる方法は、それぞれの組織の当事者が、実態に合わせて考えていくものですが、教育の分野については、次のようなことが考えられると思います。

 これまでの教育、特に受験を目的とした教育では、覚えた知識を○×で答えさせる形が主流でした。だから、日本の社会の仕組みと同じように、欠点が少なく、言われたことを素直に聞く、独創性のない子の方が、成績の上位を占めやすいという傾向がありました。

 基礎学力はもちろん必要ですが、基礎学力というのは底辺を広げることですから、今の受験は底辺の広さだけで生徒を評価していたということなのです。

 今後は、底辺×高さという形の評価が求められるようになるはずです。すると、底辺の知識だけでなく、その知識を使って、読み、書き、考える力、つまり創造性を評価する仕組みが必要になってきます。

 今後の試験は、入学試験も、入社試験も、昇進試験も、第一段階では学力テストのようなもので選抜されるとしても、本当のトップを絞るための第二段落では、論文テストや面接テストが主流になってくるでしょう。

 このように、底辺だけでなく高さも加味した評価がなされることによって、はじめて日本が、大衆のレベルにふさわしい真のリーダーを持つことができるようになるのだと思います。

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日本(39) 

記事 1290番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
「仕事」グループ(facebookページより) as/1290.html
森川林 2011/07/06 03:22 



 「就職と仕事と人生と独立の坂道」という長い名前のグループでは、仕事に関するテーマを扱っています。

------------------------------------------------------------

 この就職と仕事と人生と独立というのが、いちばんの難問です。

 大学入試などは、ただ勉強すればいいだけですから簡単。

 結婚も、ただ自分が我慢すればいいだけですからこれも簡単。(我慢していなかったけど(笑))

 しかし、仕事というのは、これはひとりひとりの事情によって千差万別で、一般的な正解というものはありません。だから、だれでも悩むのだと思います。

 特に、若い人は、「この仕事で、一生やっていくのでいいのかなあ」と常に自問自答しながら生きていると思います。

 そこで、私が考えるのは、やはり独立です。

 今は、就職すること自体も大変なので、とりあえず就職をすることが優先になると思いますが、将来の独立の展望を常に考えていく必要があると思います。

 そして、この仕事の選択というのは、もう大学生になったらすぐに考えておくといいと思います。(私は4年生の秋になってから考えたけど(^^ゞ)

------------------------------------------------------------ 人間は、だれでも自分の人生の経営者です。

 どこかの会社に勤めているという意識と並行して、必ず自分で何か仕事の種を見つけ出そうという意識を持ち続けることが大事です。

 そのときに、このfacebookは、ひとつの大きなチャンスを提供しているように思います。

 今、まだ日本のfacebook人口が少ない間に、自分の得意とするジャンルで、facebookという土俵での第一人者というポジションを作ってしまうことです。

 しかし、大事なことは、facebookという技術に精通することではなく、やはり自分の持っているコンテンツにこだわることです。競争が激化してきたときにも、最後に残るのは、コンテンツの独自性だからです。

 それに、それが特に利益には結びつかないことであっても、独自なコンテンツを創造するというのは、人生のいちばんの楽しみになると思うからです。

------------------------------------------------------------

 みなさんには、まだ空想の話だと思われるかもしれませんが、私は、人間社会の生産力はかなり高度に発達しているので、基本的な衣食住は、今後限りなく無料に近いものになっていくと思います。

 そのひとつの兆候が、ソフト分野でも無料化。このfacebookのプラットフォームもそうです。

 なぜソフトなシステムが無料なのに、ハードな物品(自動車とか家とか)が有料なのかというと、結局その差は、リアルなものを生産するのにエネルギーが必要だからということに行きつきます。

 リアルなものの価格は、それを作るのに使われたエネルギーと人件費(人のエネルギー)の総和です。作る方法自体はソフトなので、いったん確立すればいくら使っても減りません。

 ということは、エネルギーが無料に近くなれば、物財も(人件費以外は)無料にどんどん近くなります。

 このような時代に私たちが生きているというのが、自分の今後の仕事を考える前提になります。

 若いみなさん、これから大きな可能性が開けているのが現代なのです。

------------------------------------------------------------

 今、アメリカをはじめ世界で、仕事や生活の大変革が起きています。

 そのひとつ。起業を始めるのに、昔のように資金をこつこつためたり、親類知人に借りたりする必要がなくなったこと。

 個人がビジネスのいいアイデアを思いつき、それをfacebook上でエンジェルのグループに公開すると、そのアイデアがいいと思うエンジェルは資金を提供する。この場合のエンジェルももちろん個人で、1口の金額は小さいからだれでもなれる。

 そして、資金が集まったらスタート、資金が集まらなかったらキャンセル。こういう仕組みが急速に増えているそうです。

 従来の資本主義は、資本のある者が勝つという仕組みでしたが、これからの起業では資本の重要性はほとんどなくなります。

 また、それに伴って、企業のスタイルも、株主の意向に左右される株式会社はもう時代おくれになっていくと思います。

 若い人には、大きなチャンスが待っているということです。

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 続きの記事は、言葉の森のfacebookでごらんください。

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記事 1289番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
言葉の森へのご批判のブログにコメント as/1289.html
森川林 2011/07/05 20:00 


 言葉の森を受講されていた生徒の保護者の方が、ご自身のブログで言葉の森の勉強のやり方に対する問題点をいろいろ指摘してくれていました。

 内容の上では誤解に基づくものもありましたが、前向きな批判でしたので、コメントを書かせていただきました。


 言葉の森では、今後、このようなご批判にすぐに応えられる運営をしていきたいと思っています。

 当面、facebookを利用して、保護者とのコミュニケーションをより密にとるよう力を入れているところです。


 以下は、そのブログに書かせていただいたコメントです。


====▼コメントここから。

 偶然拝見しましたので、コメントを書かせていただきます。


 要約が課題になるのは小5からですが、この時期からは、言葉の森の勉強の内容が急速に難しくなります。

 この時期は、電話のあとすぐに書きだしてその日のうちに書き終えるという体制がないとなかなか続けられません。逆に言うと、それさえチェックしていれば必ず提出できるので、言葉の森の生徒の作品提出率は、ほかの教室などに比べて高いのです。


 構成のとおりに書く方法を重視しているのは、これが受験作文などでもいちばん力を発揮する方法だからです。だから、基本は、構成ができて表現項目ができて字数ができていればたくさんほめるという指導です。こういう指導だから、作文という難しい勉強であっても、子供は楽しく続けられるのです。

 しかし、ここで、先生がもっと上手にさせたいと思って、要約の内容を注意したり、書き方を訂正したりすると、途端に子供は作文が書けなくなります。

 作文指導は、熱心な先生が早く上手にさせようと思って注意すると失敗することが多いのです。


 作文の勉強は、言葉の森でやっているやり方を見ると、家庭でもできるように感じられると思います。しかし、実際に家庭で子供に作文を書かせてみると、親子の喧嘩のようになることが多いと思います。

 その理由は、長期的な指導の流れがないと、どうしても大人がその場その場で子供に教えすぎてしまうので、子供が負担を感じてしまうからです。


 8200円という金額は高いと思われるかもしれませんが、毎日10分の暗唱や、課題の長文を読む練習や、長文をもとに家族で対話をする機会などを考えれば、金額をはるかに超えて得るものがあると思います。


 言葉の森の作文の勉強は、高校3年生まで続く長い勉強ですので、あまり早急に結論を出さず、また機会があればぜひ言葉の森の勉強を再開してくださるようお願いいたします。


====▲コメントここまで。

 ご意見、ご質問は、言葉の森のホームページのコメント欄に書いていただいても結構ですが、facebook上で書いていただく方がより詳しくお返事できると思います。

http://www.facebook.com/kotobanomori

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記事 1288番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
「親子で遊ぼう」グループ(facebookページの話題から) as/1288.html
森川林 2011/07/05 04:59 



 言葉の森のfacebookページには、いろいろなグループがあります。今日は、その中から「親子で遊ぼうワンワンワン」というグループの話題を介します。


 親が忙しいと、普段は子供と遊べないので、たまに休日が続くと、無理をして遠出をしてくたびれて帰ってくるというパターンになりがちです。

 そういう無理な遊び方(も、たまにはいいけど)ではなく、日常的にちょっとした工夫で面白く遊べることを考えてみるといいと思います。

 そのキーワードのひとつは、自然です。

 キャンプのようなおおげさなものでなくても、近所の公園や近くの野原で遊べるものがたくさんあります。

 そういういろいろな工夫を話していきたいと思います。


(グーグルの画像から借りてきたものですが)

 私が公園でよく遊んでいたのがこれ。太いロープが1本あれば、どこでもブランコができます。

 でも、サクラやカキのように折れやすい木でやるのは危険。だから、親が勉強してからやる必要があります。

http://www.facebook.com/photo.php?pid=130727&l=262907e144&id=100002312073035


 影絵遊び。準備がたいへんだけれど、いっしょに作れば楽しさ倍増。一度作った人形は何度も使えるし。厚めの黒の色画用紙、セロファン、割り箸で作れます。

 コツはあまり細かく切り込み過ぎないこと。昔話だけでなく、TVの戦隊もののヒーローや、人気のキャラクターも作ればおお喜び。声色を変えて演じれば、お部屋は劇場に。

 雨の多いこの季節、昼間から部屋を暗くして、近所の子供も呼んでいっしょに遊びましょう! ちょっと神秘的で、印象深く、美しい思い出になること間違いなし。


 絵をかくのが好きなお父さんやお母さんにおすすめの遊び。裏ジグソーパズル。

 市販のジグソーパズルを裏返しにして、その裏側に自分の好きな絵をかくのです。

 世界でひとつしかないジグソーパズルになります。

 私もいくつか作ったけど、今、どこにあるのかなあ。


 ペープサートって知ってる?

 紙に人や動物の絵を書いて、張り合わせ、棒につけます。裏表に絵を書くんです。それを動かしたり、裏返したりして、劇をします。簡単にできて、自由に作れてとっても楽しいです。

 人気があるのは、違うお話のキャラクターを融合させて遊ぶこと。柔軟な発想でいくらでもひろがる世界です。


 雨の日こそ、傘とカッパ・長靴でお出かけしましょう☆

家の中でじっとしていると、子どもも大人もストレスが溜まってしまいがち。

お外でかたつむり探しや、水たまり遊び、屋根から落ちる雨だれを傘で受けたり、普段とは違う遊びがありますよ。

汚れてもいい服でお出かけ→家に帰ったらお風呂やシャワーにすると、親も気が楽です(笑)


 親子で遊ぶ最も素朴な方法。おしゃべり(笑)。

 野原で横になって空を見ながら、くだらないことを面白おかしくおしゃべりします。

 その際、できるだけ知的に、しかし、面白く話すことが大事です。

 同じようなことですが、アドリブ物語作り。夜寝るときに、子供に物語を聞かせてあげますが、最初は、浦島太郎のような話で始めて、次々に話が脱線していき、最後は全く別の話になるというストーリー。登場人物の中に、近所の子などを入れると更に面白くなります。

 アドリブが難しいときは、あらかじめストーリーを考えておいてもいいと思います。



▽記事の続きは、言葉の森のfacebookページでごらんいただけます。
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記事 1286番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/6/11
日本的なシェア文化で作る新しい作文教育 as/1286.html
森川林 2011/07/04 19:09 



 シェアという概念が広がっています。所有から共有へという考えは以前からありました。しかし、それが社会生活のさまざまな分野に広がり、新しい経済活動を生み出すまでになったというのが現代の特徴です。

 シェアのひとつの例として挙げられるのが、カー・シェアリングです。カー・シェアリングは、当初の予想に反して、アメリカで急速に広がりました。



 ところで、これまでのシェアの概念は、個人の所有に基づいた共有の概念で、一種のギブ・アンド・テイクでした。

 これに対して、日本に昔からあったシェアの概念は、お裾分けという言葉で表されるもので、テイクを期待しないギブでした。それは、譲り合い、分かち合い、助け合いという考えに近いもので、英語ではそれに該当する言葉はありませんでした。お裾分けを漢語で言い換えると、譲与になりますが、この譲与も、英語にはぴったり該当する言葉がありませんでした。



 では、共有と譲与は、どこが違うのでしょうか。

 譲与の前提になっているものは、私的所有ではなく余剰です。(ダジャレのようですが)。つまり、譲与とは、自分のところに、誰かからもらいすぎたか、何かが取れすぎたかしために、ありあまっているものがあるので、それを周囲の人に分け与えるという言葉です。

 共有の前提になっているものが私的所有で、譲与の前提になっているものが余剰だとすると、その余剰を生み出しているものは創造です。「畑でトマトがたくさん取れすぎたから、近所の人にお裾分けする」。これが、日本的な感覚のシェアです。



 資本主義は、私的所有に基づいて富を奪い合うシステムでした。資本主義の発展期には、この奪い合うことが動機となって、科学技術も経済も発展しました。しかし、今、それが環境の面でも、金融システムの面でも、行き詰まりつつあります。奪い合うことでは、これ以上豊かにならないということがわかってきたのです。

 共有というシェアの考え方が、この資本主義の枠内で資本主義に改良を加えていく考えだとすれば、譲与というシェアの考え方は、資本主義の先にある、資本主義を超えた考えだと言っていいでしょう。資本主義の先にある社会は、創造に基づいて富を与え合うシステムです。



 創造というものの最もわかりやすい形は、農業生産です。トマトは、太陽と水と空気だけで食べられる赤い実をつけます。農業の本質は、植物の持つ創造性の利用です。

 では、工業の本質とは何でしょうか。工業は、例えば、これまで人間が手作業で丸一日かかって織っていた布を、機械の力で数分で織ってしまうということです。それは、科学技術という方法が持つ創造性を利用したものです。

 工業と農業に共通するものは、この「方法」です。トマトの創造性とは、トマトが太陽と水と空気で光合成をして実をつけるという方法だからです。

 なぜ、人類が過去から未来に向けて、たえず豊かになってきたかというと、方法は、作り上げるまではコストがかかるが、いったんできてしまえば永久に無料で利用できるという性質を持っていたからです。

 そして、この方法が、農業、工業から、人間に向けて作られつつあるのが、これからの社会です。人間の持つ創造性を発揮させる方法が教育であり、その新しい教育が、これから日本的なシェア文化の中で作られつつあるのです。



 言葉の森では、今、次のような計画を考えています。それは、教材をオープンソースで作ってシェアし、課題や解説や指導法をシェアし、発表や交流をシェアするというシステムです。この場合のシェアは、もちろん所有を共有し合うことでではなく、創造を譲与し合うことです。

 言葉の森では、これらの新しいシェアをfacebookの中で作るとともに、それを地域社会の中にリアルに広げる仕組みを作っていきたいと考えています。


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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

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