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人間の能力には、もともとそれほど大きな差はありません。
能力よりも大きいのが技術の差です。
動物は、同じ種類であれば体の大きさでほぼ強弱が決まります。
人間の場合は、相撲のように肉体だけの勝負であっても、技術の差の方が、体の大きさの差を上回ります。
これが、剣道のように肉体以外のものを使う勝負では、更に技術の差が大きくなってきます。
受験勉強も同じです。
もともとの能力の差よりもずっと大きいのが勉強の仕方の差です。
だから、小さいころは、点数をよくするよりも、まず実力をつけることを重点にし、受験期には、実力をつけるよりもまず勉強の仕方を工夫する必要があるのです。
その勉強の仕方のいちばんの基本は、志望校の過去問の分析です。
実力をつけてから、その実力で受験できるところを志望するのではなく、ます志望校を決めてそれに合わせて勉強するのが受験勉強です。
今日も、明るい朝がやってきました。
花屋さんに、真っ赤なゼラニウムが咲いていました。
風はまだ冷たい日が続きますが、やがて穏やかな春が来るでしょう。
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失ったら、それ以上に作ればいい。
秋に葉が散るから、春に新しい芽が出る。
冷たい風が吹いてきたら、いつまでも葉を落とさないようにがんばるのではなく、
次の春の準備をすることだ。
――――「古事記」より
伊耶那美の命のりたまはく、「愛しき我が汝兄の命、かくしたまはば、汝の国の人草、一日に千頭(ちかしら)絞り殺さむ」とのりたまひき。
ここに伊耶那岐の命、詔りたまはく、「愛しき我が汝妹の命、汝然したまはば、吾は一日に千五百の産屋(うぶや)を立てむ」とのりたまひき。
ここを以ちて一日にかならず千人(ちたり)死に、一日にかならず千五百人(ちいほたり)なも生まるる。
――――
昔の人は、前向きだったんだ。
今日も、いい天気です。
毎朝来るスズメが、だんだん数を増してきたようです。
そして、窓枠に乗って餌を催促するようになってきました(笑)。
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これまで書いた自分の作文をファイルにとじて、自分なりによく書けたと思うところに線を引いておきます。
その線を引いたところを、繰り返し読んでおきます。読むといっても、眺める程度。
そうすると、試験が始まってからも、書きたいことがうまく出てくるようになります。
もうひとつは、試験会場に、自分の好きな読みかけの説明文の本を持っていき、時間のあるときに読んでおくことです。
なぜか、その読んでいた本に関連した問題が出ることが多いのです。
不思議ですが、よくある偶然。
受験生は、今が大詰めの時期です。
これまで自分がやってきたことに確信を持って、それを繰り返していきましょう。
今日も快晴。
明るい日が続きます。
一年中咲いているゼラニウムの花が、今日も元気に咲いていました。
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「その読んでいた本に関連した問題が出ることが多いのです。
不思議ですが、よくある偶然。」
これはよく聞く話です。
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すぐに、そういう時代が来る。
地球上のすべての人が、皆それぞれに自分の得意技を伸ばして生きる社会が。
そのとき、人は昔を思い出して言うだろう。
なぜ、あのころは、儲けることばかり考えていたのだろう。
なぜ、あのころは、競争で勝つことばかり考えていたのだろう。
なぜ、あのころは、いい点数を取ることがそんなに大事だと考えていたのだろう。
最初から、自分の好きなことをしていれば、それでよかったんだ、と。
そして、続けて思う。
あのころは、才能を発揮する人間は、世の中には一握りしかいなくて、ほとんどの人は、退屈な仕事に耐えることで生活の糧を得ていると考えていた。
しかし、今になってみると、それは全くの逆で、みんなが自分の才能を伸ばして生きていくのが本来の社会のあり方だったのだ、と。
スーパーの人混みの中で、買い物をしながら、ふとそんなことを思いました。
人間は、誰も皆、天才です。
ただ、今はそれぞれに仕事や生活が忙しいので、その才能を発揮するのを後回しにしているだけなのです。
今日も、明るい朝日が昇ってきました。
寒い風の中で、プランターの撫子が元気に咲いていました。(ちょっとピンボケ)
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因数分解の練習は、なぜするかというと、それが将来仕事に役立つからではありません。
因数分解は、論理の世界は美しくできているということを感動するために勉強するのだと思います。
(ただの計算練習としてやっているところがほとんどですが。)
同様に、ニュートン力学は、世界はものの見方によっていかに異なる理解ができるかということを感動するための学問だとも言えます。
しかし、現実には、物理の勉強のほとんどは、哲学としてではなく計算の仕方として学ばれています。
人間には、もともと知的好奇心があります。
点数で煽らなくても、感動さえあれば、本当は自分から進んで学んでいくものなのです。
だから、将来、先生という職業は、そういう感動を教える仕事になると思います。
そのためには、最初から勉強が得意な人よりも、途中から得意になった人の方が向いているのかもしれません。
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