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記事 3827番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
小学1年生の生徒に読書感想文の宿題を出す愚 as/3827.html
森川林 2019/08/20 05:57 

 サマーキャンプに参加した生徒の中で、小学1、2年生なのに感想文の宿題があるという子がかなりいました。
 小学1、2年生で感想文の勉強をするというのは、教育的にほとんど全く何の意味もありません。
 子供が自分の力で書けるわけがないので、結局親がほとんど手助けをしなければ書けないような親の宿題になっているからです。

 そういうことが分かっているのかいないのか、いまだに小学校低学年で感想文の宿題を出す学校があるのです。
 小学1、2年生で感想文の勉強することが、本気で大事だと思っている国語の先生がいるとしたら、その人は国語の勉強というものについて何もわかっていない先生です。

 しかし、たぶん多くの先生は上から言われて感想文の宿題を出させられているという事情があるのだと思います。

 それに対して保護者はどういう対応したらいいのかというと、これは子供の宿題としてはやらずに、親が全部書いてあげればよいのです。
 そして、子供はそのぶん楽しい読書をしていれば十分なのです

 低学年に読書感想文の宿題に出すことについては、既に何十年も前からその弊害が指摘されているのに、いまだにそういう学校が残っているということに日本の教育界の遅れを感じました。

 今の教育界は、横文字の教育論をありがたがるような面があると同時に、物の考え方の根本が大きく遅れているのです。

 若い先生が、もっと現実に合った日本的な新しい教育を作り出していかなければならないと思います。


 ちなみに、言葉の森の感想文指導は、今の学校で行われているような場当たり的なものではなく、誰でも書ける方法論を持ったものです。

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森川林 20190820  
 感想文の勉強が意味を持つのは、小学5年生になってからです。
 しかし逆に、小学校高学年から中学生にかけての考える力が伸びる時期に、学校の作文感想文指導はほとんど行われなくなります。
 それと対応するかのように、感想文の指導などをする時期でない低学年に、感想文の宿題が出されているのです。


nane 20190820  
 小学校低学年での読書感想文の宿題などは、もうとっくになくなっていると思いましたが、まだそういう宿題を出している学校があることに驚きました。
 宿題を出すなら、子供が宿題としてやれるような指導を授業の中でやっていなければなりません。
 しかし、授業の中で指導ができないのに、宿題だけを出しているのです。


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記事 3826番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
自主学習クラスの4週目の実力テスト、テスト用問題集の購入、勉強結果のアップロードのお願い as/3826.html
森川林 2019/08/19 11:19 


 このご連絡は、自主学習クラスの生徒向けです。

■4週目の実力テスト

 自主学習クラスの生徒の学習状況を把握するために、4週目に実力テストを行います。

■実力テスト用問題集の購入のお願い

 4週目の実力テストの自己採点ができるように、実力テスト用の問題集をご購入いただくようお願いします。
 毎月4週目に、その問題集の中から出題範囲を指定して実力テストを行います。

○小学生:「全科パーフェクトドリル小学○年」(文英堂)1200円+税
○中学生:「中○5科モギテスト」(富士教育)920円+税
 費用とお手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

■8月の出題ページ

 今月は、算数数学のページだけ行ってください。
 いずれもやや難しい問題が入っていますので、わからないところは×をつけ、解法を見て解き方を理解しておいてください。
小1=20ページ
小2=20ページ
小3=35ページ
小4=34ページ
小5=33ページ
小6=33ページ
中1=28ページ
中2=33ページ
中3=27ページ

■勉強結果のアップロードのお願い

 「鳥の村」の「発表室」に、それぞれの自主学習クラスのページがあります。
 ここに、毎週の勉強結果をアップロードしてください。
 アップロードしていただくものは、その週の勉強ノート、4週目の実力テスト(○×をつけて自己採点したもの)、中学生は定期テスト結果(問題、解答、正解)、及び、普段の勉強の中での質問事項などです。
 ただし、勉強結果やテスト結果など、量が多くなるものは、それぞれ重要と思われるものに絞ってアップロードしていただいても結構です。

 アップロードの仕方は、下記の動画(約5分)を参考にしてください。
https://youtu.be/m1YC15oTQn0

 アップロードと共有リンクは、最初はわかりにくいところがあると思いますので、いつでもお電話でご遠慮なくご相談ください。

■発表室の自主学習クラスのページを本人限定表示に

 発表室の自主学習クラスのページは、テスト結果など個人的な情報が多いため、本人だけの限定表示にしました。
 生徒コードとパスワードを入れてごらんください。

■公立中高一貫校対策の問題集を勉強している方へ

 現在、小学5年生の希望者には、「理系F」の問題集、小学6年生の希望者には、「速習と完成理系速習編」をご購入いただいています。
 このあと、小学5年生の方には、「文系F」「理系S」「文系S」の問題集があります。(いずれも1700円)
 小学6年生の方には、「文系速習編」「理系完成編」「文系完成編」「実践編」があります。(いずれも3000円)
 ご希望がある場合は、自主学習クラスの担当の先生にご連絡いただくか、言葉の森事務局までご連絡ください。

 問題集の算数は、全部きちんと解く必要はなく、明らかにできるものは答えを見るだけで済ませ、できない問題はすぐに答えを見て解法を理解するという形で勉強を進めてください。
 また、国語、理科、社会は、答えを書き込むか答えを見ながら、大事なところに線を引く形で読むようにしてください。
 問題集は、繰り返し4回以上やることが大切ですから、能率のよい勉強法で繰り返しの学習をしていってくださるようお願いします。

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記事 3825番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
8月の発表交流会は、8月第4週 as/3825.html
森川林 2019/08/19 11:00 

 8月4週(8/22~8/28)は発表交流会です。

 参加される方は、参加フォームからお願いします。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=hkk201908

 参加者に、読んでいる本の紹介をしてもらう場合がありますので(時間がある場合)、読んでいる本を手元に置いて参加してください。

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記事 3824番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
8月の読解検定は、8月31日(土)9:00~、18:00~ as/3824.html
森川林 2019/08/19 10:28 

 8月の読解検定は、8月31日(土)9:00~、18:00~です。(いずれの時程の参加でも可)
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=dks201908

 お申し込みの締切は8月26日(月)とさせていただきます。
 26日以降にお申し込みいただく場合は、問題文をウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/dokken/

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記事 3823番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
算数の勉強は軽く何度も教えて解法に慣れること――同様のことは国語にも as/3823.html
森川林 2019/08/18 19:40 

 算数の勉強法でいちばんよいやり方は、答えを横に置き、自分が解いた問題の採点をすぐその場で自分で行うことです。
 そのことによって、間違えたときの対応が早くなります。

 間違えた問題は、解法を見てなぜ間違えたのかを理解し、問題集のその問題に三角印をつけておきます。
 そして、間をおいてもう一度その問題に取り組むのです。

 2回目に取り組んでも同じように間違えた場合、三角印を追加して、3回目4回目というように繰り返しその問題を解く練習をします。

 小学校高学年の難しい問題の場合は、4回ぐらい解き直して初めてできるようになるということもあります。
 1回や2回ですぐにできるようになるのは、小学校低中学年までの間だけです。

 ところで、解法を見ても子供が理解できない場合、お父さんやお母さんに聞くことがあります。
 そのときに、お父さんお母さんが子供に説明するやり方は、基本はその問題集の解法のとおりの説明です。
 親が自分なりに工夫して説明するやり方は、意外と自己流で子供には分かりにくいことが多いものです。

 さて、親が一生懸命に説明しても子供がなかなか理解できない場合、いちばんよくないやり方は、時間をかけてその日のうちに理解させようと頑張ることです。

 算数の理解は、慣れでできるようになるという要素があるので、1回目は軽く教えて子供が理解できても理解できなくてもそのまま終わりにし、また2回目にその問題に当たったときも同じように軽く教えて、3回目にも軽く教えるというように、軽い説明を何度も繰り返しているうちに子供が次第に理解できるようになるというところがあります。

 その日のうちに1日で頑張って教えようとすると、子供は算数を難しく感じるようになり、親はつい子供に厳しく接するようになります。
 算数は、考える勉強ではなく慣れる勉強だと考えておくことが大切なのです。

 サマーキャンプで算数の勉強に取り組んだ子供たちの中には、学校で勉強しているところよりも先の問題をやった子が何人もいました。
 そうすると、最初から分からない問題が出てきます。
 それを答えを見ながら理解して勉強を進めるというふうにすると、最初のうちは分からなくても次第に答え方に慣れてくるのです。

 家庭での算数の勉強も、分からない問題はその問題に慣れるというような位置づけでやっていくといいと思います。

 勉強には、理解が大切ですが、理解が身につくのは、その理解に慣れることによってです。

 同様のことは、国語力にもあてはまります。
 国語力の本質は、難しい文章を読み取る力ですが、その力をつけるコツはやはり難しい語彙に慣れることなのです。
 問題集読書は、そのための勉強法です。

 国語は、国語の問題集を解くことによって力がつくのではありません。
 国語の問題集の問題文を読み慣れることによって力がつきます。
 その読む力の土台の上に、解く力が結びついて国語力がつくようになるのです。

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森川林 20190818  
 子供の教育は、「雨だれ岩をも穿つ」のように行うのが基本です。
 てっとり早く知的な理解で済ませようと思うと、必ず無理が出てくるのです。


nane 20190818  
 日本にもともとある勉強法は、特に初等教育の場合は、素読に見られるように「慣れ」の勉強法でした。
 しかし、慣れの勉強法を嫌った戦後教育は、理解を前面に出した教育を行いました。
 その理解の勉強によって、できる子とできない子の差が大きくつくようになったのです。
 今の親や先生は、戦後の理解の教育を受けた世代なので、子供に何かを教えるときもつい理解させることを先行させてしまうのです。


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「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」の重版決まる as/3822.html
森川林 2019/08/17 05:28 

 「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」の重版が決まりました。


 この本の内容はかなり難しいので、読み切るには時間がかかると思いますが、ここに書かれている読解問題の解き方を理解できると、国語の成績がすぐに上がるはずです。

 実際に、これまで言葉の森で、この読解の方法で国語の勉強法のアドバイスをした子は、例外なく成績が上がりました。
 ただし、アドバイスは、その生徒が実際に解いた問題をもとに行うので、一人について2時間ぐらいかかります。
 そういうやり方では、全員にアドバイスすることはできないので、その読解問題の解き方のコツをこの本に載せました。

 これは、子供が直接読むよりも、お母さんが読んで、子供の国語の試験を分析する際に使う方がよいと思います。

 この本に関するご質問やご意見は、オープン教育の掲示板でお願いします。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=38

 重版を記念して、レビューを書いていただいた方に、小冊子「国語力、読解力のつけ方」(A5サイズ32ページ)をお送りします。
 レビューの内容はどのようなものでも結構です。内容は問いません。
 レビューを書いてくださった方は、下記のページでご連絡ください。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=spp201902

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記事 3821番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/4
サマーキャンプ報告会を開催します as/3821.html
森川林 2019/08/17 03:38 
サマーキャンプ報告会を開催します

 サマーキャンプに参加された方を対象に、報告会を開催します。
 日時は、8月27日(火)20:15~です。

 会場は、Zoom会場の「■中庭」です。
https://zoom.us/j/156334327

 当日参加できない方は、動画の記録をごらんください。
 ご質問、ご感想などは、オープン教育のサマーキャンプ掲示板にお書きください。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=77
 この掲示板は、参加された方だけの限定ページになっています。
 記録写真のリンクなども、この掲示板に入れてあります。

 言葉の森の生徒の方のサマーキャンプの参加費は、9月の受講料振替の際に引き落としさせていただきます。
 金額については、請求書のページでご確認くださるようお願いいたします。
https://www.mori7.com/paypal2/seikyuu.php


 今年のサマーキャンプは、読書感想文や勉強にも重点を置いて行いました。
 感想文については、小3以上の生徒が対象でしたが、ほとんどの生徒が1200字の内容の充実した文章をかきあげました。

 暗唱については、カウンターを使った方法が効果があり、ほとんどの子が朝の15分程度の短い時間で、1日100字、2日で200字、3日で300字、4日で400字と暗唱ができるようになりました。
 1日目にはつっかえながらしからできなかった子が、3日目、4日目になると、暗唱の方法に慣れてきたせいかすらすらと暗唱できるようになりました。

 勉強については、問題を解くよりも解き方を理解することを中心に取り組みました。
 生徒によっては、この方法でほとんど1冊を仕上げた人もいました。
 問題を解くよりも解き方を見て理解するという、この能率のよい勉強の仕方を、今後の学習でも続けてほしいと思いますが、習慣にするにはまだ難しいところもあるかもしれません。

 勉強に重点を置いたとは言っても、やはり子供たちどうしの合宿ですから、夜は遅くまで遊んでいる子が多かったです。
 今後は、早く寝ることを希望するグループは別の部屋で泊まれるようにしたいと思います。

 また、低学年の子は、勉強をするというよりも、友達と一緒に寝泊まりをする経験の方が重要だったと思います。
 知らない人との生活で緊張するせいか、朝遅くまで寝ている子もいました。
 そういう子は、そのまま寝かせておきました。

 同じ部屋に寝泊まりするという密度の濃い生活ですから、話がはずむ分、男の子どうしの間では気の強い子どうしが対立することもありました。
 そして、その対立をちゃんと仲裁できる子もいました。
 みんな、もともと性格のいい子ばかりですから、時間をかければどの子もうまくやれると思います。
 これもいろいろな人がいるといういい経験になったと思います。

 前半の日程の夕食は、冷凍食品を中心にしました。
 栄養のバランスなどがよく考えられたものでしたが、大人向けのメニューだったこともあり、子供たちにはあまり受けませんでした。
 後半の日程では、調理したものを提供する予定です。

 川遊びは、安全で自然の豊かな環境の場所があったので、その場所を中心に行いました。
 屋外での遊びも、室内での遊びも、特に何かを企画するということはしませんでした。
 友達どうしで遊びを工夫する方が面白いものができると思ったからです。

 子供たち全員が使えるようにパソコンを用意していましたが、今回は特にオンライン学習までは行いませんでした。
 しかし、パソコンがあるので、子供たちはみんなyoutubeなどを見たがりました。
 そこで、朝食前30分、夕食後30分だけは、パソコンを自由に使っていいとしました。
 思い思いに「ドラえもん」を見ている子が多かったようです。

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公中検模試9月の参加申し込み受付中 as/3820.html
森川林 2019/08/17 01:50 


 9月のオンライン公中検模試を実施します。
 対象は、言葉の森の小4~小6の生徒です。

 公立中高一貫校の適性検査問題ですから、公立中高一貫校を受検しない人でも、自分の全国レベルでの学力を知るために受検できます。

 科目は、国語、作文、社会、理科、算数の全分野です。

●試験会場(Zoom)

 試験会場は下記のZoom会場です。
■会場中庭
https://zoom.us/j/156334327

●試験日

 試験実施日:9月8日(日)9:00~12:00
  8:30 Zoom会場受付開始
  9:00 Zoom会場集合
  9:15~10:00 適性検査1(小4・5・6)
 10:15~11:00 適性検査2(小4・5・6)
 11:15~12:00 適性検査3(小6の一部のみ)

●お申し込み方法

 受検を希望される方は、ウェブフォームからお申し込みください。
 https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=mos201909
※参加される方は、ひとこと欄に第一志望の学校名をご記入ください(学校によって問題が異なります)。

★締切は、8月27日(火)です。

●公中検模試のページ

 参加費、出題範囲、今後の予定などは、言葉の森の公中検模試のページをごらんください。

https://www.mori7.com/gakute/ktk.php

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
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●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
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●中学受験国語対策
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●言葉の森の作文で全教科の学力も
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