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記事 4939番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
言葉の森の作文教育は43年の実績。すべてオリジナルに、小1から高3の作文の指導法を開発してきた。言葉の森が作文教室を始める前までは、日本に作文教室はなかったから、言葉の森は、日本の作文教育の草分け。 as/4939.html
森川林 2024/01/19 08:05 

パンジーとガーデンシクラメン


●動画:https://www.youtube.com/watch?v=2aQMZO-hHVQ

 私は、過去を振り返らないことにしているので、言葉の森を何年も前からやっていたということはあまり言いません。
 そんなことを自慢しても意味がないと思っているからです。

 昔を懐かしんでも仕方ないので、何十周年記念なども企画したことはありません。

 しかし、今回は、言葉の森に参加している人たちの参考までに、昔の話を書くことにしました。

 私の学生時代、人気のあった就職先のひとつはマスコミ関係でした。
 新聞、出版、テレビなどは、憧れの職業だったのです。

 私は学生時代、自治会活動をずっとしていたために、就職活動に遅れ、気がついたときに残っている就職先はマスコミぐらいしかありませんでした。

 マスコミの就職試験では、一般常識問題と作文試験問題があります。
 一般常識をつけるために、図書館に行き、新聞の縮刷版を1年間分読みました。
 これには、かなり時間がかかりましたが、そのおかげで時事問題はすべてできるようになりました。

 作文試験対策については、毎日、すいている喫茶店に入り、自分の決めたテーマで1200字の作文を書くことにしました。
 書き終えるまで店を出ないと決めていたので、勉強は能率よく進みました。

 そのときに、自分の書いた文章に使われている漢字を、すべて辞書で調べ直したので、漢字の書き間違いはなくなりました。

 実は、小学生時代は遊んでばかりいたので、小学456年生で習ったはずの漢字で、間違えて覚えているものがかなりありました。
 誤字がほとんどなくなるまで、ほぼ1年かかりました。

 K出版社、A新聞社などを受けましたが、受験したA新聞社は、筆記試験が10倍、面接が10倍でした。
 K社もA社も、筆記試験は楽に受かりましたが、面接で落とされました。
 今考えれば、常識があまりなかったので、面接で落とされたのは仕方ないと思っています(笑)。

 それまで試験で落とされたことがなかったので、かなりショックでしたが、すぐに立ち直り、マスコミに変わるものとして、教育を志そうと思ったのです。
 それは、就職の動機が、言葉の力で世の中をよりよくしたいということだったからです。

 そして、最初に始めたのが、マスコミ受験を目指す大学4年生を対象にした作文教室でした。
 そのときに出した広告で、「のびのび文章教室」という名前を使ったのが、広告に載った日本で最初の作文教室の名前です。
 これは、私が25歳ごろの話です。

 生徒の大学4年生の中には、浪人している人もいたので、私と2、3歳しか年が違いません。
 その人たちに、受講料を取って作文指導をしていたのですから、自分でもかなり自信があったのだと思います。
 幸い、大手の出版社に合格した人もいました。

 そのあと、作文教育の可能性を感じたので、小学生からの作文教室を本格的に始めることにしました。
 しかし、小学生や中学生に教える作文教育の方法論は、当時もほとんどありませんでしたから、指導法はすべてオリジナルに作っていきました。

 その中に、作文の自動採点ソフト「森リン(もりりん)」の開発もあります。
 これは、特許を取得し、今でも子供たちの作文評価のひとつとして使っています。

 機械による評価と人間による評価は、かなり相関が高いです。
 人間が、2つの作文を見比べて、漠然と「こっちの作文の方が上手に思えるなあ。その理由はわからないけど」と思ったとき、森リンではそれが数値の差として出てきます。
 もちろん、誤差はあるので、最終的な判断には人間が必要ですが。


 しかし、将来、作文評価は、AI評価になります。
 その方法は、かなり簡単です。
 小1から高3までの子供たちの作文を大量にデータベースに読み込ませておけば、ある作文を評価するときに、その作文が何年生ぐらいのレベルに相当するかAIが判断できるようになるからです。

 現在、OCR機能が発達しているので、将来は、手書きの作文をAIが評価する作文試験というものが行われるようになると思います。
 受験生が、試験会場でパソコンのような端末を使えれば、機械による自動採点の作文試験は今でもできます。

 作文教育の重要性が言われながらも、作文試験が普及していなかったのは、人間による評価に時間がかかっていたためです。
 機械による自動採点ができれば、作文試験はもっと広がります。
 将来、試験の中心は、作文と面接の2つになると思います。


 ところで、話は変わりますが、今日の朝日小学生新聞に、小学生向け作文通信教育講座のブンブンどりむが広告を載せていました。
 毎週2回のペースで、広告を出しているようです。


 そのブンブンどりむは、31年の実績ということです。

 ブンブンどりむの監修をしている齋藤孝さんが3年前に出版された「こども文章力」を見ると、小学校低学年向けの穴埋め作文の方法が載っています。

 言葉の森の作文指導法とは、かなり違うと思います。

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森川林 20240119  
 作文小論文試験の新しい評価の仕方は、AIによる評価です。小1から高3までの生徒の作文を大量に読み込ませておき、その作文が、何年生の何月ぐらいの作文のレベルかを評価させればいいのです。暇になったら作ろうかなあ(笑)。

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「R80メソッド」とは何か。作文の本質は、書くことではなく考えること。しかし、導入部分ではとりあえず書くことが必要になることがある。将来は、人間の仕事は考えること、ChatGPTの仕事は書くことになる as/4938.html
森川林 2024/01/18 17:41 


 高校生にとって、これから小論文が重要になるということをわかりやすく解説した記事がありました。
====
400字の作文は「80字を5回書く」と考える…だれでもすぐに論理的な文章が書ける「R80メソッド」とは
https://president.jp/articles/-/77706

①学校推薦型選抜(旧・推薦入試)
②総合型選抜(旧・AO入試)
③一般選抜(旧・一般入試)

現在、①と②の選抜で、私立大学への入学者は5割を超えています。
国公立はまだ2割程度ですが、ゆくゆくはもっと増やすという目標が掲げられています。
では、大学はどうやってそれだけの学生を「選抜」していると思いますか?
選抜方法で圧倒的に重きを置かれているのが、小論文なんです。

大学によって違いはありますが、小論文に面接やプレゼンテーションがついてくるというのが基本です(東大の推薦だと共通テストも)。
つまり、書く力や話す力を測られて大学に入る時代へと変化してきているわけです。
付け加えると、③の一般選抜も、以前とは様変わりしています。
1つは、一般選抜にも記述問題が増えているということ。
やっぱり書く力が重視される時代になってきたという表れですね。
====

 入試小論文では、どんなテーマが与えられても、1時間か1時間半で1000字から1200字の文章を書ける力が必要になっているのです。

 しかし、この引用した記事ですすめられている「R80メソッド」というのは、とりあえず字数を埋めるための方法だと思います。

 この方法で書くことに抵抗がなくなったあとは、全体の構成を考えてから書くという書き方に進んでいくといいと思います。

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記事 4937番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
確認ベストのページができました as/4937.html
森川林 2024/01/17 10:47 

水仙

 1月から、確認テストは、1回目で点数を確定するようにしました。
 解答を送信して、1週間以内に答えが見られるようになりました。

 1回目で点数が確定するので、確認ベストというページで、80点以上取れた人を表示するようにしました。
https://www.mori7.com/kt/kt_best.php



 確認ベストには、確認テストのページから行くことができます。
https://www.mori7.com/kt/

 また、オンラインクラス一覧表の自分の生徒コードの表示の右側にあるGJKの「K」のリンクから行くこともできます。

 検索の坂の左下の「確ベ」というリンク先からも行くことができます。

 確認テストは、問題集に対応しているので、問題集を繰り返しやっていれば、基本的に100点を取れるテストです。


 問題集は、1冊の5回反復を目標に繰り返し取り組んでいきましょう。
https://www.mori7.com/teraon/gs_graph.php


 家庭学習がなかなか進まない人は、自習室に参加して勉強していきましょう。
https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php

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確認テスト(0) 

記事 4936番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
自習室が利用しやすくなりました。ほぼ24時間いつでも使えます。自習グラフで勉強時間の目標を管理しやすくなりました。自習室を使って、毎日の勉強を進めましょう as/4936.html
森川林 2024/01/16 04:35 

那須の木の俣渓谷

 家庭学習を進めるときに、最も難しいのは、最初のきっかけをつかむことです。
 そのため、受験生などはよく図書館を利用したり、塾の自習室を利用したりして、勉強する気持ちに切り替えます。

 言葉の森の自習室も、家庭学習の最初のきっかけを作るのに利用できます。

 これまでは、ただ記録をして入室して勉強するだけでしたが、今度からは、自習の記録が、それぞれの月ごとに集計できるようになりました。
 毎回の自習の内容も蓄積できるので、自分がどんな勉強をしていたかがわかります。

 勉強が難しくなる小学5年生以上の方は、できるだけ自習室を利用して勉強していってください。
 自習室は、言葉の森も生徒であれば、どなたでも使えます。
 生徒のご兄弟の方も使うことができます。

 自習室を利用する場合は、
1.自習記録をつけてください。自習記録には、終了予定時間と自習の内容を記録します。
2.勉強中は、カメラをオンにしておいてください。カメラは、机上に向けられるといいと思います。
3.終了したら、そのまま退出してください。
4.指定の問題集に関して質問がある場合は、授業の際に担当の先生に聞くか、下記の掲示板に入れておいてください。
国語読解掲示板
算数数学掲示板
英語掲示板

 自習記録のページは、ホームページの「自習記録」のリンクから行けます。
 自習グラフのページは、自習記録の「自習グラフ」から、オンラインクラス一覧表の「J」のリンクから、検索の坂の「自グ」のリンクから行けます。

▼自習グラフのサンプル


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aekawa 20240119  
いつもありがとうございます。
私はよく自習室を利用していますが、利用することで緊張感が高まり、はかどります。とても嬉しいです。
ですが、利用者があまりにすくないので、私ひとりということがあり、もったいないです。せっかくなので、他の人がいたほうが頑張ろうと思えます。
とってもわがままですが、上級生に、わからないことを質問などをしたいです。ぐぐるよりもいいと思います。わがままですが。
自習室感謝してます!

森川林 20240119  
あえかわさん、ありがとうございます。
これから、みんなにもっと自習室を利用するように伝えていく予定です。
これからもがんばってください。(^o^)/

aekawa 20240119  
ありがとうございます!

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自習室(0) 

記事 4935番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/28
学習記録のグラフができました――勉強の基本は、1冊の問題集を5回繰り返すこと。数冊の問題集を8割9割やっても力はつかない。1冊を完璧に仕上げることが基本 as/4935.html
森川林 2024/01/15 11:31 

オダマキ

 オンラインクラス一覧表の自分の「性別」のところをクリックすると、学習記録のグラフが出てきます。

 学習記録の左上の「学グ」というところからも行けます。

▼サンプル


 問題集は、1冊を5回繰り返すことが勉強の基本ですが、これまでは数字だけなので、どこまで進んでいるかわかりにくい面がありました。
 そこで、学習の進捗度をグラフで表すことにしました。

 勉強を進める場合、このグラフを参考にしてください。

 国語読解でも、算数数学でも、英語でも、1冊の問題集を5回繰り返せば、勉強の内容はほぼ完璧に頭にはいります。

 成績が思うように伸びない理由は、ほとんどの生徒が、1冊の問題集を1、2回しかやっていないからです。

 また、学習塾によっては、いろいろなプリントを出したり、分厚い問題集の一部しかやらなかったりという、勉強の鉄則とは正反対の学習をしているところもあります。

 生徒と保護者のみなさんは、「1冊を5回繰り返す」ということを基本にして、毎日の学習を進めていってください。

 これは、中学生の定期テスト対策にも有効です。
 定期テストの出題範囲を5回繰り返し勉強することが、基本的な対策です。
 特に、社会の場合は、出題範囲の教科書を5回読むだけで高得点がとれます。
 英語は、出題範囲の英文を、毎日1ページずつ暗唱暗写することが基本です。
 数学は、出題範囲の数学問題集を完璧に仕上げることです。

 国語は、事前の勉強は、漢字と文法程度ですから、普段の勉強の中で、問題集読書を進めることと、読解検定で80点以上を目指し理詰めに得解き方を身につけることを目標にしていってください。

 また、勉強の土台となる思考力、語彙力を育てるいちばんの方法は、説明文読書です。
 定期テストの2週間前からは、読書は一時休んでもいいですが、それ以外の日は、毎日50ページ以上を目標に読書を進めていきましょう。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
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●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
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●作文の通信教育の教材比較 その1
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