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記事 5127番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
小学校低学年の作文は、お母さんが教えられるが、お母さんが教えると子供は作文が嫌いになり、学年が上がると作文の勉強をしなくなる as/5127.html
森川林 2024/07/17 12:10 


 小学1、2年生のころの作文は、誰でも教えられます。
 また、今は作文の書き方という本もいろいろ出ています。
 そこで、お母さんが教えることがあります。

 お母さんが教えると、子供の作文はいったん上手になります。
 しかし、しばらくすると、作文が嫌いになってくるのです。

 もちろん多くの例外はあります。
 しかし、お母さんが教えると嫌いになるというのは、大きな傾向としてあるのです。

 その理由は、親はつい教えすぎてしまうからです。

 これが、算数の勉強や国語の漢字書き取りの勉強であれば、教えすぎても問題はありません。
 勉強そのものがあまり負担のあるものではないからです。

 しかし、作文は、子供がそれなりに気合を入れて書くものです。
 その書いたものに、あとからアドバイスを受けると、自分が一生懸命にしたことが否定されたように感じるのです。

 そういうことを積み重ねているうちに、子供は作文を書くことが嫌いになってきます。
 よく、親に、「次、どうやって書くの」と聞く子がいます。
 そういう子は、それまで書いたあとに、すぐ注意されてきたので、注意される前に親に聞いておこうと思うようになったのです。

 こういうことが続くと、やがて作文を書きたくなくなります。
 そのときに、作文を習うということを提案しても、子供は、作文に対する拒否感があるので、なかなかやろうとしません。

 だから、小学1、2年生のうちに、作文を習うことがいいのです。
 そして、お母さんの役割は、作文を直すことではありません。
 作文の題材作りを手伝ってあげることと、子供が作文を書いたあとは褒めることなのです。

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記事 5126番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
国語読解クラスで成績急上昇の中学3年生。1年間でみるみる上達。 as/5126.html
森川林 2024/07/15 15:13 


 作文クラスと国語読解クラスを受講している中学3年生の生徒です。
 中3になってから初めての定期テストで、国語がクラス2位、学力調査で学年3位だったそうです。

 中学2年生のときに国語読解クラスに入りましたが、そのころは読解検定で8問中1問も正解にならないことがありました。
 1年で、大きく変わったのです。

 国語読解クラスで、ほかの生徒の問題の解説を聞いていると、解き方がわかったと言っていました。
 その後、どんどん成績を伸ばし、今では満点を取ったり、ミスも1問か2問だったりと、実力が安定していると思っていました。
 今回の飛躍的な成績の伸びには、本人も驚いていたようです。

 読解検定の解説も上手になり、作文もかなり上達してきました。

 国語読解クラスに入るまでは、家でほとんど読書をしなかったそうですが、最近は毎回よい本を上手に紹介してくれます。
 思考力と表現力の伸びが著しいです。


 これまでの経験では、作文や国語の成績がよくなるときは、他の教科の成績のすべてよくなっていることが多いです。


 こういう例は、保護者のみなさんもいろいろ経験があるでしょうから、お名前は匿名でいいので、ぜひお子さんの例を紹介してください。
 コメント欄か、個別れんらく板で、又はお電話で、又は担当の先生にお願いします。

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記事 5125番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/11/6
言葉の森の作文指導で、なぜ作文が上手に書けるようになるのか。事後の添削ではなく、事前の項目指導が書く力を引き出す。自動採点ソフト「森リン」による評価が中高生の目標になる。 as/5125.html
森川林 2024/07/10 06:18 



https://youtu.be/YqoYGKnXjXY

 言葉の森の作文指導の特徴は、事前指導です。

 学校などで行われる作文の授業は、とりあえず生徒に作文を書かせて、そのあとで添削をするというのが通常のやり方です。

 書いたあとに添削をするので、生徒は、何のためにどう書いたらいいのかという目標がありません。
 とりあえず自由に書いて、そのあとに添削を受けるのです。

 これは、数回の授業であればできる方法ですが、毎回、このような事後添削だけの指導では、生徒には作文を書く意欲がなくなります。

 褒められる子は、いつも褒められますが、ほかの生徒は、自分がどう書いたら褒められるのかわかりません。
 それで、作文指導に熱心な先生に教わるほど、作文嫌いの子が増えるのです。

 では、どうしたらいいかというと、子供に、事前の指導をすることです。
 例えば、「会話を入れよう」とか、「たとえを使おう」とか、「書き出しを工夫しよう」とか、「書き出しと結びを対応させよう」とかいう指導です。

 目標があれば、子供たちはがんばります。
 そして、先生は、その目標ができたかどうかだけで生徒の作文を評価すればいいのです。

 大人の人は、事前の目標以外のところで、子供の作文を評価しがちです。
 「字をもっとていねいに書きなさい」とか、「漢字を使って書きなさい」とかいう評価がそうです。
 事前の指導として、そういうことを言うのはいいのですが、事前の指導なしで、事後の評価だけがあると、子供はがっかりします。

 だから、作文の指導は、事前指導が基本なのです。


 言葉の森は、更に、自動採点ソフト「森リン」による評価があります。
 これは、語彙の多様性を中心にした評価で、中学生や高校生は、この評価を基準にして自分の作文力を評価することができます。

▽学年別の森リン大賞
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

 小学生の森リン点は、主に語彙の多様性です。
 中学生、高校生の森リン点は、語彙の多様性に加えて思考語彙があることです。

 このように文章力のある子供たちは、みんな勉強もよくできます。
 将来、社会に出ても立派な仕事をしていくと思います。

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