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記憶と点数の勉強から、思考と作文の勉強へ――考える力を育てることが勉強の目的 as/5421.html
森川林 2026/01/29 09:04 



https://youtu.be/J6OicIs7UuE

●点数のための勉強が中心になっている現代の教育

 現代の勉強の多くは、記憶した知識を再現するための勉強です。そうした勉強が多いのは、子供たちの学力に点数をつけ、差が分かるようにするためです。
 しかし、これは教育の本来の目的ではないはずです。子供たちの学力を向上させることが本来の目的であり、点数をつけて差を出すという発想は、主に受験指導の必要から生まれてきたものです。

 この体制に長年慣れていると、先生の仕事は子供たちに学力をつけることではなく、点数をつけることのように感じられてしまうこともあります。
 本当の勉強とは、記憶をもとに点数をつけることではなく、考える勉強をさせることです。

●考える勉強としての作文の役割

 その「考える勉強」の最も有効な方法が、作文を書くことです。
 これからの教育は、記憶と点数の勉強ではなく、思考と作文を中心とした学びへと変えていく必要があります。

 これからの時代に本当に必要とされる学力は何かと考えると、私は「考える力」だと思います。知識はテストで点数をつけやすい反面、時間がたつと忘れられがちです。
 しかし、考える力は一度身につくと、その後のあらゆる学習や仕事の土台となり、長く生き続けます。

●作文を書くことで考える力は育つ

 考える力は、定期的に文章を書くことで確実に育ちます。作文を書くという行為は、頭の中の考えを整理し、言葉として外に出す作業です。
 この過程そのものが思考の訓練となり、国語だけでなく、算数や理科、社会といった他教科の理解にも良い影響を与えます。

 作文力は、中学生の時期だけで終わるものではありません。高校生になっても、大学生になっても、そして社会人になってからも必要とされる力です。

●作文力の土台は読書力にある

 作文力の土台となるのは、読書力です。特に小学3、4年生のころに読書の楽しさを覚えると、言葉が実感を伴って心に入るようになります。
 この時期に物語を多く読む経験は、物語文の読解力だけでなく、説明文や意見文を理解する力の基礎にもなります。

 小学3、4年生の作文では、上手に書かせようとするよりも、楽しく、たっぷり書かせることが大切です。その経験が、後の作文力の大きな土台になります。

●学年が上がるにつれて広がる思考の幅

 小学5年生になると、子供たちの考える力は一段階伸びてきます。この時期から、説明文や意見文、感想文など、考えを整理して述べる作文に取り組めるようになります。
 文章を要約したり、構成を意識して考えたりする力も、このころから育っていきます。

 作文の力は、書く練習だけで伸びるものではありません。読む力が土台にあり、家庭での対話が語彙を増やし、考える力を深めます。
 日常の会話の中で、「どうしてそう思ったのか」「ほかにはどんな考えがあるか」と問いかけることが、思考の幅を広げていきます。

●算数・読書・AI時代に求められる力

 算数や数学の勉強も、考える力を育てる重要な役割を果たします。算数数学を学ぶことで、「物事は理詰めに考えれば答えにたどり着ける」という感覚が身につきます。
 感情や直感に流されがちな日常だからこそ、算数数学にじっくり取り組む時間が大切です。

 読書は、さらに考える力を強くします。読書力のある子は、難しい数学の図形問題の解説でも、考えながら読み、理解しようとします。

 AI時代になり、「考える力が育たなくなるのではないか」という不安の声もあります。しかし重要なのは、AIを使わせないことではなく、「どう使うかを自分で選ぶ力」を育てることです。

 作文と読書、そして対話を通して育つ日本語力は、考える力の基盤です。この基盤を小学生のうちから丁寧に育てることが、将来につながる本当の学力をつくるのだと思います。

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【合格速報】北海道科学大学高等学校 as/5420.html
言葉の森 事務局 2026/01/29 09:03 
北海道科学大学高等学校  S.M.さん

<担当講師より>

 合格おめでとうございます。作文での選考もあったので、うれしいです。受験コースからの入会で二か月の短期集中となりましたが、書くたびにぐんぐん力をつけました。将来の夢や高校生活でやってみたいことを語り合いながら、文章を創っていきました。吸収力と感性の良さを感じます。2月からは通常コースで作文の力をさらに磨いていきましょう。楽しみです。

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【合格速報】豊田西高校附属中学校 as/5419.html
言葉の森 事務局 2026/01/28 11:55 
豊田西高校附属中学校  Y・Nさん

<担当講師より>

合格おめでとうございます。
圧倒的な読書量が毎週の作文表現に生かされ、立派な志望理由書の作成にもつながりました。クールで落ち着いた雰囲気ながら、興味がある動物行動学について語るときは静かに熱く、そんなNさんの魅力が面接でも伝わったのだと思います。
4月開校の中学校で、ピカピカの一期生。新しい校舎、新しい仲間と共に素敵な中学校生活を送ってください。

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言葉の森事務局 2026/01/28 10:35 
兵庫教育大学附属中学校  S.H.さん

<担当講師より>

 合格おめでとうございます。
受験コースに切り替えてから意識が変わり、授業に臨む姿勢も作文の内容も目に見えて良くなってきました。Hくんを見て、受験という経験が人を成長させる瞬間があると感じました。
今週末には第一志望の受験を控えていますので、あとひと息がんばってください!
 

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