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新学期の教材から縦書き中心に。今後手書きの活用も as/1190.html
森川林 2011/03/08 19:59 



 言葉の森のインターネットでの取り組みはかなり早く、1996年に既にホームページを開設していました。作文をパソコンで書くというのも、そのころから既に行っていて、当時は、小学校3年生ぐらいの子もパソコンで作文を書いていました。今でも、そのころの子供たちの作文がウェブの中にあります。

 さて、インターネットはアメリカで開発された技術なので、当初、テキストが横書き中心になるのはやむをえないことでした。しかし、その後、インターネットエクスプローラが、縦書きやルビに対応したために、言葉の森のウェブの長文も縦書きに直しました。

 しかし、日本人技術者が最初から深く関わっていたマイクロソフト社と違い、アップル社やグーグル社は、日本語の環境にあまり対応していなかったために、現在まで、それらのブラウザは縦書きにもルビにも対応していませんでした。ところが、ここに来てやっと、縦書きに関しては、サファリやグーグルクロムも将来的に対応する見通しが出てきました。

 そこで、言葉の森の教材は、この4月から教材を縦書き中心にしていく予定です。

 しかし、ウェブの基本は横書きですから、教材も縦書きと横書きが混在する形にならざるを得ません。縦書きのページを中心に横書きも途中に入るというような作りになると思います。



 さて、日本語以外にも、縦書きの言語や、右から左に向かって書く言語などがあることを考えると、今後、テキストを入力する方法も、キーボードから次第に手書き的なものに変わってくるのではないかと思われます。

 一太郎を開発したジャストシステムの創業者が、手書き文字認識ソフトを開発しています。キーボード入力は、既に書くことが決まっている文章を清書するには向いていますが、書きながら考えるという作業には向いていません。人間が考えながら書くためには、やはり手書きがいちばんです。

 言葉の森でも、今、パソコンで作文を書いている生徒に、もっと手書きの要素を取り入れる指導をしていきたいと思っています。

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記事 1189番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/10
読書の習慣をつけるには。課題作文が負担。暗唱を黙読で覚えるが。(父母アンケートより) as/1189.html
森川林 2011/03/07 18:40 



▼(小2父母)読書の習慣がなかなかつきません。暗唱が精一杯で本は気が向いたら読むという感じです。書くことは好きなので楽しく取り組んでいます。読書する時間を毎日うまくとるにはどうしたらよいでしょうか。

●読書が進まないのは、まだ読む力がないからです。その子の読む実力よりも難しい本を読んでいるのではないかと思います。次のようにしていくと読む力がついてきます。

1、面白いやさしい本を中心にする。

2、何しろ毎日読むことを続ける。

3、本人の読書と並行して、お母さんからの読み聞かせも続ける。

 本人が読んでいるときに、何気なく横から、「よく読んでいるね」「本、好きなんだね」などと認めてあげる声かけをするといいと思います。



▼(小4父母)課題の中に書きたいものがなく負担になっているようです。先生と話しているときはいい雰囲気なのですが、電話のあとが続きません。

●書けないのは、課題のせいというよりも、作文の実力のせいです。小4以上は、自由な題名にすると、最初はよくてもそのうちにかえって書けなくなります。題名課題や感想文課題の作文を書くコツは次のとおりです。

1、課題が難しくなっているので、字数は短くてもよいと言う(驚くほど短くてもかまいません。例えば100字程度でもよい)。

2、書けたら、「難しいのをよくがんばったね」と認めてあげる(たとえ100字ぐらいであっても)。

3、書き出せないときは、お母さんが言ってあげたとおりに書かせてもよい。(事務局に電話をして追加の説明を聞かせてもいいです)

 つまり、何しろ形だけでも書かせて、「できた」という実感を持たせることが大事です。

 こういうふうにやれば、だれでも書けるようになります。簡単です。家庭だけで悩まずにご相談ください。



▼(小3父母)暗唱を、音読ではなく黙読で覚えてしまいます。毎朝やることになっていますが、たまに忘れると週末に一気に覚えるときもあります。

●小3のうちは、暗唱力もあり、文章自体も読みやすいので、そういう形でもできます。しかし、文章が難しくなるにつれて、音読でないと覚えられないようになってきます。また、毎日でないと覚えられないようになります。

 毎日やるというのを子供の責任にするのではなく、子供の継続力をつけるための親の責任と前向きに考えて取り組んでいくとよいと思います。しかし、それが親にとって負担だと感じられる場合は、続けにくい自習を無理にすることはかえってよくありません。その場合は、毎日の暗唱はやめて、もっと続けやすい毎日の読書だけを確実にしていくといいと思います。

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記事 1188番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/2/10
自習は、「自立する勉強」と発想を変える(その2)(生徒父母向け記事) as/1188.html
森川林 2011/03/06 11:41 



 昭和初期までの子供たちは、家で農作業を手伝ったり、家事を手伝ったりして成長しました。これらは、目に見えるノルマも報酬もない単調な仕事です。朝起きたら、当然のように、まきを割ったり、水を汲んだり、玄関を掃除したりしてから学校に行ったのです。こういう毎日の単調な仕事を続けていくことで、成人になってからも自立して持続するという根性が身についていきました。

 しかし、今の時代に、このように毎日同じような家事手伝いを子供にさせることができるでしょうか。家事が合理化された現代では、子供に手伝いをさせるという必然性がありません。昔は、子供が手伝わなければやっていけないほど家事が多忙だったのです。今は、洗濯機も掃除機も冷蔵庫もあるので、子供が何かを手伝わなければ家庭生活が円滑に運営できないような状態はありません。

 今の子供たちが、ひ弱なのは、このように毎日何かを続けるという習慣が家庭になくなったからです。毎日の暗唱や読書の自習は、この根性を育てるための機会だと考えて取り組んでいくことです。毎日の自習をするということであれば、子供も納得できる合理的な根拠があります。気分が乗らないときも、遊びたいことがあるときも、何しろ毎日自習を続けるということは守らせることができます。少なくとも、毎日玄関の掃除をするというようなことよりもずっと守らせやすいはずです。

 そして、このように毎日しなければならないことがあると、子供の生活全体がめりはりのあるものになります。日曜日などは、大人でも朝起きてから特にすることもなくぼんやり過ごしてしまうことがあります。ところが、子供の場合、朝ご飯の前に暗唱ということを決めておけば、その暗唱をしたあとにすぐきちんとした生活を送る姿勢ができます。しかし、ここで大事なのは、自習ができたら褒美をあげるというようなやり方にはしないということです。自習がちゃんとできたら褒美をもらえるということになると、子供の自立心は育ちません。褒美があってもなくても、決めたことを黙々とやるということが自立心です。

 ただし、子供の努力を認めることは大事ですから、親がときどき、「よくがんばっているね」「本をよく読んでいるね」「今日もちゃんとできてえらいね」などと言ってあげることです。このときに、父母で協力して、子供の努力を認めるということが必要です。一方の親が子供の努力を認めているのに、他方の親が子供の努力に関心がないとなると、勉強は続けにくくなります。また、一方の親が努力を認めているのに、他方の親が子供の欠点を指摘してばかりいると、やはり子供は勉強しにくくなります。子供をよりよく成長させるということは、どの親にとっても共通の目標になるはずですから、勉強のさせ方で多少の不一致点があったとしても、「いったん決めたことは続けさせる。そのためには、できていたら褒める、できていなければ叱るということを気長に続ける」ということだけは一致させておきましょう。

 国語の力は、この暗唱や読書や対話のように、日本語を豊かに吸収する生活がなければ決して身につきません。国語力をつけながら、自立心も併せて育てる学習として、親の働きかけが必要な自習をむしろ肯定的にとらえて毎日の勉強に取り組んでいってください。

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