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譲り合いの勉強(facebook記事より) as/1710.html
森川林 2013/01/10 09:37 



 世界各地の猛暑と寒波に比べると、日本は、寒いといってもまだ穏やかです。

 穏やかということに関連して言うと、日本の刑法犯の件数が10年連続で減少したそうです。
 穏やかな国民性というのは、たぶん譲り合いの精神のようなものから来ているのでしょう。

 この譲り合いの気持ちを、勉強に対しても持つことが大事です。
 権利主張型の、他人を蹴落としてでも自分が勝つという勉強は、日本の子供たちには本当はなじみません。
 みんなが喜ぶように勉強するという姿勢がいちばんしっくり来るのです。

 これは、働くことにも似ています。
 働くの語源が、「傍(はた)を楽にする」ことだというのはただの駄洒落だそうすが、そういう由来を聞いて納得する感覚が日本の社会にはあります。

 ただし、傍を楽にすると言っても、それは直接の誰かに向かってということではなく、自分の中にある架空のみんなに向かってということです。

 勉強をするときも、仕事をするときも、そういう感覚を育てていくことが大事なのだと思います。


 今日は、明るい青空に白い雲が浮かんでいます。
 風は結構冷たいのですが、そんな贅沢を言っていられません(笑)。

 今日も、穏やかな気持ちでいい一日をお過ごしください。

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漢字の勉強の目的、勉強の目的(facebook記事より) as/1709.html
森川林 2013/01/09 06:47 



 漢字の勉強をなぜするのかというと、漢字のテストでいい点を取るためでも、漢検に合格するためでもありません。

 小学生の場合は、ふりがなのふっていない少し難しい文章を自由に読めるようになるためです。
 読み方をもう知っている大きい生徒の場合は、書きにくい漢字を使って少し難しいことを自由に考えることができるようになるためです。

 そのように勉強の根本がはっきりしていれば、テスト前の一夜漬けの勉強などしなくてもいいのです。(してもいいけど)

 勉強全体についても同じことが言えます。
 勉強の目的は、勉強力を土台として、自分が自由に何かを創造することができるようになることです。

 ところが、小さいころから創造的な遊びを制限して、勉強の時間を取りすぎている子も、最近は結構多いのです。

 子供は、やる気になる時期が来れば、止めても勉強するようになります。
 その勉強の動機になるのが、小さいころから積み上げてきた創造の喜びです。

 こういう原点の姿を忘れないようにしていきたいと思っています。



 空を見ると、月がだいぶ細くなっていました。もうすぐ新月です。
 まだ寒い日が続きそうですが、少しずつ春の気配が感じられてきます。

 季節にも原点があるとしたら、それはやはり春でしょう。

 今日も原点を大事にして、いい一日をお過ごしください。

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