小学生の子は、誰でも普通に本を読みます。
それは小学生の間は、学校が読書に力を入れているからです。
しかし中に、「読書は学校でやっているから家では読まなくてもいい」と言う子がいるのです。
こういう子は、高校生の読書ゼロ冊の予備軍になります。
読書は人に言われて一応読むというのでは不十分です。
読書が大好きで、本がなければ夜も日も明けないぐらいになっておく必要があるのです。
そういう読書大好きの子を育てる最初の一歩が毎日10ページ読書です。
読書が苦手な子は、最初はぎりぎり10ページ読み終えて、「ああ、やれやれ」という読み方でもいいのです。
本には、読み手を引き付ける力があります。
いつかおもしろい本に巡り会い、1日で思わず1冊読み終えてしまったという日が来るのです。
大事なことは、子供に対する「読書10ページ」の目標を、親の目標にしないことです。
親の目標は、読書大好きの子供を育てることです。
小学校時代の学力とは、算数の計算力でも国語の漢字力でももちろん英語力でもなく、読書力に尽きるからです。
読書は薬を飲むように読むのではなく、美味しいものを味わうように読む
https://www.mori7.com/index.php?e=2289
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子供の今の成績でわかるのは、勉強しているかどうかだけです。
その子がどう伸びるかは、今の成績ではわかりません。
子供の将来の伸びがわかるのは、どういう読書をしているかによってです。
しかし、この読書の差は、目につく機会はほとんどありません。
だから、子育ての基本は、気長に読書好きの子を育てることに尽きると言ってもいいのです。
昔の子供は、よく本屋さんで立ち読みをしました。
それで、はたきで追い払われたり(笑)。
しかし、今はそういう身近な本屋さんがあまりありません。
だから、アマゾンなどを立ち読みできるようにしておくといいのです。
1ヶ月いくらまでは本を買ってよいというようにしておけば、子供はだんだん本を選ぶことが上手になります。
しかも、kindleは6台の端末で共有できるので、同じ本を、兄弟も、両親も、田舎の祖父母も読むことができます。
読書を中心とした生活は、やり方によっては、昔よりもずっと容易になっているのです。
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低学年のころの勉強は、ただしっかりとやっていればいいだけです。
勉強をする習慣をつけることが目標ですから、短時間でいいのです。
決まったことを決まったとおりにやって早く片付けて早く遊びに行くということが大事です。
しかし、高学年や更に受検生になってからの勉強は、ただしっかりやっていればいいのではありません。
勉強をする方向を考えて、勉強の作戦を立てることが大事です。
小さなところでがんばるのではなく、大きな方針を立てることにまずがんばる必要があるのです。
ところが、小学校から人に言われて勉強をしてきた子は、この方針を立てるということが苦手です。
だから、自然に中学生になっても、人に言われた勉強しかしなくなります。
それは、もちろん恥ずかしいことでも何でもありません。
やっていないことはできないのが普通です。
そのときに役立つのが受験勉強の方法に関するさまざまな本です。
夏休み前は、この勉強法の本を10冊ぐらい読んで、勉強の方向のつかんでいくといいと思います。
▽参考記事
「受験生の夏休みの勉強法」
https://www.mori7.com/index.php?e=2377
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小3の6.2週の作文課題は、「カタツムリを見つけたこと」です。
とは言っても、そうそうカタツムリは都合のいいときに見つかるわけではありません。
そこで、カタツムリの生態を知ることが必要になります。
カタツムリは、朝のまだ早いうち、古い建物のコンクリートや板の上を歩いていることが多いのです。
よくアジサイの葉っぱにカタツムリがとまっていることがありますが、アジサイは有毒なので、カタツムリは葉っぱを食べているわけではありません。
カタツムリは、苔やコンクリートのカルシウムを食べているのです。
昔、團伊玖磨さんがエスカルゴを飼っている話を読みました。
それを見た人に、「食べるんですか」と聞かれて、團さんは怒っていました。
飼っているものを食べるなんて、ちょっとできないですよね。
カタツムリも、飼ってみると結構かわいいです。
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今年の読書作文キャンプは、那須高原で行います。
東京から新幹線で約1時間10分。那須塩原駅から車で約30分のところです。
遊ぶところはいろいろありますが、特にたっぷり遊べそうなのは次のようなところです。
読書をして、遊んで、作文を書いて、発表してという「よく学びよく遊べ」の合宿にしていきたいと思います。
合宿所から来るまで約30分のところにあるグリーングリーンという川の遊び場
同じく上流を見たところ
犬を泳がせている人たちもいます。
公営なのでトイレなどは完備しています。
グリーングリーンの近くにある木の俣園地というところ。
きれいな川ですが水はかなり冷たい。
魚釣りをしている人もいます。
周囲には田んぼが広がります。
合宿所から徒歩で行けるところにペニーレインというパン屋さんがあります。
ペニーレインでは戸外の食事もできます。
合宿所から車で5分ぐらいのところにある南ヶ丘牧場。
牧場は入場無料です。駐車場も広い。
食事をするところもあります。
馬やロバに乗ることもできますがそれらは有料。
大人の人は車で約20分のところにある鹿の湯という温泉に行くこともできます。お湯は42度から48度まで。
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夏合宿は、昨年までは海での遊びでしたが、今年は川での遊びです。
水のあるところは、安全に配慮すれば子供にとって最高の遊び場になります。
自分たちの遊びをそれぞれの子が防水カメラで記録して、あとでプレゼン作文発表会で発表します。
この発表会には、家で待つお父さんやお母さんも見学できるようにする予定です。
朝は読書、昼は遊び、夜は作文と発表という勉強と遊びを両立させたサマーキャンプです。
那須高原の合宿は、今年は2泊3日が3回ですが、来年からは回数を増やして誰でも参加できるようにしていきたいと思っています。
そして、将来は西日本の子供たちが参加しやすい場所でも行う予定です。
来年は是非関西で開催して頂きたいです。親子で参加したいです。
関西か中部でできるようにがんばります。
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