暗唱の勉強を始めたものの、途中で難しく感じてだんだんやらなくなるということがあると思います。
家庭学習の長所は自分のペースで勉強できることですが、短所は、親と子の間でなれあいというか、妥協が生まれてしまう場合があることです。
発表学習クラスで、暗唱の練習を選択した生徒は、先生が毎週暗唱のチェックをするので、そういう親子の妥協が生まれにくくなります。
親の方も、ただ「暗唱しなさい」と言うよりも、「来週先生にチェックしてもらうのだから、暗唱しなさい」と言う方が言いやすいですし、子供もその方が納得できます。
また、逆に、親が子供に勉強をさせすぎているようなとき、先生が、「そんなにやらなくていいですよ」と、親子の緩衝の役を果たす場合もあります。
実は、こちらの方が多いような気がします(笑)。
1対1の勉強は、どうしてもやりすぎたり、やらなさすぎたりしがちです。
親と子と先生との二人三脚でバランスよくやっていくのが、これからの子供の勉強のスタイルになると思います。
そのためにも、今後は保護者懇談会や保護者面談をできるだけ気軽に頻繁に行っていきたいと思っています。
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子供がどういうところで賢くなるかというと、それは勉強によってではなく、親子の対話と、読書と、子供自身が熱中できる何かによってです。
だから、家庭学習も、ただ勉強させればいいということではなく、親子の対話に結びつくような形で勉強を進めていく必要があるのです。
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寺オン作文クラス発表学習クラスの5.3週の授業の動画をアップロードしました。
この動画を見て、次の週の予習をしてください。
授業の動画は、youtubeなどを引用しているものが多いので、限定ページに入れています。
ハイパー作文の授業の動画は、特にyoutubeなどの引用はなく授業だけですので公開しています。
▽ハイパー作文中学入試5.3週
https://youtu.be/KxfcCKfcejc
▽ハイパー作文高校入試5.3週
https://youtu.be/m5H6GouoJiA
これは、作文を書くというよりも、実際の入試問題を見て、お父さんやお母さんと話し合うための資料として使ってください。
入試の作文は、生徒の持っている知識だけでは十分な実例が書けませんから、父さんやお母さんと話し合いをすることが、普段の作文以上に大切になります。
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5.3週の予習の動画をアップロードしました。
国語、算数・数学、理科とも「解く問題」ではなく、「作る問題」を中心とした授業です。
百点のない勉強なので、自分でやれるところまでやるという形になっています。
これは、作文も同じで、漢字の読み書き問題は百点がありますが、作文は作る勉強ですからそういうものがもともとありません。
だから、ここで本当の勉強力というものが出てくるのです。
国語と理科は、真の学力と相関の高い教科だと言われています。
確かに、本当の意味で勉強が好きな子には、国語と理科が好きな子が多いようです。
両方の教科に共通するのは、いくらでも想像をふくらますことのできる自由度があることです。
反対に、いちばん自由度がなく面白みのない勉強は、国語の文法ではないかと思います(笑)。
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久しぶりに、森林プロジェクトの交流会を行います。
この森プロ交には、まだ講師資格講座を受講していない方も含めて、森林プロジェクトに関心のある方はどなたでも参加できます・。
参加者が集まった時点で、テーマを決めてテーマ別に分科会形式で行います。
ですから、5、6人の少人数でじっくり話ができるとい思います。
参加される方は、一応コメント欄に書いておいてください。
(既に以前の連絡でコメントに入れてくださっている方はそれでいいです。)
会場は、言葉の森のホームページ→生徒ページ→中庭です。
中庭というのは、Zoomの会場です。
いつでも入れるので、初めての方はテスト接続をしておくといいと思います。
▽日時
5月9日(水)20:30~
▽中庭
https://zoom.us/j/156334327
・カメラはオフのまま参加してくださって結構です。
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日本の教育をもっとよくしたいと思っている方、大歓迎。
自分たちのできることからやっていきましょう。
今後、森林プロジェクトと寺子屋オンラインを結びつけることで、より大きな可能性が広がると思っています。
というのは、寺子屋オンラインであれば、実地の研修などもできるようになるからです。
これからの日本の教育をよくするためには、より多くの人の参加が必要になります。
まだ準備段階ですが、新しい未来の教育を目指してともにやっていきましょう。
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「氷川清話」に、こういう話が載っています。
海舟が若いとき、英語の勉強をしたいが辞書を買う金がないので、辞書を持っている人からその辞書を借り、夜中に全部書き写したというのです。
日中は仕事をしている身です。暖房もない寒い部屋で、夜中にひたすら辞書を書き写し、翌朝、その辞書を借りた人に返し、また次の日の夜中に借りて書き写したのです。
そして、1冊まるまる書き写したあと、それを売って生活の足しにし、もう1冊を自分用に書き写したということです。
私は、これを読んだとき、今のコピー機がある時代だったら、こういう苦労はしなかっただろうと思うと同時に、辞書を2冊も書き写すという気迫が、新しい時代を切り開く力と共通のものだと思ったのです。
このことでよく考えるのは、今の生活には、わずらわしい苦労がたくさんあるということです。
頭で考えれば数秒でわかることが、手で作業をするとなると、何時間も時には何日もかかります。
しかし、これが三次元の世界の特徴です。
私たちは、時間と空間のある世界に生きているので、時間と空間を経過しなければ目標に到達することはできません。
このことが不便であるとともに、これが実は創造の源でもあるのです。
子供たちの勉強でも、頭で考えて理解すれば、今のテストの範囲ではすぐできるようになることが、手で作業をするとなると、長い時間がかかります。
そして、手を使った作業は、時には間違えたり失敗したりします。
しかし、この無駄な遠回りのように見える時間が、本当は、子供たちが勉強を生きている時間なのです。
それは、勉強に限らず、仕事や人生についても言えることだと思います。
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今の時代は、能率が価値あることと思われています。
しかし、能率だけを考えると、結局人間は全部機械で置き換わった方がいいということになりかねません。
能率の対極にあるものが個性です。
個性とは、単に人と違うことではなく、その人がその人として生きる原点のようなものです。
プログラミングの仕事をしていると、ほんのちょっとした変更が、システム全体の大改造につながることがよくあります。
簡単な思いつきを実現するだけでも、すぐに数時間、場合によっては数日もかかってしまうことがあるのです。
こういう経験から、プログラミングは、自分の仕事としてやる分にはいいが、人に頼まれてやるものではないとつくづく思ったことがあります。
しかし、たぶん、将来は人工知能が、こういう面倒なことはやってくれるようになります。
大事なことは、プログラミングの技術を身につけることではなく、思いつきができる人間になることだと言われるような時代が将来やってくるのだと思います。
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言葉の森のスマホアプリは、今回アップルが新しい登録の仕組みにするために、やむをえず終了することになりました。
これまでご利用くださったみなさん、ありがとうございました。
なお、言葉の森のアプリは、ウェブで代替できるものがほとんどでしたので、今後アプリの更新は考えていません。
生徒や保護者や関係者のみなさんとは、ホームページやfacebookやメルマガやオンライン懇談会などで情報交換をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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言葉の森のスマホアプリを終了します。
昨日まで新しかったことが、今日には古くなっているような感じで、世の中の変化はかなり速いというのが実感です。
これから新しく出てくると思うのが、既に何人もの方が言っていますが、自動翻訳で世界中の人が言語の壁なく会合できるようになることです。
だから、これからの新しいトレンドは、特に日本の場合、海外への発信になると思っています。
言葉の森のスマホアプリは、これまであまり活用していませんでした。
それは、私(森川林)がスマホをあまり使わず、ほとんどパソコンで仕事をしていたためです。
将来は、スマホとパソコンを超えたデバイスができると思います。
それは、googleグラスのようなもので、空中に仮想のキーボードや画面があるという形になるのではないかと思っています。
いつごろできるかなあ。
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