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若者が世の中に出る道――エリート、スター、ヒーロー as/5071.html
森川林 2024/05/18 05:25 

ニワゼキショウ



 若者は、世の中に出ることが目標です。
 社会に貢献することは将来の目標ですが、その前に、まず自分が世の中に出ることです。

 そのための道はいくつかあります。
 大きく分けると、エリート、スター、ヒーローです。

 エリートは、既存の組織で上の人に引き立てられて、自分も少しずつ上に行く道です。
 安心できる道ですが、時間がかかります。

 スターは、みんなの人気に支えられて一気に上に行く道です。
 短期間で頂点に立つこともありますが、その頂点を支えているのは、大衆の人気というあてのないものです。
 年齢を重ねても、人気を蓄積することはできません。

 ヒーローは、自分の力で世の中に出る道です。
 不確かな選択ですが、その苦労が自分を成長させます。
 そして、いろいろな失敗や成功があっても、結局、時間がたつほど、自分の中に蓄積が生まれます。

 だから、若者は、ヒーローを目指すべきです。
 苦しいのは、最初のうちだけです。
 その苦しいのを、楽しい苦労だと思ってがんばればいいのです。

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森川林 2024/05/17 04:46 

チガヤ



 子供が本を読んでいれば、お母さんお父さんは安心するかもしれませんが、その本の中身が大事です。

 小学校低学年の子で、いつまでも絵本のような本を読んでいる子がいます。
 ほのぼのとした内容で、いい本なのですが、それだけで終わっていては、読書力はつきません。
 小学校低学年の子は、字の多い本を読む必要があるのです。

 小学校高学年や中学生、高校生で、いつまでも物語文の本を読んでいる子がいます。
 物語文は、楽しく面白く読めますが、それだけで終わっていては、思考力はつきません。
 小学校高学年以上の子は、説明文、意見文の本を読む必要があるのです。

 ところが、説明文、意見文の本を読むと、途端に読書量が低下する子がいます。
 その理由のひとつは、読む力がついていないからです。
 もうひとつは、読み方のコツを知らないからです。

 物語文は、ストーリーに引っ張られて最初から最後まで読むことができます。
 しかし、説明文、意見文は、ストーリーがないので、途中で読むことに飽きると、そこで止まってしまうことが多いのです。

 説明文意見文の読書で大事なことは、面白くないところは飛ばし読みをして、面白いところだけを読むことです。
 そして、できるだけ、いいと思ったところに傍線を引いて読むことです。

 しかし、漠然と飛ばし読みをすると、どこまで読んだかわからなくなるので、結局最後まで読み切ることができなくなります。

 付箋読書という方法は、説明文意見文の本を読むのに役立ちます。
 この方法で読めば、複数の本を並行して読むことができます。
 また、読みかけでしばらく読まなかった本でも、すぐに再開することができます。

▽「付箋読書の仕方」
https://www.mori7.com/as/1367.html

 しかし、私は、いくらこういうことを説明しても、やる子はほとんどいないだろうという気がします。
 人間は、習慣をなかなか変えられないからです。

 例えば、話は変わりますが、玄関では靴をそろえて脱ぐということや、席を立つときは椅子をしまって立つというようなことは、簡単なように見えますが、定着させるのに子供でも1年近くかかります。
 大人は、たぶん、ほぼできません(笑)。

 そこで、将来的に考えているのは、読書クラスです。
 難読クラスと言ってもいいと思います。
 難読検定とセットにする予定です。

 そのクラスでは、学年相応の難しい本をばりばり読んで、読んだあと、みんなでディスカッションをするのです。

 ただ、そのための読書のリストを作るのに時間がかかるので、スタートは少し先になります。

 いい本でも絶版になることがあるので、kindle化された本が中心になります。

 そのうち、本のリストを作るための研究会を立ち上げたいと思っています。

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